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2005年06月14日

あたたかい人の情けに

「避けもせず、腕力も無く、命中だけはあって時々クリティカル」な私のBSもなんとかレベル81になり、パンダカートを引けるようになった。
相方からの販売委託物「古木の枝」30本を受け取り、さあ露店を開こうとしたその時。
肝心のブツがカートの中にない。
いくらさがしてもない。

商人系が露店を開いて物を売る場合、アイテムを「所持品」ウィンドウから「カート」ウィンドウにドラッグ&ドロップで移動しなければならない。
このとき、カートウィンドウに達する前にアイテムを謝って落としてしまうと、地面にアイテムを捨てた事になってしまう。
捨てたアイテムは、数十秒誰も拾わなければ消滅する。
まして人の多い首都のメインストリート、誰かに拾われた可能性が高いが、返って来るとも思えない。
一本26000zで販売する予定だったので、代金を相方に渡して弁償する。(ここらへんはクールな関係なので、夫婦と言えどもキチンとするのだった)弁償額よりも、「プレイして1年も過ぎたのにこんな初歩的なミスを、しかも委託品でやっちまった」ことに落ち込む。

ダメモトで、落としたと思われた場所に戻り、
「ここで枝30本拾われた方いませんか?」
というタイトルでチャットを出してみる。
勿論ダメモトの半泣きだ。

しかし数分もしないうちに入場音。
なんと、その時拾ってくださったプリさんが再び通りかかり、入室してくださったのだった。
もう本当に諦めていただけに、涙が出るほど嬉しかった。
「これからは気をつけてくださいね~」と優しいプリさん。
あいにくお礼にできる気の効いたものも無かったのだが、辛うじてカートにあったエルニウム原石をせめてものお礼にお渡しする。

何かと荒んだ話題の多いROで、暖かい人の情けに感涙した一瞬だった。

投稿者 zerodama : 2005年06月14日 10:46

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