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2005年06月12日

酒田市新井田町「福の家」

「黒ごま担担麺」が売りと聞き、タンタン好きとしては見逃せず行ってみた。
まだ新しい感じの店。キレイで明るい。

私は「黒ごま担担麺」、相方はチャーシュー麺大盛り+餃子。
大盛りは、同料金で1.5倍か2倍かが選べる。相方は2倍でチョイス。洗面器のようなドンブリで来襲。

「黒ごま担担麺」、なかなか美味しかった。本当にすりごまが豊富に入っていて真っ黒。どこまで食ってもゴマ。
ゴマ構成がチーマージャンのみではないので、圧倒的なゴマ量のわりには、むしろ驚くほどあっさりした味の印象(練りゴマオンリーだともっと油分でコッテリしているので)。個人的にはもっと辛くてもいい。色々注文時に融通ききそうな店なので、言えばしてくれるかもしれない。
(別メニューで、辛さ増しの「坦担担麺」というのもあった。辛味アップで値段もアップする店が多い中、値段が普通の担担麺と同じなのは嬉しいところ。これのゴマ版もほしいなあ。)
ゴマは良質の洗いゴマを使っているということで、エグ味などはほとんどなかった。担担麺は食べててむせる時があるのだが、この黒ゴマはさらにむせ気味かも。ゴマがペーストではなく微細粒だからなのだろう。
ともあれ、この量と質で750円はリーズナブル。
これまで、ゴマゴマした担担麺を食べたくなると紅虎餃子坊しかなかったのだが、何しろあそこは高くて量が少ない(とはいえ大盛りもない)ので、近くで安く食べられるのは嬉しい。今度は普通の担担麺も食べてみようと思う。

<気配りが細かくて良いと思った点>
・坦々麺には、普通のレンゲと一緒に、穴あきの小さめ金属レンゲもついてきた。
 ひき肉・コーンの入ったラーメンだと、どうしてもスープを全部飲まない限り具をすくい切れないのだが、これがあると(特に女性には)助かる。
 ちなみに、これで具をすくうと、一緒に底のほうにあるゴマもすくえる。そのくらいゴマゴマしている。
・ジンギスカンの時に出てくるような紙エプロンが用意されている。
 特に坦々麺はスープ・ラー油が衣服にはねるのが気になるところ。女性のみならず、スーツ姿で昼食を食べに来た男性にも便利なのでは。

あと、これは気配りではないが、「替え玉が出来る」店は酒田では珍しい。

 チャーシュー麺のスープは、「普通」という印象しか残らなかった。特に欠点もないと思うが、訴求力も低いかなあ。相方が言うには「めちゃくちゃしょっぱいチャーシューが混ざってた」らしい。
 この店の親方は以前「味好」で働いていたそうで、そう言われるとなんとなく醤油系の味は似ているような気も。チャーシューは巻き込みトロリ系。
 餃子は6個。味・値段ともに普通。
 カベに張ってあるメニュー板と、手書きポップのメニューが混在していて、少し分かりづらく、店内をあちこち見回さないといけない。
 まだメニュー的に過渡期にあるのかもしれないが、卓上に一まとめにした分かりやすいメニューがあれば、ありがたいと思う。
 恐らく坦々麺を主力武器にしていくお店と思われるので、大事にしたいかも。

 場所は新井田町の郵便局の裏手。

ところでこの坦々麺の圧倒的な黒ゴマ量、食べた事は数時間後に再び実感する事になるだろう(多少婉曲な表現にしておりますので察してください)。


いやー、私もビックリしたもの。

黒いの。マジで。

投稿者 zerodama : 2005年06月12日 15:41

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