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2005年04月23日

恐るべし!「花引き」ショック

トレンドマイクロ社「ウィルスバスター」の不具合で、JRをはじめ、各団体のPCがえらく大変な目にあったとのこと。私の使用しているPCはXPではなかったのだが、この時間帯やたらに重かったのは単なる偶然なのだろうか。昨日の「5分おきくらいにアップデート地獄」もあったし、パターンファイルがどうもおかしいことになってるようだ。しばらくはリアルタイムアップデートを切って手動にしたほうがいいのかもしれない。
いずれにせよ、これで次期バージョンのバスターのシェアがウナギ下がりになる事は容易に予想できるわけで、シマンテックは今ごろウハウハ(死語)なんだろうかなあ。

◆昨日の昼にAmazonに注文した本とCDが、午前中(9時頃)にメール便で届く。小口だったのもあるだろうが、Amazonの「24時間中に発送」、なかなか凄いな。

というわけで
*「鬼堂龍太郎 その生き様」1 田中圭一
  集英社 ヤングジャンプコミックス・BJ
   (探す時は、版型大きいので注意)

待ち焦がれた一冊なのに、「なんとなくインパクトが…」と思ってしまったのは、私が単に田中圭一の作風に慣れてしまったせいなのか、それとも先日の、あのえいこーら漫画「花引き」を読んで以来、何を見てもえらくフツーにしか見えなくなってしまったせいなのか。
おそらく後者。恐らくしばらくはこの状態が続く。
小池先生…あンたはなンて作品を出しちゃったんだ…恐ろしや…

それにしても、この作品ができたいきさつ自体、ネタなのか本当なのか、巻頭の「この作品はフィクション」という断り書きがどの部分までかかってるのか判然としないのだが…誰なんですか「古賀たけひこ」さん…
どうも「神罰」の「艦長はネット好き」を思い出してしまって、「ネタなのかなー」となってしまうんだけども。

まあアレだ、「オリモノシートがいくつあっても足りねえぜ!」って、唯一にして無二の褒め言葉だよなあ(読めば分かります)。
何か一つ(「花引き」の後だからというのでなく)物足りないと感じる、その源は、起爆剤がギャル川専務とロベスピエール大越しかいなくて、主人公である鬼堂龍太郎が「常識的ツッコミ役」に徹している事かもしれない。
こういうキャラ置きは、古くは「マカロニほうれん荘」のそうじなんかもそうなんだけども、こと田中圭一作品に関しては、主人公自らが飛距離を出す構造のほうがずっとパワフルだと思う(「ピースケの大冒険」がどこか小粒な印象を与える(アレはアレで好きだけど)のもその辺にあるかも)
あとは、「正体不明の営業社員」がちょっとどっちつかずかなー。でも意味も無くプルプル小刻みに震えてるのはケロタンチックでよし。
表紙ももうちょっと凝って欲しかったところ。もっと元宮元宮しててもいいと思ったんだが、そこは集英社的な配慮だろうか。「神罰」と比べるのは酷かもしれないが、あの(いろんな意味で)神がかったデザインワークを見た後だと、どうしても「もうちょっとやってほしかったねえ」という感じになる。
とかなんとか言いつつもすみません、私けっこう好きなんだ。…「お歯黒ーー!」が…

*(CD)「ヨロコビ」 ジ・エキセントリックオペラ
  TOI TOI TOI

先日、カーラジオで偶然に曲を聞いて、興味を持ったグループのCDを買ってみた。
「第九」「亡き王女のためのパヴァーヌ」などのクラシックの名曲を、テクノポップ調のリズムに乗せたコーラスワークで聞かせるのが売り。くつろぎたい時にいいかもしれない。我ながら珍しく軽い音楽を購入。

投稿者 zerodama : 2005年04月23日 19:46

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