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2005年06月27日
続・新ワイルド7
ぶんか社の新ワイルド文庫シリーズもこれで最後。エピソード3つ入ってるのでかなり厚い。
クロスがちょこっとだけ登場するのだが、顔つきが変わりすぎてて別人。
もっとはっきり言うと、どこからどう見ても故・八百そのもの。
そんな感じで、望月先生のおおらかさが炸裂。新ワイルドメンバーに対するかなりの「どーでもよさ」が見て取れる次第。
「魔都ベガスを撃て」では、メンバーのほとんどが現地(アメリカ)調達ということで、さらにどーでもよさげなキャラクターが登場して、レミングスのごとくにバタバタ死んでいくのだが、「ラスベガスで飛場ちゃん大暴れ」というアクションの楽しさ、いつもに輪をかけた派手さがやっぱり楽しいんだよなあ。
「どうでしょう」を見て以来、「巨大アミューズメントホテル群のショーは見てみたいなあ」という思いがあるのだが、それがいっそうそそられる。ベガスのあちこちで取材したというのが活かされていると感じた。
なんだかんだ言いつつも、この復刊のおかげで楽しい数ヶ月間だった。
今まで入手しづらかった「新・ワイルド」を通しで読めて満足しているので、これ以上(中途半端なものでなければ別だが)続編とかもなくていいかな、という気がしている。
同時に、「新」を読み通してみて、「やっぱり元祖メンバーは魅力的(もちろんユキまで含めて)だったなあ」という感を強くしたのも事実。
だからといって、キャラの死やストーリーを全てリセットして「マッドブル2000(ダイザブローもペリンも生きていて、パラレルワールド的な作品なのだが、話がメチャクチャな上に、ダイザブローハヘタレでペリンがただのバカ女orz)」みたいなものを作ったりは、間違ってもしないでほしいっす。
投稿者 zerodama : 2005年06月27日 00:45
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