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2005年09月16日

「わた」のコメント

同氏サイト「電影駄目虫超(それにしても、これほどになく「実」を表すサイト名となってしまったもんだ)」に9/14付けで出されたコメントについては、2日経過してあちこちで語り尽くされているが、感想(あくまで)など。
言い訳にすらなっていない文が、さらに燃料投下する結果になっているのは私も同感だ。
なまじ文中に「おわび」という言葉が入っているので謝罪文として読んでしまうから腹が立つ、というのもあると思う。
文中にあるように、これはあくまで「わた」の「状況の(都合のいい)報告」にすぎない。
文中に何が書かれ、何を(おそらくは意図的に)書いていないか。
誰に対しての詫びやコメントで、誰を無視しているか。

それがはっきりと分かる仕組みになっている。
勿論、内容については緘口令や検閲があったであろうことは想像に難くないが、ここまで本来言及すべきことを回避しているというのは、まあ腹の中がハッキリわかっていいかもしれない。

「わた」の存在は、この問題の根源(今となっては元凶と呼ぶほかはない)でありながら、矛先の対象としてはすでに幹ではなく枝葉といっていい。彼女が何を今更表明したところで、avexの商品プロジェクトは転がりだしているからだ。
オーディエンスが彼女のコメントで読みたいのは、他でもない「モナーとのまネコの関連」「フラッシュのキャラクターはどの時点からのまネコなのか」なのだが、実に見事に「モナー」どころか「AA」という単語を一言も使っていない。
ただ

7月27日時点で私の持っていた「のまネコ」の著作権は、全て有限会社ZENに譲渡されており、

とだけの記述があり、これだけ読む分には「ハナっから私のオリジナルだもーん」という印象を強く受けざるを得ない。

また、「のまネコ」の著作権使用料としての収入は現時点で一切発生しておりません。
今後も「のまネコ」に関するお金は一切受け取りません。

まあこれはよくある「買い切り」の契約を結んだものと考えられる。
「わた」はデザイナー(と書くだけ腹立つが)というだけでなく、「訳詩者」としても、歌詞カードやカラオケ画面などにクレジットされているのが確認済み。(空耳を訳詩っていうのもものすごくヘンだが)
「のまネコに関するお金は」とあるが、「この曲に関するお金は」とは書いてないので、その印税(?)は…という疑問も浮ばない事もないが、別に「わたが金儲けする」こと自体に腹を立ててるわけではないのでスルーすることにしよう。

このような騒動の渦中にあった事を踏まえ、flash★bomb'05への参加はふさわしくないと判断し、
お招きくださいましたMUZO様には大変申し訳ないと思いますが、辞退とさせていただきました。
楽しみにしてくださったお客様を裏切る行為となってしまいますこと、お許しください。

前にも書いたが、同イベントへの「参加」は、「出品」であって必ずしも「作者が顔を出す」ことではなかったはず。騒ぎがココまで大きくなってはオフライン参加は見合わせるのが上策だろうが、自分にやましい事がなく、作品を作るものとしてプライドがもしもあるのなら、堂々と出品して上映すればいいのでは。これはホント素朴にそう思うのだが。
かえって被害者面がイヤミですらあるぞ。
(同イベントは、この決定を受けて受付期日を限定して払い戻しを行っている。また、MUZOのコメント+が出たのは、わたのコメントとほぼ同じタイミングだったというのもいろいろ含みがありそうではある。見解もずいぶん日和見的に変わっているし…)

今回の騒動を受けまして、「電影駄目虫超」とリンクをしていた複数のサイト様や、
私自身と交流のありました方々に多大なご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。

今回の更新でトップページ以外のコンテンツを閉鎖したようだが、まあこればっかりはWeb管理人として遅きに失したと思う。友人のサイトが一時閉鎖になったり、「わたが所属しているのでは」「この写真がわたでは」という誤認情報のためにえらく迷惑していた劇団サイトなど、勿論突撃したり荒らす奴が一番バガヤロ様なのだが、早いうちにリンクの処理をするか、「無関係です」というコメントを出すべきだったろう。
まあそれにしても人として当然の謝罪ではある。
謝罪の対象がそれだけにとどまっているのが、火にアルコールを注ぐような状況に繋がっている。
私は、「2ちゃんに謝罪せよ」とは思わない。
「AAやフラッシュを楽しむ全ての人と職人さん」「モナーと誤認してCDを購入した人」に対して謝罪、もしくは真摯なコメントがあってしかるべきだと強く思う。

いまさら「あれはモナーです」とは口が裂けても言えないだろう。
「オリジナルキャラ・のまネコ」としてavexに買い取ってもらった以上は、「実は…」ということになれば、詐欺を行った事になる。また、もともと黒フラッシュを作って公開していたという負い目も大きいだろう。
が、緘口令があるならあるで、「申し訳ないがここまでしか書けない」というニュアンスを上手に混ぜ込めばもうちょっと違った反応を得られたとも考えられるのだが…単に文章がヘタクソなだけかもしれないとも思ったりして。

投稿者 zerodama : 2005年09月16日 23:12

コメント

もういいだろ

投稿者 わた : 2005年10月29日 03:57