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2005年07月12日

大陸ビール

ここのところ1日2日かな?
中国の重慶商報が、
「中国産ビールの実に95%は、生産の途中に有害なホルムアルデヒドを添加している」
という記事を出し、それを元にした中央日報の記事が話題になっていた。
「天漢日常」のエントリー
天漢日乗: 中国でビールを飲むと頭痛がする理由 (その3) 
によれば、
韓国では中国産のビールを回収し、それに中国にビールメーカーが猛反発しているとのこと。

中国産で日本でも広く流通しているビールといえば、名門「青島ビール」。
「残り5%の高級品種に青島は入っているのだろうか?」と心配した向きも多いようだが、記事によれば

青島ビール、華潤ビール、燕京ビールの中国三大ビールメーカーは南方日報の取材に対し、「報道は真実ではない」「ホルムアルデヒドの使用はずいぶん前に取りやめた」「生産過程でホルムアルデヒドが発生するということと生産途中で加えるということは別の話」などと反発している。

とのこと。

中国ビールの廉価ブランドがどの範囲で流通しているのかあまり知らないのだが、消費するのは大半が中国人なのだろうか?であれば、健康被害は当の中国人がもっとも濃厚に受けることになると思うのだが…

実は最近、韓国製のビールをよく買っているので、このニュースを聞いて真っ先に「韓国産のは大丈夫なのかな?」と思った。いち早くこうした行動に出るところを見ると、少なくともホルムアルデヒドについては安心してよさそうなのか?
購入しているのは、「やまや」にて缶の「Hite(ハイト)」ビール。
日本の発泡酒と同じ価格帯で購入できるが、れっきとしたビールだ。
最近では、日本のビールには、コーンスターチやら穀類やら米やら、とにかく余計なものが入りすぎていて好きになれない銘柄が多いのだが、ハイトは麦芽&ホップのみ。原料で言えば、エビスやモルツ級なのだ。
苦味とコクがしっかりした、「言われたとおりにまじめに作りました」というビールの味。なんとなく昔のキリンラガーを思わせる、優等生的なピルスナーだと思う。
そりゃ飲み比べればエビスの方が美味いと思うが、この味で発泡酒と同じプライスなのだから満足度が高い。(もっとも、日本のビールや発泡酒が高いのはメーカーのせいではなく政府の横暴なのだけど)
この間はやまやでハイト黒も発見。早速飲んでみた。
実はその前に、久々にギネスドラフトを飲んだら、別物かと見まごう程にコクも甘さ苦さも弱く、二人で顔を見合わせて「薄っっ!」と声を上げて絶句&ガッカリしていた矢先の事。
すっかり変わってしまったギネスよりも、安いハイト黒のほうが断然好みで美味い。
その事実が嬉しいやら悔しいやらで複雑な思いをさせられたほどに良い出来だった。

正直、半島の人のファビョファビョな言動や考え方は大嫌いだが、料理とハイトとチャングムだけは別腹ってくらいに評価してるビールなので、これからもマジメに作っていって欲しいなあ。

まあ韓国は韓国で、生ゴミ餃子とか色々問題が潜在しているけれど…
同時に、中国の食品がらみでは海産物、野菜などヤバい事柄が山積みだし。

あと晩酌には、言うほどビールは飲んでいない今日この頃。
焼酎か自家製梅酒、時々シェリーやウイスキーくらい?
自分で信用が置ける・生まれ育ちが確かだと思えるものを飲み食いするのがやっぱり一番だなー…と思う。近海の魚や地場の野菜だから安全だとも言えない世の中には違いないが。

投稿者 zerodama : 2005年07月12日 23:53

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