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2005年05月16日

安易だなあ

ネタがあまりにも浅いものばかりでツマランと思い、ずっと見てなかった「トリビアの泉」で、

「原哲夫の描いたサイボーグ009はケンシロウそっくり」

という、いっこもヒネリのないネタが取り上げられたらしい。
これ、石ノ森ふるさと記念館(石巻の萬画館のほうではない)に展示してある、漫画家45人が原則的に石ノ森キャラを描いた扇子のもので、私も以前レポートを書いたりしたのだが、開館以来、来館者のほとんどが突っ込まずにはおれないシロモノ。んで、web上にも関連の記述がたくさんある。
そんなもんで「71へえ」かいな;
しかもタイトルが直球というか当たり前すぎ。
その上最後は「いつの日か原哲夫先生の筆によるサイボーグ009が読めますように」という実にナゲヤリなコメントで締められていた…ってオイコラ。
ファンにとって009の完結問題は、20年以上も前からリアルタイムで気になり続けているデリケートな事項だというのに、軽軽しく言ってくれるなあ。

しかし自分のレポート(気が付けばもう5年も前なのか…)を久々に読み返してみたが、平ゼロにかける期待があまりにも大きいのを見て目頭がヤケドしそうに熱くなった。まさかあんな目(深海の悪魔とか悪の化石とかシリーズ構成とか主題歌とか)にあうとは、この頃は予想もしていなかったのだ。嗚呼。
それぐらいこのパイロットフィルムが良かった(本編のどの話よりも)のだ。本当なんだったら。

投稿者 zerodama : 2005年05月16日 21:53

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