2005年05月31日

天ぷら鍋新調

うちでは6人分の天ぷらを、しかも食いきれないほど揚げることが多い。
しかも、山菜シーズンは、一個一個が広がって大きくなりがちな葉物メインになるので時間もかかる。ようやく揚げ終わったら最初のが冷めてしまっていることもザラだ。
以上のことを鑑みて、高さはさほどでなくていいので、直径が大きくて一度に無理なく多く揚げられるような天ぷら鍋を購入。
直径は28cm。これより大きいと今度は家庭用コンロでは大きく、火の回りにもムラが出そうなので。

ネタはナスとピーマンとイカ。
衣を、前回同様、やまやで購入した発泡ミネラルウォーター「ヴェルニエール」で作る。
口径が大きいと、やはり能率が全然違う。
そして、発泡ミネラルウォーターで作った衣がイカにベストマッチ。
さっくり揚がり、しかも時間が経ってもベトつきが少ない。
ヴェルニエールはなんといってもペリエなどと違って安いし、(500mlで一本60円ちょっと。紺とレックスも安いしやまやは神。)サイダー類ではなく無味なので飲んでもスッキリ、梅酒などを割るにもちょうどいいので、今の季節は欠かせない。
ペリエでも、クラブソーダでも、要するに炭酸が入っていればいいようだ。ビールでもOKだと思うが、苦味が残りそうかも(第一勿体無い;)。
これまでにないほどクリスピーに揚がったイカ天に抹茶塩。極楽。ビールは同じくやまやで買ったギリシャのビール「ミノス」。きっちりビールで一冠100円は、発泡酒より安い。
やっぱり買ってよかった天ぷら鍋。

投稿者 zerodama : 23:03 | コメント (0) | トラックバック

本当にかわいそうなぞうのはなし

かわいそうなぞう
今も小学校の教科書に載っているのだろうか。
後になって、事実背景は違っていたという説(処分命令を下した大達茂雄の目的が、「猛獣が逃げ出した場合のリスク」というよりも、「内地に気合を入れるため」であり、この話が教科書に採択されたときの文部大臣が大達茂雄本人であったという事とか…まあソースが「赤旗」ではあるんだけど…)なんかも知る事になったのだが、今読んでも実にぐっとくる名文であることは確かだと思う。
「ひらがなの多さ」もヤバい要因だが、繰り返しがものすごく効果的に使われている。
『「さあ、食べろ、食べろ。のんで くれ、のんで おくれ。」』
とか
『ぞうに えさを やっては いけないのです。水を のませては ならないのです。』
あたり。
同じことなのに
『ぞうに えさも 水も やってはいけないのです』
と短くまとめた時と全く印象が違う。うまい。
今音読したら確実にヤバいだろうなあ、これ。

クラスに、根はいいヤツなのだが、今はもうお目にかかれないような青ッパナたれたイタズラガキンチョがいた。本当に落ち着きのない男の子だったのだが、ある日「かわいそうなぞう」のクライマックス部分を朗読させられていた時に、感極まって号泣してしまったのだった。
意外な人物が、誰よりもセンシティブな情緒を持っていたことに皆驚くわ、もらい泣きする女子はいるわで、今でも忘れられない光景だ。

この文章が再びのインパクトをもって迫ってきたのは、以前軍事板で「悲惨な戦況なのに(笑)をつけて報告するスレ」を読んだ時だった。
タイトルどおりのスレで、例えば

赤木がやられた(笑)
加賀がやられた(笑)
蒼龍がやられた(笑)

あ!ついに飛龍もやられた(笑)


とか

「艦長、古代の艦がついてきません(笑)」

とか、あまりに不謹慎なのだが妙に破壊力のあるスレだった。
で、その中に「かわいそうなぞう」もあった。

今までどのぞうも、自分の子どものようにかわいがってきた、かかりの人は、
「ああ、かわいそうに(笑)、かわいそうに(笑)」と、おりの中をいったりきたりして、
うろうろするばかりでした(笑)。
どのかかりいんも、うごけなくなったぞうを見ながら、
「せんそうを やめろ(笑)」
「せんそうを やめてくれ、やめてくれえ(笑)」
と、心の中でさけびました(笑)。
ついにどのぞうも死にました(笑)。
「ぞうが しんだあ(笑)。ぞうが しんだあ(笑)」
かかりの人はさけびながら、げんこつでつくえをたたいて、なきふしました(笑)。

うはああ~、なんか全くの別物にぃ~とか言いながら、モニターの前で悶絶してしまったのだった。

現在、軍事板には別の「かわいそうなぞう」スレッドがある。

いま、ドイツぐんには90台のぞうがいます。
そのころ、ドイツはソれんとせんそうをしていました。せんそうがだんだん
はげしくなって、つよいせん車をつくることになりました。
ポルシェはかせは、はつでんきでモーターをまわせば、かっきてきなせん車
ができるとかんがえて、つよいタイガーせん車をつくりました。
でも、ポルシェ・タイガーはやくたたずだったので、じょうぶなせんとうし
つをつけてエレファントというじそうほうにかいぞうしました。
いよいよ、90台のぞうも、しゅつげきすることになりました。
けれども、近くのてきをうつきかんじゅうのないエレファントは、ちかよっ
てきたソれん兵につぎつぎにげきはされてしまうのです。
今までどのぞうも、自分の子どものようにかわいがってきた、ぞうの中の人
は、
「ああ、かわいそうに、かわいそうに」とせんとうしつの中を、いったり、
きたりして、うろうろするばかりでした。
どの兵士も、ぞうにとじこめられたまま、
「せんとうを やめろ」
「せんうを やめてくれ、やめてくれえ」

と、心の中で さけびました。
ついにどのエレファントもしにました。
「ぞうが しんだあ.ぞうが しんだあ」
エレファントぶたいの人がさけびながら、しれいぶにとびこんできました。
げんこつでつくえをたたいて、なきふしました。
その90台のぞうも、今はロシアのつちの下に、しずかにねむっているので
す。

戦車の知識が少しあればかなり笑える&泣けるスレ。他にも「かわいそうなとら」「かわいそうなチハタン」、別板からのネタなどもある。
特に昨年のジャイアンツをネタにした「かわいそうなじぞう」が秀逸。

いま、巨人ぐんには5人の4番打者がいます。
そのころ、巨人ぐんはセリーグで戦っていました。ペナントあらそいがだんだん
はげしくなって、つよいチームをつくることになりました。
ナベツネオーナーは、各球団から4番打者を強奪すれば、かっきてきな打線
ができるとかんがえて、つよい史上最強打線をつくりました。
でも、じぞうは一塁しか守れないやくたたずだったので、ペタジーニに無理やり
レフトを守らせて超強力打線にかいぞうしました。
いよいよ、史上最強打線も、しゅつげきすることになりました。
けれども、ザル守備陣がろくに守ってくれない投手陣は、機動力を売り物に
してきた他のチームにつぎつぎにげきはされてしまうのです。
今までどの投手も、他人の子どものように酷使してきた、首脳陣の中の人は、
「ああ、かわいそうに、かわいそうに」とダッグアウトの中を、いったり、
きたりして、うろうろするばかりでした。
どの投手も、マウンドに上らされたまま、
「酷使を やめろ」
「凡ゴロぐらい 止めてくれ、緩慢な動きをやめてくれえ」
と、心の中で さけびました。
ついにどの投手もしにました。
「河原がしんだあ.真田が しんだあ.木佐貫が しんだあ」
池谷投手コーチの中の人がさけびながら、かんとくしつにとびこんできました。
げんこつでつくえをたたいて、なきふしました。
そのじぞうも、そろそろしずかにねむるのと思いきや、500号ホームランを打つまでは
ずっと巨人ぐんの4番にすわりつづけているのです。

まあそのー、本当に可哀想なのは別に「じぞう」じゃなくって、投手陣だったりするあたりがまた可哀想。

投稿者 zerodama : 15:14 | コメント (2) | トラックバック

2005年05月29日

日曜朝

交響詩篇 エウレカセブン」(7:00~7:30)
この時間帯に持ってくるのが勿体無いほどの作画クオリティ。
話の伏線が色々ありそうで、お子様マーケット的に、ゾロリせんせいと張り合うにはどうなのだろうという不安もけっこうあるが。

それよりも、なんとなく流していた「甲虫王者ムシキング」に何気にひきつけられたり…
この番組、山形では6:30~の放送
…私はこれから、日曜に何時に起きればいいんだろう……

投稿者 zerodama : 22:48 | コメント (0) | トラックバック

白竜(平田町)

昼前、八幡町の温泉「ゆりんこ」に入ってサッパリした後、ラーメンを食べに。
定期的に「たまにパンチのあるラーメンが食べたい、特に辛味噌系!」となるので、迷った結果、平田町の「白竜」に行き、「辛味噌ラーメン」と餃子。

餃子のほうが先に出てきた。
ココの餃子はなかなかいける。
皮もアンも美味しくてジューシーだし、「6個入り」というのも二人で分けるには嬉しい。大抵5個なので。コストパフォーマンスも優れていると思う。

辛味噌ラーメン
ベースのスープが甘い。とにかく甘い。
おそらく野菜系のダシによるもので、特に不自然ではないのだが、かなり甘いので、レンゲについてくる辛子味噌を全部溶かしても全然辛味が足りない。
不本意ながらラー油と七味を相当足してしまった。最初から「辛味噌多め」とか頼めるのだろうか。とにかく辛味は不足。
炒め野菜が多いのはいいと思う。
好みとしてはここにニンニクのパンチが欲しいところなのだが、これがこの店の辛味噌ラーメンの組み合わせということなのだろう。
ボリュームもあるが、ちょっと高いかも。
個人的には、「すうぷ屋」の辛子味噌ラーメンのほうが総合ポイント高いかもしれない。
まあ、理想の辛味噌食べたければ素直に南陽行けってことなのだが、南陽はあまりに遠し…

相方は「平田ラーメン」。
酒田に近いのだが、酒田ラーメンとはまた違う。
麺は手切りの太くて縮れてゴツゴツ感のある麺。
スープには豚の背油が薄く浮くのが特徴で、味は醤油の味がストレートに出る煮干風味。
これだけだと、統一感がイメージできない説明だが、実際すすってみると、「この麺にはこのスープしかない」と妙に納得させる力のあるラーメンで、固定ファンも多い。
シンプルだが不思議と飽きず、また量が多いのが特徴。

二人とも、折角温泉に入ってサッパリしたのに、再び汗ダラダラに。カーエアコンが心地よい。

投稿者 zerodama : 17:12 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月28日

さよならカルボナーラ

先週「臨時休業」で振られた「オーシャンズカフェ酒田店」にリベンジ。
今日はやっていた。入り口に

「やってます」

という札がかかっていたからわかりやすい。

前回オーダー間違えられて食えなかったカルボナーラを食う!食ってやるぞ~!と息巻いて行ったのだが、

あったかくなったらカルボナーラはお休みみたい……

………orz………

全米が泣いた……

いやまあ、生ハムペパロンチーニもとても美味しかったけれども。
食いたかったよぅ…カルボ…

前にengさんが言っていた「店主の独り言ノート」みたいなのがカウンター席にもあった。
あー…うん…予想通りの内容だった。
40代位の人のあんまり面白くないブログとか日記を読んじゃった感じ、まあengさんのコメントどおりの内容と印象だった。
(こってり系のカルボナーラは寒い季節に出しているとそこに書いてあった)

この店で何が気に入ったって、やっぱりお手製のジンジャーエール。やみつき。
今回も、隣のお客とオーダー間違えて持ってこられた(前回と違って「つくり間違い」ではなかったが)のはナイショ。
まあ、秋くらいになったらまた行こう……

投稿者 zerodama : 16:21 | コメント (2) | トラックバック

2005年05月27日

かわいそうな●●のはなし

中国の動物園でライオンら大量餓死 (時事通信) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20050526/050526114914.4bfyklxv.html

中国国営新華社通信によると、湖北省に開設されている私立動物園で、資金不足から十分な餌を与えられていなかったアフリカ・ライオン8頭など動物多数が餓死するいたましい事件が起きた。(写真はケニアの草原でくつろぐライオン)

さすがに死んでるライオンの写真を載せられなかったので「イメージ映像」になっている。
しかし21世紀になってもなお、「かわいそうなぞう」のような話はあるものだなと思っていたら、またも動物が死んだ話題。

【こぼれ話】人間の母乳、口に合わず=トラの赤ちゃん死ぬ―ミャンマー (時事通信) - goo ニュース

【ヤンゴン12日】ミャンマーの首都ヤンゴンの動物園で最近、ベンガルトラの母親から隔離された雌と雄の赤ちゃん2匹が人間の母乳で育てられていたが、結局、脱水症状を起こして2匹とも死亡するという悲しい結末に終わった。(写真はミャンマー女性の乳にむしゃぶりつくベンガルトラの赤ちゃん)

2匹は母親のベンガルトラ「ノアノア」が3月に3匹目の子供を殺してしまったため、母親から引き離された。生き延びるには母乳が必要だと聞いたヤンゴン動物園職員の親戚の女性(40)がこの数週間、トラに代わって自分の母乳を与えていた。

しかし現地の週刊誌「インタビュー・ジャーナル」によれば、雌の赤ちゃんは4月27日、雄は5月3日に相次いで死亡した。動物園の主任獣医キン・マウン・ウィン氏は、「人間の母乳はトラの赤ちゃんにはうまく消化できず、猛暑だったことも影響した」と指摘。「母親から授乳を受けなくなった時、2匹はまだ生後1カ月足らず。人間の母乳を肝臓が受け付けられなかった」と話している。2匹はクーラー付きの部屋に収容されたが、それでも助からなかった。

えーと。
とにかく写真を見ていただきたい。
普通、「人間の母乳を与える」といったら哺乳瓶か何かを想像するわけだが。
直接ですよ直接。
猛獣といえど乳児時代は小さいころは牙とか歯とかがないものなのか?
あまりにも思い切り良すぎるぞ授乳女性(40)。
けっこうすごい事態だと思うのだが、「こぼれ話」扱い。こぼれたか~;

投稿者 zerodama : 22:01 | コメント (2) | トラックバック

2005年05月26日

チャングム面白いっす

実家の母は、伯母の影響ですっかり韓流好きになっている。
私も何度か啓蒙を受けたりしているのだが、現代恋愛物は「やたらと交通事故で記憶喪失になってる」印象が強く、まあ見ると見てしまうものもあるのだが、いまだ積極的に見ようという気にはならないでいた。

母と一緒に夜色々話などをしていて、初めて「宮廷女官 チャングムの誓い」を見る。
先入観に反して、これはなかなか面白かった。
「宮廷女官」という響きから、「出来の悪い『大奥』みたいなもの」を勝手に想像していたのだが、わりと骨太な時代ドラマ。
実在の皇帝付き女医官をモデルに創作したストーリー。
主演女優の顔や雰囲気が知的で、今の日本ではまずTVで主演を張る事はないようなちょっと硬い感じなのがいい。(母は「壇ふみに似た趣がある」と言っていたがなるほど)男女のペタペタドロドロもほとんどないし。
主人公は最初厨房付きの女官として成長しながら活躍、その後医女になってゆくのだが、この当時の処方も、針灸・漢方薬などとともに食事で直す「薬膳」的なものが多いので、料理シーンが多いのも興味深い。
チャングムには、「母と恩人を陥れた敵に対する復讐」という根っこがあり、「人を救う医術と復讐」という相克するテーマは、多少ありきたりかもしれないが十分に魅力的だ。
多分来週も見てしまうだろう。

なにげに、主題歌のタイトルもすごいっす。(って、そんな小学生みたいな喜び方を…)

投稿者 zerodama : 23:52 | コメント (0) | トラックバック

一周忌

午後、玄機先輩のご実家に、お線香をあげにお邪魔する。

最初は、お墓にお花をあげていこうと思ったのだが、母から「それであんたは気持ちが満足するかもしれないけれど、おうちの方に『誰が来てくれたかわからない』よりは、『お水を上げに来てくれるお友達がいる』ほうが嬉しいと思うよ」と諭され、それはそうだなあと考えを替えたのだった。

近くの花屋で、仏花を誂えてもらう。
「ユリを入れて」と注文したら、色々なユリを見せてくれたので、「ちょっと珍しい種類」とお店の人が言う、薄い黄色で上品なのを選ぶ。
若い人へのものだから地味にしたくなくて、赤い色も少し添えてもらった。

あらかじめお電話差し上げるとお母さんが出てくださったのだが、妹さんも一緒だった。
昨年のお盆にお邪魔したときはお仏壇だったが、今年は居間の棚に、写真や先輩の書いた絵、つかっていたコンピュータや画材、本、お友達からのメッセージなどが整理されて飾られていた。何度もお部屋に遊びに行った私には馴染みのあるものが多かった。
ネコの置物やぬいぐるみなどもあって、いかにもネコ好きの先輩(愛猫はご実家で元気だった)らしい。
「先輩は猫が好きでしたからね…」
お茶をいただきながら、お母さんと少し話す。
入院中も、お母さんが「何か欲しいものがあったら持ってくるから」と尋ねると、いつも
「なまねこ♪」
と答えていたという。
どんな声でそう言ったかがそのまま想像できて、言葉に詰まってしまった。
一年経つのは早いですね…と語るお母さんだが、まだ気持ち的にはさぞ生々しい痛みがあることと思う。
「お盆とかお正月になると、ひょっこり帰ってきそうな気がして」
とお母さん。結局今回も泣かせてしまったが、母の言うとおり「私はずっと先輩のことを思っています」ということが伝えられて、来てよかったのだろうと思えた。

帰り際、お母さんから銀七宝のしおりをいただいた。
私のように訪れる人たちに渡してくださっているようだった。
青緑の美しい細工が施してあった。こういう色が先輩は好きだったように思う。

投稿者 zerodama : 21:55 | コメント (0) | トラックバック

古窯ヤバイ

昨日から一泊で、事実上ご招待を受ける形で、山形上山温泉「日本の宿 古窯」に行って来た。
同温泉郷でも超有名、値段のランクも上のほうなので、自分の金ではまず行けないお宿。
同行した会社の方は、「ここに来るの初めて」と言う私に、「ここに来ちゃうと他には泊まれなくなるよ~」と語ってくれたのだが、すごく納得できる一泊二日だった。
玄関に入ると、すぐにフロントではなく、控えの間で抹茶を一服。ここで日常とスイッチ切り替える感じ。
部屋の眺めもいいし、二つの大浴場も広いし綺麗だし、特に平日とあって女性客が少なく、女湯は極楽。その上オリジナル浴衣のお土産まで。
このランクの宿だと、浴衣とか丹前の素材や仕立ても違うもんなのだなあ。

んでメシ。
今回は「まぐろトロコース」を選んでくださったようなのだが、もう素晴らしすぎ。
特にご飯。部屋の後ろのほうに小さめの羽釜があり、頃合を見てお米をその場で炊いてくれる。しかも食味日本一コンテストに輝いた山形県藤島町の「鈴木さん」作のお米(ウド鈴木のお父さんだそうな)。
そういえば私、「羽釜炊き」のご飯ってこれが初めてだ。
よく「うまいご飯はおかずがいらない」と言うが、本当にそのとおりで、人生最高のご飯を食べたかもしれない。あーる君の気持ちがよく分かった。
まあこんな風に接待していただいたので、2次会は会長さんの接待に回るのも仕方なし。

宿の中のカラオケスナックで二次会だったのだが、70くらいの人はどうしてすぐに、何の曲でも踊りたがるのだろう;
歌う曲も「適当に踊れて、しかもこの年代の人が分かる曲」に絞られるので選曲が難儀。結局何歌っても踊ってるのだが。
私以外の二人のインストラクターが綺麗どころで、そちらと踊るのがあからさまに楽しそうでらしたので、こちらも喜々として歌うほうに回って平和。さすがに「ありがとうの歌」では踊れないっぽかったが。
まあ、酔っ払ったえらい様たちには時折orzなご発言やご行状がないではなかったが、いい宿にお招きいただいたので十分チャラであろう。うん。

寝た時間も遅かったのだが、5時半頃目が醒めてしまい、二度寝して朝風呂を逃すのもアレだと思い風呂へ。
ロビーで会長がタバコ吸ってて「もう朝風呂入ってきた♪」とスッキリ顔。やっぱり朝が早いお年頃。
露店とサウナで適度に酒も抜けてさっぱりしたところで朝食。
バイキングなのだが、これがまたメガスケール。
朝から「54品目」ってなんすか~。
まだあったかい「手作り豆腐」とかあるし、餅もパンも美味そうだし、目移りしまくり。信じられない充実っぷりで、死角なし。

また来たいな~。ムリだろうけど…

投稿者 zerodama : 15:35 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月25日

朝っぱらから…

午後から長距離運転するので、朝少し仮眠をしておこう…と横になったのだが、「なんか怪しい団体が人間をだまくらかして連れてきて軟禁しているマンションに足を踏み入れてしまい、私も軟禁される。あれこれ手段を講じるが、敵が巧妙すぎて連絡も出来ない。女の子にニッコリ笑いかけられつつわき腹刺される。なぜか相方が助けに来てくれて脱出するが、追っ手が迫るわ、なぜか身を隠した神社の狛犬は大変珍しいものではあったが、いきなり『フヨンフヨン』と謎の音を発しながら浮き上がって回転しはじめるわ」
というワケのわからない夢(何しろ夢なので、場面の繋がりがナンセンスなのでこれ以上詳しくは書いても意味がないのだが)を見る。マンションに同居している人間や近所の人間がみな監視者で、細かいシチュエーションで追い詰められていくのがやけにリアルで恐ろしく、夢から醒めかけに自分でも「うーーーん」とうなり続けているのが分かった。
人間、本当に「悪夢にうなされる」もんなんだなあ…

起きて、1031さんのとこのネコ写真(動物苦手な私でさえヤニさがるほどカワイイ)でも見て和もうかとしたのだが、うっかりリンクをたどって
史上最大級の鬱ゲー「狂った果実」のレビュー
を読んでしまい、ロンドンどんよりな気分に。怖いよー。

ついで、高校時代の友人のブログにて、恐ろしいパソコン筐体の写真を。
共存してはならないマークが共存している…彼女のお師匠様(ダンナさん)には結婚式に招かれた折にお会いしたのだが、思ったよりアストロ超人さんだったようだ。

投稿者 zerodama : 10:33 | コメント (5) | トラックバック

2005年05月24日

いいもの食ってるなあ

給食食材業者が持ってくるサンプルの一部を、義妹が持ち帰ってきたので、夕食メニューにプラスして試食。
どの業者も競争の中で色々新商品を出して頑張っているようで、なべてどれも美味しい。
酒田市の小学校給食は、一括センター調理ではなく、学校ごとに栄養士が献立を組み、給食室で調理員さんが作ってくれる。だから業者もそれぞれの栄養士に営業しなければならない。
実家のある山形市は、小学校~中学校までセンター調理のものを盛り分けるもの(メニューも、量を増やす形で持ち上がるだけ)だったので、話を聞いてなかなか贅沢&新鮮に感じた。

特に点心系のものが美味しかった。ニラ饅頭の皮がもちもち、それでいて焼くと表面はサクサクで、本当にヘタな店で食うより美味しい(ダメな店の点心は本当に悲惨だ)。今のお子さんは小さいころから外食する機会が多くていいもの食べているので、それにアピールするためか、メニューにも趣向を凝らし、一方では野菜や魚など敬遠されがちな食材も上手に使っていて、実によく出来ている。
義妹の話を聞いても、定期的にバイキングメニューにしたり、地産地消や伝統食・行事食など盛り込んで、羨ましいほどの充実ぶり。私たちが小学校時代に米飯給食が始まり、ソフトメンやら材料練りこみパンなどの工夫が凝らされた時期ではあったが、ずいぶん進化していると実感させられる。
一方で、料理をしない家庭や親も増えていて、「給食で初めて味噌汁の味を知った」という子もいたりするらしく、そういった児童にコンビニ弁当やスーパーの惣菜以外の味・食材を教えるという大きな役割も担っているようだ。

投稿者 zerodama : 21:30 | コメント (0) | トラックバック

「先日の件ですが」from富田ゆかり

From: 富田 ゆかり(asakura@venusnetwoerk.cx)
Subject: 先日の件ですが

ご返信が遅くなりまして申し訳ありませんでした。以前お伺いしました件で詳しい内容がまとまりましたのでお送りさせて頂きます。何かご不明な点、ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

時代の流れのせいなのか、独身女性、キャリアウーマンといった方が日本中に溢れております。そのような女性から沢山のご意見、ご要望を頂きまして今回『VenusNetwork』を立ち上げるに至りました。代表の富田ゆかりと申します。

先ず初めに間単に『VenusNetwork』についてご説明させて頂きます。

最近ニュース等で取り上げられている「出会い系」「○○詐欺」のようなことは一切ございません。なぜなら目的がまったく違うからです。上記にあげましたような所は間単に言ってしまえば「お金」が目的だと思います。しかし当クラブは【女性会員様を男性会員様にご紹介させて頂く】事が目的で御座います。
『VenusNetwork』は女性の方のお声が元で立ち上がったクラブで御座います。ですから女性会員様の会費によって運営しておりますので男性会員様からは登録料、紹介料は一切頂いておりません。
世間で取り上げられているような悪質な業者ではないということを御理解頂けると思います。

電信八号の画面で受信する前に、本文の冒頭部が読めるので、たいていのSPAMは、タイトルが通常メールに似ていても本文でバレバレなのだが、これはめずらしく冒頭部でボロを出すまいと通常の文章に徹しようとしているタイプ。
本文の中にURLやメールアドレスが出てこないのもまあ新しく、努力の跡が見られるが、肝心のアドレスにあるドメインが「venusnetwoerk」とかなっちゃってるあたりで何もかもがロボコン0点。

既に当クラブの厳選な審査によって女性会員様を選ばせて頂いております。
次は男性会員様です。男性会員様は今回は初の募集となります。
(当クラブが女性会員様の会費で運営しておりますので、まず先に女性会員様を入会させて頂きました。)
*男性会員様に地域とタイプを指定して頂きます。
*当クラブが日本全国で待機されてます女性会員様の中から、条件に当てはまる方をご 紹介させて頂きます。

女性会員様は身分のある方、セレブな方が在籍しております。双方ご本人様しか分からない様々な事情がおありかと思いますので、男性、女性会員様共に秘密厳守を前提としております。安心してご利用下さいませ。

それでは、早速女性会員様のご紹介をさせて頂きたいと思いますので、下記の簡単なアンケートをご記入の上ご返信下さいますよう、お願い致します。

お住まいの地域を都道府県で構いませんのでお教え下さい。
「      」

ご希望のタイプを①~④の中から1つお選び下さい。
①真面目なお付き合い   ☆恋人募集
             ☆結婚前提としたお付き合い

②サポート希望      ☆女性スポンサーとのお付き合い 
             ☆事業融資

③割り切ったお付き合い  ☆秘密厳守でのお付き合い
             ☆大人なお付き合い 

④40代からのお付き合い ☆第二の人生
             ☆新たな出会い
「      」
*細かい女性のタイプ等御座いましたらお教え下さい。無記入でも構いません。
「                                     」

ご返信頂きましたらすぐに女性会員様をご紹介致します。

尚、このメールが必要ないと思われましたら『配信不要』と一言沿えてご返信くださいますようお願い致します。今後の配信は致しません。

それでは、皆様のよき出会いを心より願っております。

『VenusNetwork』代表 富田ゆかり

投稿者 zerodama : 17:14 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月23日

襲い来る山菜

昨日、義父が友人と別方面の山に行って、山ウドその他が大漁。
太くて柔らかめで香りがあって実にいいウドだったが、他の山菜もいろいろあったため、調理にグッタリな二日間だった。
昨日は、ウドとクワダイの天ぷら(大量)・ウドと身欠きニシンの煮付け・細竹の味噌汁(ダシいらずで美味。剥くのはメンドウだが)・細竹焼き・ウルイとさつま揚げの煮付け。
どうしてもこの時期は天ぷらと煮付けが多くなる。
今日はウドのごま和え、昨日に続いてウド皮のキンピラ(大量)。残りのウドは皮を剥いて二杯酢に漬ける。これで完了。
どれも美味しいし、何より義父も喜んでくれるので張り合いはあるのだが、台所に立つ時間もぐっと増える時期。
実家で作っていた料理や、思いつきで作った料理などを持ち込み、山菜料理のバリエーションが増えて喜ばれるのはいいのだが、どう考えても自分の首をしめまくりな気も;

投稿者 zerodama : 23:44 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月21日

ローストチキン

夕食は、ダッチオーブンを使ってローストチキン。
これから暖かくなり、庭などで炭料理するのにいい季節になった。とか言いつつ今日はキッチンにて。

ダッチオーブンをプレヒートしておき、網(金属で、1cm程度の高さがあれば何でもいい。今回はダイソーで買った油きり網)を置き、二つ折りにしたセロリを敷く。焼き目をつけた鶏モモとニンニクを投入し、蓋の上に上火(豆炭)を置いて30分。一度ふたをあけて、豪快に切った(1/2~1/4くらい)野菜(ジャガイモ・にんじん・エリンギ・タマネギなど何でも好きなもの)を放り込んで再び蓋をして30分でできあがる。
キッチンでやるのならオーブンのほうが簡単し、後片付けも面倒くさくないのだが、オーブンと圧力鍋の長所を併せ持ったダッチオーブンの醸し出す味は他に代わるものがない。
前回・前々回は網を敷かないで作ったが、強いたほうが余分な汁気が出ないでさくっと仕上がるのでいいかも。ベストの出来。

他には、相方が職場でいただいてきた太くて柔らかそうなウドなどを天ぷらに。
愛用の炭酸入りミネラルウォーターで卵水を作り、衣を作ってみたところ(売り場のPOPにそういうTIPSが書いてあったので)、とても「カリふわ」に仕上がった。

他にはモヤシとほうれん草のおひたし・ワラビ醤油漬け・キュウリ辛し漬け・にら玉汁など。
毎日こんなに力一杯食っていいのだろうか…

ダッチオーブン料理、次は是非ともパンに挑戦したい。

投稿者 zerodama : 21:16 | コメント (0) | トラックバック

キートン先生ががが

人気マンガ「MASTERキートン」が絶版に至った理由Narinari.com

絶版になっていたとは知らなかったが、こんな理由だとは想像できなかった。

・「MASTERキートン」連載当時、浦沢直樹氏は「YAWARA!」を並行連載していたため、編集部判断で勝鹿北星(菅伸吉)氏が原作者として付けられた。
・ただ、現実には勝鹿北星氏が話を作る機会はほとんど無く、主に浦沢直樹氏と長崎尚志氏が話を考えていた。
・そのため、浦沢直樹氏が「作家としてクレジットが載るのはおかしいから、名前をもう少し小さくして欲しい」と申し入れ。その際、印税比率についても話し合い、今後の増刷分に関しては勝鹿北星氏のクレジットを小さく印刷することで両者が合意。

しかしその後、

勝鹿北星氏と共に「ゴルゴ13」の原作を書き、古くからの「盟友」であった「美味しんぼ」の雁屋哲氏が「『勝鹿北星』の名前が小さくなることは断じて許せない」と小学館に強く抗議したため、小学館が増刷に踏み切れないというなりよ。本来ならば、そんな抗議があったとしても小学館と勝鹿北星氏の間で合意に至っていれば何の問題も無さそうなりが、残念ながら勝鹿北星氏は昨年12月に他界。当事者が亡くなられたことで、事態は小学館と雁屋哲氏との調整という、変な方向へと話が進んでしまっているなりね。

うへー。
ここ数年「美味しんぼ」などの仕事の内容もウザウザな話ばかりだと思っていたら、本人はそれに輪をかけて迷惑を撒き散らしていたんかい。
当初のクレジットや印税配分について当事者間で納得ずくだったのなら、第三者の出る幕ではないと思うのだが。「原作者の地位向上のために」とか考えてるのかもしれないが、今みたいなお粗末な話しか書けない作家にどうこう言われてもなあ~。

ところで勝鹿北星氏の正体については、「工藤かずや説」があって、わたしはこっちに信憑性を感じていたのだけど全然違っていたのですな(工藤かずや氏もかつて「ゴルゴ13」のプロットに関わっていたりした)。

勝鹿北星=菅新吉氏について(はてなより)

「きむらはじめ」という筆名も使っていて、そちらは益田喜頓の本名に由来しているとのこと。
キートンと喜頓のどちらにより傾倒なさっていたかは私は存じ上げないのだが、本当に好きだったんだろうなあ。

投稿者 zerodama : 07:55 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月20日

ワラビ第二弾

大量にあるワラビを使う。
ワラビ・タケノコ・にんじん・油揚げ・きのこで山菜炊き込みご飯。どっかり6合。
セブンイレブンのお気に入りおにぎり「味めし」のマネをして、ダシをとった昆布を細く刻んで入れてみた。ウマー。
おひたしを作った残りは、ジップロックに入れて醤油・酢・みりんをひたひたにして醤油一本漬けに。
これにて全部調理完了。

メインは銀鮭の切り身を鮭・醤油・だし汁のあっさり煮汁(飲める位の味付け)でさっと煮付けて汁の中で落ち着かせたもの。
味が落ち着いたら、汁は鍋に移し、斜め切りネギを入れて煮立ててあくを取り、食べる時に豆腐を入れて汁物に。
鮭の身はそのまま盛り付け、醤油をかけて好みの味に整えて食べる。
この「鮭一つで二品」メニューはこちらに来てから知ったものだが、バカみたいにシンプルで手間がかからないのに美味いのだ。一人暮らし・二人暮しの人にもおすすめ。

酒田まつりの最中で、まあ本来なら定番の赤飯や桜マスにすべきなのだろうが、ちょっと感じだけ出してみたつもり。

投稿者 zerodama : 21:07 | コメント (0) | トラックバック

あなたと一緒にエクソダス

アサメグラフのトップ画像が大変ステキなことに。

「オーバーマンキングゲイナー・スパロボ参戦イメージ」
強化パーツがまたステキ。
ぜひ諸スパロボパイロットの皆さんで、「ウソのない世界」の暴露大会を!

(トップ画像は日替わりっぽいので、見れない場合は画像ログから5/20を見ていただくといいかも)

投稿者 zerodama : 18:11 | コメント (0) | トラックバック

見たいもの見たい(古)

asahi.com: 女装して女湯に、60歳、声でばれて御用 山口県下松市 - 社会

 女装して女湯に入ったとして、山口県警は同県周南市の製缶工、西村勝彦容疑者(60)を建造物侵入容疑で現行犯逮捕した。

 同県下松市の温泉施設で、女性の洋服や下着、胸パッド、かつらを着け、化粧をした顔で女湯に。「女性の裸を見たかった」と話しているという。

 バスタオルを巻いて浴場に入ったのを見て、不審に思った女性従業員が適当な名前で呼んだ。返ってきたのは男性の声で「違います」。準備は周到だったが、女性になりきれなかった?

久々に心和むニュース。なんか30年前のベタベタなエッチ少年漫画かコントみたいな展開である。女湯に入ってきた姿、見たかったなあ~。
「女性の裸を見たかった」…混浴とかじゃ物足りなかったのだろうな。
気になるのは、このアイテムの充実ぶりからして、彼の欲望のベクトルが「裸見たい」だけでなく「女装してみたい」方向にもけっこう割り振られていたんじゃないかと思われる点。
冷静に考えてみると、女装グッズに使ったお金で、女性の裸を見せてもらったり色々してもらえるお店に一回くらいは行ける(あるいはデリバリーしてもらえる)気がするのだが、そういうニーズじゃなかったんだろうねえ。彼の中では。

投稿者 zerodama : 10:56 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月19日

ワラビ大漁

義父が昨日4時起きして秋田から採って来てくれた大量のワラビ。
大きな洗い桶に、たっぷり3つ分もある。
昨日のうちに洗い、灰をふって熱湯をかけ、一晩置いてあく抜きしておいた。
本当は藁をかぶせておくとよいのだが、ないのでキッチンペーパーを紙ぶたの要領でかぶせておく。
重曹でもあくは抜けるが、アルカリ分が強いので多く入れるとワラビの表面が溶けてしまう(勿論灰でも入れすぎるとそうなるが、重曹ほどタイトではない)し、灰のほうが香りが良いので、断然灰派。
今朝洗い、灰水は肥料をかねて裏庭に撒く。
エコロジーとか特に意識しているわけでなく、灰で排水溝が詰まるのも嫌なので。
その後水に浸しておく。

夜、煮付けとおひたし、タタキにして、あとは塩漬けに。
今回は義父のリクエストで、煮付けに身欠きニシンと厚揚げを入れる。
一桶の中に入れたワラビの量が多かったせいか、灰が古かったせいか、いつもより苦味が多く残ってしまった。
おひたしは醤油でももちろんイイが、ちょっとマヨネーズを添えると美味い。別になんでもマヨ派では決して無いのだが、シドケ・アイコ・ウドなどの山菜とマヨネーズの相性というのはなかなか凄いものがある。この食べ方は置賜勤務時代に教わった。
タタキは、自分の家で処理したワラビならではのシンプル贅沢。
ワラビを荒く刻み、庭の山椒葉と味噌を加えてさらに刻みまくる。全体にネトネト味噌状になったらOK。市販の水煮ワラビではこのネトネトが出ない。好みでちょい七味をかけると、酒の肴になめて良し、あったかゴハンに乗せて良し。

投稿者 zerodama : 23:41 | コメント (0) | トラックバック

Xデー

サーヤ(うちでは「皇室のりぴー」とお呼びしております)の結婚式の日取りが、「11月15日、帝国ホテル」に決まったということが報じられる。

めでたいことにケチをつけるつもりもないし、サーヤにも1オタクとして幸せになって欲しいと思うのだが、やはり多くの人が反射的に思ったように

「今度は何が起こるんだ」「災害に備えなければ」

という考えも同時に浮上してしまった。すまんです。
スマンとか言いながら「THE戦闘糧食」とか見に行っちゃって、備える気満々です。

やはり↓のようにまとめられてしまうと、つい「備えあれば憂いなし」と思ってしまうとです。
山形県日本海側、いつ大地震が起こってもおかしくない要因ありまくりだし。

A 2004/11/14 紀宮さま 婚約内定            浅間山で中規模の噴火
A 2004/12/18 紀宮さま 延期後の予定日       高松宮妃喜久子さま死去
C 2004/12/30 紀宮さま 黒田氏のご結婚会見    26日スマトラ地震 M9.3(最近上方修正)観測史上2番目
A 2005/03/20 紀宮さま 納采の儀             福岡西方沖地震 M7.0 福岡市震度6弱
B 2005/03/29 黒田さん 都係長級に昇進        スマトラ余震 M8.5
A 2005/04/02 紀宮さま さくらの会記念行事で祝辞 九州北部余震 M4.8
A 2005/04/13 紀宮さま 春の園遊会          スマトラ・タラン山噴火(12日)、島民避難(13日)、
                                 ジャワ島タンクバン・プラフ山噴火(13日)
A 2005/04/17 黒田さん お誕生日            スマトラ島ニアス島で日本時間午前1時40分地震。M6・3
B 2005/04/18 紀宮さま お誕生日           20日九州北部余震 M5.8 福岡市震度5強。前日、東証暴落

投稿者 zerodama : 11:40 | コメント (0) | トラックバック

Firefoxタブ拡張

エクステンション
TabMix(日本語版)」を導入。

・「blank」ターゲット属性(新しいウィンドウでページが開く)を、ウィンドウではなく同ウィンドウ内の別タブで開く
・ブラウザ終了時に見ていたページのタブ構成を記憶し、次回起動時に同じ状態で開く事ができる
(その他タブ関連の操作いろいろ)

これまた使ってみたら非常に便利。
今までいつの間にか一杯開いていたブラウザ窓が一つですむ。
今までのクセがまだ抜けず、うぷろだ等を見ているとき、(画像が別ウィンドウで出てくることが多いので)画像を閉じようとして、タブ閉じでなくついウィンドウを閉じてしまって「あ」となっちゃったり何度もしたが。
「Tab Extention」と迷ったのだが、とりあえずタブ単独機能で軽いといわれるこちらにしてみた。

覚書リンク
Firefoxまとめサイト

投稿者 zerodama : 10:41 | コメント (2) | トラックバック

2005年05月18日

レジ袋

無料レジ袋の禁止案、ゴミ減量で環境省検討 (読売新聞) - goo ニュース


 同省が検討しているレジ袋削減策の中で最も厳しいのが、同法を改正して、無料配布の禁止規定を盛り込み、違反したスーパーなどに罰則を科すこと。

 ほかに、同法にレジ袋削減の努力規定を明記したうえで、小売店などの業界団体と各店が具体的な削減協定を結ぶ方式や、事業者に削減実績の報告を義務付けて結果を公表することなども検討しており、来年の通常国会への同法改正案提出を目指している。

 これに対し、全国スーパーマーケット協会は「無料配布をやめて有料化すれば、レジ袋は削減できるだろうし、経費も減る」と一定の理解を示しながらも、「客の苦情や売り上げへの影響も考えられる」と困惑。レジ袋の配布量ではスーパーを上回るコンビニ業界の場合、「コンビニはふらっと立ち寄る客が多く、買い物袋の持参を求めるのは難しい」(日本フランチャイズチェーン協会)と抵抗感はより強い。

スタンプとかポイント目当てに袋持参するようにはしているのだが、けっこう忘れてしまったり、用事のついでに買い物する事が多いので、なかなか徹底できないでいるヘタレにはなかなか厳しいニュース。
まあ現在でも、袋の分の費用が価格に上乗せされているわけだが、「一袋につき5円とか10円とか」払わされる事を考えるとやっぱりブルーになる。
車で移動する私とかは、車に袋を大量に詰めておけばいいのだが、男性はバッグを持ち歩かない人も多いし、持っていてもセカンドとか薄型アタッシュなどの小さいものだし、電車通勤の女性の人もバッグはコンパクトにしている人が多い。折り畳めるレジ袋もけっこうかさばるものだ。
それに、スーパーでの買い物は、実際に行ってみないと総量がよくわからない。葉物・根菜やボトルものなど買うと袋が増える。1個で足りない分の袋をいちいち買うのは、客もそうだが、レジの人も面倒そうな気がする。
また、ちょっと別の店に寄ろうかと考えても、「袋が無いからまた今度」となることもあろうし、店側が売上への影響を憂慮するのは十分にわかる話だ。
案とはいえ、いきなり「禁止」は唐突過ぎると思う。

まあ確かに、あのスーパー袋というのはダブつくものではあるが、ゴミを捨てる時にけっこう使ったりする。下着とか汚物(うちはばあちゃんのオムツもあるし)、刻んだ封筒やハガキなど、あまりゴミ袋越しに見られたくないものを一度入れて指定ゴミ袋に入れている。夏の時期は生ゴミを入れて口を縛り、臭い防止に使ったり、あれでけっこう使い道がある。
(注:酒田市では、プラごみ・ビニール系不燃ごみも可燃ごみと一緒に収集しているのでこういうことが可能)
一部のスーパーでは、ゴミ袋に転用できる半透明のものをレジ袋にしてくれている。
結局費用が上乗せになるのは変わらないが、実はあれが一番ありがたかったり…ゴミ袋もけっこう高いので。

投稿者 zerodama : 11:15 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月17日

ヒーロー食品

といえば、代表格は「戦隊もの→ふりかけ」「ライダー系→ソーセージ」を筆頭に、レトルトカレーとかいろいろある。
何の話をしたいのかというと、久々に日本ブレイク工業のサイトを見たところ、いろいろ見た目がリニューアルされていて、その中に「「日本ブレイク工業とふりかけ」」というページがあったのだ。

新しい解体工事を受注致しますと近隣の皆様にご挨拶に伺います。
工事が始まれば、解体作業音が発生したり、重機の稼動に伴う振動や騒音が少なからず発生する訳です。
工期の説明 工事内容等の説明を行う訳ですが、ご迷惑をお掛けする気持ちとしてふりかけを配っています。
今までタオル・洗剤等いろいろな物をご挨拶品としてきましたが、食べ物にこだわりたく、日本人の主食 お米のお供として『ふりかけ』に決定致しました。

さすがかつてみんなの心をわしづかみにした日ブ工さん。看板一つで済ませたりはしないらしい。
また、商売相手である建設会社にも
新築工事でもお手伝いする事(ダイヤモンドコア抜き・はつり工事)は沢山あります。
新築作業所に元気よく『何かお仕事ありますか?』と言ったところで工事内容は失敗工事。
担当者には 『失敗してませんか?』って言っているのと同じです。
これでは、作業所を廻っても仕事が来る訳はありません。そこで、『ふりかけ』の登場です。
現場のお弁当は、おかずのバリエーションが乏しくもう1品欲しいと思っています。
そこで、昼のお弁当のお供に、『ふりかけ』なのです。
営業が作業所にお伺いする時も『ふりかけ 切らしていませんか?』を合言葉にお伺いしますので、宜しくお願いします。

という理由で配っているとのこと。
ニチフリさんならまだしも、「ふりかけ 切らしていませんか?」と声をかけて回る解体業者営業マンは、おそらく日ブ工さんだけ。

そのふりかけ、現物見てみたいなあ…と思ったら、通販サイトで買えるようになっていたのだった。
ちなみに開発元は、ヒーローふりかけのニチフリさんではなく、永谷園さんとのこと。

投稿者 zerodama : 21:06 | コメント (0) | トラックバック

2005年6月号の「コミック乱 TWINS」

購入。

石川賢の「武蔵伝
・武蔵さらに増える。
・スパイダー武蔵の正体、予想をはるか斜め上に裏切る。
いやホントびっくりした。
・ココに画像を載せるのは勿体無いので、ぜひコンビニ店頭などでお確かめください。

今月号の最大の見所は、この雑誌のメイン(真打は「黒田・三十六計」だと思っているが、毎月連載ではないのでそーゆーことにしておく)である、さいとう・たかをの「仕掛人 藤枝梅安」。

今回は、梅安先生の旧友で、一度仕掛の仕事をともにしたこともある剣の達人・小杉さんというキャラが登場する。頭にバカがつくくらい律儀でいい人、剣の腕も立つというキャラなのだが、この人の見た目が、先月出てきた悪役の田島という男にソックリなのだ。
あまりにソックリなので、最初誌面をパラパラとめくった時は「田島が実は生きていたとか、そういう展開なのか?でもキッチリ梅安先生に殺されてたし…」と戸惑うほど。
baian.gif
両者をよくよく見てみると、片やいいひと、かたや血に飢えた殺人鬼なので、表情のつけ方などが違うのだが、月代を剃っていない髪型や「さいとうチックな下まつげ」、V字っぽい口元などやはり似ている。
現代もの(髪型・髪の色で描き分けできる)と違い、髪型が限定されるので、時代劇コミックというのは描き手にとってはなかなかに大変なものなのだろうとは思う。
思うが、見た目の似たキャラを出すなら、せめて1ヶ月くらいは間を置いたほうがよかったんじゃないだろうか、さいとう先生…

<その他>
今回は「百人遊女」がなかなかよかった(決してエロかったからではない)。
この人の絵を見ていると、「女の顔が垢抜けるかどうかは眉毛次第」ということをつくづく実感させられる。とか言いながら自分は毎度ボーボーなのだが…

できれば、あの「左手で5分で描いた」みたいな竜馬マンガのページ分だけ銭返してください…

投稿者 zerodama : 11:57 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月16日

穴は穴でも

例の湯沢市の住民情報他nyダダ漏れ事件関連で、笑わせてくれる展開。

湯沢市民名簿流出:市、HPに報告書を掲載

湯沢市の市民1万1255人分の名簿がインターネット上に流出した問題で、市は12日までに「個人情報流出に関する報告」をホームページ(HP)に掲載した。また、想定される2次被害を防止するため、今月15日発行の「広報ゆざわ」第3号に特集「情報化社会の落とし穴」(10ページ)を掲載し、16日に全戸配布するという。

(中略)

 特集記事は5月の「消費者月間」に合わせたもので、名簿流出で懸念される「振り込め詐欺」など、2次被害への注意を呼びかけている。市は先月27日にも、おわびの号外広報を発行したが、「流出データ回収は事実上不可能で、信頼回復にはまだまだ時間と労力を要する」としている。

「情報社会の落とし穴」て。
まるで悪いのはインターネットや社会であって、自分らもその被害者の一人であるかのようなほざきよう。
役人が率先して市民の家にでっかい風穴を開けまくって丸見え状態にして、役所がそれに気付かずに、あまつさえ「メール分類用」なんて言葉を鵜呑みにしてやらせ放題、情報は放流。その後きちんと誠意ある対応も厳正な処分もしない。
墓穴は埋めればすむが、自らがあけた穴は埋めようが無いという事を自覚していれば、こんな笑えるタイトルはつけられないと思うが…
先日の列車脱線事故の遺族の元にさえ架空請求(「故人が生前に借金・ローンを組んだものを払え」という手口)が来ている。放流されたデータなど、仕掛ける側は未調理で美味しくいただくに決まっている。湯沢市に限らず、農村部には高齢者が多く、どうしてもこういうことに防御力が弱い。「セールス電話が増えた」程度で済めばよいのだが。

は、事件に対するきちんとした対応を求める書き込みと、それを流そうとする書き込みが混在している状況だが、こんなのもあった。(文脈の不可解さ、誤字は原文ママ)

はじめまて・・・
ここの掲示板をみて驚いております。
噂は友達関連から聞いておりましたが・・・
インターネットは社会をだめにしてゆくんですね。
電話の時代はほんとうに良かった。
心が通えて・・
今、電話で会話するのが苦手な人が多いのでしょうか。
会話ができなくなったら、社会が崩壊してしまう。
今の子供達が社会人になったら、どんな社会が待ち受けて
いるのでしょう。
「戦争の時代にだけはしないでほしい」
心が戦争化してゆくインターネット・・
文化と文明を大切にする子供達に未来を
託したい (^。^)

何を言いたいのかよく分からんが、どうやら「今回の事件はインターネットが怖い世界だから起こった」ということにしたいらしい。
ソースで表示されるIPを見ると、自作自演を行っている人間と同プロバイダのようだが、断定には足りない。
視線をそらすための工作でなく、本当に普通の一市民だとしたら、盆と正月が一緒に来ているようなオメデタさとしか言いようがないな。私が湯沢市民だったら、(事件自体そうだが)恥ずかしくて見ていられない書き込みだと思う。

投稿者 zerodama : 22:32 | コメント (0) | トラックバック

安易だなあ

ネタがあまりにも浅いものばかりでツマランと思い、ずっと見てなかった「トリビアの泉」で、

「原哲夫の描いたサイボーグ009はケンシロウそっくり」

という、いっこもヒネリのないネタが取り上げられたらしい。
これ、石ノ森ふるさと記念館(石巻の萬画館のほうではない)に展示してある、漫画家45人が原則的に石ノ森キャラを描いた扇子のもので、私も以前レポートを書いたりしたのだが、開館以来、来館者のほとんどが突っ込まずにはおれないシロモノ。んで、web上にも関連の記述がたくさんある。
そんなもんで「71へえ」かいな;
しかもタイトルが直球というか当たり前すぎ。
その上最後は「いつの日か原哲夫先生の筆によるサイボーグ009が読めますように」という実にナゲヤリなコメントで締められていた…ってオイコラ。
ファンにとって009の完結問題は、20年以上も前からリアルタイムで気になり続けているデリケートな事項だというのに、軽軽しく言ってくれるなあ。

しかし自分のレポート(気が付けばもう5年も前なのか…)を久々に読み返してみたが、平ゼロにかける期待があまりにも大きいのを見て目頭がヤケドしそうに熱くなった。まさかあんな目(深海の悪魔とか悪の化石とかシリーズ構成とか主題歌とか)にあうとは、この頃は予想もしていなかったのだ。嗚呼。
それぐらいこのパイロットフィルムが良かった(本編のどの話よりも)のだ。本当なんだったら。

投稿者 zerodama : 21:53 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月15日

Firefox1.0.4

発見された脆弱性に対応したバージョン1.0.4の日本語版が早速リリースされたそうなので、Firefoxをアップデート。
もうこのブラウザなしでは生きていけない。そのくらい便利。
NINさんにblogの不具合を指摘されたのが導入のキッカケだったのだが、入れてよかったと実感している。
特にニュースのチェックが便利便利。

投稿者 zerodama : 16:28 | コメント (2) | トラックバック

2005年05月14日

蒸し餃子

学生の頃は、研究室の年中行事で、皆で皮から餡から作って食べる「餃子会」があったのだが、最近一から作るのはすっかりやらなくなってしまった。
久々に作って、今日は蒸し餃子にしてみる。
皮作成は、粉練りが好きな相方にお任せ。
本来は配合なども焼き餃子とは違うのだが、調べなかったものでいつも通りに、小麦粉に少しだけ片栗粉を混ぜる方法で練る。
今回は、餡の中にゼリー状にしたスープも混ぜてみた。
蒸し器にホットクッキングペーパーを敷いて白菜を敷き、その上で10分程度蒸す。
食べごたえがあってウマー。餃子もそうだが、下敷きにした白菜もまた美味しい。
今度は蒸し用の皮にも挑戦してみようと思う。

投稿者 zerodama : 23:08 | コメント (2) | トラックバック

鶴岡屋日吉町店

昼、日和山公園近くの「鶴岡屋日吉町店」にてチャーシューメン。相方はシオチャーシューメン。
平打ちのちぢれ麺、わりとしゃきっとしている。
卓上に、味を濃くしたい人向けの「ラーメン醤油」が置いてあったが、足さなくても丁度いいくらいの味付け。スープうま~。
チャーシューはバラチャーシューで、柔らかく美味しい。
卓上にはおろしニンニクもある。
相方の塩チャーシューはかなりニンニクが効いていてパンチのある味。けっこうニンニクを足したのだろうと思っていたら、「全然足してない」と言われて驚いた。

特筆すべきは、早さと安さ。
この麺・このスープで「普通盛り中華が390円」は驚異的。
餃子は300円。味は普通かな。

塩ラーメンのパンチからして、味噌ラーメンも期待できそうな気がする。次は味噌を頼んでみよう。
メニューに味噌チャーシューが欲しかったな~~。

夜は活魚系の居酒屋になるらしい。店内には釣果の写真や魚拓などがいっぱいで、奥のほうでは竿の販売コーナーも。夜になると釣り好きが集まっていそうだ。

投稿者 zerodama : 15:13 | コメント (0) | トラックバック

けっこうこういうミスやっちゃう方なんで…

Googleのスペルミス悪用サイト、アクセスするとPC乗っ取り(IT Media エンタープライズ)

 GoogleのURLをキーボードで入力する際、「l」の隣にある「k」のキーに指が触れて「Googkle」になってしまうのはよくあること。問題のサイトはこれに付け込んだもので、ユーザーがGoogleのつもりでアクセスすると、トロイの木馬やバックドアプログラムなど多数のマルウェアが自動的にダウンロードされ、コンピュータが乗っ取られてしまうという。

具体的には、
2種類のポップアップが表示され、各サイトのページに悪質なファイルが多数仕組まれている。結果的に、バックドアプログラム2つ、ドロッパー2つとプロキシ型トロイの木馬、銀行情報を盗むスパイ型トロイの木馬、ダウンローダーで構成される、“マルウェアパッケージ”がダウンロードされてしまうという。

とのこと。ゴージャスな詰め合わせである。

日本の多くのユーザーは「.com」ではなく「.co.jp」のほうを使うだろうし、またよく使う人はブックマークなりツールバーなりを利用するだろうから、被害は少ないかもしれないが、ひっかかってしまうとエラいことになりそうだ。
メールで引っ掛けたり、リンクをクリックさせたりするのでない分性質が悪い。発想としては優れているのが腹立つなあ。
私もスペルミスが多い方なので(事実この記事を書くときにも「l」と「k」を押し間違ってしまった…)、気をつけたい。

このニュース自体は連休前のものなのだが、その後何らかの対処はあったのだろうか。
アクセスして確かめるわけにもいかないし…

投稿者 zerodama : 08:37 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月13日

つまり時は止まらない石ころ

本日、故・玄機先輩の命日。
彼女のサイト「INSTANT SHANGRI-LA」は今もそのままにあり、たとえ消えたとしても、私のブックマークからは永遠に消えないだろう。
トップページの愛猫の安らかな寝顔が、彼女のそれだと思いたい。
去年の盆、ご実家の仏壇に、お花をあげに行った。「大道寺さんが来て下さったわよ」「綺麗なお花をいただいて…」と遺影に語りかける母君に、胸が詰まった。なんだか、ご両親に辛い思いをさせるために行ってしまったような気がした。
4ヶ月違いの彼女はもはや年をとらず、来月がくれば私は彼女の歳を追い越してしまう。
瑣末な事に気を使いすぎて、彼女に残されていた時間のうちに会いに行けなかったことは、私の一生の後悔であり、後悔し続ける事しかもう残されていない。
命日にお花を持っていくことはできなかったが、近日仕事で山形に行く機会ができそうなので、お寺に行ってこようと思っている。

タイトルは、彼女に聞かせたかったムーンライダーズの新譜より「ひとは人間について語る(作詞・作曲=かしぶち哲郎)」の一節より。

投稿者 zerodama : 23:55 | コメント (0) | トラックバック

ダグラムかるた

pub221」より「太陽の牙ダグラムかるた」。
私は好きだったが、話が政治的・キャラデザインにも華がなく(ヒロインの頬コケ具合がすごかった)、当時の小学生には人気が無かったなあ。
デザートガンナーやソルティックなどのメカが渋くて好きだったのだが、子供心にも「主人公がワンショルダーの乳首出し」なのはいかがなものかという思いをぬぐえなかった。とかなんとか言いつつ、劇場に「チョロQダグラム」観にいったけれども。
これを購入した人がいたというだけでけっこう驚き。

…かるたの内容が実にムリヤリで、作品との乖離がすさまじい逸品。


投稿者 zerodama : 23:07 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月12日

顧客を敵に回してどうするんだろう

数日前のニュースになってしまうが。
<資生堂>HPに「薄毛は子孫も迷惑」 抗議殺到、おわび

 問題となったのはホームページの「薄毛レポート」というコーナー。同社によると、新しい発毛促進剤「薬用アデノゲン」の発売に向け、昨年12月に30~59歳の男性1550人にネット上で意識調査をした。制作会社がまとめ、4月21日にホームページに掲載した。
 「あなたの親族の中に薄毛はいますか?」の質問については、父親(55%)、母方の祖父(28%)、父方の祖父(23%)のグラフとともに、「薄毛はあなた一人の問題ではありません。子孫も迷惑です」とのタイトルを掲載した。
 薄毛の悩みの有無を役職別にまとめたページのタイトルは「薄毛の人は部長止まり?」。薄毛に悩んでいないのは、役員では81%なのに対し、一般社員(76%)、派遣社員(74%)との調査結果を根拠に、「部長、課長、係長に薄毛の悩みが多いのに対し……偉くなるのは薄毛ではない人のようです」と説明した。
 同社には「好きで薄毛なわけでない」「薄毛で子孫に迷惑とは、どういう意味か」などの抗議が電話やメールで寄せられたため、1週間後にページを削除。商品紹介のページで「大変不愉快な思いをさせてしまった」とおわびした。

問題の広告については、こちらのまとめサイトに詳しいのだが、あまりにアホらしくて呆れてしまう。
広告としてくだらない以前に、
「薄毛は子孫に迷惑」と言われても、発毛剤の効果で毛が生えたところで、遺伝子レベルで変わるわけでなし(そんなことが可能ならエラいことで、とても薬局やドラッグストアで扱える製品ではなくなる)。この製品を使ったところで、子々孫々の不利益は何も解消されず意味がない。顔立ちに悩んで美容整形手術を受けても、手術結果が子供に遺伝するはずもないのと一緒だ。
「ハゲは何をやっても、ロングスパンで見ればダメ」と言ってしまっているのも同じで、ならば「この製品で自分1世代だけフサフサを取り戻せたところで蟷螂の斧…」となり、購入動機に結びつかないと思うのだが。
また、「上級管理職は薄毛に悩まない」というのも、「薄毛に悩まない」=「フサフサ」とは限らない。薄くても気にしていないという人も含まれる。どう見ても統計として意味をなしていないのは、中学生でも分かるだろう。
「偉くなるくらいの人は、多少ハゲでも気にしない、気にするヒマなどないのでは」「多くの会社では、役員クラスの人はシルバー世代なので、周りを見てもご同輩が多くなっているので今更悩むほど気にしないのではないか」という考え方もできる。

育毛・発毛剤のターゲットは、もうキちゃってる人・クる前に予防しようと思う人の両方だが、前者はどっちにもアピールする結果になっていない。
まして、より切実に悩み、製品を購入する確率が高い層を馬鹿にするような広告、よくプレゼンを通ったものだと思う。

美容系の広告で、こういう「●●だと××できない、他の人より損をする」という恐怖扇動型のネガティブ広告は今に始まった事ではない。男女問わず、雑誌の後ろのほうなどにひしめいている。
しかし、「包茎だとモテない!」というのとは次元の違う内容だ。
薄毛で悩む人の遺伝子情報だけでなく、親・ご先祖・子供や孫までも否定するとは余計なお世話だ。独身者や子供のない既婚者には、「あんたの子供が不幸になるから、作らないほうがいいよ」と言っているのと同じ。
広告には洒落っ気が必要だとは思うが、明らかにネガティブキャンペーンのやり過ぎであり、発想の時点でバランス感覚が欠けていたとしか思えない。
それ以前に、遺伝的要因がもたらすものは、何も薄毛だけではない。
血友病などの遺伝病は言わずもがな、低視力・低聴力なども遺伝的なものがある。
相方が定期的に悩まされる結石も、家系によるところが大きいようだ。
見た目の問題となればもうキリがない。
私も兄も身長がかなり低いほうだが、これは明らかに父から受け継いだもので、物理的・社会的に不利なことはたくさんある。また、女性では身長が高いこと、足が大きい事で悩む人もいる。
手足が短い・体毛が濃い・デブヤセ(後天的なものもあるが、遺伝的要因も指摘されている)・色黒・顔立ち・乳や性器の大小・クセ毛・剛毛・多毛…列挙に暇がなく、そのほとんどが美容・化粧業界の広告によって日々劣等感を募らされ、商品や施法を買う方向に誘導されているわけだが。
それは何も資生堂だけではない。女性週刊誌の後ろのほうのエステ・美容食品の広告を10ページも読めば、簡単に「生まれてすみません」「何?死ねばいいの?(byヤスケン)」という気分になれる。
「みっともない」「モテない」と言われればソラその通りだが、これらに一々「子孫に迷惑」「子供生むな」みたいなことまで言われたら、(断種法などに見る)前時代的な消極的優生学の押し付けってもんだと思う。「これなら子孫も安心だ」と太鼓判を押せるのは、「容姿端麗でバランスが良い体つき、ついでに頭も運動神経もおよろしい」選ばれし者だけとなったら、日本の少子化はエラいことになってしまう。大体、もし毛髪や容貌で悩む人間が断種したら、困るのは資生堂ほか化粧・美容業界だ。
第一、外見的の細かい事までいちいち親や先祖を恨んでたら(まあ…あり難い事だとは思わないけど)日常生活やってられん。
まあ要するに、「水虫の人が裸足で家の中歩き回って、家族に水虫うつす迷惑」と同じレベルでハゲを語るのはおかしいだろ(しかもホイチョイな絵で言われると余計に腹立つ)ってことで。

という私も、小学生の頃に「おとうさんについての作文」で
「頭が年々うすくなっています」とか
「アデランスのCMを見るたびに、おかあさんと『つければいいのに』といいます」と書いた鬼娘だった。
父も今ではめっきり落武者だが、母も私も、父をカッコ悪いとは思わず、仕事を勤め上げた人間として尊敬している。少なくとも、この広告に出るような目をして父を見てはいないがなあ…
50代以降の人間に「頭髪何とかすれば」とは、思わなくなるもんよ。いやホントに。

投稿者 zerodama : 20:10 | コメント (0) | トラックバック

新機能ついたよ!

湯沢市職員が仕事中にny起動してキン●マ引っかかって住民個人情報を流出させた事件についてのまとめ的続報。

(YomiuriOnline 地方版:秋田 5/11の記事だが、一日だけ表示で差し変わっているので以下引用)

 湯沢市民1万人余の個人情報などがインターネット上に流出した問題で、市は10日、strong>情報流出に関する全調査を終えたと発表した。3月中旬に問題が発覚しても本格的な調査を怠り、4月下旬になって流出元のパソコンを発見、検査の結果、2種類のウイルスに感染し、5日にわたって情報が流出していたことがようやく確認された。

 市によると、4月下旬に湯沢雄勝合併協議会の元総務班長の机の中から発見したノートパソコンを調べた結果、2種類のウイルスに感染し、2月27日、3月8、15、16、19日に情報流出していたことがわかったという。

 市民からはこれまでに約100件の苦情が寄せられたが、被害情報はないとしている。

 鈴木市長はこの日の定例会見で、「情報が流出したことは弁解して済むものではなく、重く受け止めている」と陳謝。徹底されていなかった「情報セキュリティポリシー」については「ポリシーのパンフレットを各職員に配布し、外部から講師を呼んで講習会を開くなどして徹底していきたい」と述べた。

◆全容解明には程遠く

 全容解明とは程遠い“一件落着”ではないか。
 市は個人情報流出が明らかになった4月中旬、流出元だった元総務班長が使用していたノートパソコンについて「ほかの部署で使うため初期化しており、感染ウイルスなどは特定できない」としていたはずだ。

 同月下旬になってこのパソコンは元班長の机の中から発見され、初期化されたデータを
復元して検証した結果、ウイルス感染と情報流出が把握された。
市はパソコンの所在すらつかまないまま、“虚偽説明”をしていたことにならないか。

 元班長が無断でこのパソコンにファイル交換ソフト「ウィニー」を導入した動機について、市は「メールを分類するために使用していた」という元班長の説明を鵜呑(うの)みにしていた。

 しかし、その後の調査で、実際には、音楽や映像などを入手するため個人的に使用していたことが判明。ところが市は「ウィニーを使っていたことが問題で、それ以上は調べる必要はない」といい、入手データの内容や利用方法について解明に乗り出してもいない。(以下略)
(同様のニュースはMainichi地方版にも)

えーとえーと、どこから突っ込んでいいか困るくらいだが、何よりもwinnyの用途について

「メールの分類に利用」

という機能の存在が示唆された点だろうなあ、やっぱり。
そうかそうか、あの情報放流は、壮大なスケールのCC送信であったのか。
言いくるめられるほうも言いくるめられるほうで、ニュース見てなかったのかこの上司は。
メール分類ソフトの作者を、なんで京都府警が追ってて逮捕するのよ
まあ湯沢市役所に限らず、高齢のお偉いさんは、若手・中堅にPC関連の事を全部おっつける人がまだまだ多く、「リテラシー」という言葉さえ知らないヘッポコが珍しくないとはいえ、あまりにもチョロすぎ。

◆データの初期化とウソ八百
 そもそも3月に問題が発覚した時点で、問題の主任が使用していたパソコンは重要な「証拠品」であり「現状保存」の必要は明白なのに、「4月中旬に、別で使うから初期化」って、そもそも証拠隠滅、そうでなければあまりにも脳髄パストラルに過ぎる。
 この間の流れを補完すると、この「初期化しますた」という発表の後に、掲示板で「初期化してもデータ復旧は可能」という書き込みや指摘があったらしい。
 んで4/27に「感染したPCは行方不明になった」と発表。 (・д・;)ハ?
 当然問題になる。で、翌28日に「やっぱりありました、担当者の机の引き出しに」と発表。

 何だろうこのグダグダな流れ。まるで色々やらかした生徒から話を聞きだしていて、稚拙なウソが時間の経過とともにボロボロ剥がれてくるのと全く同じだよ…

 しかも、これだけ時間がありながら、データ消去ソフト(フリーウェアだってあるのに…)を使って完全消滅させるスキルも無かったらしい。まさか「ゴミ箱空にする」とか「fdisk」でデータが綺麗サッパリ消えうせると思ってたわけではあるまいな、システム管理者なのに。

◆実際には、音楽や映像などを入手するため個人的に使用していたことが判明。ところが市は「ウィニーを使っていたことが問題で、それ以上は調べる必要はない」といい、入手データの内容や利用方法について解明に乗り出してもいない。

うはー。
記者さん、「映像」の前に「アダルト」、「入手」の前に「違法」って付けちゃって構いませんよ、こんな連中には。
そりゃ、業務的には「業務に無関係なソフトを使用していた」ことは大いに問題だが、法的には「winnyの使用そのもの」じゃなく、「音楽や映像やソフトを違法共有・入手」していたことが触れるわけなんだけども。「調べる必要がない」と調査打ち切りか。信じられん。

◆被害情報はないとしている
 諸業者が、「私ども、nyに放流されたデータを元にお電話差し上げております」とか一々言うとでも思ってるんだろうか?
 被害の規模が具体的に見えないからこそ恐ろしいのだということを、全然理解できていないようだ。

ちなみにこの件に関する市からの報告書は
http://aios.city-yuzawa.jp/yuzawahp/kouho/ryusyutu.pdf.pdf(二重拡張子になってるのはあえて突っ込まない)
なのだが、こちらの内容についても、「放流されているものとサイズが異なるのでは」というツッコミがなされているようだ。

リテラシーと情報ガイドライン、情報保護について講師を招いて講習を行ったりするらしい。
社長~、その手の仕事取って来るチャンスですよー。

掲示板(相変わらず新湯沢市には付いてなくて、旧湯沢市サイトのもの)には、雰囲気を変えようと必死などなたかが
「 No.3798 引っ越してよかった(湯沢市から・・・) - 大曲。。
 > (^○^) アタシも4月に引越しました。元は湯沢市周辺に住んでました。
 > こちらは、人々が穏やかですね。物流の移動も激しいですね。」
「No.3797 ・・忙しいよ・・ - バブル
 > 新規一転、引っ越しました。湯沢市から横手の地域周辺に引越しました。
 > 仕事の関係もありますが・・・ こちらの地域の方が、生活しやすいです。」
という二つの書き込みを、全く同じIPでやっていたり。
ご苦労様です。色々と。

投稿者 zerodama : 13:28 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月11日

ムーンライダーズ新譜ほか

Amazonから通販物届く。

*「P*W Babies Paperback」 moonriders
 (MOON RIDERS RECORDS)

 ライダーズ3年半ぶりの新譜。
 流浪のロックおぢさん達はレーベルも色々と流浪したが、今回はついに自分たちのインディーレーベルからリリースとなった。
 ライダーズを教えてくれた玄機先輩の一周忌がすぐそこに迫った中での新譜。
 未だにライダーズを聴く度に辛くてたまらないのに、否が応にも「聞かせてあげたかったな…」という無念さが募る。

*「新 ワイルド7」(1~4) 望月三起也
 ぶんか社が、ものすごく良い形で復刻してくれた(未収録扉絵・画稿追加&作者と綿密なやり取りを行いながらの再編集)文庫版。文庫化しておきながら「魔像の十字路」を出さなかった徳間に爪の垢を贈呈してやりたいくらい。
 一話一話が長すぎず、健在のワイルド節がやはりたまらない。飛場ちゃんは記憶喪失で、新ワイルドのメンバーは旧メンバーのキャラ立ちには及ばないけど、「キメ」のポーズとセリフのカッコよさは負けていないと思う。
 「悪党退治できるのは悪党だけ」という基本コンセプトがあるので、ワイルドの敵はいつだって「より悪逆非道」なわけだが、「新」は掲載誌が青年誌(今は亡き「コミックバンバン」)ということもあってか、ものすごい非道(一回の話で出る死人も元祖よりずっと多い)。ゆえに退治シーンで得られるカタルシスも多め。
「刑務所にムダな税金は使わせねえ」なんてセリフは、やっぱりイイですなあ。
この文庫シリーズのもう一つ褒めたい点は、表紙がちゃんと望月御大の絵だということ。徳間はその点もダメだった(別のイラストレーターが描いたバイクのイラスト。もっともあの当時はなぜか、本人以外のイラストが表紙になる文庫がけっこうあった。「スケバン刑事」とか…)。

◆義父が山菜を色々と採ってきてくれた。
 今日はシドケ(毎年トリカブトと間違って死ぬ人がいるんだよな…)のおひたし、ウルイと厚揚げの炒め煮、ネマガリタケの味噌汁。それにカレイの塩焼き。
 今回は遊佐のほうに行ったとのこと。ここ以外にも、雪の消えるのが遅い八幡の山は山菜の出るのも他とは時間差なので、長くシーズンが楽しめる。鳥海山麓の近くに住んでいて良かったと思える季節到来。そのぶん調理時間も延びるけど。

投稿者 zerodama : 22:43 | コメント (0) | トラックバック

イラク邦人拘束

拘束事件が報じられた斎藤氏に関しての動きはまだ無い。
自衛隊の空挺部隊出身で、その後フランス外人部隊で活躍していたというドラマチックな経歴がインパクトありすぎで、事件の進展が見られないこともあって、朝の報道番組ではどこも「外人部隊とは?」みたいなことを延々と時間をかけて流していた。
気持ちは分からんでもないが、どう見てもピント外しすぎのような気がするぞ。事件に直接関係無さ過ぎだし…あさっての方向ではしゃいでるようにしか見えない。
数々の戦場を歴戦し、現在の会社にはアドバイザー的に招かれたという。
「リアルのジェド・豪士(「パイナップルARMY」)がいたとは…」とぶったまげた。

外人部隊でも空挺隊、実力と人望を兼ね備えた人物だったとか。
フランス外人部隊の階級は、日本の自衛隊や米軍のようにポンポン上がるものではなく、その中にあってこの年齢で准尉というのはかなり凄い事らしい。
外人部隊の日本人、というといかにもフィクショナルな印象を受けるが、実際には隊員もいるし、入隊試験を受けた人の体験談などもあるようだ。

(「天漢日常」より)イラクで日本人拘束 (その3) フランス外人部隊に志願した日本人たちの話

日本語の入隊試験用紙まで準備されているのだとか。

斎藤さんの知人や友人がインタビューに答えていたのだが、一人は「外人部隊に身を投じたのはあるマンガの影響もある」と語っていた。
その漫画というのが、「裂けた旅券」。
御厨さと美かぁ…10も年上の方に言うことじゃないが…渋いですな。

とかなんとか、そういうことに興味はあるけれど、この事件は、

「現地で警備会社に雇用されていた邦人が武装組織に拉致られた」

というシンプルな構図でのみとらえるべきで、過去がどーのこーのを前面に押し出すのは何か違うんじゃないかと。

弟さんの会見の模様が放映されていた。
「国・外務省、それに国民の皆様にご迷惑とご心配をおかけして申し訳ない」と頭を下げていた。
昨年のイラク3バカの件以来、「家族はとにかく頭を低くして」がデフォルトになっているようだが、今回の件、物見遊山や一旗上げたくて素人がホンダラホダラダと行ったわけじゃなし、プロとして実力を買われて雇用関係の上でイラクに赴いて巻き込まれた事件である。ましてどこかの方々のように、政治的な要求を自分たちが口にしているわけじゃなし(政治的要求をすっ飛ばすような凶悪な組織らしいのが逆に心配だが)、「心配」はしているけども、一般国民は(費用以外の)「迷惑」は別にかけられていないと思うぞ。国や外務省が現状把握や安全確保に尽力するのは「義務」だしね。なんというかこう、「お手をあげてください」って気分になった。

弟さんのコメントは以下のようだったという。

 「(兄は)44歳で立派な大人。報道で知る限り、かなり前から特殊な任務に就いていたようだ。それが事実なら、今まで拘束された誰よりも危険性を知って、イラクの地に赴いて危険な仕事をやっていたと思う」。政府に望むことを聞かれた博信さんはこう答え、続けた。「イラク政策を変えることなく、揺らぐこともなく、兄の件とは別に主体的に(自衛隊が)イラクにいるべきかどうかを考えてほしい。いるべきだと思うなら、日本政府を支持します」と淡々と語った。
MSN-Mainichi INTERACTIVE

マスコミは恐らく、大いに取り乱したり、去年の今ごろのアノ人たちのように鼻息荒くしてくれるような展開を期待していたのだと思う。そういう下世話なツッコミや期待を完全に牽制するこのコメントは、内心の動揺はどうあれ(拘束時に既に重症と聞けば心配もひとしおだろう)切ないほど賢明だ。自衛隊の件についても、全肯定も全否定もせず、距離のとり方が絶妙だと思う。

ところで、去年の連中のうち今井某が関わっていたという団体のサイトにて、こんな文章が。
http://www.creative.co.jp/top/main2697.html

それにしても奇妙なのは、
今回はどこからも「自己責任」という言葉が聞こえてこないことだ。

先生!だから事情が全然違いますし、誰も他者に責任転嫁してないっすよ!今回は。

人間は「社会の空気」を察知して「学習する動物」であるらしく、
記者会見での斎藤さんの弟さんの言葉が、ひどく痛々しかった。

先生!誰のせいで何を学習したかわかってますか?

やっぱりなあ。相変わらず凄い、というかむしろハッピーの部類だな。彼らは。

投稿者 zerodama : 14:50 | コメント (0) | トラックバック

みちのく方言色々

通じなかった東北弁 Part5 (まちBBS東北板より)

何しろ東北6県総合の東北弁スレッドだから、30年モノの東北人である私ですら、1/4くらいはなんだか分からないのだが。
東北人たるもの、基本的に「通じる東北弁が稀」ということは重々承知しているのだが、あまりにも身についてしまい、普通に使うが故に「これは標準語だろう」と思い込んでしまう言葉がままある。そして別の県の学校なり職場なりでつい使ってしまって笑われたり、怪訝な顔をされたりするのだ。がんばって標準語を使っている中に出てしまうのでまた可笑しさ倍増。

・私が別の県で使って笑われた言葉・
★かます(かきまぜる)★
部室でコーヒー飲んでいて
「何かかますものありませんか?」

★なげる(捨てる)★
飲み終わったジュースの空き缶を
「なげていいよー」と言ったら、本当に投げ返された。

★こわい(疲れた、だるい)★
小学生の時、奈良の叔父の家に遊びに行き、お寺を歩き回って疲れ、玄関口で「あ~~、こわかった~」と連発。従姉妹がそれを聞き、「この子はお寺でどんな心霊体験をしてきたのか」と逆にビビる。

中には、他の言葉をもって変えがたいものもある。私にとっては
★がおる★
がそれだ。
「極度の疲労、バテる、体力を消耗する」という意味。
特に、炎天下で熱中症気味に体力を消耗した時、ハードワークでボロボロな時などにピッタリくる。
他の言葉では、この「ヴァー」感を表現しきれない。

スレッドで笑ったのは、

シャディの店が開店した時は、暫くの間「弟の店」と勘違いされていた。(^^;)

山形での発音は「しゃで」になる。
おそらく「舎弟」から来たもので、「弟」「年少の兄弟」の意。

ちょっとしたトリビアだと思ったのは、福島周辺で女陰を現す「べっちょ」(山形だと、濁点じゃなく半濁点になる)という言葉が

「宗門改め人別帳」で、女性は男性と別の帳面に書かれたので「別帳」

という説。以外に由緒正しいマジメな出所だったのだな。
兄の大学が郡山だったのだが、所属していた運動部では、その言葉の何たるかを知らない他県出身の1年生を、近くのスーパーとかデパートに行かせて、お店のお姉さんに「べっちょの缶詰ください!」と問い合わせて買ってこさせるという、訳のわからん儀式があったという。
毎年の事なので、お姉さんも慣れた手つきで赤貝の缶詰を出してくれるだのそうな。

これは全国あちこちにあるかもしれないが、ソレを「まんじゅう」と呼ぶ年長の人も多い。
伯父さんがそうだったので、最初に「スベスベマンジュウガニ」という名前を聞いた時には思わず赤面してしまった。

これは以前日記にも書いたのだが、山形県置賜地方(米沢市、南陽市など)の方言の破壊力も相当なものだった。
中でも、「はめる(仲間に入れる)」「はまる(仲間に加わる)」
女子高生が大声で「そっち(のグループに)にはめてー」「私もはめてけろ~」「●●ちゃんもはめてやってー」と口にする日常は、関西の人が見たらあまりにもワンダーだろう。

また、冬になると同時に、「身を切るような寒さに凍える」=「かんじる」という言葉も加わり二挺拳銃状態に。(分かりやすくするために、全体的に標準語ナイズしてます)
「昨日の夜、すごくかんじなかった?」
「かんじたかんじた~」
「毎日かんじるよね~」
「そっち(ヒーター周辺に集まっている生徒たち)にはめてもらおう」
「んだねー、はめてはめてー」
「いいよー、あと3人くらいはめれるよー」

こんなのが冬の日常だった。

投稿者 zerodama : 10:42 | コメント (2) | トラックバック

2005年05月10日

車検完了

◆予約していた車検日。酒田に来てからの車検もはや3回目。3回ともコバックに依頼。
ここは、入庫時に点検&修理・交換箇所を説明してもらえるのが気に入っている。
10時にお店に行って入庫。
店の手違いで、代車がMTで手配されていて、ATの空きが無いとのこと。
確かに私の免許はAT限定ではない(というか、取得当時にそんなありがたい限定はなかった)のだが、もう10年以上もMTを転がした事はなく、先に言ってもらって心の準備をしていたならまだしも、公道を走る自信がない。
担当の方は誠意を持って対処してくれて、「家まで送り、車も持っていきます」とのこと。
あいにく今日は歯医者の日だったので、歯医者まで送ってもらうことで手を打つ。もう少しごねれば安くなったかもしれないが、こういう時に押しが弱くていかんな私は。

去年の秋辺りから排気音が大きく、エンジンオイルの交換時期だったり、他にも調子が悪くて色々気になっている所があったので、今回は10万近くかかっても仕方ないと腹をくくっていた。だが、センターマフラー破損部を溶接処理してもらったためもあってか、あちこち交換してもらって、「下回り洗浄&塗装」を付けて、自賠責+リサイクル料込みで90000円行かずにすんだのはラッキーだった。春の講習報酬をキープしておいた分で充分ペイできた。
それにしてもリサイクル料って高い…(9080円)
夕方、家に持ってきてもらって、食事後に試運転してみた。
まるで別の車のように静かだった。今までムチャさせててすみません…
ちょっと反省して、これまでサボっていた6ヶ月・12ヶ月・18ヶ月無料点検にもマジメに行こうと思う。
車検で初めて、バックランプが切れていたことを指摘された。あ、危なかった…
次の車検では、おそらくタイミングベルトの交換が必要になるだろうから、また資金をプールしておかねば。

◆歯医者のほうも、今回で金属をかぶせて調整して終了。結局親知らずが悪さをしていたわけではないようだ。そっちは軽く削って詰めただけですんだ。ただ、着実に成長してはいる(何しろ結婚後に生えた親知らずなので、いまだ成長期)ので、いつかは抜かなければならないかもしれない。
いずれにせよ、「今日で終わりですよー」と言われるのは嬉しいものだ。
車が無いので、帰り義父に迎えにきてもらう。
車の復調と合わせて、珍しくスッキリした気分。

投稿者 zerodama : 23:13 | コメント (0) | トラックバック

Firefoxの脆弱性

http://www.mozilla-japan.org/security/announce/mfsa2005-42.html
↑対応方法はこちら。
現在のところ、JavaScriptをオフにするしか対応策がないらしいので、手順に従ってパッチを待つほかはない。
1.0以降が影響を受ける(MozillaSuiteも)らしい。

しかし、JavaScriptをオフにすると、MovableTypeのエントリー投稿やリビルドがうまくいかない罠…

投稿者 zerodama : 12:32 | コメント (0) | トラックバック

これいいかも…

ポータブルCDプレーヤー カラオケマン

CDのボーカルトラックをカットして、手持ちのCDでカラオケができるプレーヤーだそうな。
結婚式の余興などで、「歌いたい曲が式場のカラオケに入っていない」時とかに重宝しそう。
あとオフとかに使えそう。キーコントロールもできるらしい。
今だと10000円切ってるのか…うーん、ちょっと欲しいかもしれない…

投稿者 zerodama : 12:03 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月09日

「友達が勝手に…」って定番だったが本当だったのだろうか?

今日もっとも目を引いたエロスパム。

Subject: 第6回ミス美少女オーデション選考衣装について


          ( ´_ゝ`) 

ミス…………
というか、まあ、あまりないよね「ミセス美少女」って(一部の美麗おさな妻除くのほか)。

ご応募ありがとうございました
早速ですが、選考衣装について説明致します。
詳しい事は、下記URLより確認下さい。
URL (略)

1)水着審査は、必ずビキニでお願い致します。
身体のラインが判りにくいワンピースは不可といたします。
ヌーブラなどのパットを着用して胸のボリュームを偽って
審査を受ける人がいますが、審査点はプラスにはなりません。
ありのままのバストボリュームで審査致します。
必ず、ブラパットははずして審査を受けて下さい。

2)帽子はヘアーチェックする関係上今回は不可といたします。

3)ヒールは8cm以内の高さの物に制限いたします。

4)普段着審査は、ブランドロゴの大きく書かれた物は
不可といたします。必ず事前チェックして下さい。
極端なミニスカートや胸元が大きく開いたセクシーな服装
は、大歓迎です。ぜひ審査員を悩殺して下さい。

今回の審査には、大物男性俳優やハリウッドスターも審査員の
一員として参加されます。
あなたのとびっきりの笑顔とセクシーさをアピールして下さい。
詳しい事は、下記URLより確認下さい。(URL略)

さらにその10行以上下に

[GW特集]エロアニメ専門で好評公開中の老舗サイト
「アニメ○○○」さんの紹介です。
URL (略…ってか、上記の部分に書いてあったURLと全く同じ。ちょっとは工夫すれ。

★主催者コメント:
常に最新の同人あにめ、業者あにめを紹介しています。
汁物、巨乳物、鬼畜物の特集を特別コーナーで見れます。
★とびっこコメント:
最近のあにめってどう考えてもリアルよりエロイ!!
巨乳なんて片方17インチブラウン管ぐらいの大きさ有るんだよ。
汁物なんて乳首から愛液が出るしあそこから母乳が出るんだってw
あにめ独特の世界観は見るだけで倒置世界の入り口に入れるね。
URL:(略)

「倒置世界」とは一体?
最近のエロアニメは、「五体倒置プレイ」とかやるところまで行き着いているんだろうか?
謎は深まるばかりだ。

投稿者 zerodama : 23:16 | コメント (0) | トラックバック

さて、それがFAか?

毎日毎日ウォッチしてるのもいい加減に「しつこ(山下達郎風)」なんだが、またも変化があったので「らーめん 哲」に関して。
今日の夕方あたりにサイトを覗いたら、掲示板が

毎日ご投稿頂有り難うございます。

毎日頑張ってお答えすべきなのですが当店のネット対応の体制が整わず誠に申し訳ございませんが一時お休みとさせて頂きます。

という告知を残して閉じていたのだった。
整ってないのは「ネット対応の体制」なのかどうかという疑問はまあ置いといて。
店側に疑問や納得いかない点を問うような書き込みが続いていたのだが、現在も回答の書き込み自体ないようである。
こんな高飛車な商売しておきながら掲示板を置くとはエクストリーム度胸」と思っていたら、予想より呆気なかった。単に覚悟が足りてなくて見通しが甘かっただけのようだ。

昼に見た部分がたまたま別タブに残っていたのだが

このサイトも会社の人から聞き、みてみると
いろいろ言われているようですね。
いつか時間をみつけて、家族一緒に行ってみようと
思ってしましたが、しばらく、様子をみてみようと
思います。

もし、この掲示板を閉鎖したら、そのくらいでしかない
お店だと思います。

このホームページも社長さんがつくっているホームページの
ようだし、しばらく様子をみたほうがよさそうですね。



下(↑)の書き込みに店主さんは、どぉ対応しますか?
サイトをなくしますか?
掲示板を閉鎖してにげますか?

しばらく様子を見ようと思います。

今後の対応をみてお店に行くか、行かないか
考えようと思います。

という書き込みが最後のようだった。
つまりこれが店側の回答と考えてもいいのだろうか。

これが個人店や、単独の店であれば、店主も色々コメントができたかもしれないが、なまじプロデューサーをかついだことが仇になって、臨機応変な対応が取れないのかな、とも思う。
店の方針を変えれば、プロデューサーの顔をつぶすことにもなるだろうし、「田舎者は本当の味の価値がわからない」と臍を曲げられてしまうのも困るだろう。

昨日見た書き込みに、
「遠方から酒田に帰省して店に入ったが、期限付きのカードでは『現代』の先は永遠に食べられない。地元の人間だけしか相手にしていないのか。だったら外側にちゃんと書いておけ」
という内容の、至極もっともな意見があった。
(顧客カードをデータベース管理し、遠方の客に便宜を図るという方法で解決できるが、こんどはそうしたらそうしたで、「住所を偽る方もいらっしゃいます」とか始まるんだろうな、この店は。)
この書き込みをした人は、きっと家に帰ってからもこのサイトを開いて、どういう対応をするのか見届けようとしていただろうに、こうした書き込みまで無視してBBSを閉じて終わり(良くて作戦会議)というのは、客商売としてあまりにも誠意のない対応だ。

即答できない事情があるかもしれないが、客の意見への対応を、その辺の生協に貼ってある「お客様ご意見カード」でも見て一から勉強して来たほうがいいんじゃなかろうか。

まあ、酒田のラーメン屋で公式サイトがある、まして掲示板を置くという試みをした店は数少ないので、是非とも復活させて欲しいもんである。

ところで、その遠方の人の書き込みには

スープだけでなく麺や調味料にもこだわってらっしゃると書いていますが、私たちのところに来た「現代」の麺は茹で過ぎてどろどろ、折角のスープまで濁らせてしまっていて、こだわりが伝わってこなかったのも悲しいです。混んでいる時間だったからでしょうか?
「これで舌を肥やせ」と客に講釈するなら(その言い方も、客の味覚を見下してバカにしているようだと思いました)、現代をきちんと作ったほうがよいと思いますよ。長文失礼しました。

とあったのだが、未だにあそこの麺はヌルヌルなのか…
客の舌よりも先に教育したほうがいいものが、色々あるんじゃないか。いやホントに。

前にも書いたが、「味噌ラーメン」に関してはテラ・インコグニータな酒田という土地で、「色々なタイプの味噌ラーメンが食べられる」というコンセプト自体は魅力なんだよなあ。こんな出し惜しみのモッタイ付けさえなければ。
「味噌のシステム」を説明されて「何じゃソラ、アホくさ…そんなら醤油ラーメンでイイや」と頼もうとすると「醤油ラーメン630円」。
この値段、酒田では有名店でワンタンメン(店によってはチャーシューメンが)が食えてしまう。
自家製麺率が日本一である酒田市では、大上段にコダワリコダワリ叫ばなくても、麺にスープにしっかりこだわって仕事してる店がいくらでもあるのだ。
そういう土壌まで考えてプロデュースしたのか、素人目にも疑問に思えてくる。

あと、細かい事だが、メニューの「詳細」ポップアップを読んでいて感じた違和感。
「舌をうならせる」「虜になる」なんて言葉は、評論家とかガイドブックとか、少なくとも「客」からのコメントであって、店側がこういう言葉を使うことは普通しないよなあ…と。
「プロデューサーのコメント」とか明示しておけばよいのだが、「これが本当の手前味噌…」とモニョモニョする要因の一つような。

投稿者 zerodama : 21:12 | コメント (2) | トラックバック

アキラの秘密

今日は相方が高校総体の代休で休み。特に出かけもせずにゆっくり起き、ラグナなどしながら一日マターリ過ごした。
ブランチに、そばを茹でて食べていたのだが、いきなりTVで始まる新番組「徳光&コロッケ 名曲の時間です」。過去の(「演歌の花道」などの)名曲の収録映像を流しつつ、当時を振り返るというTV東京の番組。キー曲では夜に放映しているのだが、地方では容赦なく午前中に放送。
午前のマッタリした時間、ざるそばの爽やかな喉ごしの後ろに流れる「時には娼婦のように」。
何だろうか、この亜空間、このひずみ。

過去の映像だけでなく、ビッグスターも現れる。
ビッグもビッグ、小林旭が登場。
その若さの秘訣を聞かれるままに語り出すアキラ。

「肉を一日500g食べる」というアキラ。
「ハーレー(1400cc)を乗り回すのが何よりのリフレッシュ」と語るアキラ。

いくつになっても、アキラは濃厚にアキラ。
そんなアキラが生ギター一本をバックに歌う「北帰行」。

ぐったりするほど腹いっぱいになったのは、多分蕎麦の量のせいだけではないと思うんだ。
そうだよねスティンガー君。

投稿者 zerodama : 20:57 | コメント (0) | トラックバック

贈ったものと買ったもの

◆昨日の母の日に期日指定して、実家の母にプレゼントを送った。
以前、ぽちさんからいただいてとても美味しかった「播磨屋本店」のおせんべい「はりま焼」である。
このサイトでは、直接Web注文はできないが、FAX用紙がダウンロードできるので、そちらで注文。
遠方にもかかわらず、発送を早くしてくれるのも嬉しいところ。おかげで切羽詰った注文だったがバッチリ間に合い、実家からも「すっごく美味しい!」と電話が来た。セーフ。
どうせ注文するのだから、やっぱり自宅用も頼めばよかったな~。
請求書に入っていたカタログを見て、「はりま焼」もいいけど、「助次郎」も激烈に食べたくなってしまったのだった。
ここのおせんべい・おかきはどれも米と醤油の味がしっかり効いていながら、口当たりの軽さ・品の良さががいかにも上方を感じさせてたまらない。

義母には、相方・義妹とお金を出し合ってプレゼント。花とハンカチを、義妹に見立ててもらったところ、たいそう気に入っていただけた。センスの琴線に触れそうなもの、好きそうなものを選ぶのは、母娘に勝るものはなし。まかせて正解だった。

◆ツルハドラッグで、先日エントリーに書いたフクバデンタルの「キスユー」歯ブラシの替えブラシのうち、欲しかった「歯科用」を発見。即座に購入する。
左の奥歯、土台も入れてあとはかぶせるだけの段階まで来たのだけれど、時々患部周辺の歯ぐきが疼く。全体に歯肉炎傾向なのは変わらないので、マッサージが必要。今使っている先端が細いタイプのものもいいのだが、出血が気になるので、できればもう少し柔らかいものでゆっくりブラッシングしたいと思っていた。通販するしかないと決意していた矢先だったので、とても嬉しい。
さっそく夜に使ってみるが、これは予想以上にイイ。
やはり柔らかいので歯茎を傷つけず、じっくりとマッサージしながら磨ける。出血もほとんどないし、何よりも気持ちがいい。歯間も心なしかいつもよりもスッキリ。
売り場で見かけた、シリコンゴム製の歯ぐきマッサージブラシ(これはドイツ製)も気になるのだが、高いのが悩みどころ。
歯肉炎になりやすい家系らしく、前前から「柔らかい歯ブラシを使うように」と歯科から指導されているのだが、大手メーカーのシリーズだと「かため」「ふつう」があっても「やわらかめ」がないことが多く、特売にはめったに出ない。これまで「豚毛」「システマ」など使ってきたが、機能性シリーズになってしまってどうしても高かった。
この「キスユー歯科用」も、他のシリーズと比べると割高だけれど、これまで使ってきたものを考えると十分経済的だと思う。「柔らかめブラシ」の選択に悩んでいる人には一考の価値ありかと。

投稿者 zerodama : 20:24 | コメント (2) | トラックバック

2005年05月08日

投石中国人と変わらん人たち

先日、エントリーでも少し触れたのだが、駅や車内で業務中のJR職員への嫌がらせが多いらしい。

運転士や車掌などへのいやがらせ、事故後70件

 西日本旅客鉄道労働組合(JR西労組)などによると、4月27日夜、JR東海道線の大阪駅に着いた新快速電車の運転席後方のガラスに「命」と書かれた紙が上下逆さまに張られているのが見つかった。同様の張り紙はこれまで計6回あった。

 今月6日には、大阪駅ホームで電車を見送っていた女性運転士が、男性に足をけられ、ホームから転落しそうになったという。

 このほか、▽東海道線・野洲駅で、男性駅員が「尼崎の事故でたくさん死んでいるのにJRは何をしてるんや」と言われ、顔を殴られた▽福知山線・宝塚駅で、若い車掌が乗務員室から引きずり出された▽大阪駅で、運転士がコーラの缶を投げつけられた――などが相次いでいる。

本人は「悪のJRに正義の鉄槌」というつもりなのだろうか。本当に情けない話だ。
こういう客を日夜相手にするのでは、「ダイヤ・時刻死守」が必要になってくるのも分かるような気がする。
殴られたり、蹴飛ばされたりという行為は、「嫌がらせ」の範疇ですむ事ではなく、れっきとした「暴行・傷害罪」だ。
「事故を起こしたJR西日本には、何をやってもいい」という意識の元で暴力や嫌がらせに及ぶのであれば、反日デモで破壊活動を行う中国人と何も変わっていない。JRに抗議したいのであれば、当初やメールで行えばいいし、代替できる他社路線があればそっちを使えば(企業にとって客が減る以上のダメージはない)いい話だろうに…
置き石とかする連中と並び、「結局は自分がスッキリしたいだけのバカ」が、これ以上増えませんように…

投稿者 zerodama : 21:03 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月07日

「哲」ウォッチ

すでにBBSヲチャー状態だったりする。
先日書いた「2回目だがカード忘れたら現代食わされた」件についての、店主の答えが書いてあった。

(http://www.kouyousyouji.com/bbs.htmの[15])
 投稿ありがとうございます。
当店は店名の通り味に対してこだわりがあり、味噌らーめんは現代から始まる味の変化を楽しんでいただきたく、このような味の流れのシステムにしました。
 カードをお忘れになったとのことですが、カード以外に進み具合が確認できるものがなく、お客様は正直に忘れたことを申告してくださったのだとは思いますが、中には偽る方もいらっしゃいます。従業員もカードをお渡しする際に、次回からもカードを提示していただくようお願いしているはずです。
 カードのシステムに関しては賛否両論ございますが、これもこだわりとして受け止めていただきたいと思います。

うーん、色々な意味で凄いな。
客からのクレームに対し、「不愉快な思いをさせてすみません」的な言葉が一つもないところとか。
従業員の不手際にも原因があるかもしれないのに「お願いしているはずです」と言い切っちゃうところとか。(普通だったら「~お願いしておりますが、今後さらに徹底するようにつとめます」とか書かないかな。これじゃ「アンタが聞いてなかったんだろ」って言い方だ。)
これはまちBBSにも、「中には偽る方もいらっしゃいます。」というのが、「まるで金払ってる客を犯罪者扱いしているようだ」という意見があったが、私もそう思う。
「客に幻ラーメンや黒こくを出すことで、店に何らかの損害がある」かのような言い方だ。
食い逃げやろうってんじゃない、ちゃんと金は払っている(しかも「現代」よりも200円近く高い)のに、これはないだろう。
結局、「幻」食いたさに客が払うそれまでのラーメン代(680+840+840+860+860=4080円)を搾り取るのが目的で、途中で「ズル(店側の感覚で)」されたら、それが入らないじゃないか!という店側の本音がアリアリと伝わってくるのであった。
(「幻」を食べた人の話では、価格は明らかにしていないが『高かった』らしい。この流れで「高い」ということは1000円近いくらいか?)

あと、「賛否両論」という言葉を店側が使うのもどうなんだろう。
この店に肯定的な客であっても、「このシステムはすばらしい!」と思ってるのだろうか。
せいぜい「まあ仕方ないな、妥協するか」というようなレベルの「しぶしぶ納得」であって、決して「賞賛」ではないと思う。誰だって「興味あるメニューをすぐ食べたい」のには変わりないだろうし。
それこそ「賛」は店側だけじゃないか?という気がする。

全体的に、言葉の使い方のまずさを見ると、基本的にサービス業に向いてない人間が書き込み対応してるようにしか思えない。向いている人間があの店にいるのかどうかは別として。

うがった見方かもしれないが、
「ここでブーブー言わせて話題にさせておいて、数ヶ月後にメニュー限定を取っ払い、『お待たせしました!今度はいつでも幻や黒コクを食べられます!』という売り方にシフトするんじゃないだろうか?」と予想してるのだが…どうだろう。

<サイトを見て思ったツッコミ所>
・「お店案内」ページ
  写真と住所・電話番号が書いているだけで、MAPがない。
  (7号線を走っていれば目には付くけれど…)

・「メニュー」ページ
  「詳細」をクリックすると出てくるポップアップページイラストが、ちっとも詳細じゃない。
  どう見てもこれ、バイトの女子高生が描いたようにしか思えないが(字とか)…
  「こだわり」をくどいほど強調するなら、絵にもこだわったほうが…

その他、「フランチャイズ問い合わせのメールフォームはあるが、客向けのメールフォームがない」あたりもなかなか。

投稿者 zerodama : 13:48 | コメント (2) | トラックバック

NHKこどもニュース

NHKこどもニュース」のお母さんや子供がしょっちゅう変わるのは毎年のお約束だが、今年はお父さんまでも変わった。
のみならず、ずっと案内役の声(実質ナレーション)を勤めていた肝付兼太さんも、キャラクターごと古川登志夫さんにバトンタッチしていた。

スネ夫の声も交代し、今春からはTVレギュラーアニメで声が聞こえる事がめっきり少なくなったわけで、ちょっと寂しい。
まさか声優引退というわけではないだろうけども、主管なさってる劇団21世紀FOXの活動に専念なさるのかな?

投稿者 zerodama : 13:25 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月06日

PALM(パーム)

実に久々の「PALM」シリーズ新刊、「午前の光(1)」(通算27巻目)を購入したはいいが、あまりにも久々すぎて、前の話のラストなどをほとんど忘れてしまっていた。で、前シリーズ「愛でなく」を引っ張り出して読み返してたら半日過ぎてしまった。長いんだまたこのシリーズが。

作者が「伸たまき」から「獸木野生」に改名したという事を知ったのは去年のことだった。
この人がパリンパリンのエコロジストだということは、「愛でなく」を1冊…どころか数ページ読めば一目瞭然なのだが、あまりにもモロにエコエコな文字、しかもハッキリ言って「同人とかやりはじめた中学生」のようなイタさも孕んでいて、最初は違和感ありまくりだった。
真相は、作者の公式サイト「BIGCAT Studio」でも明かされていた。

(同サイト「改名のわけ」)
2000年6月21日をもちまして、今まで使用しておりました「伸たまき」というペンネームを「獸木野生(けものぎやせい)」と改名いたしました。

ご存知(かどうか)のように、旧ペンネームは20年ほど前に離婚した男性の名前の部分を拝借したもので、かなり早い時期から「死ぬまでには何としても変えなくては」と考えていたのですが、なにぶんひとつのシリーズを書いているためになかなかタイミングがつかめず、今に至ってしまいました。
PALMシリーズが長期休載に入り、新しい出版社での新シリーズ連載が決定したこの機会を逃せば、二度とチャンスは訪れないと考え、改名に踏み切っております。

とゆーことらしい。
いや、人様の事情にどうこういうつもりも権利もないけれど、「本屋で店員さんに伝えづらい著者名になっちゃった」ことと、「獸」という文字が旧字体なので、変換モードの切り替えがメンドくさくなっちゃったことは確かだ。

この獸木野生という作家は、プロのキャリアは短くない筈なのだが、色々な意味でアマチュアリズムを色濃く残していると思う。それは勿論彼女の作品世界を語る上で欠かすことのできない味であり魅力なのだが、サイト自体にもそれが強く反映されていると感じた。
現在に至る自分の人生と創作の足跡を語る「獸木野生の作り方」あたりはまさにそれで、特に前夫氏とのいきさつはエキセントリックを通り越してかなりメチャクチャで、「そこまで赤裸々に書かんでも」という気もしてくる。が、生い立ちを眺めてみると、「青また青」のビダー・ヴォイドのエピソードの大半が彼女の実体験だということに気付く。父の死とその生涯などは、物語の中ではかなり唐突な印象を受けたが、これも実話だったのだねえ。まさか「妊婦をサンドバッグ…」までそうだとは思わなかったけれど。

「PALM」紹介ページでも、キャラクターへの思い入れや「何歳の時にできたキャラクター」「話の原型は中学生の時に…」というような講釈がまた同人風味で、ヒく向きもあろうかと思う(そうでなくても好き嫌いのハッキリする作家なのだが)。ただ、特に初期は時系列などが分かりにくいシリーズなので、作者の意図やストレートなコメントが聞けるのは貴重。

正直、このシリーズはあまりにも長すぎ、キャラクターも多いので、とっつきやすくはない。独特の絵柄、しかも一発目のエピソードに時系列がかなりあとのものを持ってきているので、相当分かりにくい(私も1巻目「お豆の半分」を読んだ時は「これは何かの続編か?」と思った)。
しかしキャラクターに引きずられて、「あるはずのない海(ここでようやくキャラクターの馴れ初めが明らかになる)」「星の歴史」まで読んでゆくと、かなり逃れられない状態になっている。不思議な作品だ。
PALMを初めて読んだのは、大学時代の先輩のところだった。そこで「星の歴史」まで読まなければ、恐らく後になってシリーズを買い揃える事もなかっただろうと思う。
作者の中では、ストーリーの流れは既にラストまで決まっているようだ。
実際には、今回始まった「午前の光」のあとに、さらに「蜘蛛の文様」、最終編の「タスク」が予定されている(のだが、このペースだと2020年付近がラストであろうとも、もっと延びるだろうとも言われている)が、前々作「オールスター・プロジェクト」のラストで、大まかに主要人物のラストに至る流れが淡々と述べられている。
そこで、主役であるジェームスが「妻とともにアフリカに渡り、その後ロスに戻って1988年(作中の時間は現在1984年)に死ぬ」ということがハッキリ示されている。
ただ、「妻」は誰か、どういういきさつで死ぬのかは(おぼろげなイメージが示される事はあったが)不明なので、今後は「誰がジェームスの妻になるのか(ジョゼが言っちゃってる以上はジョイなのか、やっぱり)」「何がどうなって死ぬのか」を見届けたいという欲求がこみ上げてくる。
このくだりを読まなければ、シリーズの購入を続けていなかったと断言できるほど上手い引きである。くそぅ。まあ、一年に何冊も出る作品じゃなし、いいのだが(勿論バンバン出してもらってもいいのだが、今の連載状況ではムリムリムリムリカタツムリなので)。

この作品の最大の魅力はキャラクターにある。と書くとあまりに月並みなのだが、シリーズを読み進んでいくにつれて、どのキャラクターもたまらなく愛しく(サロニーのような悪役に至るまで)なってきてしまうのは「PALM」特有のものだ。
誰が彼らを一番愛しているって、作者がそう公言し続けてはばからないのだが、その愛が読者にもねじれずに伝播し、共有できるというのは凄い事だと思う。
だからこそ、「自キャラへの萌え」を今以上昂揚させて、読者がヒくようなことにならないように、と祈っている。
「愛でなく」では、作者が「容貌も含めて」自己投影させたルージュメイアンというキャラクターが登場し、今度は作者の(創作に目覚め始めた)少女時代を投影したジョイが表舞台に上がってきた。
しかも前者は「ジェームズと人生と魂を共有する存在」であり、後者は「未来の妻(?…かどうかはまだ不明だが、恋人となることは確かだろう)」。二人もってのは多いんじゃないかとちょっと危惧。そのへんをクールにすり抜けてくれるといいのだが…

投稿者 zerodama : 23:12 | コメント (0) | トラックバック

これって変物件でしょうか

山形県内でTVCMを盛んに流している「パチスロ ゲバラ」。
地元にいると、時々「これって変な物件なのか、大した事ないネタなのか」判断がつかないことが多多あるのだが、これもその一つ。

「ゲバラマンデー」とか聞こえる度に、ちょっと疼くものがないでもないのだけども…微妙…

投稿者 zerodama : 22:53 | コメント (2) | トラックバック

2005年05月05日

尾花沢で買ってきた山菜

帰ってすぐに料理する。

アマドコロ
つぼみが膨らむ前の状態で売られていた。いかにも「ユリ科」な見た目。
山菜はちょっと地域が違うと全然知らないものがあったりする。
「甘味があるからこの名前が付いた」というとおり、試食したら甘かった。
ゆでておひたしにする。
甘味のあとから苦味が追いかけてくる感じがあり、少しゆっくり目にゆでた。
茎の部分の食感がアスパラに似ている。

数本を天ぷらに。これもいけるが、風味はおひたしのほうが強く出る感じ。

クワダイ(ヨブスマソウ)
試食した折、鮮烈な香気がウチ向きだと思って購入したが、家に帰って洗いながら、以前何度か義父が採ってきた「カデナ(庄内ではこう呼ぶ)」と同じものだと気付いた。
茎が、フキのように中空になっている。
こっちもしっかり目に茹でて、しばらく水に晒して苦味を抜く。
「葉は天ぷらがおいしい」とお店の人が言っていたので天ぷらに。
山菜の天ぷらはまず間違いなく美味い。これもそう。独特の苦味が気にならず、香気をいただける。
ただ、葉っぱが大きいので、1回に2個くらいしか揚げられず、量をこなそうと思うと時間は多少かかるが…
次はキンピラとか試してみようかな。

二つとも、(レアなイメージを)山菜というよりは、山に行くとボコスカ生えてる系の植物のようだ。ミズみたいなポジションか。

投稿者 zerodama : 22:38 | コメント (0) | トラックバック

尾花沢にドライブ

連休唯一の相方フリー日。
大会でお疲れのところ、遠出も酷なので、尾花沢方面へドライブ。
途中、戸沢村の「ロ・スティーバレ」でランチでもと思ったが、家を早く出すぎたため、到着が11:00前。開店まで間がありすぎるので、このまま尾花沢へ直行し、現地でごはんすることに変更。

小さいころに両親に連れて行ってもらったことのある徳良湖へ。
GWの名物は、メザシ状(他に表現はないのか自分)にディスプレイされた大量の鯉のぼり。
天気が良く、この辺は桜も遅いので、花見も楽しめた。
(写真などはこちらをドゾ)

昼食は、湖畔の「ステーキハウス徳良湖」にて。
いつもは1000円台でステーキランチがあるらしいのだが、どこもそうであるように、連休中はランチなし。で、かなり割高になってしまったが、地元産の牛肉を食す。まあたまにはいいか。思えば外でステーキを食べるのは実に久々だ。
私は150gロースのセット、相方はリブロースのステーキにビーフカレー。
値段的に安いリブロースステーキのほうが美味かったような;
外でステーキを食べる度に思うのだが、ステーキを乗せる食器というのは何がベストなのだろう。
鉄板は保温には最適だが、せっかくレアを頼んだのに食ってるうちにミディアム→ウェルダンになっていくのが悲しい。陶板も、鉄板ほどではないがやはり加熱が進んでしまう。やはり、「温めた皿」がいいのかな。

昼食を終えて、相方が今まで行った事がないというので、近くの銀山温泉まで足を伸ばす。
名前のとおり、大正時代には銀鉱山があったという場所。ゆえにロケーションは「山合い」そのもの。対象レトロ感溢れる佇まいが人気のスポットだ。
川を挟んだ温泉街の通りも細く、車は入れないので、宿泊客は手前にある宿の駐車場に入れて歩いてゆく。共通の無料駐車場もあるが、行楽シーズンには入りきらない。ので、今日のような場合はみんな係の指示で路駐し、無料のシャトルバスで温泉入り口まで行き、散策を楽しむようになっていた。最初は驚いたが、これはこれで身軽でいいかもしれない。

そぞろ歩きながら写真を撮ったり、お土産屋を冷やかしたり。
結婚前に両親と来たときにはなかった足湯などもできていて、雰囲気を保ったままいい感じにリニューアルされていた。
露店で「熊肉串焼き」をかじったり(臭みは全然なし。味付けが濃い)、山菜を買ったり。家にはゆべしまんじゅうをお土産にする。

本当は一泊したかったな~。
ちょっとシーズン外した頃に、ゆっくり泊まりたいものだ。

帰りは道端の、地元のおっかさんがやってる山菜直売所で山菜と手作り唐辛子味噌を衝動買い。
ぷちドライブだったがそれなりに行楽っぽい一日で満足。
夜、撮影してきた写真をHDに移して少し整理した。
液晶画面で見て丁度いいところで露出を調整すると、開けてみるとオーバー気味の画像である事に気付く。狛犬の写真も少しとび気味だった。これからは「ちょいアンダー?」くらいのところで調整すれば丁度よさげ。
こうして少しずつクセを覚えていかないと。

*購入物(みずほ八文字屋)*
・「PALM 27『午前の光 1』」 獣木野生
・「新ワイルド7(文庫版)5・6」 望月三起也
・「失踪日記」 吾妻ひでお
・「誰も寝てはならぬ 3」 サラ・イネス
・「卓球社長」 島本和彦
・「かいしゃいんのメロディー 残業編」 大橋ツヨシ
・「プー一族 3」 大橋ツヨシ
・「先生がいっぱい 3」 安田弘之

投稿者 zerodama : 22:06 | コメント (0) | トラックバック

「半分」の意味

一部報道で誤解される新系列電車(「Norimono Land」より)

「価格半分」「寿命半分」がセンセーショナルに報道されているが、その真の意味についての正確な解説。
インパクトある言葉だけを鵜呑みにしてはいかんなあと改めて思う。

何かネタを見つけたら、とにかくJR西を叩かんかなという雰囲気がプンプンし過ぎてるが、一つ一つの事象を区切って見ていかなければならないのではないだろうか。
こういうことは、専門知識があるひとでなければ分からず、「安かろう悪かろうの車体」という言われ方をすれば、門外漢は「そりゃひどい…」とならざるを得ないので、こうした紹介記事はとても貴重だと思う。
逆に言えば、鉄道の専門家を呼んでもこういう話について話させないあたりに、露骨な方向操作も感じるわけで。

大きな事故や不手際は仕方ないが、オーバーランとか数分遅延が(特にネットニュースで)逐一流れているのを見ると、「あんまり細かくチェックしすぎても…」と感じてしまうのだが。安全運行に緊張感は不可欠だが、プレッシャーの与えすぎも良くないかと。まあ、これもまた田舎者の発想かもしれないが。

投稿者 zerodama : 20:19 | コメント (2) | トラックバック

2005年05月03日

哲さんは相変わらずエラくていらっしゃる

先日のエントリーに書いた「らーめん哲」、公式サイトができあがっていた。

店の外装内装・メニューと写真などがある。
で、BBSもあるのだが、こんな書き込みが。

先日そちらに行った時の出来事です。
2回目だったのですが、カードを忘れて行きました。
その旨を伝えたら現代しか食べられないとの事・・・

その対応はどうかと思います。
カードが絶対必要ならカードを渡す際に一言あるとか、店内に書いて置くとか、あるべきだと思います。

まあ確かに、「本当は5回目なんだけど…」「6回目なんだけど…」とやられては(哲さん的には)たまったもんじゃないのだろうが…
そこまでシビアにやりたければいちいち登録制にして、電話番号とか言えば照会できるようなシステム(クリーニングチェーンなんかでは、会員カードを忘れてもそうやって対応してくれるのだが)を構築するとか、そもそもカードに「忘れたら現代しか食えません」と書いておけって話じゃないのか、これは。
もしくは、最初の待ち時間にカード申込書書かせて、ナンバー付けたカードにしてデータベース(Excelでも簡易DBは作れる)管理するとか(そうすれば名前などで状況が検索できる)。客にそこまで厳密さを要求するなら、店もそれなりに対応しなきゃいかんと思うがなー。
連休ということも手伝って、客足は落ちていないようだが、2chラーメン板などを見る限りでは、私と同じ感想(すなわちフザケンナ)を持たれた方が多い様子。あのシステムを支持している人は果たして酒田にどれくらいいるだろう、というのは純粋に興味がある。家族は皆「何じゃソラ」という反応だったけど。

やたら「健康」を押し出した能書きを延々とたれているけども、「不愉快な気分で飯を食う」ほど心身に不健康なこともないのでは。
これまで色々外で飯を食って、内容や値段に納得いかなかったこと、店主やスタッフの態度に首をかしげた事は数々あるが、店の前を通るたびになんとも苦々しくなるのはこの店くらいなんだよな…

投稿者 zerodama : 23:50 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月02日

解釈の違いが明らかに

◆「CUEジャンボリー2004」DVD、副音声見る。本編のほうは、とにかく客の「役者萌え」が凄くてヒく場面が数々あったのだが、副音声はいつものCUEの皆さんのノリで、裏話なども絡んで面白い。多忙な鈴井さんも参加しているのは意外かつ嬉しいところ。副音声を聞いてようやく「モトが取れた」気分になった。

それにしても小橋亜紀は歌が上手い。さすが元バスガイド。
ドラバラの企画の中で歌われた「飲むしょ朝まで(演歌歌手の役なので、当然ど演歌)」がまた絶品。
小橋が、しょっちゅうCUE御用達のスタイリスト"おやびん"小松氏・メイクの諸橋氏と一緒に「独身女3人で連れ立って飲んでばかりいる」というエピソードは過去に何度も語られているので、そこがこの曲の着想点になっているのは明らか。
歌詞にも

ああ しそ焼酎
同じの あと二つ

というフレーズがあり、歌詞の中でも「3人での酒飲み」が強調されている。
リーダー森崎氏は、このフレーズを聞く度に、

「小松か諸橋が死んでしまい、その葬式に駆けつけた小橋が涙をこらえて『同じのあと二つ~♪』を歌う場面をなぜか想像してしまって、泣けてしまう」

という、非常に先走ってねじれた妄想をしてしまうことを告白している。
しかしそれに対して小橋はサラっと

これは、飲み放題に行ってて「あと5分でラストオーダーですが」と言われて、慌てて(今のうちに頼めるだけ頼んでおこうと)「あ、じゃー同じのあと二つ持ってきて」って場面っしょ?

と言い放って、「じゃあこのテーブルには同じしそ焼酎が9つあるのかよ!」と作詞の大泉大先生に抱腹させる始末。さすがだ。

◆NHKは、脱線事故を定時ニュースのトップに持ってくるも、内容はほとんど「遺族の悲嘆の様子」に終始している。特に進展がないからなのだろうが、相変わらず違和感。
遺族の中には「怒りや憤りを社会に訴えたい」方も多いだろうから、そういう方がカメラを利用するのはかまわないと思う。逐一遺族を追跡(事故があると被害者の友人・知人を嗅ぎまわって写真やエピソードを収集するらしいが)するのではなく、献花台近くに「しゃべり場ブース」でも設けて最低限のスタッフを常設してれば事足りる話だと思うが。

ATS・ATCに詳しいサイト「鉄道解析ごっこ」。
今回の脱線事故に関する記事はないが、過去の事故をATS・ATC関連の面から分析している。
特に「鉄道事故史とATS・ATC概説」は労作だと思う。

投稿者 zerodama : 23:23 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月01日

みどり食堂(鶴岡)

映画を観た後、会場から近い「みどり食堂」へ。
相方は何度か行ったことがあって、「ここの『唐揚げのせ冷やし中華』のボリュームはスゴイ」と言う話になったし、掲示板などでも話題になっていたお店だったので。

相方はその唐揚げ乗せ冷やし中華(大盛り)、私はのっけ系にも心惹かれたが、シンプルなのを試してみたかったのでチャーシュー麺、あとは二人で餃子一皿を注文。

結論。
まるでビグザムみたいな店だ。
圧倒的なのだ。量が。

相方の冷やし中華には、普通の唐揚げの2個分はあろうかという唐揚げが4個、山盛りで載っている。しかもジューシィで美味い。アツアツの唐揚げを載せる時点で冷やし系のアイデンティティは何処に?という根本的な疑問はないでもないが。刻み野菜が入っているのも特徴的。
あとビックリしたのが餃子。
これも通常の餃子の2個分のボリューム。皮も美味かった。これで5個400円は安い。
うっかり「2人で2枚」頼まなくて良かった。「餃子を残す」という屈辱的な事態になっていたかもしれない。
チャーシューメンはモモ系。
スープは、醤油と節系の味が前面に出ている。庄内ラーメンの「澄んだ味」に重きを置く人には評価が低いかもしれないが、鶏ガラ系の甘さも出ていて内陸チックな部分もあるので、私は好きだ。落ち着く感じがする。
思えば、「慣れ親しんだラーメンのスープ」というのは、ソウルフードである度合いとして、味噌汁を遥かに凌ぐのかもしれない。
麺は中太ストレート(冷やし中華も同じ)。

いや食った食った。久々に夕飯に支障が出るほどの満腹感。
丼もの、定食、そば・うどん系もあり、量があって値段も安めなので、学生さんなんかは助かるだろうな。隣で食べてた人のカレーの皿が、大盛りにしたってデカかったのが印象的。
店はわりと綺麗で、水ではなくて冷麦茶が今日のような暑い日は嬉しい(何しろ日中30℃まで上がった)。食後のコーヒーもセルフで無料サービス。
男性客層が多いのかと思いきや、家族連れも多かった。
肉系をのっけたメニューは、繊細さを求める向きには好き嫌いがあるだろうが、「ラーメン屋」というよりもあくまで「食堂」に徹する大衆性に惹かれる方なら。私は好きだ。
機会があったらまた行って別のものを食べてみたいと思った。

投稿者 zerodama : 23:29 | コメント (0) | トラックバック

金(より大事なもの)カエセヨー

鶴岡に、鈴井貴之氏の第3回監督作品「銀のエンゼル」上映会を観にいく。
前作「man-hole」「river」は、山形での上映はなかった。特に庄内は単館系のものには恵まれないので、「鈴井さんの映画はDVDで見る」しか手段がなかったので、今回1日(午前午後各1回)だけとはいえ、ホール上映が決まったのはとても嬉しかった。
相方も時間を確保してチケットを取り、グッズ販売もあるというので早めに会場へ。

客の入りは7分くらいか。中央の見やすい席をキープ。
映画はDVDやTV・BSで見ることが多いので、実は相方と映画デートするのは、長い付き合いだが今日が初めてだったりする。

結論から言うと、何が酷いって、画像があまりにひどかった。
冒頭部から、フォーカスが甘い。しかしそれでも最初のうちは、フィルムの味付け(あえてざらついた画面に作っているのか)かと思えなくもなかったが、中盤あたりからひどくなってきた。さすがに不自然、というよりも、「自分の目が突如どうにかなったのでは」とすら思えるほどだった。
普通は、「何かトラブルがあったら映写室のほうで調整してくれる」だろうと思うし、1回きり完全入れ替えの上映で、クレーム入れに外に出ようという気にもならない。時間が経つにつれ「いくら何でもオカシイ」という気分が強まる。
結局ストーリーは進むが画質は最悪(ボケボケ)のまま。
スタッフロールの文字もボヤボヤ。

と、突如、画面に

「レンズフォーカス調整」

という文字(明らかにメニュー操作状態)が出現。
数秒操作があって、ここで初めて調整がなされたあげく、いきなり画像が鮮明に。
いや、鮮明というか、これが普通なのだけども。
これまでの全編、本来ならこんなにクリアに見えてたのか!金と時間を返せ!
という気分で、怒りが込み上げるより先にもう萎え萎え。

いい年をして若者っぽい言葉を使うのも気が引けるが、こんなに「ありえない」という言葉がしっくりくる状況は前代未聞だ。

あのなー、しがないPC講師の私ですら、講座がはじまる前にディスプレイの調整(フォーカスや大きさ、色合いなど)はちゃんと終わらせておくぞ。
映写室の中に入ったことがないのでよく分からないのだが、上映中は映像やフィルムが乱れたりする事を想定してずっとその場にいてチェックしているものではないんだろうか。寝てたのか。
会場は鶴岡市中央公民館、主宰はYTS。実際に映写に当たっていたのがどちらのスタッフかは分からないが、主催者側が一人でも中に入ってチェックに当たっていれば、もっと早い段階で連絡して調整させることができたんじゃないだろうか。金取ってやる仕事の内容とは思えない。
「DVDではなく、スクリーンで見れる」のを楽しみにして足を運んだのに、お粗末な映写が気になって映画に没入できなかった。
それよりも何よりも、鈴井監督はじめ、寒い中心血を注いでこの作品を作り上げたスタッフ・出演者を冒涜したのと同じことだ。映画を作ろうという人間が、一つ一つの映像に心を砕いてない筈はない。ボケた状態で90%以上を上映されたのを知ったら、さぞ悲しいことだろう。最低にも程がある。そんな体験だった。
流石に「金返せ」と言うクレーマーにまではなりたくないが、出口のスタッフに相方が「映像が酷かったですよ」と言ったところ、「すみませんでした」と言ってはくれたが、そういう事実があったことは知らなかった模様。それもどうかと。
流石に13:30の部では同じことは繰り返さないだろうと思いたいが…
5/3には山形で上映会があるのだが、そちらのほうもつつがなく上映されますように…

あまりに酷いことで、怒りというより失望が収まらず、YTSのサイトからメールで問い合わせしようと思ったのだが、アドレスは一応書いているものの、
「メールには返信しません、返事が欲しい人は電話で」
とか書いてるし…何なんだそりゃ…

ところで、会場ではグッズ販売もあった。
開場前に並んでいたところに、あらかじめ販売グッズリスト兼購入希望書を配布し、記入したものを係に渡して会計・グッズ受け取り(混雑防止のためらしい)という方法。
パンフとどうでしょうステッカー、「CUEジャンボリー2004」DVDなどを買う。そこそこ買ったためか「フィルムしおり」を付けてくれた。
他にはDVD・どうでしょう本も。
リストの中に「いぶし銀」とだけアイテム名が。
それだけで売るほうも買うほうも充分分かってるというのもすごいが。

水曜どうでしょう公式サイトでは、ファンは「どうでしょう藩士」、DVDやグッズを予約したり購入するのを「年貢を納める」と呼ぶ。
今回のグッズ購入も「臨時年貢の納入」だったわけだが。
相方いわく

「藩士なのに年貢取られるっていうのは、一体どういうことなんだろう…」

……確かに。

<内容について>
気分が萎えたあまり、内容について書いてなかった…
予想通り淡々とした内容ではあったが、1300円分の価値は充分にあったと思う。
「父と娘」という関係が一つの柱なのだが、鈴井さんの娘溺愛は有名なので、ちょっと時々「うちの娘が大きくなったら俺もこんな風に扱われるのかなあ」的な感傷が強めに出ていたのはどうなのだろうな、と感じたが。
「観光地イメージではない北海道の生の日常」を描くということについては成功しているかと。電柱や電線をあえてフレームに入れたというパンフ記事を読むと、それもなるほどと思う。
コンビニが一つだけの田舎の町、という風景はどこにでも置き換えが可能で、共感できると同時に、風景や空の広がり・雪や寒気の表現など、隅々に北海道らしさがある。そういうところにこだわっているだろうからこそ、普通の画面で見たかったんだチクショー。
出演陣はみんな良かったが、特に村上ショージが◎。出番は多くないがいい味出していた。

見終って思わず「コーヒーメロン」を検索してしまった人は日本中にたくさんいるだろう。私もそうした。メロンパンしかヒットしなかったけれど。

*DVD「CUEジャンボリー2004」
予想以上にヌルい内容であった…が、久々のナックスハリケーンがみれて小ネタもちらほら入っているので、まあいいか…

投稿者 zerodama : 21:01 | コメント (0) | トラックバック