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2005年05月21日

キートン先生ががが

人気マンガ「MASTERキートン」が絶版に至った理由Narinari.com

絶版になっていたとは知らなかったが、こんな理由だとは想像できなかった。

・「MASTERキートン」連載当時、浦沢直樹氏は「YAWARA!」を並行連載していたため、編集部判断で勝鹿北星(菅伸吉)氏が原作者として付けられた。
・ただ、現実には勝鹿北星氏が話を作る機会はほとんど無く、主に浦沢直樹氏と長崎尚志氏が話を考えていた。
・そのため、浦沢直樹氏が「作家としてクレジットが載るのはおかしいから、名前をもう少し小さくして欲しい」と申し入れ。その際、印税比率についても話し合い、今後の増刷分に関しては勝鹿北星氏のクレジットを小さく印刷することで両者が合意。

しかしその後、

勝鹿北星氏と共に「ゴルゴ13」の原作を書き、古くからの「盟友」であった「美味しんぼ」の雁屋哲氏が「『勝鹿北星』の名前が小さくなることは断じて許せない」と小学館に強く抗議したため、小学館が増刷に踏み切れないというなりよ。本来ならば、そんな抗議があったとしても小学館と勝鹿北星氏の間で合意に至っていれば何の問題も無さそうなりが、残念ながら勝鹿北星氏は昨年12月に他界。当事者が亡くなられたことで、事態は小学館と雁屋哲氏との調整という、変な方向へと話が進んでしまっているなりね。

うへー。
ここ数年「美味しんぼ」などの仕事の内容もウザウザな話ばかりだと思っていたら、本人はそれに輪をかけて迷惑を撒き散らしていたんかい。
当初のクレジットや印税配分について当事者間で納得ずくだったのなら、第三者の出る幕ではないと思うのだが。「原作者の地位向上のために」とか考えてるのかもしれないが、今みたいなお粗末な話しか書けない作家にどうこう言われてもなあ~。

ところで勝鹿北星氏の正体については、「工藤かずや説」があって、わたしはこっちに信憑性を感じていたのだけど全然違っていたのですな(工藤かずや氏もかつて「ゴルゴ13」のプロットに関わっていたりした)。

勝鹿北星=菅新吉氏について(はてなより)

「きむらはじめ」という筆名も使っていて、そちらは益田喜頓の本名に由来しているとのこと。
キートンと喜頓のどちらにより傾倒なさっていたかは私は存じ上げないのだが、本当に好きだったんだろうなあ。

投稿者 zerodama : 2005年05月21日 07:55

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