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2005年07月11日

ComicBaton

NAPORINさんからお受けしたComicBaton。
お答えが遅くなってしまい大変申し訳ございません。

# Total volume of comic on my Bookshelf(本棚に入ってる漫画単行本の冊数)
ある意味一番しんどい質問だったかも。
棚一つに二段に入れて50~60冊ぐらい。
マンガ入りの書棚の数を数えるとおよそ45段なので、単純に掛け算して2200冊くらい?かな。
とても正確な冊数を数える気力がない;
実家にもいろいろ200冊くらい置いてある(ドカベンだのスケバン刑事だの)。
これでも結婚する時にけっこう処分したのだが。

# Comic thought to be interesting now(今面白い漫画)
基本的にあまり雑誌チェックはしてないっす。続き物も単行本で読んでます。

・「Moonlight Mile」 太田垣康夫
 最近ツライ展開が続いているので、読むのが精神的にきついのだが…内容と画面の濃さは凄み溢れる。単行本でまとめて楽しむので、「あえて雑誌はガマン!」と思わせる作品。

・「花引き」 小池一夫・ふんわり
 飛距離のでかい小池マンガの中でも、キチガイ度がハンパでないマンガ。
 絵師に画力はともかく迫力が欠けているのが残念だが、その欠けている分を話のメチャクチャ具合で補填しており、結果誰にも止められない状態に。世界唯一の「えいこーらマンガ」。

・「ゲッターロボ」シリーズ 石川賢
 「アーク」の続きがいつか描かれるはずと信じているから、あえて「今」に分類した。私の中では「ゴウ」以降はちょっと…なのだけど、ゲッターシリーズはやっぱり不滅。何回読んでもこれが「てんとう虫コミックス」第一期生だったという事実は驚異的だ。
 登場時のリョウとハヤト、そして敷島博士にグッとくるかどうかが、「石川賢リトマス試験紙」だと思う。なんてニッチな試験紙。

・上野顕太郎のマンガ
 「帽子男」シリーズが代表作だが、とにかくなかなか見かけないんだよなあ~…次に作品集がまとまるのはいつの日か。

・「鬼堂龍太郎・その一生」 田中圭一
 主人公より、春川専務とかロベスピエール大越先生などのキャラがいい味出しすぎ。

「誰も寝てはならぬ」 サラ・イネス
最初はラブストーリー成分が前面に打ち出されていて今ひとつパワー不足かなと思ったが、それぞれのキャラクターの味が出てきてからイネス節が力強くなってきた。セリフやナレーション(というよりはツッコミ)の文字が手書きでなく写植になってしまったのが残念(以前は総手書きで、あの文字がよかったのだが)。
キャラとしてはマキオちゃんとかヤーマダ君とか、要するに恋愛パートに絡まなさそうな人々が好きだなあ。

# The last comic I bought (最後に買った漫画)

・「続・新ワイルド7」 望月三起也
・「無限の住人」18 沙村弘明

 惰性で購入。主人公の卍さんが中表紙にしか登場せず。もはや神山なみの存在感に。
・「ワンナウツ」14 甲斐谷忍
・「鉄腕バーディー」9 ゆうきまさみ
・「炎の筆魂 三之拳」 島本和彦

# Five comic I read to a lot, or that mean a lot to me (よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画)

・「人造人間キカイダー」 石ノ森章太郎
 「009」と迷ったのだが…「見事に完結している」という完成度でこちらを。コウモリ男のエピソードが好きだったなあ…
 小学校の時に買った朝日ソノラマの愛蔵版で所有しているのだが、愛読しすぎて崩壊しはじめている。ヤバイ。
 石ノ森の「境界で悩めるナイーブヒーロー」の真骨頂であり、ファーストシーンからリンクするラストシーンは絶品すぎ。アシ絵が目立つのが残念だが、作画に関しては「石森プロ」作品と割り切るのが吉なのかな。

・「デビルマン」 永井豪
 これと「けっこう仮面」の2作で、今後どんな駄作をタレ流し続けようとも、永井豪はマンガ家としての使命を十分に果たしたと思う。本屋で立ち読みし、ラストの巻でショックと感動で動けなくなるという初めての体験に出会った。

・「電波オデッセイ」 永野のりこ
 もしも思春期にこの作品と出会っていたら、私の人生どうなっていたのだろう、と思わせる傑作。心が痛むシーンが多く、精神状態や個人的体験次第ではかなり鬱になっちゃったりする(鬱状態だと、ヒーリングよりも中盤の展開で受けるダメージのほうがでかかったり)のだが…すげこまのような超科学が出てこない分、キャラも読者自身も、永野のり子のテーマである「みんな以外の自分」と真正面から向き合わされてしまうのだ。
 「すげこま」を愛読していた方は、甲ちゃん再登場にグッと来るものがあるのでは。

・「極道兵器」 石川賢
 骨の髄から痺れるような石川賢グルーブをしゃぶり尽くすならこの作品だろう。主人公の物騒さ、加減を知らない人体改造、独りよがりな義理人情の暴走、むやみな銃火器、「そんなセリフ言わせちゃうか~?そしてやっちゃうか~?いいの?私はいいけど!」な物騒で不謹慎発言の連発。石川賢の魅力の全てが凝縮している。誰かに石川賢を勧めるならコレを選ぶだろう。入門にして真髄。

「超感覚ANALマン」 安永航一郎
 安永航一郎の商業誌作品では誰もが認めるK点越え過ぎの作品。
 全体を見ると「頑丈人間スパルタカス」の方が好きかも知れないが、なにしろ1巻以降がいまだに出ていないので比較しようもない。
 2巻発売のめどは一向に立っていないようだが、いつかはと信じて待ち続けている。
 そういう意味もあって思い入れが強い一作。

# Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5名)
・ふらここさん(mixi)
・関ステレ夫さん
・1031さん
・にぼしのすけさん(mixi?)
・ひげ蔵さん(mixi)

バトン企画には色々賛否両論があって、お好きな方もそうでない方もいらっしゃると思いますので、お好きでない方はスルーなさってくださいませ。もし乗っかってくださるという方はよろしくお願いします。

投稿者 zerodama : 2005年07月11日 12:56

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コメント

うわー!うれしいです。迅速な対応ありがとうございます。
今現在は情報収集力が弱く、特に少年・青年方面が弱いので(ワイルド7とか超人ロックとか高校と大学時代は所有していたのに。かあさん、私のワイルド7どこに捨てたんでしょーねッ)いつも情報源にさせて頂いています。
これで一つの決定版ですね。しめしめ。未読分から折に触れチェックしていきたいです。

投稿者 NAPORIN : 2005年07月11日 14:05

いやもうほんとに、遅くなってしまいましてすみませんでした。(その上お名前の表記まで間違っていてごめんなさい。修正しました)

>ワイルド7と超人ロック
処分されてしまったのですか…なんて不憫な…もしかして少年画報社・少年キングコミックス版でしたらさらにナムーです。
ワイルド7は、正編は実業之日本社版(昨年刊行なのでまだ普通に入手できます)・続編は今回のぶんか社の文庫でほぼ完全にフォローできると思います。非常にいい形で編集された愛蔵版が出て、本当に良かったです。徳間から出たコンビニ版も非常にマニアックな作りで評価が高かったのですが、途中で刊行が止まってしまって…ホントに徳間は(結果的にではありますが)中途半端で罪作りな仕事をしてくれますよ(タメイキ)。

投稿者 大道寺零 : 2005年07月11日 16:45

処分されてしまった「ワイルド7」と「超人ロック」に反応して!

私も嫁に行く時に実家に置いてきたら処分されました(涙
「超人ロック」なんて同人誌の方です(号泣
私の母の年代はマンガの同人誌の価値なんてわかりませんからね。
もっとお宝物の同人誌も処分されてしまったようですが、怖くて確認していません…

投稿者 よむよむ : 2005年07月11日 23:08

「超人ロック」

やヴぁい。

化学反応してしまいそうな自分を必死に抑えています。
上京して真っ先に紀伊国屋に行き、「作画グループ版」を買い求めたのはいつのことでしたでしょうか。…かあさん。

バトンはもちっと先になりますけど。ちゃんとやります。はい。

投稿者 ひげぞう(XS41です) : 2005年07月12日 01:48

あ、けっこう「超人ロック」に反応する人がいるぞw

>よむよむさん
うわー、しかも同人誌版…って、昔なつかし「グループ」ですか。って反応しちゃいますけども。
ロックの版権も、あっちゃこっちゃ行ったりきたりでよくわかんないことになってますよね。ビブロスが文庫出したときにはビックラしましたが…
青林堂がオンデマンド版出して、今はまたアワーズで連載中…でしたっけ。

と思ったら、ひげさんも作画グループ版を…確かにアレは、地方では入手しづらかったですよね。

ところで「ロック」と聞くと、「スターシマック」も思い出してしまう私は人のこと言えませんわ。

投稿者 大道寺零 : 2005年07月13日 03:00