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2005年05月13日

つまり時は止まらない石ころ

本日、故・玄機先輩の命日。
彼女のサイト「INSTANT SHANGRI-LA」は今もそのままにあり、たとえ消えたとしても、私のブックマークからは永遠に消えないだろう。
トップページの愛猫の安らかな寝顔が、彼女のそれだと思いたい。
去年の盆、ご実家の仏壇に、お花をあげに行った。「大道寺さんが来て下さったわよ」「綺麗なお花をいただいて…」と遺影に語りかける母君に、胸が詰まった。なんだか、ご両親に辛い思いをさせるために行ってしまったような気がした。
4ヶ月違いの彼女はもはや年をとらず、来月がくれば私は彼女の歳を追い越してしまう。
瑣末な事に気を使いすぎて、彼女に残されていた時間のうちに会いに行けなかったことは、私の一生の後悔であり、後悔し続ける事しかもう残されていない。
命日にお花を持っていくことはできなかったが、近日仕事で山形に行く機会ができそうなので、お寺に行ってこようと思っている。

タイトルは、彼女に聞かせたかったムーンライダーズの新譜より「ひとは人間について語る(作詞・作曲=かしぶち哲郎)」の一節より。

投稿者 zerodama : 2005年05月13日 23:55

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