« 電車男 | メイン | 水出しコーヒー »

2005年07月09日

その曲は!

朝食を食べながら「ウルトラマン」を流して見ていた。
食器を洗いながら、男児向けキャラクタープリント下着のCMの音に、思わず振り返って画面を凝視した。別にリトルボーイのリトルパンツとかリトルサムシングが見たかったわけではない。

CMのBGMが、あの「超光戦士シャンゼリオン」の、あの「ザ・ブレイダー」の登場の時にかかる、あの曲だったからだ。
分からない人にはさっぱり分からん話題で恐縮だが、↑の文章内に3つある「あの」のうち2つに頷いていただける方なら、きっと茶碗を取り落として割らなかった事を褒めてくださるだろう。

思わず、速水氏があのくどい笑顔で、あの昔のホストみたいな髪型で、白いランニングとブリーフ姿で駆けて来る姿(似ているので「マジレンジャー」のお兄ちゃんでも可)が脳内に駆け巡ってしまった。
はぁはぁ。
期せずして朝から体温によって分解されたノバ粘液が消滅し、その残滓がカチルダ酸に結びついて核カチルダ酸に変化してしまうところだった。梅干も食ってないのに。

久々に「ザ・ブレイダー」について検索してみたら、ありもしない「装着変身ザ・ブレイダー」をオリジナルで作っちゃった人のページを発見。情熱とテクニックに大感動。

ところで、ザ・ブレイダー変身の名物といえば、バックに流れるこのナレーション。

闇の種を食べた速水克彦の肉体は、戦士として生まれ変わった。
そして梅干しを食べることにより、その戦士としてのパワーが発現するのだ。
闇の種に含有されていたダーク・グレタミン酸は、梅干しに含まれる塩分と結合して速水克彦の血液の中を駆けめぐる。そして血液の中で練られていたチヌ第一物質が速水克彦の脂肪分によって分解され、タイロミンとデジタミンに分かれるのだ。
一方デターミントはリンパ液に結合して、カチルダ酸とノバ粘液とサルマドンとマグールトドータミンを作り出す。この際ノバ粘液は体温によって分解され、消滅するが、その残滓がカチルダ酸に結びついて核カチルダ酸に変化するのだ。
<戦闘後>
そして、核カチルダ酸とサルマドンによって生成されたカッサノ蛋白質により、
速水克彦はザ・ブレイダーであった記憶をなくすのであった。

冷静に読み返してみると、変身プロセスに対して梅干が果たす役割って「塩分」だけなので、「しょっぱければ別に何でもいいんじゃ…」ということに気付く。うかつに塩をなめたり、味噌汁に味噌を入れすぎたりしただけでウカウカと変身しちゃうんじゃないかという心配が。

ああ、また「サバじゃねえ!2」見たくなっちゃったな…

投稿者 zerodama : 2005年07月09日 11:07

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://zerodama.s1.xrea.com/zlog/mt-tb.cgi/240

コメント

ご無沙汰しています。

そう!まさにわしも全く同じところに反応しました。
やっぱりあれはザ・ブレイダーのテーマですよね、
カミさんに言ってもピンと来なかったみたいなので、
わかってくれる人がいて嬉しいですよ。ホント。

投稿者 Q太郎 : 2005年07月09日 21:30

こちらこそご無沙汰しております。
あのパッパーラパーラパ パッパラパッパパーパーという能天気な響き、聞き間違えようハズもございません。
あの瞬間、全国のザ・ブレイダー好きが一斉に画面の前で飲食物を吹いたり奇声を発していたのだろうと想像すると、それだけでたまらんものがありますね。

投稿者 大道寺零 : 2005年07月11日 16:31