« 歴史は勇者に作られる | メイン | アイダダ アイダ »

2005年04月21日

ネタだと言ってよ第2弾

毎日ニュースを見るだに鬱になる反日運動関連。毎日読んでいる「天漢日常」で色々まとめられるものを読む。当局の対応の裏にある背景(例えば、上海で小手先の賠償策が出たのは、同地で開催されるアジアモーターショーへの危惧だとか、ODAの件とかいろいろ)なども示唆されたり、また現地に住んでいる邦人のBlogやコメントなどもまとめられていて分かりやすい。
今日同サイトで読んだ文章、これはヤフー掲示板の書き込みらしいのだが、
中国旅行はしばらくオススメできない 刻みゴキブリ入りの料理を食べさせられた在華南日本人駐在員の経験」(飲食中の人にはオススメできないっす)
もうホントになあ、ネタであってほしいんだけど、真に迫ってるんだよなあ…
料理といえば、各地中華街に住む華僑の人たちとかは、今回のことをどう思ってるんだろう。
各方面で叫ばれている通り、5.4がヤバいのは確実だし、キャンセル料を払うハメになっても今旅行するのは文字通り自殺行為だと思う。行ったところで、おそらくホテルにこもりっきりになるか、観光に行けたとしてももうビクビクし通しでどうしようもないだろう。
旅行ならば回避すれば済むことだが、現地でとんでもない不安と不便に精神を蝕まれながら暮らさなければならない駐在員の方・留学生の方たちは本当に辛い日々を送っていると思う。正直、死人やレイプがいつ起こってもおかしくないような状態に思える。どうか不幸な犠牲者が出ませんようにと祈るほかは無い。
多くの日本人が中国観光を取りやめ、本来落ちるべき金が落ちなくなるわけだが、中国経済にとっては些少なんだろうなあ。

中国について思うところは色々あるけれど、こうした動きがエスカレートすればするほど小手先のごまかしが効かなくなり、国際的にもその酷さが伝わりつつある(現にびびって小手先で色々やり始めているようだが)。少しずつ報道が広がっているようだが、どのくらい伝わっているのか…
確実に言える事は、こっちが何もしなくてもあっちがみっともないことやり放題なのだから、日本人のほうから同じような行為をすることはない、ということだ。大方が右翼団体の行動のようだが、中国関連の施設や店にイヤガラセ・破壊活動をしたところで、相手と同程度に見られるだけ損ということに何故気付かないのだろう。腹立つ気持ちはわかるけど。
現に、被害の規模が全然違うのに、相手は鬼の首を取ったように「破壊活動の謝罪と賠償を」とかふんぞり返っている。
通常の犯罪と同様に、物を壊したり人を傷つける奴はふん捕まえる、損害賠償はちゃんと負わせる。悪い奴はフツーに罰して、激昂のあまり反社会的な行動に出るものは諌め・ダメなものはダメと言う。これが「法治国家」であり、日本人はそれが普通の感覚として生活できる、ということを示せばそれでいい筈だ。相手の無法さ・民度の低さがますます際立つ。日本の地で私たちができることはそれしかないと思うのだ。

それにしても、FFに続き、ROまでもDDOS攻撃に遭ったとのこと。道理で昨日やたらと鯖は落ちるわ、復帰しようとしたらパッチサーバーには繋がらないわで閉口したわけだ。こうやってちょっとでも私らがイヤな思いをすれば、彼らは楽しいのかなあ…楽しいんだろうな…
ROは日本発のゲームでもないし、管理会社も孫系列なんだけど、そんなことは関係なくて、より多くのユーザーにイヤガラセできればそれでいいんだろう。

投稿者 zerodama : 2005年04月21日 00:01

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://zerodama.s1.xrea.com/zlog/mt-tb.cgi/76

コメント