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2005年05月24日

いいもの食ってるなあ

給食食材業者が持ってくるサンプルの一部を、義妹が持ち帰ってきたので、夕食メニューにプラスして試食。
どの業者も競争の中で色々新商品を出して頑張っているようで、なべてどれも美味しい。
酒田市の小学校給食は、一括センター調理ではなく、学校ごとに栄養士が献立を組み、給食室で調理員さんが作ってくれる。だから業者もそれぞれの栄養士に営業しなければならない。
実家のある山形市は、小学校~中学校までセンター調理のものを盛り分けるもの(メニューも、量を増やす形で持ち上がるだけ)だったので、話を聞いてなかなか贅沢&新鮮に感じた。

特に点心系のものが美味しかった。ニラ饅頭の皮がもちもち、それでいて焼くと表面はサクサクで、本当にヘタな店で食うより美味しい(ダメな店の点心は本当に悲惨だ)。今のお子さんは小さいころから外食する機会が多くていいもの食べているので、それにアピールするためか、メニューにも趣向を凝らし、一方では野菜や魚など敬遠されがちな食材も上手に使っていて、実によく出来ている。
義妹の話を聞いても、定期的にバイキングメニューにしたり、地産地消や伝統食・行事食など盛り込んで、羨ましいほどの充実ぶり。私たちが小学校時代に米飯給食が始まり、ソフトメンやら材料練りこみパンなどの工夫が凝らされた時期ではあったが、ずいぶん進化していると実感させられる。
一方で、料理をしない家庭や親も増えていて、「給食で初めて味噌汁の味を知った」という子もいたりするらしく、そういった児童にコンビニ弁当やスーパーの惣菜以外の味・食材を教えるという大きな役割も担っているようだ。

投稿者 zerodama : 2005年05月24日 21:30

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