2005年09月21日
恒例行事かと
asahi.com: 全裸でランニングさせる おかやま山陽高の野球部前監督 - 社会
このニュースを見て、「野球部」「裸」「グラウンド」というキーワードで、まっさきに「柔道部物語」(小林まこと)の舞台である岬商業野球部の年中行事「アメフレ」を思い出したのは、私だけではないだろう……
(以下、事件には全然関係ない回想です)
全裸には遠く及ばないが、私の出身高校では体育(男女いっしょ)で冬に柔道があった。
鬼体育教師で有名なH先生が教科担任になると、柔道の時間中必ず一回は、「雪の上を裸足でランニングさせられる」という決まりがあった。あれは「冷たい」を通り越して「痛かった」なあ…
その先生、年々入学者における女子の割合が増えていくのが心底気に入らないようで、毎回嫌がらせ発言が耐えなかった。
「女子のせいで、成績はボーダーすれすれでもスポーツなどで見所のある男子生徒が入学できず、部活動や学校全体の活性が失われている。女子はイラネ。W高(進学率2位の県立女子高)にでも行ってろ」
という発言を、生徒の前だけでなく、PTA集会でも堂々と発言していたものだ。(しかも校長も同意見で、全校の集会などでもしょっちゅう公言していた)自力で入試通れない男子の事など知らんわまったく。W高の生徒さんにも失礼だよ大体。
そんなH先生も、もう退職して10年以上になるはず。今だったら指導方法以前にこういう発言で一発晒し上げだろう。いい時期に引退なさったもんです。
投稿者 zerodama : 20:07 | コメント (2) | トラックバック
2005年09月06日
選挙とインターネット
選挙公示後の公式サイト更新はNGということで民主党が更新内容削除されて、「更新自体がダメなのか?」「どのラインまでOKなのか?」と疑問に思っていたところ、ITmediaの以下の記事によくまとまっていたのでご紹介。
ITmediaニュース:何でダメなの? ネットを使った選挙運動
ネットで選挙運動ができない根拠は、公選法142条にある。「選挙運動のために使用する文書図画は、はがきやビラ以外頒布できない」と規定されているのだ。総務省は、Webサイトやメールが「文書図画」にあたると解釈。サイトやメールを使った「選挙運動」は、候補者も第3者も行ってはいけないことになっている。「選挙運動」とは何を指すのだろうか。東京都選挙管理委員会によると「特定の選挙で、特定の候補者を当選させることや落選させることを目的に、投票行為を勧めること」。つまり「この人に投票してください」「この人には投票しないように」といった記事をブログやサイトにアップしたり、メール送信することは違法と考えられる。
政党や候補者の場合は、投票行動を直接促す記述がなくても、選挙期間中にサイトを更新したりメールマガジンを配信するだけで選挙運動ととらえられる可能性もあるため、各党や候補者は、期間中の更新を止めているのが実情だ。
つまり、選挙アピールに特別関係ない事柄であっても、公示日までに更新しておかないと、古い情報が「最新情報」として掲載されたままになったりするわけだ…
公示が始まれば、サイトの閲覧者も増えるので内容をよりよく整備したいところだが、それもまあ「事前にやっておけ」ということらしい。
実際には、各党や候補者のサイトでは「公示期間中なので更新しません」というキャプションを目立つところに表示しているようだ。
しかしいかにも現状にそぐわない規定に思える。現に10年も前から緩和論議が起こっているが一向に進まないという。デジタルデバイドの問題もあろうが、やはりもっとも大きいのは、記事にもあるとおり、インターネット活用に明るくないご年配のセンセイ方が
「自分たちがよく分からない手法でアレコレされて、出し抜かれかねないのが不安」
「従来の選挙戦法が通用しなくなる不安」
を強く持っていることも大きいのだろう。
また、保守メインの票田である年配者層に、どうしてもメディアリテラシーの低さがある(と思われている)のも一因かな。
ネットでの選挙活動を認定した場合のメリットとしては
*はがき・ビラの枚数やサイズを節減し、少しでもペーパーレスを進める事によって、「環境・資源保護」につながる。また、エコロジカルな姿勢をアピールできる
*若年層の興味を喚起し、投票率のアップにつなげる
ことなどが考えられるだろうか?
デメリットとして挙げられる
*大量メール攻撃(アピールも「怪文書」も含め)、掲示板へのマルチ投稿、Blogへのコメントスパム
だが、さほど懸念するほどではないのかも、と個人的に思っている。
勿論ウザいはこの上なくウザいのだが、ある程度ユーザーや管理側で防いだり、対処する事が可能(受信拒否リストに入れる、IPアドレスが容易にわかるのでブロックする)、しかもIPアドレスを知る事により発信者を突き止めること、サーバーやプロバイダに対応してもらう事も出来るからだ。
そして何より、それらのもたらすものは、「発信者陣営へのネガティブな感情」でしかないからだ。
やかましい選挙カーや、くどいお願い電話攻撃に合うと、それまでニュートラルな存在だった候補者に対し、「あーもう、コイツにだけは入れたくねぇ」という感情が芽生えるのは珍しい事ではないだろう。これまではある程度潜在的だったソレが、SPAM的メール攻勢やマルチ、また悪辣な中傷文などに直面すれば、相当顕在化したものになる。当然話題にもなるし、Blogや掲示板などで「悪質メール晒し」なども行われるだろう。
その辺のさじ加減が分からず、空気が読めず、旧態依然のやり方をインターネットでも広げようとした陣営は、これまで声を挙げなかった連中からそっぽを向かれ、形になった抗議を受ける。それはそれで当然の事だろうと思うのだ。
他に挙げられる問題としては、
*影響力・人気のあるサイトに書かれた記事やエントリーの内容が投票行動に影響するのでは
なんてこともあるだろうが…でもこれは既存の事象って気もするかな?
ともあれ、この記事を読んで思ったのは、
「この調子では、(不正を防止できる)電子投票システムの実現なんて、何十年先になることやら…」
という一点だったり。
それにしても、「現行法上、公示後の更新はNG」なわけだが、サイトの内容自体はそれでイイとして、掲示板(他にもまして、政治家の場合は管理が大変なので設置していないところも多いが)を設置している場合どういう扱いになるのだろう?「書き込み即更新」だから、書き込み不可閲覧だけというような扱いになるのかな。
話題とは無関係だが、政治家(あるいはその後援団体)の掲示板って、見るとけっこう面白い。
特に、その人がらみで事件・問題発言などがあったとき、当然指摘・攻撃・説明要求の外部からの書き込みが激増するのだが、それに対する支持者の応答が素晴らしくイタいものが多くて、ネット慣れしてない分だけ、ウォッチ対象としてシャッキリポンと美味なんだコレが。
投稿者 zerodama : 11:46 | コメント (0) | トラックバック
2005年08月12日
投げるものならなんでも良かった。
飛行機の乗り継ぎの遅れで、6日の世界陸上砲丸投げ予選を“欠場”したサモアのシャカ・ソラ(28)が9日、主催者の計らいでやり投げに初挑戦。最下位の41メートル18であえなく予選落ちした。(略)「日程表を見たら、やりしか残ってなかった。戦わないで帰るのは嫌だった」。1カ国から男女各1人が出場の場合は参加標準記録にかかわらずエントリーできる規定もあり、主催者の計らいで初体験の種目に出場。事情を知った観客の大声援とメディアの注目を浴び「うれしかった。参加できて良かった」と満面に笑みをたたえた。
砲丸投げの自己ベストは18メートル50。21メートル73で優勝したネルソン(米国)について「彼はすごくラッキーだ。オレが出なかったんだからな」と軽口を叩いたが、最後に「いい教訓が得られた。オレにはやり投げは向いていないよ」と苦笑いを浮かべた。
うーむ。なんともすごい話だが、「1カ国から男女各1人が出場の場合は参加標準記録にかかわらずエントリーできる規定」があるとは知らなかった。
まあ、一つでも多くの国が参加した実績を作るためのものなのだろうけど、色々な意味で「世界」を感じるエピソードではあった。
何万人も既に突っ込んでいるので、「コレがホントの投げや(以下略)」とか書かないでおく。
投稿者 zerodama : 01:18 | コメント (2) | トラックバック
2005年08月03日
なんだかなあ
中国がアニメ・ゲームソフトの輸入を規制(asahi.com)
中国共産党中央宣伝部と中国政府が2日、テレビドラマやアニメ、ネットゲームソフトなどの輸入管理を細かく定めた新しい規則を発表した。海外のドラマやアニメについて輸入者の免許制を続け、違法な内容の番組の輸入や海賊版の放送などを厳しく管理。ネットゲームソフトについても性や暴力など青少年に有害な内容を含むものを厳しく審査する。3日付の経済日報などが報じた。
中国が外国アニメの放送について規制するという話は以前取り上げたが、輸入そのもの+ゲームソフトにも規制がかかるという話。どんどん各種検閲が厳しくなってきている。
「海賊版の放送などを厳しく管理。」の部分に吹いてしまった。
放送以前に、自分の国での海賊版の「生産」から先に規制しろって話ですよ。
ああ、でもそれは輸入元(リーベン企業)の利益を阻むことだから黙認ってことかな?
んで、あれほど暴力的な行為(反日テロデモや、スポーツ大会での選手への暴力など)をさんざん見せ付けて(煽って)おいて、「暴力表現を規制」とか言われてもなー。なんだかなー。
投稿者 zerodama : 23:55 | コメント (0) | トラックバック
2005年07月20日
ハッテン牧場(閲覧注意)
キワネタ(獣姦ネタ)なので、苦手な方はご遠慮ください。
勿論死亡したのは男性。
記事の
馬(アラビアン・スタリオン)とアナルセックスを試みた男性(40代、男性は挿入される側)
というカッコ内の解説が丁寧で、人死にが出てるのにもかかわらずこみ上げてくるものを抑える事ができない。
「馬並み」という言葉があるが、そのもの入れちゃうか。しかも女性よりもキャパシティの狭い男性が…(60~70cmが平均らしい。そら腸壁も破れるよ。)
事件が起きたワシントン州では獣姦は違法行為に当たらず、またその為、検死官が男性の死因を"不慮の事故"と記録したことから、これまで男性の名前は明らかにされていない。しかし巡査部長のジョン・ウルクハート氏は、動物虐待の可能性もあるとして、今後更に事件を調査していくと話している。「実質的には、獣姦は動物虐待だと考えることも出来ます。だから今後も調査を続けて行きます。とにかく、ものすごい数の人々がこの牧場を訪れていたようです。」
また事件を受けた米国動物擁護協会は、今後この事件を立法議会で取り上げ、ワシントン州が獣姦を違法行為として制定するよう働きかけていく予定であるという。現在、米国ではは33の州で獣姦が違法と定められているとのこと。
そうか~、動物虐待のカテゴリになるのか…そりゃそうかもな…
ふと、「超感覚ANALマン(ちょwww wikipediaに項目あるとは!)」の後方不敗(東洋一の男色家。ANALマンとの戦いに敗れた後、「前後方不敗」「前後方人畜不敗」として何度も登場する)先生と愛馬(風雲勃起)の関係が気になった(すんなよ)。
他にも、X51.orgの関連ニュースでは
・ 他人の牧場で牛を50回以上に渡って獣姦した男を逮捕 米
http://x51.org/x/05/02/2727.php
・鳥姦→妻に見つかって自殺(ザンビア)
http://x51.org/x/04/05/2937.php
・増えゆく獣姦 スウェーデン
http://x51.org/x/04/01/2803.php
等、この手の話題が充実しまくり。
カテゴリが「Life」ってのもさりげなくスゴイ。
・このエントリーを書いて学んだ事
…「獣姦」という言葉は、IMEでは一発変換できないんですね…
投稿者 zerodama : 11:55 | コメント (2) | トラックバック
2005年07月13日
注文の多い料理店
「日本人は謝罪して入れ」 中国のレストランが張り紙 (朝日新聞) - goo ニュース
中国吉林省の地元紙「城市晩報」は9日、同省吉林市内のレストランが「日本人は謝罪してから中に入れ」との中国語の張り紙を今年3月から店の入り口に張っているとの記事を写真付きで報じた。店側は「日本の客はまず歴史を直視し、中国人に頭を下げるべきだ。さもなければ、いかなるサービスも提供しない」としているという。
このレストランは若者・外国人をターゲットにした西洋料理の店で、「張り紙をしてから日本人は一人も入店していない」そうな。そりゃそーだ。
こちらにしてみても、一応ウェルカムなふりをして、料理にそれとなく(もしくはあからさまに)異物や傷んだ食材を入れられるよりも、このくらいハッキリされたほうが安全対策・危険回避になろうというもの。
いっそ中国全土に流行って、折角だから中文だけじゃなく英語でも併記すればいいんじゃない。
そんで、特に欧米の人たちに、その品位と民度を余すところなく分かってもらうといいんじゃない。オリンピックに向けて。
と思った。
個人的にこのニュースに引っかかったのは、「吉林市」というところ。
実家のある山形市が、この吉林と友好姉妹都市になっていて、毎年交流ツァーとかもあったのだが、これからはどうなるだろう。そうなっても一向に構わないっちゃ構わないのだが、これから、中韓の友好都市から一方的に破棄の申し入れが増えたりするかもしれない。
山形市は、オーストラリアのスワンヒル市とも友好都市の調印をしている。
中学校の時、ダメモト(しかもどっちかというと自主的でなくて薦められて)で第1回の短期交換留学使節チームに応募したらなぜか通っちゃって、留学と名前は付いているのだが2週間ほどのホームステイ&各学校に1日ほどの体験入学&レセプションなどの内容だったけども、まあ行って来た経験がある。
スワンヒルは、さすが山形と友好都市になるだけのことはあるってくらいにノンビリした農業地帯で、農場あり、牛や羊の放牧あり、開拓時代を再現したテーマパークありで、地味ながらなかなか楽しめるところだった。出会った人はみんな親切だった。
要するに、「これから先、もしオセアニアと日本の関係が悪化するような事があって、スワンヒルでも同じような空気になったら悲しいよなあ」と妄想を逞しくしただけの話だったりする。
今でこそ、オーストラリアでは全体的に日本人には友好的に接してくれるが、第二次世界大戦でのしがらみがあるので、退役軍人やその家族をはじめ、高齢の人の中には心中対日感情が穏やかでない人もいるし、それは当然の事だと思う。人種差別の激しい極右の勢力もあるし、大都市には華僑も多い。将来的にそんな事態がこないとは言い切れないよな…と漠然と考えたのだった。
SwanHillの公式サイトには、少しだが山形市の記事もある。
中には、ホストファミリー(受け入れ側)への説明もあって、「こんなに色々気を使ってくれたんだな~」と、今更ながらシミジミしたり。
The Yamagata City Office is a small building of some 12 stories height.
さりげなく、山形市庁について「スモール」といわれちゃったりしてるのは気にしない方向で。
これでも山形県内の市庁としてはでかい方なんですよブラザー。
投稿者 zerodama : 14:09 | コメント (0) | トラックバック
2005年07月12日
大陸ビール
ここのところ1日2日かな?
中国の重慶商報が、
「中国産ビールの実に95%は、生産の途中に有害なホルムアルデヒドを添加している」
という記事を出し、それを元にした中央日報の記事が話題になっていた。
「天漢日常」のエントリー
天漢日乗: 中国でビールを飲むと頭痛がする理由 (その3)
によれば、
韓国では中国産のビールを回収し、それに中国にビールメーカーが猛反発しているとのこと。
中国産で日本でも広く流通しているビールといえば、名門「青島ビール」。
「残り5%の高級品種に青島は入っているのだろうか?」と心配した向きも多いようだが、記事によれば
青島ビール、華潤ビール、燕京ビールの中国三大ビールメーカーは南方日報の取材に対し、「報道は真実ではない」「ホルムアルデヒドの使用はずいぶん前に取りやめた」「生産過程でホルムアルデヒドが発生するということと生産途中で加えるということは別の話」などと反発している。
とのこと。
中国ビールの廉価ブランドがどの範囲で流通しているのかあまり知らないのだが、消費するのは大半が中国人なのだろうか?であれば、健康被害は当の中国人がもっとも濃厚に受けることになると思うのだが…
実は最近、韓国製のビールをよく買っているので、このニュースを聞いて真っ先に「韓国産のは大丈夫なのかな?」と思った。いち早くこうした行動に出るところを見ると、少なくともホルムアルデヒドについては安心してよさそうなのか?
購入しているのは、「やまや」にて缶の「Hite(ハイト)」ビール。
日本の発泡酒と同じ価格帯で購入できるが、れっきとしたビールだ。
最近では、日本のビールには、コーンスターチやら穀類やら米やら、とにかく余計なものが入りすぎていて好きになれない銘柄が多いのだが、ハイトは麦芽&ホップのみ。原料で言えば、エビスやモルツ級なのだ。
苦味とコクがしっかりした、「言われたとおりにまじめに作りました」というビールの味。なんとなく昔のキリンラガーを思わせる、優等生的なピルスナーだと思う。
そりゃ飲み比べればエビスの方が美味いと思うが、この味で発泡酒と同じプライスなのだから満足度が高い。(もっとも、日本のビールや発泡酒が高いのはメーカーのせいではなく政府の横暴なのだけど)
この間はやまやでハイト黒も発見。早速飲んでみた。
実はその前に、久々にギネスドラフトを飲んだら、別物かと見まごう程にコクも甘さ苦さも弱く、二人で顔を見合わせて「薄っっ!」と声を上げて絶句&ガッカリしていた矢先の事。
すっかり変わってしまったギネスよりも、安いハイト黒のほうが断然好みで美味い。
その事実が嬉しいやら悔しいやらで複雑な思いをさせられたほどに良い出来だった。
正直、半島の人のファビョファビョな言動や考え方は大嫌いだが、料理とハイトとチャングムだけは別腹ってくらいに評価してるビールなので、これからもマジメに作っていって欲しいなあ。
まあ韓国は韓国で、生ゴミ餃子とか色々問題が潜在しているけれど…
同時に、中国の食品がらみでは海産物、野菜などヤバい事柄が山積みだし。
あと晩酌には、言うほどビールは飲んでいない今日この頃。
焼酎か自家製梅酒、時々シェリーやウイスキーくらい?
自分で信用が置ける・生まれ育ちが確かだと思えるものを飲み食いするのがやっぱり一番だなー…と思う。近海の魚や地場の野菜だから安全だとも言えない世の中には違いないが。
投稿者 zerodama : 23:53 | コメント (0) | トラックバック
2005年07月03日
平田先生は実在した!
女小学校教師 教室に200本の酒を隠し持つ: ABC(アメリカン・バカコメディ)振興会
イギリスのある小学校の女性教師が、教室の食器棚に200本の酒を隠し持っていたことが判明した。バーバラ・エドワーズ(50)は、授業中にも酒を飲み、給食時間中には机で居眠りをしていた。
この教室はぷんぷんと酒のにおいがしていたが、教室からブランディ、ワイン、バカルディが見つかってやっと非を認めた。
平田先生!平田静子先生は実在したんだ!(よく見ると(50)とか書いてあるのはキニシナイ)
と言いたいがために拾ったネタでごめんなさい。
松本零士の「漂流幹線000」ご存知の方だけ分かってくださればケッコウです…
ちなみにこの平田静子先生は
・美人
・性格が男前
・口調は不良
・無類の酒好き(よく飲んでいる銘柄は『悪酔』)
・気前よく脱衣・露出
と、ある意味松本零士作品の主な要素を一身に凝縮したかのような名キャラクター。
メーテルの美しさと母性の中に、ハーロック(ただしガンフロンティアの)とか佐渡先生が入っていると思っていただければいいかと。
メーテルが「お母さん」なら、平田先生は「オカン」とも言えるかもしれない(むしろ「オヤジ」に近いのかも)。
そのタイトルから、あからさまな「999」の二番煎じ、「『アトム』に対する『ジェッターマルス』的な存在」と扱われて色眼鏡で見られることの多い「000」だけど、私はこちらのほうが好きかも…テンポもいいし、最後はグッと来る。
投稿者 zerodama : 10:10 | コメント (0) | トラックバック
2005年06月25日
最後のはどこから
asahi.com:マックCM、中国で放送中止 ひざまずき「侮辱」と抗議 - 国際
問題のCMでは、DVDショップを訪れた男性客が、サービス価格の期間がすでに過ぎたことを知って、店長の足元にひざまずき、ズボンにすがりついて「1週間でも、せめて3日間だけでもいいですから」とサービス期間の延長を懇願する。その後「マクドナルドはチャンスを失った心痛を理解します。365日のサービス価格を提供します」とのせりふが入る。CMは四川省、陝西省、河南省など中国の一部地域で今月中旬から放映されたが、開始後間もなく、地元政府や新聞社に視聴者から「中国人をばかにされて気分が悪い」「マクドナルドは中国人にサービスを恵むのか」などの訴えが寄せられた。地元各紙も厳しく批判し、CMは1週間ほどで中止に追い込まれた。
批判している連中はマクドナルド社、とりわけ「中国人の習慣を云々」と言っているところからして米国本部を批判しているつもりなのだろうけど、可笑しいのはこのCMを製作したのがアメリカ側でもなんでもなく、中国の広告代理店、ってことなのだ。
このCM製作については、NHK-BS1の番組で取り上げられたばかりだったらしい。
51 :名無しさん@6周年:2005/06/24(金) 12:18:47 ID:NGZUDhCP0
これNHKBSでやっていたね。でもCM制作会社は中国だったよ。
アメリカとかユーモアのあるCMが多いから取り入れたって言ってた。129 :名無しさん@6周年:2005/06/24(金) 12:34:25 ID:3tdex1000
>1
これ、昨日のBS-1「香港時事弁論会」で流れていたやつだな。
確かCM製作は中国人が請け負ったと言ってたぞ。
(ニュー速+ 「【中国】マックCMで放送中止 ひざまずき「侮辱」と抗議」スレより)
なんだろうこの「セルフ屈辱er」さんたちは。
よく、「ジョークやユーモアに対する許容・理解度やセンスは民度や知的レベルのバロメータである」という言い方をするが、こういうニュースを聞くと頷ける気もする。
また、中国の広告代理店がこうしたジョークへの取り組みをし、それが上記のような反応を生んだことからは、
・知的レベル・民度の明らかな二層分離化
もしのばれるし、同時に
・広告代理店が、一般民衆のレベルを見誤っていた
ということも言えるのではないだろうか。
中国に在住している方、または旅行した方の記事などを読むと、総じて中国のマックでは
・スマイルサービスは存在しない
・「並んで待つ」「順番」というマナー概念がもともとないので、金を握った手を我先にと伸ばし、相手を押しのけてでかい声でオーダーを通したもの勝ち
だそうな。それでも、
・値段は日本より少し安いくらいで、中国ではぷち高級食の位置
なので、誰でも毎日食えるわけではないらしい。「プチご馳走」なのにその余裕のないオーダーの仕方かぁ…
うーん、「並べない奴らにマック(ファーストフード)はまだ早い」と言いたくなってしまう。
第一そんなオーダーを一々していたら、並んで順番に出してもらったほうがよっぽど「ファスト」だと思うのだが…「誰かを押しのけられれば勝ち」「先に注文されたら負け」って感じなのだろうか。
オリンピックになったら、プレスとか外国人観光客がマックに入店する機会もあるだろう。この現状を見たら腰抜かすのでは?(それ以前にトイレで腰抜かしそうだが)
で、一番笑えるのはこの記事の最後の文で
香港のフェニックス・テレビには「今後、日本製品だけでなく、マックも絶対にボイコットする」との視聴者の声も寄せられた。
えっ。
一体この一件のどういう関連で「日本製品」ってのが引き出されてくるのやら。
まあ、それだけ「日本製品ボイコット」がデフォルトということなのだろうけどね。
それ以前に、「ああ、やっぱり朝日の記事らしいなあ」ということでもあるのだけどね。
エルメスのビットをかまされたように、あまりにも唐突&予想してなかったのでちょっとビックリ。
その他思ったこと
・店長の足元にひざまずき、ズボンにすがりついて
→中国では店員・店主の態度が尊大だと聞くが、その辺がCMにも表現されたのだろうか
→今の中国を見ると、不満を覚えた客が「ひざまずき・すがりつく」ような手段に出るとは思えない。店のガラスを破壊して、ニコニコしながらペットボトルや生卵は投げ込まないの?ねえねえ。
ニュースサイト「千竜網」は「中国では『男のひざ下には黄金がある』といって、軽々しくひざまずくのは屈辱と考える。
→とのことだが、外国大使にも「三跪九叩頭」を強要したよねえ。あれは「皇帝への敬礼」を促すのではなく、「屈辱を強いて立場をわからせる」ためだったのだろうか?
→いまだに路上や建物・公共乗り物内で大人・子供問わず排便する人間がいる実情を見たり聞いたりしていると、別の黄金じゃねーのって気もしてくる。確かにあの国の地べたにひざまずくのは衛生的に危険で屈辱的なことではある。
投稿者 zerodama : 09:23 | コメント (2) | トラックバック
2005年06月23日
青学入試問題問題のその後
青学高等部の英語の入試問題に関する「ひめゆり学徒の抗議→青学謝罪」の件。
以前のエントリーで、「一部だけを取り上げて批判したのでは、全文は読んだのだろうか?」という感想をつらつら書いた。
勝谷誠彦氏の「勝谷誠彦の××な日々。」(6/22)で、こんな一節があった。
結論から言うと、ひめゆり学徒側は全文を読んではいなかったらしい。
番組(注:『ムーブ!』を指す)でも紹介したがオンエアされていない地域の皆さんのために再録するとそもそもは島尻安伊子なる那覇市議が息子の受験勉強の過程であの問題文を見付けたらしい。それを人づてに聞きつけた沖縄タイムスの記者が記事にした。この両者は問題文の全文を読んだと言っている。問題はそこからである。『ムーブ!』の取材では当のひめゆり関係者はなんと問題の全文の和訳を読まないままにあの抗議の記者会見を開いたのだ。英文全文はあったのかもしれないが元ひめゆりたちにはそれが理解できなかった。それゆえに後に和文で全文を読んだ彼女たちは問題がひめゆりを誹謗中傷するものでないことを理解して沖縄に謝りに行った青学関係者とすぐに和解したらしい。おい。酷い話じゃないか。まずは全体の文意を理解せずに青学に罵詈雑言を投げつけたことをひめゆり側は謝罪すべきであろう。そしてなぜメディアはそのあとのこうした経緯を書かない。
このような相互理解・和解のいきさつがあったなら、勝谷氏の言うとおり、そこまで報道すべきだと思う。
何か事が起こったとき、「誰かが怒った、抗議した」「トラブルになった」ということは競って書くけれど、だいたい「謝罪した」というところまで取り上げればよいほうで、こうした「収束した」所までは追わない、というのが最近多いような気がしないでもない。
やっぱり「おさまりました」というのは面白みに欠けると判断されるのだろうか。
ひめゆり学徒のためにも青学のためにも、もう一度記者会見開いてもよさそうなものだけど。
ひめゆり学徒側に問題文を渡す際に、全文和訳をつけなかったのが最大の問題だよなー。それがどのくらい恣意的だったのかを含めて。
投稿者 zerodama : 11:45 | コメント (0) | トラックバック
2005年06月22日
何が不満だったんだ
もうずいぶん前のニュースなのだが、とあるスレで読んで気になったので。
80歳男性「おかず品数多い」と妻殺害--デイリースポーツonline札幌・豊平署は18日、妻の首を絞めて殺害したとして殺人容疑で札幌市清田区北野四条4丁目、無職青鬼良文容疑者(80)を逮捕した。青鬼容疑者は「妻に食事のおかずの品数が多すぎると文句を言ったことから口論となり、かっとなって殺した」とと容疑を認めているという。
調べでは、青鬼容疑者は16日夜、札幌市の自宅1階の台所で妻の節子さん(73)の首をタオルで絞めて殺害した疑い。青鬼容疑者が文句を言ったとき、妻は「なぜ作ったのに食べないの。私は作るけど、あなたは食べなくていい」と答えたという。同署は殺害に至った詳しい経緯について青鬼容疑者から事情を聴いている。
逆ならありえそうな話だけど…わからん…
またここんちの名字がすごいなあ…
投稿者 zerodama : 19:35 | コメント (0) | トラックバック
2005年06月16日
ニュースから
MSN-Mainichi INTERACTIVE 教諭自殺:小学校の教室で首つり 長崎・佐々町
同署などによると、教諭は5年生の担任。同日同日午後8時半ごろ、この教諭の妻(40)から「夫が帰ってこない」と学校に問い合わせがあり、残っていた教職員らが捜したところ、教諭が担任を務める校舎3階の教室で、縄飛びを使って首をつっているのを発見した。
このニュース記事を見て、
「20:30に学校にいる(残業)」というのは、自分の感覚では全くもってフツーなもので、この奥さんの行動を読んで
・この教諭はいつもそんなに早く(20:30にこの問い合わせが来るほど)帰れていたのか
・小学校教諭は部活が無いからかなあ、いいなあ
と真っ先に思った自分は、まだ病んでいるのだろうか…
あ、でも「残った教職員」がいたのだから、この人の帰宅がいつも早かっただけなのか。
この手の事件があると、「生徒」の場合は事件の背景とかがあれこれ報道されるが、「教員」の場合は(生徒に暴力をふるわれたり殺されたりしても)スルーされることが多いような気がする。で二言目には「生徒の心のケア」。いやいいんだけどさ。大事な事だけどさ。
こういう事件の度に、世間様一般から基本的に「先公逝ってよし」と思われているかを認識する。
昨年秋以降に中国から輸入した養殖用カンパチに、寄生虫アニサキスの幼虫が寄生していた問題で、養殖カンパチ生産量日本一で、全国の5割以上のシェアを占める県漁業界は16日、対策に乗り出した。養殖ものの売上額は県漁業全体の6割近くを占めるため、寄生虫は死活問題。「カンパチは刺し身が一番」(県漁連幹部)だが、冷凍処理が義務づけられたことで価格の下落が懸念され、出荷をあきらめる漁協も出始めた。
県によると、錦江湾内で養殖中のカンパチから1月末、アニサキスが検出された。通常、カンパチには寄生しないため、県漁連と合同で、輸入先の中国・福建省寧徳市の業者を現地調査した。その結果、アニサキスが寄生していたイワシを生のままえさに与えており、カンパチにも寄生したという。
以下、少しソレ虫系の話題なので追記に。
苦手な方はスルーで。
確かにアニサキスは通常カンパチ・ブリ系には寄生しないとされている(そのかわり、ブリ糸状虫などがいる)。しかしアニサキスはオキアミなどを仲介してサバ・イワシ・イカなどに寄生するので、もともとフィッシュイーター(そうでなければルアーで釣れない)であるカンパチが「アニー付きイワシを食ってアニーが付いた」というのは、自然界(つまり天然物)ではありえないことではないのでは。
と思うのだが、とはいえ、「いかに寄生虫が付かないようにして育てて出荷するか」が養殖業界のキモなわけだから、大打撃だよなあ。お気の毒。
いや実は、この間「手作りさつま揚げを作ってみよ~」と買い求めたスケトウダラ2尾が、さばいてみたら腹周辺にニベリニア(米粒大の寄生虫)が大集合。
あとで調べてみると、スケトウダラは寄生虫がつきやすい魚で、しかも春は水温の関係で寄生虫がつきやすいらしい。つまり「鉄板でいろいろ住んでらっしゃる」ものを買ってしまったのだ。この魚もアニーが好むのだが、もはやアニーがいたかどうかも分からないくらいのニベリニアっぷり。
もちろん、相方がニベリニアのいる部分は極力取り除いてくれて(さすがに私は気分が悪くて触れなかった。まだまだである。)、無事調理できたけれども。
その後に見た記事だったのでちょっとは度胸がついて、「廃棄モタイナイ」と思ってしまったのだった。
追記:アニサキスは一般に「一定温度以下・一定時間以上の冷凍・加熱で死滅する」とされているが、45歳~の中高年を中心に、死体を摂取してアナフィラキシーを起こす事が稀にあるらしいので、冷凍処理されていてもソレっぽいのを見かけたら切り取って廃棄するのが無難だそうな。
投稿者 zerodama : 23:45 | コメント (0) | トラックバック
2005年06月15日
ヒフミン伝説
先日の「公式戦(TV放送のあった銀河戦)で待った(→後、次回出場停止処分)」事件がクローズアップされたベテラン棋士・加藤一二三のエピソードを集めた「加藤一二三九段伝説」(2chのレス発祥、リンク先は「2ちゃんねるあーと」のページ)
感想戦で二歩
には、笑いすぎて食ってたおにぎり握りつぶす勢いだった。
また、自らが
「人から見て長く見えるのはわかっています。でも自分ではまだ短いように思うのです。」
と語る、有名な「ネクタイ長い」については、画像をちょっとぐぐればすぐ見つかる。
すごく気になったミカン対決の詳細は
※(米長)は罵倒したり怒ったりというより、123(加藤)をおちょくって遊んでいた。123と※が当たった十段戦のこと。「おやつは何にされますか」という係の者の問いに
123:「あっ!ええ!ミカンをお願いします!皿に一杯で!ハイ!」
※:「加藤さんと同じものを。量は加藤さんのより多くしてね」
…昼下がり、対局場に運ばれてきた信じられない量のミカン。黙々と食べ始める123。
1日目ということもあり局面の流れも緩やか。狂ったようにミカンを食べる123に、ついに※も反撃開始。
123に負けないペースでミカンを食べ始める。時間にして2時間以上、指し手も適当にミカンを食べる両対局者。とうとう堪えきれなくなった記録係が別室にいた立会人に「部屋がミカン臭くて死にそうです」。
立会人が慌てて対局場に駆けつけると、そこには大量のミカンの皮と、顔と手を黄色にした対局者が…!
「ちょwwwwwおまいらwwwwwミカン食いすぎwwwww封じてください」
こうして初日の対局はなんとか終了、この十段戦はミカンの食いすぎでおかしくなった※が負けた。
ということだそうな。笑い殺す気か。
「2chあーと」では他にもいろいろな人の伝説を収集しているが、やはり長嶋茂雄が濃すぎ。
・「勝負は家に帰って風呂に入るまで分からない」
・バントの格好をしながら審判に代打を告げる「バント!土井!」、作戦が相手ベンチに見抜かれバント失敗
など、どれをとってもすごすぎるシゲオクオリティ炸裂。
投稿者 zerodama : 16:42 | コメント (0) | トラックバック
実質勝訴な気もする
黒沢氏側、二審も敗訴 NHK大河ドラマ「武蔵」めぐり (朝日新聞) - goo ニュース
この判決趣旨、ほぼ同様の一審のものも正直笑ってしまったのだが
黒沢氏側は村人が侍を雇い野武士と戦うストーリーなどが「七人の侍」に似ており、「勝手にテレビドラマ化され、著作権や著作者人格権を侵害された」と主張したが、中野裁判長は「『七人の侍』は『武蔵』に比べてはるかに高い芸術性のある作品」としたうえで「いくつかの類似点が認められるものの、いずれも表現上の創作性がない部分。『七人の侍』の本質的な特徴を感じ取れず、著作権の侵害にはあたらない」と退けた。
何回読んでも、「七人の侍>>>>越えられない壁>武蔵」というお墨付きを下した上で、「クオリティ低すぎる『武蔵』だから勘弁してやって」っていう内容なんだよな。一応NHK側が勝ってはいるが、同時に法廷から「ヘタレ認定」を大々的に受けた結果になっているのだから、実質的に十分アドバンテージを得ていると思う。
私は「七人の侍」が大好きなのだが、「著作権はアイディア・シチュエーションに発生する性格のものではないので、主張するのは難しいのではないか」とも思う。「パクられるくらい燃えるシチュエーションや場面を作りえた」という考えも出来るし(事実判決文を読むと、黒澤側が主張しているのはシチュエーション類似そのものではなく、この類似を組み合わせた結果にあるとしている)、「七人の侍」を見た人間なら、小手先類似点を見て失笑するだけの話であり、「侍」の評価を揺るがす事もないのではないか。
参考:「武蔵」事件判決について
とはいえ、類似点詳細を見てみると、あからさまに名シーンの多くを劣化コピーしているだけで、「よく恥ずかしげもなく;」と見ているこっちが恥ずかしくなってくる(ただ、8とか9、10まで挙げるのは無理を感じる。10が通ったら、今後「豪雨の中での死闘」シーンを作ってはならんということになってしまうのでは。またこれも有名な話だが、5,6は「侍」オリジナルエピソードではなく、実在の剣豪の逸話をヒントにしたもの)。というかこの安易さ、「侍」ファンよりも「武蔵」ファンのほうが怒りを覚えたんじゃなかろうか。
最近、キャスティング等に疑問を感じる事が多く、大河ドラマをめっきり見なくなってしまったが、かつては欠かさず見てハマっていた。もうちょっとしっかりして再び面白いものを作って欲しいという思いはあるのだ。だから尚更、こういうみっともない露骨なパクリは、法的にどうあれやめて、昔みたいに骨太で直球にいいドラマを、と思わずにはいられない。
ところで、この一件など比較にならないひどいパクリが現在進行形なわけだが、さすがに自社内ではムリだろうけれども、どこか訴えてやってくれ。いやホントに。
投稿者 zerodama : 08:11 | コメント (0) | トラックバック
光高校爆発物事件
asahi.com: 同級生が「いじめあった」 任意の事情聴取で証言 - 社会
事件当日の記者会見で、担任や校長が「いじめはなかった」という内容のことを話しているのを見て、調査が進まないうちに「申し訳ない」といっちゃう教育委員会もアレだが、同時に調査結果でないうちに「なかったです」と言ってしまうのもちょっと走りすぎなのではないか、と家で語り合った。結局その懸念どおりになってしまったわけだが。
背後関係を探るのは大事、またいじめの事実の把握、察知、対処が必要だった事は言うまでもない。
いじめは許してはならない事であり、教職員が全力で取り組まなければならない事項だ。
しかし、このような教室内テロもまた許されざる行為であった事に変わりはない。
報道などがどうしても「やっぱり背景にいじめ」ということをクローズアップし、お得意の「ゆがんだ教育の犠牲者」に仕立て上げる方向に走りがちなのだが、「いじめられていたから何をしても許される」訳ではない。
私は一貫して、手段や思考(気に入らない奴を傷つけるためにクラス全員を巻き込んでも構わないという感覚)から、この事件は学校内のテロであり、この生徒はテロ実行犯として扱うべき事件だと思う。
民族的な背景が9.11をはじめとする無差別テロ行為を正当化し得ないのと同様だ。
50数人の人間を傷つけた非が、本人よりも他者に重くかかることはありえないと思う。
もう一つ気になっているのは、これも例によって例のごとく、なのだが、「爆弾製造のソースをインターネットから得た」ということで、マスコミが鬼の首を取ったように「だからインターネットは危険で悪辣」というお定まりの叩きに走っていることだ。
(ガラス瓶に金属片と火薬、という「基本を押さえてる」構成をニュースで聞いてすぐに、「まあ、ネットとかで調べたんだろう」と容易に想像がついた。)
しかしそれは手段に過ぎない。製法を知りたいという欲求がまずありきで、探す方法はいくらでもある。
ネットが普及する数年前であれば、それは本であっただろう。
さすがに学校の図書館にはソレ系の本は置いてないだろうが、大きな書店に行けばちょっと危なげなコーナーもある。また、科学の知識を勉強したり、ミリタリー系の雑誌で軍事・武器の基礎知識(実際の手榴弾や地雷の構造、何が入っているのか)を学べば、何をどれに詰めるといい具合なのかはすぐに分かる。
法律・規制の記述もヒントになる。例えば、「火炎びんの使用等の処罰に関する法律」を読めば、火炎瓶の製法が大体分かってしまうというように。
確かに、本を探すのと検索ワードを入れるという手数の圧倒的な違いはあるけれど、欲求さえあればその答えにたどり着く。到達するまでの時間が多少違うと言うだけなのに、ここぞとばかりに「だからネットは危ない…」と始まるのだ。
まあ、そういうサイトはたいてい事前策を講じて(「犯罪を扇動するのが目的ではなく、手段を知ることで被害を回避し犯罪を防止するため」などの枕文をつけるなど)いるだろうけど。
宮崎勤事件でも何でもそうだが、「いずれにせよ、やった本人に一番の非がある」はずなのに、関連したものばかりが安易に規制されたりバッシングされたりする。それはマンガでありオタク的なものであり、最近ではエロゲーだったり、まあ様々なわけだが。
光市の高校周辺のコンビニでは、早速花火が撤去されたと言う(黒色火薬のもっとも容易な入手法は、花火をほぐす事だ)し、また少年の携帯の履歴を調べて、参考にしたサイトを探してもいるという(探してどうするんだろという気もするのだが)…
「身近なもので武器を作って敵に対抗する」というシチュエーションは、アクション漫画の魅力的なシークエンスの一つである。
例えば、「パイナップルARMY」では、雑貨屋やドラッグストア、ホームセンターで手に入る材料で銃火器を作ってしまったし、「MASTERキートン」では室内の限られた物を利用して武器や爆発物などを作って自体を打破するというシーンがあった。「デュエット」ではさらにアイテム名を詳しく書き、しかも入手が容易なものが多かったため、伏せ字が使われている。
いずれも、主人公が戦闘・サバイバルのプロフェッショナルとしての力量を十分に発揮して、面白く痛快な場面を作り出しているのだが、こういった作品群も規制されてしまうのではないか、というのが目下の心配だったりする(「MASTERキートン」はそもそもそれ以外の理由で再販されない状況にあるが…)。
投稿者 zerodama : 01:01 | コメント (0) | トラックバック
2005年06月13日
入試問題その2
数日前に報じられた、青学高等部英語入試問題文内で、ひめゆり学徒の体験談について「退屈でつまらないと思った」というフレーズが問題になった件について。
問題の概要はこの記事内にあるとおり、
問題となったのは今年2月にあった入試の英文読解。戦争体験を伝えることの難しさを考えさせるのが狙いで、英語教諭が以前に沖縄を訪れた体験をもとに作った。入試問題には、沖縄のガマ(壕(ごう))に入った生徒が、元学徒の体験談を聞いたとき「退屈で飽きた。彼女が話せば話すほど、私は防空壕で受けた強い印象を失った」と感じたことが書かれていた。設問では、なぜ生徒が体験談を気に入らなかったかを問い「彼女の話し方が好きではなかったから」の選択肢を正解にしていた。
確かに問題点は、
「どのような感想を持っても自由だが、それを入試として出題することがおかしい」
という一点に尽きる。
入試を受ける生徒にしても、祖母や祖父が元学徒、という生徒もいるだろうし、講話を聞いて感涙した子もいるかもしれない。
入試問題は、他の試験と違って長年保存され、人の目に触れる機会も多い。まして青学のような有名校となれば出版もされるしなおさらのことだ。
「ひめゆり」という固有名詞を使わず、「とある元学徒の女性」とぼかす方法、または「退屈」という言葉を避けるという方法もあったかもしれない。
英語や国語の問題文は、最初から最後までストレートなものはあまり使われない。ある程度のヒネリを加えないと、読解力を測ることが出来ないからだ。後で述べるが、この文もまた、文章にひねりを加えるためのパラグラフの一部であって、文章の主張の肝ではない。
とはいえ、「残るもの」「対外的にも読まれるもの」という性格上、できるだけ政治的・思想的な色は付けないのが無難であろうとは思う。そういう意味で入試に使うには無神経だったと言えるだろう。実力テストとかにしておけばよかったのに。
青学の修学旅行で長崎に行くということなので、これから行く人間に「語り部の話って退屈」という印象をあらかじめ植え付けるのはどーなのよ、とも思ったのだが。
実際長崎でも語り部さんを予約するんだろうに、要請する側がこういう文を作ってたら、もし「青学お断り」という対応をされても仕方ないだろうなあ。
さて、一連の報道だけ見ると、よっぽど非道な内容の文だったように捉えてしまいがちだが、実は全文を読んでみると、文の趣旨自体は「戦争の記憶をいかに語り継ぎ、受け継ぐべきか」という内容になっており、報道がやや近視眼的になっているのではないかという印象も覚えた。
参考リンク:入試問題全文(pdfファイルです)
内容をかいつまんでみると
・戦後60年経過した現在、戦争の体験を語り継ぎ、それを継承する事は大切。それをどのようにしていくべきか
・以前見た戦争に関する番組は非常にショッキングなものだったが、視聴者の老人から「私たちは年老いて、体験を語りたくてもできなくなる。よくぞ作ってくれた」という番組への賛辞があったことを知り、体験を継承する上で「言葉」と「映像」という手段について考えた。
・修学旅行で沖縄に行き、防空壕へ行った。「キャンプとかしたら楽しそうじゃね?」とはしゃぐ私たちに、案内してくれた元学徒のお爺さんは懐中電灯を消して、当時の本当の状況を再現し、極限状況にあって「生き延びる事だけを考えていた。あの時の事は辛くて思い出したくない」と言葉すくなに語り、私たちは強い感動を覚えた。
・その後、元ひめゆり学徒の話を聞いた。先ほどの洞窟の印象があったので、どのようなインパクトを受ける事になるのかと思っていたら、退屈でつまらなく肩透かしだった。これまで何度も体験を語ってきたせいなのか、あまりにも手馴れていて上手過ぎ、まるで母親のベッドでの読み聞かせを聞いているようだった。話を聞いて感涙している同級生もいたので、「意味ナイ」とするべきではないけれど。
・言葉は強大なパワーを持っている。しかし時に個人の主観も混ざり、正確な伝達を妨げる可能性もある。サッカーの国際試合における中国人の日本への凄まじいブーイングを見ていると、「彼らも彼らの親から戦争体験を語り継いでこういう感情を持つに至った」と考えるが、それは果たしてどのような言葉で、何を語り継がれたのだろうか。
というような感じで、「戦争について、言葉や映像をどのように用いてどのように語り継ぐべきなのか」がテーマということ、体験の継承について決して軽んじているわけではないということが分かるのだが。(個人的には、全体的な「体験」「映像」>「越えられない壁」>「言葉」という論旨に偏りを感じないではない。また反日感情は親子の伝達と言うよりは国家規模の半日教育の影響のほうが大きいとも思う)
いずれにしても入試問題とするのに難アリとは思うが、いちいちひめゆり語り部に「こんな入試がありましたよ、ひどいですねえ~」とご注進するほうもどうなんだろうなあ。
投稿者 zerodama : 17:48 | コメント (2) | トラックバック
2005年06月11日
いや、こらもうテロだろ
「1組の生徒に恨み」山口・光高爆発、逮捕の高3供述 (読売新聞) - goo ニュース
昨日の昼頃のニュースでは「爆竹(のようなもの)」と報じられたが、「ビンの中に仕込んだ爆発物」というのはもっと悪質&本格的な爆発物だろ…と思っていたら、数時間で「爆発物」と訂正が来た。
現時点では、動機は「3年1組の生徒に恨みがあったから」と供述しているらしい。
「一人の人間に危害を加えるために、他の生徒を巻き込んでも無問題」と考え、実行する。
これはもう立派な無差別テロだ。
夜のニュースでは、学校側が「こうした事態(危険物持込)は正直想定外だった」と話しているが、もうホントに、「そらぁそうだわ…」と同情を禁じえない。それを想定して毎朝詳細に持ち込み検査をしていたら一気に収容所風景、これまでどおりに授業をはじめようと思ったら、生徒を7時半頃に登校させなければ間に合わない。んー、それでもマスコミとか世間はムリヤリバックストーリーを作り出して「学校教育のひずみ」のせいにしたり、「学校側の管理見通しが甘い」とか「管理側叩き」に走るのだろうか。
高校生のメシは基本的に弁当、購買部、もしくは(あれば)学食だから、食い物関係の持ち込みは毎日の事だ。今では学内にジュース自販機が置いてあるのも普通だし、弁当といってもコンビニで買ってくる生徒も多いので、どこぞの万博開場のように缶・ビン・ペットボトルの持込を制限したり、検査したりするのは実質ムリ。
いや、それ専用の警備員なりスタッフなりを別途徴収PTA費で雇って毎日持ち物検査をする(こういうことはプロのほうが睨みが効くし、カツカツの配置しかされてない教員スタッフでは賄えない…)のは不可能な事ではないけれど、そういう収容所的な風景と雰囲気というのもまた絶賛クレーム受付中になりそう(逆にそこを評価して「セキュリティ万全なところに通わせたい」という親のニーズもでてくるかもしれないが)。「授業中に廊下を不審な生徒・サボり生徒が歩いていないかどうか、全棟で警備員が常時監視」とか…それもいいけど、正直教員は助かるかもしれんけど、もはや学校の風景とはいえなくなるような気も。そうでなくても「持ち物検査(私らが中学のあたりはよくあったな…)」的なものには、今は親のクレームがものすごいらしいし。
監視・検査・不審の疑いを部外者に向けるか、生徒に向けるかというシンプルな違いだが、この差が雰囲気にもたらす影響は相当大きいはずだ。教員の日々業務の中には、あまり幸せなことでもないが看守的なものも含まれているが、看守そのものにならざるを得ない状況が訪れたら、もうそこは「学校」とは呼べないシロモノになるんじゃないかと思う(まあ、中高生ってよく「学校は監獄、俺は囚人」みたいな気取り方をするものだが)。
んで、「図工から彫刻刀追放」とか「カッター持ち込み禁止」とか、そういうアホな流れがますます加速するだろうなあ。
ニュース報道で一番腹が立ったのは、光市教育委員会の人間が
「申し訳なく思っている」
という言葉を軽軽しく使った事だ。
この人物に「とりあえず謝っとけ」という浅い感覚しかないってことはよく分かったが、この言葉を口にした時点で、「学校側になんらかの落ち度・原因があった」ということになるわけで。明確な事情もわからないうちに軽率な言動は勘弁して欲しい。相方と二人で憤慨した。
こういうアホを二度とTVで喋らせないでほしいぞ、光市。
ともあれ、この手の事件は模倣行動が発生しやすいので…わりと現実的なレベルで不安っす。
投稿者 zerodama : 07:21 | コメント (0) | トラックバック
2005年06月08日
責任転嫁の世の中で
山形市に「馬見が崎川」という川がある。
秋になれば芋煮会のメッカであり、また河畔にはグラウンドや公園・ゲートボール場なども整備されており、市民の憩いの場&付近中高生のランニングの場(そーいえば、高校の体育の時間のマラソンコースはもっぱらココだったなあ)となっている。
近くに市営プールがある。10年程前だったかにキレイに大改装されて、「ジャバ」という名前で親しまれている人気スポットだ。
そこに関するニュース。
事故怖い噴水止める 市「水遊び想定せず」(asahi.com マイタウン山形)ジャバの広場中央にある噴水は97年の施設完成とともに設けられた。噴水口を中心に
直径約18メートルの円状に岩が置かれ、深さ30センチほどの水だまりがある。
市開発公社によると、完成以来、毎年4月から11月の間、水を流しており、小さな
子どもたちには夏場の格好の水遊び場だった。真夏には一度に30人以上の子供が
中で遊んでいたこともあった。しかし、「この噴水は本来、水に触れるための場。中で遊ぶことは想定していない」。
水だまりで転ぶ子供もいたため、完成当初から「中に入らないように」という看板を
立てていた。だが、水遊びする子どもたちの姿は絶えず、同公社は市公園緑地課と
協議の末、04年6月、水を止めることに踏み切った。同課の担当者は「行政の管理責任が厳しく問われるのが今の時代。慎重にならざるを
えない」という。噴水を再開させる予定は今のところないという。同公社の石沢光博馬
見ケ崎プール管理事務所長は「しばらくは岩山として見てほしい」と話した。
これは公社の判断が正しい、というかやむを得ないものだろうと思う。
立て札や注意書きを無視してあそばせたあげくに、ケガした汚れたとすぐに管理側を訴えるDQN親がこれだけ増えた世の中では、こうすることが法的自衛というものだ。学校のグラウンドまで芝生にさせられる時代だし。
看板とか注意書き・アナウンスなどにもっとしっかりした免責能力が付与されればいいと思うのだが…
一方、子供と遊びに来ていた近くに住む女性(38)は「暑い日にはみんな入っていた。水が流れていないとちょっと寂しいです」。
いや、平然と「みんな入っていた」と言う規範意識の低いあなたのよーな人が多いから水が流れなくなったわけだが。
まあこの人自身が子供を遊ばせていたかどうかまでは分からないが、そうやってたDQN親が、「ルールに従わなくてもいい」というのを目の前でガンガン実践しているのを見たら、そりゃ子供だって「ルール」の概念自体がないおバカになるわなあ。
それにしても情けないと思うのは、立て札の字を読めるだろうに平気で子供を噴水に入れる、または止めない親(衛生的にはけっこうヤバい気がするんだが)もそうなのだが、ここがプール前の広場だということだ。
水遊びしたいならすぐそこにあるジャバのプールに、小銭数枚持って行けばいいじゃないの、と思うのだ。他の噴水ならいざ知らず、なんというか、行動がなんともビンボーっちい(山形的と言われればそれもそうなんだが)。
馬見が崎川にもいくつか水遊びスポットがあって、子供の頃は芋煮ができるまで遊んだ(もしくは水辺で遊んでいてドッポンと落ちたりもした)ものだが、今は立ち入り禁止になっているかな?でも足を浸すくらいはできそうな気がする。
記事には写真がついていて、水が止まった噴水の中を親子が歩いている場面が写っているのだが…
ヤラセか皮肉かよくわからんけども…
今度は水を止めたら止めたで、「噴水内で転んで怪我をした。水が入っていれば怪我しなかったのに!」とか訴えるバカ親が出てきそうだけれども。
では今度は、中に入れないように策や鉄条網を…
こうして景観が一つずつ殺風景になっていくと、また文句を言うのだろうけども。
投稿者 zerodama : 10:23 | コメント (0) | トラックバック
2005年06月02日
今日のニュースから
【こぼれ話】夫婦喧嘩の末、腹いせに7千万円燃やす=イスラエルの男 (時事通信) - goo ニュース
イスラエルの日刊紙イエディオト・アハロノト電子版が1日報じたところによると、テルアビブの高級住宅街に住む男性がお金の問題をめぐって妻と口論した揚げ句に、自宅の芝生の庭で300万シェケル(約7400万円)の現金を燃やし煙と灰にしてしまった。同紙によると、夫は堪忍袋の緒を切らし、家の金庫の札束を袋に入れて庭まで引きずり、火をつけた。近所の人が「自分で自分の家に放火しようとしている人がいる」と消防署に通報、消防車4台が現場に急行する騒ぎになった。消防士の1人は「36年間、消防士をやっているが、こんなのは見たことがない」とあきれ顔。消防が駆けつけた時には札束は既に燃え尽きていた。〔AFP=時事〕
時事通信社発の「こぼれ話」は、この間の「ヒトの乳から直接ヒョウに授乳」でもそうだったが、変なパッションがたぎっているものばかりだな~。
ダンナのスケールのでかさもすごいが、近所の人の通報内容もいい味出している。
全児童名簿流出:ウィニーで感染、成績表も 愛知の小学校(MSN-Mainichi INTERACTIVE)
愛知県一宮市の市立小学校の03年度の全校児童535人と教職員の名簿などがインターネット上に流出していることが1日分かった。児童名簿には住所や電話番号のほか、保護者や兄弟の名前など個人情報が詳しく記載され、複数の教科でクラスごとに一覧にした成績表も流出していた。学校側や同市教委は流出の事実を把握していなかったという。学校児童の名簿のネット流出が発覚したのは前代未聞。児童名簿などは小学校で作成されたとみられ、児童名簿や教職員名簿などを保存していた個人所有のパソコンがファイル交換ソフト「ウィニー」のウイルスに感染したため、個人情報が漏れたとみられる。
名簿には児童の氏名、電話番号、保護者名、住所のほか、一緒に登校するグループの通学団、兄弟姉妹の名前と学年クラスが書かれていた。教職員名簿には、住所、年齢や教員免許の種類、出身大学と卒業年月が書かれていた。このほか、体操服姿の児童がグループで走る風景など児童が撮影された複数の写真も流出していることが確認された。
あーあ、先日の湯沢市佐藤某の大失態に何も学ばなかったのか。
流出内容が湯沢市のソレより遥かにヤバいものばかりで、「バカすぎる」の一言で片付けられるものではない。
どーーーーして業務データを入れたPCと別にしておかないかな~~~
考えられるのは教員か事務室かということになるのだが、事務室では「クラスごとに一覧にした成績表」を扱う事は考えにくいので、教員ということになるだろう。
ちょっと気になるのは、あまり教職員名簿に「免許の種類や出身大学」などは付記しない事。
基本的に、教員免状の内容・履歴などはヒラ教員が扱うようなものではないのだが…
冗談抜きで、教員採用試験の内容に、情報セキュリティ管理やPC取り扱いの問題を入れておかないといけなくなりそうだ。
「次のうち、重要データを入れたPCに絶対にインストールしてはならないアプリケーションを選べ」とか。
お役所と違って、公用PCが支給される予算がつかないものだから、「職員室のPC」といっても1台や2台がせいぜいで、個人で購入したパソコンをめいめいが使っている(LAN環境はたいてい整っている)のが教職員の現状。当然使っているアプリケーションやセキュリティソフトも様々なので、なかなか一貫したメディアリテラシー研修が行いにくいという一面はあるのだが…なんでnyする前にちょっとは調べないかなあ…
参考:山田ウィルスまとめサイト「kawaisosu@wiki」
なぜJR西日本でなく、国が負担するのか納得イカンのだけども…