2006年07月26日

BLOG移転のお知らせ

以前のエントリーのコメント内では書いたのですが、きちんとお知らせしていなかったので…

BLOGは、こちらに移転しております。
6月の入院中に一時的に使っていたものですが、しばらくは移転先で書いていきます。
理由は、年内いっぱい恐らくは安静生活で、管理が難しいことと、いつ入院になるか分からないので、入院先からモバイルでも更新できる移転先のほうが都合がよいかな、という2点です。

お手数ですが、ブックマークしていただいていた方には、変更をお願いいたします。

また、大変遺憾ながら、コメント・トラックバックともにSPAMが酷いので、一時コメント受付を停止しております。本来ならば削除・ブロックなどをマメにして対応すべきなのですが、体力的に不可能なもので…
本当にふがいない限りですが、どうぞよろしくお願いいたします。

投稿者 zerodama : 23:49 | コメント (0)

2006年06月11日

ワニガメが来た

まさか、こんなニュースと日を同じくするとは思ってもいなかったのだが、我が家にワニガメを泊めるハメになってしまったのだ。

義父はよく、近くの川上流にカニ網を仕掛けに行く。エサはたいてい台所で出た魚の頭・内臓などのクズを冷凍しておいて、それを入れておく。何日かして、うまくカニがかかったら、それをエサに魚を釣りに行くためなのだが、時々予想もしないものがかかってくる。
海に沈めておいたときは、タコ・ナマコ・スズキなどが来た時もあった(勿論美味しくいただいた)。
今日も「とんでもないものがかかってた」と騒がしいので、今度は何だと思い見てみたら、40~50cmにもなるワニガメだったので流石に驚いた。
この大きさは、ワニガメとしては成体らしい。とにかく獰猛で、かつ生臭いヤツである(ペットとして綺麗にしていればそうでもないんだろうけど)。
誰かがペットとして飼っていたものを、逃がしてしまったか、それとも故意に放ったのかはわからない。

最初は義父も興奮して「すげーすげー」と喜んで写真など撮っていたが、ブツがブツだけに、見ちゃったからにはもう一度放すわけにもいかず、保健所から引き取ってもらおうにも今日は休みだし、「保護したつもりで逃げられたら、今度はウチの責任になるのか?」ってなことにもなるしで、小一時間ほどで「ああメンドくせえ」と我に帰っていたようだった。
結局、軽く縛って明日保健所に連絡するのを待つしかないということになった。
水槽はあるが、まさか金魚と一緒に入れるわけにもいかない。

好きな人にはたまらないペットなんだろうけど…うちではとても始末に負えない。
私、亀はけっこう好きなんだが、流石にこの面構えは愛せそうな気がしない。
スムーズに身請けしてもらえればいいんだけどねー。

投稿者 zerodama : 23:24 | コメント (9) | トラックバック

2006年06月07日

お久しぶりです

気が付けばまた8ヶ月もサイトそのものを放置していてしまった。
「気が付けば」とか白々しく書いてはみたが、実のところそういう精神状態が続いた数ヶ月間でもあった。
端的に言えば「不妊ノイローゼ」な日々。
昨年9月から開始した不妊治療の諸検査の結果は、予想したよりも深刻で、長きに渡るであろう治療期間・莫大な治療費(高度治療は保険が利かない)・わずかな期待値が待ち受けていることを示唆した。これは年齢的な問題も多分に関わっていた。
ブログは10月の「どうでしょう祭り」参加直前で終わっている。
このイベントに参加できたのは、相方のスケジュールが奇跡的に調整可能であったことが大きいが、それ以上に「旅行などコレが最後になるだろう」という思いが背景にあった。

結果的には、治療期間半年程度・高度治療チャレンジ一回目で奇跡的に吉報にめぐり合うことができた。これは本当にラッキーだったと思う。一回につき分娩一回分の費用がかかるこの施術には、5回も6回も挑み続ける人が珍しくはないのだ。
一昨日、受診後に妊娠届をいただき、帰りの足で母子手帳を交付してもらいに行く。
交付は2冊。4w時の診察では胎嚢一つのみだったのでシングルと疑わなかったが、7wの段階で双胎が判明し、まずは驚き、嬉しがり、またリスクの高さへの恐れも感じた。
受精卵を2個戻したので、当然2卵性。たいがい6w~の時期に判明すると後で知った。

現在の週数は10週。これまでも何度かこの件のことを書こうと思ったが、小出血が既に3回もあり、自宅安静指示されたりと不安定な日々が続いたため躊躇していた。今もまだ微妙な時期ではあるが、たとえ哀しい結果になったとしても、月並みだが「おなかの中に確かに2人がいた」ことを記しておくのはアリだろうと思い、母子手帳をもらったのを契機にエントリーを書くことにする。

交付場所である市民健康センターの母子健康相談室で、保健師さん(多分)が手続きをしてくれた。
酒田市の母子手帳の柄はミッフィーで、色はオレンジと黄色の2種類から選べる。
同じ色にしたほうがよいのかもしれないが、絶対どっちのかわからなくなりそうで、1種類ずつにしてもらう。
必要書類や、手帳の父母名前欄・住所欄などを記入。
同時に、大まかな健康状態(妊娠歴、飲酒・喫煙の有無、家族構成と年齢など)を聞かれて記録される。義家族の年齢ってちょっと即座に出ないもので、何かに控えておけばよかった。
病院の帰りに、今まで購入を躊躇していた妊婦雑誌を一冊買ったのだが、手帳交付の際に色々と出産・育児のパンフレットをいただいたので、無理に買わなくても良かったかもしれない。双子用のパンフレットまであった。
パンフレットの後半には育児についてのことも色々と書いてあり、また保健師さんも、乳幼児健診のことなども大まかに説明してくれた。正直、出産どころか妊娠の維持ができるかどうかで頭がいっぱいの私にはまだまだ先のことに思えてピンとこないのだが、この「産みっぱなしバカ親」が多いご時世、「産んでからが本番」ということを自覚させる意味もあるのかもしれないと思う。

高齢・高BMI・そして双胎と、「全身これハイリスク妊婦」な毎日、心配なことばかりで、毎日のように「流産」の検索ワードばかり入力してはネットの体験談に一喜一憂する日々(ネガティブだ…)。つわりはごく軽い食べつわり・匂いへの反応が2週間くらいあったのだがここ1週間ほどさっぱりで、超音波で赤さんの姿を見るまでこれまた心配でたまらなかった。食い物も大方美味い。
安定期はまだ遠く、16週を迎えたところで「安定期?ナニソレおいしいの?」って状態じゃないのかと予想してしまう。トラブルの多くはこれからだというのにこんな毎日。生来のネガティブ&心配性がここに来て爆発している感がある。

何はともあれ、すったもんだは覚悟しているので、最終的に元気に2人とも出してあげたいものだと、今はそれだけしか頭にない。
昨年からの不安や愚痴を打ち明けた人の数は多くはないが、暗い愚痴をつらつら綴って、ご迷惑とご心配をおかけした方には、本当に面白くもないものを聞かせてしまったと反省している。
どうもご心配をおかけしました。そして、ありがとうございました。

ブログを止めていた間、「ヘタに書くと不妊日記になってしまいそうで、それはイヤだなあ」という思いがありました。今も、「妊婦日記」にしてしまうのはうちのサイトらしくないと思うので、今後はまた、マンガやら何やらのネタをメインに、のんびりやっていきたいと考えています。

投稿者 zerodama : 00:30 | コメント (25)

2005年10月13日

祭ってきますよ

今日から数日間、北海道に行って「水曜どうでしょう祭り」に参加してまいります。
北海道は中三の修学旅行以来…どえらい久しぶりです。
数泊するのに、ひたすら札幌市内のホテル⇒真駒内会場の往復の繰り返し。
折角の旅行なのに小樽も函館も行かない旅程に、家族は不思議がっているようです。さもあらん。

つい先日厳しい現実を突きつけられ、正直鬱で休職していた頃よりもよっぽど鬱という、あまりよろしくな精神状態ではありますが、楽しんできたいと思います。
何しろ数日間も自分でご飯作らなくていいというドリーム期間ですしね。
「毒物」との呼び声の高いジンギスカンキャラメルも買ってこよう。

投稿者 zerodama : 03:27 | コメント (4)

2005年10月11日

のんべえバトン

鉄郎さんから回していただきました。
最近は色々思うところあってほとんど晩酌してない&量もはかどらなくなったので、「のんべ」を名乗れるかどうか自信がないんですが…

【1.今、冷蔵庫に入ってるお酒の量は?】
冷蔵庫「には」少ないです。
缶ビール少し+冷凍庫に飲みかけのウオッカ。
台所の床には焼酎+梅酒各種+シェリーなどあるんですが。

【2.好きな銘柄は?】
<日本酒>
・麓井「圓」 純米
・樽平 純米
・朝日鷹 「黒縄」
・和田酒造 「銘刀 月山丸」
・銀嶺月山 「雪中熟成」
端麗なものより、米がどっしりと香るもの、木香が強いものが好き。
すべて山形地酒。

<焼酎など>
・高木酒造 蘭引酒「鬼兜」
 米で作ったコニャックを思わせる濃厚芳醇な一品。ウマイのだが高い。そして入手が困難。
・米焼酎 「鳥飼」
・泡盛 菊の露「サザンバレル」
・黒糖焼酎 「欧羅火」
 黒糖焼酎はどれも好きだが、これは値段も手ごろで香りも好き。

<ワイン>
語れるほどの知識がないのですが…
白ならミュスカデ系、赤はメルロー系、総じてスペインや南米のものが好き。
スパークリングならば、スペインのカヴァの辛口のもの。
スプマンテやドイツ白は甘ったるくて苦手っす。

<その他洋酒>
・サンデマンドライ(シェリー)
・タンカレー(ジン)
・バルヴェニー12年ダブルウッド(シングルモルト)
・ジム・ビーム(バーボン)
・キリン富士山麓40°(ウイスキー)

<ビール>
・ハートランド
・クラシックラガー
・HITE
・HITEの黒

<銘柄じゃないけど果実酒>
・梅酒(まあ定番で毎年作ってます)
・またたび酒(以前おすそわけいただいたのが旨かった)
・かりん酒(喉にもよく効く)

【3.最近最後に飲んだお店は?】
前の仕事辞めてからめっきり外で飲まなくなりました。
お盆で実家の家族と一緒に焼肉食いに行ったときかな~。
山形市飯塚町の「木村」。なんでも安くてうまいが、レバ刺しはイチオシ。
って、肉の話をしてどーする。

【4.思い入れのあるお酒は?】
相方と飲んだお酒は大抵思いいれがあるけれど、スペインのお酒は新婚旅行で色々楽しんだので思い出深いです。
亡くなった親友が好きだった「朝日鷹」、一緒にアパートで飲んだ「唐辛子入りウオッカ」も忘れられず、酒屋で見るたびに切なくなります。

【5.ジョッキを渡す5人】
特に指定しませんので、興味を覚えた方はどなたでもお拾いください。
このエントリーのコメントとして書いていただいても勿論OKです。

投稿者 zerodama : 03:48 | コメント (0)

2005年09月27日

島本オールスター

島本キャラが競演する格闘ゲーム「熱闘ジャクニク学園2」のデモムービー(リンクから見れます)を見る。
今回は、不屈闘志、忍万太郎、バトルサンダー、狭間武偉の4キャラが参戦とのこと。
「今回は」とかしたり顔で書いておいて、実は「1」のことを全然知らずにいたわけだが、なかなかの見ごたえ。(ただ、やっぱり声がキツい。専門学生さんの出演だからしかたないだろうけどね…)
特に、「打った後に自分も倒れる30年パンチ」がたまらない。

しかし、武偉はともかくとして(すんなよ)、不屈キャプテンの参戦…外に漏れたら一発予選出場停止だろうとか、ついついいらんことを考えてしまい、別の意味でハラハラだ。

「3」が出るなら参戦して欲しいキャラを妄想してみる
・飛岡剛
・伊吹のおやじ
・赤十字くん
・週番の高野さん
・炎の転校生2号

特に最後の二人は個人的に萌えなので…
そーなのそーなの。こういう半端な立ち位置のキャラが好きなのオイラは。「マサルさん」で言えばマチャ彦みたいなキャラが。

「挑戦者」の朝倉信吾とかは、まあ可能性として浮上する事もないと思うが、いらんです。
というか、この作品あまりに面白くないもんで、今本棚で主人公の名前確認するまで忘却の彼方だった。

あと、これも別に出さなくていいのだが、豊田真奈美や全女の皆さんにあれほどハマッていた日々は、今の島本先生の中でどういう位置にあるのかはちょっと興味ある。

しかし何より衝撃だったのは、このデモムービーを見て「聖闘士星矢だ!」と言った10代のお客さんがいたというバードチーフ氏が目撃した実話なのだった。聖闘士のみなさんも時には学ラン着たり、ラケットで人を殴打したり、温泉で暴れたりもするんだね。人間だもの。
「星座の戦士」というより、どう見ても「男の星座」のほうが近いのだが…

ついでに、「小池一夫キャラでこういう企画ができないだろうか」と妄想し、妄想した瞬間にあまりの濃さに意識を失いそうになる。
というか企画の段階ですでに18禁確定…
「御用牙」の勝利アクション=「米俵を○○で突き刺す」とか、その他色々…うはぁ濃すぎ~。

投稿者 zerodama : 23:49 | コメント (0)

2005年09月23日

こ、コナミさん…

「個人名でそれとわからぬよう密送」とまではしなくてもいいが、こんなに「モロ」な封筒で送らなくても…
あんりみてっど:ときめきメモリアルオンラインのDVD届いた…orz

中身は全然インモラルじゃないんだけど、なまじ知名度の高い作品だけに、家族バレは痛いかもしれんなあ…
全国の当選者の皆さん、南無でございます。

投稿者 zerodama : 23:10 | コメント (3)

2005年09月19日

実行する人

今話題の民主党議員 小林憲司の公式サイトを見ると、プロフィールにこうあった。

キャッチフレーズ
断固やるべし
座右の銘
   実践躬行(じっせんきゅうこう)
   『実際に自分自身で行って見せること』

ちょwwwwwwwwwwwwww

投稿者 zerodama : 12:28 | コメント (5) | トラックバック

2005年09月16日

ネズミの威光、いまだ届かず

開業した香港ディズニーランドで、さっそく中華なお国の良識あるお客さんの暴虐の嵐が吹き荒れているらしい。
詳しくは
超だるログ: 香港ディズニーランド 立ちションや下半身露出など下品な行為で批判される
を参照されたし。

アトラクションや城の前で、子どもに小便させる母親。
人前で脱糞する女性を含む人々。
着ぐるみに暴行、スタッフに乳もみなど、想像を超える世界が展開されているらしい。

しつこいよーだが、3年後にオリンピックを控えた国の御方々でございます。

しかし、基本的に客の姿勢が低い日本のディズニーランドと何たる違い。
かたや、着ぐるみが客に暴力をふるったにもかかわらず、「あれは着ぐるみではなくて、ディズニーランドにあっては本当の犬なのです。犬のした事ですから」と、頭が沸いてるとしか思えない強弁がまかり通るほどの治外法権を縦にしているおとぎの国
かたや、客が「魔法のマンボ」よろしくやりたい事はし放題怖いものなど何にもないさ状態で人糞だらけのおとぎの国。
ナメられないためには、ココまでやらなければダメなのか。
香港ディズニーランドのお客さんのうちに心ある方がいたら、ミッキーが暴行の末にぐったり動かなくなったら、どうか係の人を呼んでやってください。

投稿者 zerodama : 18:51 | コメント (0)

2005年09月11日

判断材料

投票日の当日になって見つけたページ。
2005年9月11日 「最高裁判所裁判官 国民審査」に、キチンと参加したいあなたへ

常常、選挙の折に同時に渡される「最高裁裁判官審査」用紙を見ながら、「名前だけ並べられても…」という困惑した思いを捨てられなかった。各裁判官の経歴や、「どんな裁判でどういう判決を出したか」を目にできる資料が、誰でも気楽に見られる範囲で提供されているとは言いがたいからだ。
最高裁判所のサイトでは、「裁判官の紹介」のところで、判決一覧も含めて閲覧できる。これも上のページで始めて知った。)

もう投票を済ませた向きも多いとは思うが、「これから行く」という方は軽くでも目を通されると、これまでよりは有意義な審査投票ができるのでは。

↑のように、裁判所とか有志が努力しているにもかかわらず、鳥栖市長がこんなトンデモでは済まされない発言を。

<京都新聞>「白紙を投票箱に」 裁判官国民審査で鳥栖市長

 佐賀県鳥栖市の牟田秀敏市長が衆院選候補の応援演説で、最高裁裁判官の国民審査について「(国民審査の)白い紙はそのまま投票箱に入れて帰るように。何か書くといろいろ問題になる」と発言していたことが10日、分かった。県選管は「裁判官の信任・不信任を判断する貴重な機会で不適切」との見解を示した。

郵政問題で混乱し解散したという経緯から、これまでになく注目を集めている本選挙は、投票率の上昇が見込めるのではと予想されている(フタを空けたらどうなるかは分からないが)。一方で、政治不信から関心を失う気持ちもよく理解できる。
でもまあ、何かしら意見があるのなら投票には行くべきかと。
「どいつもこいつもダメだ」と思っているのなら白票を投じればいい。「白票が莫大な数に」となったら、それはそれで社会問題として取り上げられ、現実を政治家連中に突きつけることができるだろう。不信は行動で示す事ができる。
短いながら、「朝目新聞」管理人さんのコメントが強く印象に残った。

選挙に行かない=利権の為に必ず投票に行く類の特定の集団を利する行為です。

「不作為=どこにも加担しない、支持しないのだから基本的にイノセント」ではなく、結果として罪悪的になることもある。選挙はその典型例といえるだろう。

投稿者 zerodama : 10:34 | コメント (0) | トラックバック

2005年09月10日

出身地バトン

南セントレア軍曹さんからいただきました。ありがとうございます。

Q1. あなたの出身地はどこですか?

山形県山形市。

Q2. 出身地には生まれてからどのくらい住みましたか?

同市で生まれ、大学に入るまで18年間。その後帰郷して結婚後含めて6年間。

Q3. 出身地で自慢できることやものなどを教えて下さい。

食べ物がウマイ!特に蕎麦と日本酒と果物。
果物のイチオシはもちろんサクランボです。
お菓子なら「シベール 麦工房」のラスク・「山田家」のふうき豆ですね。
http://www.cybele.co.jp/mugi/mugi_01.html

Q4. では出身地で、自慢するほどではないがトリビア的なことを教えて下さい。

北国でありながら、日本の最高気温(40.8度)をマークした。盆地特有のフェーンの暑さをこれ以上伝える事実はありますまい;

Q5. 今でも出身地に住んでいますか?

住んでいません。結婚後数年してから、夫の実家のある同県酒田市に転居(同居;)しました。

Q6. 最終的には、出身地に戻って住んだり仕事をしたりしたいと思いますか?

もう夫の実家に入ってしまったので望んだとしても無理ですが…
今いるところは山形に輪をかけて田舎ですので、仕事やお店の少なさに、実家方面が恋しくなる事もあります。
しかし、「雪が多いのに夏も暑い」理不尽な気候を思うと、あまり積極的に住みたいとは思えないかも。

Q7. このバトンを回す5人を指名して下さい。

バトン系これまでいろいろいただいて回してきたんですが、ここらで他に回すのはオヤスミしようと思っています。ごめんなさい。
このエントリーを見て、「ネタにしてみたい」と思われた方がいらっしゃいましたら、ご自由にドゾ。

投稿者 zerodama : 09:31 | コメント (0) | トラックバック

2005年09月08日

バス男

ローン「モビット」の広告Flash。(音出ます)
http://i.i4c.jp/iwow/mobit/0700chobi.html

バス男…
22ちゃんねる…
そしてこの強引な一本道分岐…(特に最後の設問が無理ありすぎ)
そして謎の「オジー」…

ツッコミどころだらけのFlashだが、特に強く私が思ったのは、
「飛行機AAが飛ぶシーン、こんなにAAをそのまま使ってるんだから…折角だからブーンを飛ばせばよかったのに…」
ということだった。
山崎でもいいが(今時)。

投稿者 zerodama : 13:35 | コメント (0) | トラックバック

2005年09月06日

ヤングしげる

「愛のメモリー」シングル(当時発売のオリジナル版)の写真。
グリコ タイムスリップグリコ「青春のメロディーチョコレート」のページ

しげるも最初から「しげる色」だったわけではなく、歴史の重みを感じる一枚。
黒白さえ別だが、「スリラー」ジャケット写真を見て、「うわーマイケルこの頃はこんなに黒かったんだよね…」という感慨を覚えるのと同じレベルのショック(「うわーしげるこの頃はまだ肌色だったんだよね…」)を感じる。

それ以前に、この中途半端な表情、そしてこの中途半端に猫背な、何か割り切れないポージングは、もう少し何とかならなかったのだろうか…
せめて撮りなおしてやってほしかった。

投稿者 zerodama : 11:35 | コメント (0) | トラックバック

2005年09月05日

MAD画像じゃなかったんだね…

「松崎しげる祭り」については以前のエントリーでも少し取り上げた。
そのまとめサイトのトップページで、「まつざきしげるいろ」の画像を見たときは、てっきり職人さんの作ったMAD画像と思い込んでいたのだが…実在したんだね…

「サクラクレパス」が、「トリビアの泉」のネタ(「松崎しげるの肌色を絵の具に」という企画)を受けて作成したもので、公式サイト紹介ページがある(なんか嬉しそうに公開してるあたり、サクラクレパスさんの度量がすごい…この悪ノリも老舗ならではの余裕か?)。

「日本で最も多く使われている絵具」ということで認知度が最も高い水彩絵具としてマット水彩が紹介され、 フジテレビの要望により、「まつざきしげるいろ」と印刷したチューブと個装箱だけでなく、 実際、松崎氏の顔の色に合わせたマット水彩が配色されています。
マット水彩を下記の重さの割合で混合しますと「まつざきしげるいろ」が再現できます。 緑を加えた4色混合(補色を使うことにより、彩度を下げる)も面白い色の混ぜ方です。 当然のことですが、ポスターカラーや他社の水彩絵具では濃度も変わりますので再現できません。

黄色(#3) :25%
朱色(#18) :45%
緑 (#29) :14%
白 (#50) :16%

番組では、どれだけ松崎しげるの顔色に迫れたか、しげるの顔面にこの絵の具を塗って検証していたとか…
ちなみに、この色入りのパッケージも一部で販売しているとか。

他に、しげる関連で感動したブツ:iMemory

コレに限らず、iPodなどのApple関連ネタは、あの独特の画像・レイアウトに加えて、特有の翻訳文体の再現が本当に上手いなあと感動。

「iMemoryの強力な検索機能を使えば、しげるの情報を即座に探し出すのも簡単です。検索フィールドには「しげる」と自動入力され、しげり込まれた検索結果が次々と表示されます」
「。.Macアカウントをお持ちなら、自分のカレンダーをインターネットで公開して、しげるにあなたのスケジュールをWebページで伝えられます。さらに、しげるもiMemoryユーザなので、公開されたカレンダーを自分のiMemoryに取り込んで、それを自分のカレンダーと合わせて表示できます。iMemoryはしげるの年間スケジュール、休日、休暇、日焼けサロンなど、しげるのスケジュールを管理するのに理想的なツールです。コンサートのセットリスト、アンコール、打ち上げ、ファンとの交流時間といった項目を効率的に管理できるのは言うまでもありません。」
しげるが次に何をするのか知るのに、デスクに貼り付いている必要はありません。

お、おなかイタイ~~。
かようにしげるは人心を把握してやまないようだ。その魅力の源は一体?やっぱり色なのか?

投稿者 zerodama : 17:47 | コメント (0) | トラックバック

2005年09月02日

マニフェスト

選挙の公示も始まった中、秋葉原で演説をかますも、人気がありすぎるために人が集まって大規模集会状態になってしまい、無届だったために警察に連行される…など、立候補早々話題を振り撒く唯一神・又吉イエス。
「世界経済共同体党」のサイトでは、彼の掲げるマニフェストが読める。
http://www.matayoshi.org/manifesto/
いやー、どこを切ってもすごすぎるサイトだが、項目に「ミニスカート」などという文字が入っているマニフェストを読めるのは、世界経済共同体党だけ!

また、11番の項目では、党の柱として

(2)「自分を大切にするように他人を大切にする。
(3)「他人からしてもらいたいことは他人にもそのようにする。」

と、素朴でありながらも、人間として非常に大事なことを掲げているものの、その前提となる(1)が
(1)人一人びとりの能力は、唯一神又吉イエスがただで与えてある。

これだもの~~。
いやぁ、世間の人が彼のどこにシビれる憧れるゥ!のかよく分かるサイトだ。
また、「質問・回答」では、「唯一神でありながら、なぜ選挙に当選できないのか」などのアグレッシブな質問も黙殺せずに掲載しているあたりにも、唯一神の度量を(うっかり)感じてしまう。
また、花見の写真もなんだか楽しそうだ。
長時間見ていると危険なサイトかもしれない。
いや、洗脳はされないまでも、相当疲れます。

投稿者 zerodama : 11:56 | コメント (3) | トラックバック

2005年09月01日

驚愕のテクノロジー

アジアの工業製品の懐の深さ、その凄まじさをこれでもか、と味あわせてくれる製品、「ポリステ」のレビュー(というか超絶体験)記事。(From「ひとり会議~覚醒編」)

正直、このオチは想定の範囲内だった(以前にもプレステやサターンでこの手のものを写真で見た事があるので)のだが、その第2弾、電源を入れてから始まるポリステのワンダフルな真価ときたらもう。少なくとも3度は腹筋がねじ切れるほどの笑いを食らわされた。
もはやこれは、「遊ぶ事を拒むゲーム機」という、ある意味現代美術めいたオブジェ、遊興に耽る大衆を戒める高邁な思想の表現物とでも言うほかないのかもしれない…

そしてこれほどの超スペック製品を、平気な顔して作って流通させている人間が、ちょっと海を渡れば沢山いるという事実…まだまだ日本人は人間として「ちっちぇー」のだな…

投稿者 zerodama : 01:43 | コメント (0) | トラックバック

2005年08月29日

そのままの君でいて

東北サファリパーク、草食の巨獣たち

随分前にあちこちから取り上げられたのだが、いまだにサイズ・単位が訂正される気配がない。
だがそれがいい。
どうかずっとこのままで…

投稿者 zerodama : 16:55 | コメント (0) | トラックバック

2005年08月27日

ミカン星人PC付近にあらわる

ITmedia PCUPdate:挿すとミカン色に点滅する「ミカンせいじんUSBメモリ」登場

容量は128MBで3990円。
この手のネタ・お笑い系USBメモリは、それにしたって…と言いたくなるほどコストパフォーマンスが低いのでタメ息。
しかし一見して「まあまあ安いじゃん」と思ってしまったのは、この間兄に「スシメモリ」「エビフライメモリ」を紹介しながら長々と見ていたせいだろう。おそるべしソリッドアライアンス

この目盛りの写真を見ていて唐突に、「きんどーちゃん(顔面)のこーゆーのが出たら絶対買う」と思ってしまった。なんできんどーちゃんのことを思い出したのかは謎。

投稿者 zerodama : 16:50 | コメント (0) | トラックバック

2005年08月26日

激白されても

水野晴郎激白…「シベ超」お色気番外編「欲望列車」 (夕刊フジ) - goo ニュース

 番外編とはいえ、痴漢を取り上げ、お色気シーン満載とは“名シリーズ”の名を汚さないか心配だが、「欲望列車」のオープニングでは、水野さんが登場し、「痴漢はいかん!」と警告。しかし、「実はラッシュの常磐線の中で…」と自身の「過去」を告白する場面がある。

 水野さんといえば、過去のゲイ趣味を告白したこともあるだけに、その相手や状況も気になるが、赤裸々な中身は、27日夜、東京・テアトル新宿で開催されるオールナイト上映会「シベ超祭り」で公開される。また、「欲望列車」は10月末にDVD化も予定。

いきなり「実は……」と言われても……
並みの芸能人ならここからバッシングが起こりかねないネタなのに、「『した』のか『された』のか、男がらみか女がらみなのか、そんなことはどーでもいいからこれ以上聞きたくないです…」とこちらが土下座してしまいたい気分になるのは、さすが水野晴郎…

投稿者 zerodama : 23:45 | コメント (0) | トラックバック

2005年08月25日

嬉しい驚き

最新コメントをチェックしていたら、なんと以前書いた「あさひのぼるRESPECT」のエントリーに、あさひのぼる氏本人がコメントを寄せてくださっていた!これにはもうホント驚いてしまい、夕方から眠くてたまらなかった目が一気に冴えてしまった。

あさひのぼるさん、地方在住ゆえに寄席に行くこともできませんが、かげながら応援しております。これからも頑張ってください。

公式サイトの告知によれば、9月11日のNHKラジオ番組にご出演とのこと。聞かねば。

投稿者 zerodama : 23:55 | コメント (0) | トラックバック

2005年08月11日

リュウさん圧倒的…

セイカのぬりえ 機動戦士ガンダム」(from「日本全国パチモン音頭」)

やはりぬりえ・かるたの世界はすごい。
醸さなくてよいものをガンガン醸し出してしまうのはナゼなのだ。職人さんはまるで頼んでもないのに押しかけてきた杜氏のごとしだ。

このぬりえ、最初はずっと「設定資料の絵をちょっと気を抜いてトレスしたもの」に、勘違いに基づいたり、、子供に分かりやすく噛み砕いてみたらうっかり何かの酵素と混ざっちゃってサル酒になっちゃったコメントがついている物件が続く。
そこまでは単にニヤニヤして見ていたのだが、最後の2つ、何を思ったかオリジナル絵を繰り出してきたところでもう轟沈。ある意味、岡崎優版ガンダムを断片的に越えている。
特にリュウさんが。ビグザム級の威圧感で迫りますよ。

投稿者 zerodama : 20:29 | コメント (0) | トラックバック

2005年08月10日

あ。

昨日の講座で補足説明するため、一昨日に急遽作ったプリントが手元にある。
ちゃんと見直ししたつもりなのだが、やはり恐ろしい見落としというのはしてしまうものだ。
その誤りに、今日になって気付いた。

マイコンピュータの項目を説明している部分で、本来ならば

*フロッピー⇒3.5インチFD

と書くべき部分、

*フロッピー⇒3.5インチED

と堂々と書いて配布してしまっていた。ああヤバい。
さらにヤバいのは、その講座がシルバー対象のものだったということ。
もしかしたら、一人くらいそのお悩みを抱えていた方がいたかもしれない。
その上、「3.5インチ( 8.89センチ)」という、リアルでお気の毒な数字。
申し開きのしようもない。
ここで謝ってすむようなことではないが、イヤ、ほんと、申し訳ございませんでした。
悪気や他意はなかったのです。

投稿者 zerodama : 23:02 | コメント (2) | トラックバック

美しいお目覚めをあなたに

Appleが日本で音楽配信サービスiTMSを開始して話題になっているが、それとほぼ同時に、2chで
松崎しげるの『愛のメモリー』をランキング1位にしよう
という祭りが起こっていたことをご存知の方も多いだろう。

まとめサイトによれば、サービス開始間も無くのランキングで、この曲がいきなり9位に入っていたことが話題になったのが発端だったらしい。
ネットで音楽配信という最先端なイメージ。しかしそこで1位に輝く「愛のメモリー」の文字。
「若者向け」「スマートなスタイル」というイメージを一気に吹っ飛ばして風穴だらけになる光景を想像するだけで、気分が盛り上がり、「どうせだから1位にしようぜ」となるのはまったく自然ななり行きだったに違いない。

そんな中、傑作ネタ画像が製作され、それをもとにしたFlashも神職人によって公開された。
早朝、そのFlashのことを知って早速見ていた。7:00くらいのことだ。音量は普通より少し低いくらい。
すると相方が目をこすりつつ

「むー……松崎しげるで起こされたぁ~……」

と起きてきた。
私は驚いた。朝はとことんまで寝汚く、しかも今日から夏休みをとったのでゆっくり寝ているに違いない相方が、普段は音楽一つで起きるはずはないのだ。
やはりしげる松崎の歌声にはそこまでの不思議なエナジーとスピリチュアとデカルチャがあるに違いない。そうでなければなんでここまで人々が担ぎ上げるものか。

まあ、謝ってはおいたが。

この一件に関しては、筋金入りのMac使い、鴨嬢の言葉が核心を捉えていて思わず唸ってしまった。

彼女のBlogのコメントより)

そもそもそれはJ-POPなのかヽ( ´ー`)ノ

ううむ。さすが才女だぜ。

投稿者 zerodama : 17:51 | コメント (0) | トラックバック

2005年07月31日

第2弾

「きみのためなら死ねる」(のPR)で日本中を「ヌヌネノ地獄」に叩き込んだセガの、ニンテンドーDS第2作。
その名も
赤ちゃんはどこからくるの?
(音出ますので注意)

Webサイトにアクセスするや否や、やはりヌヌネノ調の男性コーラスで

「♪あかちゃんは~どこからくるの あかちゃんは~どこからくるの」

と、怪鳥音まじりの強烈なBGMがエンドレスで流れ、聴いているだけで脳全体がなんか酸性になってくる。
現時点では、このサイトを見ただけではゲーム内容がサッパリ分からんというのも素晴らしい。

投稿者 zerodama : 11:10 | コメント (3) | トラックバック

2005年07月28日

NHK・BS関連

覚書したわりに結果的に忘れたりするメモ。

<チャングム>
*本日、27話再放送の後、28~40話の概略をまとめたダイジェスト放送。15分とは短い気もするが。
*28話~の後半集中放送は12月放送決定とテロップあり。
(10月辺りから地上波でも放送するかもという動きもあり)

<SAMURAI7>
8/9~12に深夜集中全話放送(BS)

<シルクロード>
「新シルクロード」 集中アンコール放送(総合 8/1~6)

投稿者 zerodama : 14:48 | コメント (0) | トラックバック

2005年07月27日

調子悪いなあ;

今日からBS夏休みアニメ特集で始まった「ジャイアントロボ」録画。
バシュタールの惨劇シーンの、画面のストロボ効果が(いわゆるポケモンショック対策で)修正されているようでちょっとションボリ。

すごく微妙に体調が優れない。
昨日あたりから、右足の中指と薬指がむくんで、足の裏のむくみがさらにソレを押して軽く痺れるような感じ。いたくはないが、指の間にゴミでも挟んでいるような違和感があって不安になる。マッサージやフットケアをしてみたが今ひとつ。
ここのところの天候変化で、元々冷え性の毛は全然ないのだが冷えて循環が悪くなっているのだろうか。
夕方、ドラッグストアで薬剤師さんに相談に乗ってもらいながら、ビタミンBE系のむくみ・しびれに効く薬と高麗人参茶などを買う。食前に黒酢(水で2倍にしたもの)、食後にジンジャーエール用に作ったハチミツショウガをお湯でといたものをゆっくり飲む。
不安を続けるよりも医者に行った方がイイのは頭では分かっているのだけど…
まあ当分様子見。

投稿者 zerodama : 14:34 | コメント (0) | トラックバック

2005年07月25日

家電はどんどん進歩してゆく…

空気清浄機は、人の放屁に反応することが検証されました。

それを検証したのが他ならぬ水天堂さんだということが、ファンとしてはショックでしたが…

昔から、美しい人やアイドルは「トイレに行かない」と言われています。
オナラはするようです。

投稿者 zerodama : 16:31 | コメント (5) | トラックバック

2005年07月23日

御大叫ぶ

「アンパンマン」の映画の舞台挨拶には、原作者・やなせたかし(86歳)氏の登場が恒例らしい。
そして、御自らが「アンパンマン」の主題歌を歌うのも恒例らしい。
そんな様子と、尊い歌声までが、「探偵ファイル」内のページで拝めるのだった。

やなせたかし絶叫、「そんなのは嫌だああぁ~!」

やなせたかし先生のイメージってもっとマッタリ系だったので、こんなにカウボーイハットの似合う小粋なじーさん、そしてこんなにも傾いたキャラクターだったことに驚いた。

投稿者 zerodama : 23:19 | コメント (2) | トラックバック

スピーカー付きだ!

1/18ブルースモービル


欲スィ…

投稿者 zerodama : 12:53 | コメント (0) | トラックバック

2005年07月22日

文字通りの怪文書

よむよむさんのBlogで知った、とある文書があまりにも不気味だった。
よむよむさんが書いたとおり、まさに「読むだけで呪われそうな文章」だ。
一読しただけで拭えない気持ち悪さに襲われるのが私一人ではやりきれないので、この気分をお読みの皆さんにも広めたい(ひでえ)と思う。

普通「怪文書」と言うと、選挙などの時に特に良く出回る、「発信元を特定できない(まあ推定はできる)、特定の個人や法人について中傷・暴露するための文書」をイメージするのだが、これは文字通りの意味で「怪文書」だ。

◆ 怪 文 書 ◆

1991年以来行方不明になったとある女の子の家に、3年後に届いた謎の文書らしいのだが

ミゆキサンにツイテ
 ミユキ カアイソウ カアイソウ
 おっカアモカアイソウ お父もカアイソウ
 コンナコとヲシタノハ トミダノ股割レ
                トオモイマス

 股ワレハ 富田デ生レテ 学こうヲデテ
 シュンガノオモテノハンタイノ、パーラポウ
 ニツトめた
 イつノ日か世帯ヲ持チ、ナンネンカシテ
 裏口ニ立ツヨウニナッタ
 イまハー ケータショーノチカクデ
 四ツアシヲアヤツツテイル(以下もっと続くので詳しくはリンク先でどうぞ)

漢字と平仮名、カタカナが混じり、また全体に書き方が変わったり、かと思うと詩からの引用があったりと、書き手の知的レベルのイメージがぐらぐらして判然としないあたりが怖い。捏造しようとしてもできるシロモノではないと思われるからだ。
いきなり
「カアイソウ カアイソウ」
で始まるのも不気味すぎる…なんだろうなあコレ…

投稿者 zerodama : 01:35 | コメント (2) | トラックバック

2005年07月20日

アナウンサーがNEWSをよんだ話

NEWSメンバー(内)の飲酒問題。
まあ何だ、「菊間さん、それはなかなかクオリティの高いホストクラブですなあ」って感じなのだが、処分が減給+出演停止だけでは、お上からも「甘すぎ」と言われるのは当然だろう。

内メンバーが暴れた公園は、案の定匂当台公園だったとのこと。
あの付近は深夜でもわりと交通量があるほうだし、交番も近いから、そりゃ簡単に補導されるだろうな。(河北新報によれば、内が泥酔して暴れ、民家の車を蹴飛ばしており、その持ち主から通報されたらしい)
また、周りにはビジネスホテルやシティホテルなど、宿泊施設が多い。おそらく宿泊先もこの近くだったろうに、せめてホテルまで責任もって送っていけよな…
幹線道路がすぐそばなので、深夜はけっこう飛ばす車が多い(土日には珍走も出る)。泥酔して、土地勘のない(多分)状態で交通事故にあわなかったことは不幸中の幸いと言うべきだろう。
勿論、飲酒した本人も法を侵しているが、30過ぎて少年を泥酔させるまで飲ませるというのは大人としていただけないかと。

フジテレビのサイトで、菊間千乃アナウンサーのプロフィールを見ると、「Yes」の項目に

【私のモットー】
人に迷惑を掛けない範囲で、自分の欲望に忠実に!!
(http://www.fujitv.co.jp/ana/kikuma/index.html)

と書いてあり、なかなか笑える。
まあ、今回は会社やら事務所やらに迷惑かけまくりだけども。
青少年飲酒禁止法」の第1条の2に

 未成年者ニ対シテ親権ヲ行ウ者モシクハ親権者ニ代リテ之ヲ監督スル者未成年者ノ飲酒ヲ知リタルトキハ之ヲ制止スベシ

とある。
この場合、呼び出した菊間アナが「親権者に代わりて之を監督する者」に該当するのかどうか、
法律に詳しくないので分からないが、現行法ではとにかくお店が気の毒。
また、飲酒禁止法や条例に触れることがないとしても、早稲田法学部を卒業し、今も某法科大学院(夜間)に通っている(と言われている)人物がしていいことではないだろう。

これは多くの人が話題に出しているが、「フジテレビは、菊間アナに、数年前の本番中の落下事故で大怪我させてしまったという大きな負い目があるから厳しく処分できない」という説も、さもあらんと思わせるものがある。単にフジテレビのえーかげんで社会をナメきった体質というのもそれ以上にさもあらんって感じだけど。

またこれも2chのスレの中にあったレスだが、

46 名前:名無しさん@恐縮です 投稿日:2005/07/18(月) 14:13:32
アナウンサーがNEWSをよんで何が悪い!

というのも笑った。うまいw

一応書いておくと、ジャニタレ擁護目的では決してない(というか、「NEWSの内くん」と言われても全然顔が浮ばないくらいに興味がないんだ)し、社会通例的に、高校卒業後の未成年飲酒はほとんど容認されているということもわかっているのだが、「いい大人が若いものに限度を越えて飲酒させる」のを見るのも聞くのも嫌いってことで…
大学時代、急性アル中の学生がよく運ばれてくる某病院の真向かいのアパートに住んでいて、新歓の時期は特に夜中に何台も救急車が出入りするもので、(最初のうちは)眠れなかった。という過去が尾を引いているのかもしれない…場所も仙台だったし。
今でこそ、居酒屋などでも「イッキ」を制したり、保健部がパンフレットやポスターで呼びかけたりしているが、当時は野放しだったのでひどいもんだった。そうでなくとも新入生は「酒飲みって楽しいですね」と自爆しがちだし。

投稿者 zerodama : 09:48 | コメント (0) | トラックバック

2005年07月19日

ひとりずつひとつ

mixiで、きたかZさんの「人の名前で、『辰夫』だったか『辰男』だったか分からなくなっちゃう時あるよね」という話をしていて、つい話題を「当て字系の名前」の方にまで振ってしまった。
幼児の世代では、もはやマジョリティを確立しつつあるかの勢いで、現に小学校の現場に勤務している義妹の話によれば、「美海=まりん」など、読めない当て字がかなり増え、「○子」という名前など、学年に一人いるかどうか…らしい。
高校でもすでに、「難読名前」が女子を中心にスタンダードになりつつある(特に「さやか」のバリエーションがすごい)のだが、これからはもっと教員を悩ませる名前が増えてくる(男子にも)ので、相方はタイヘンそうだ。

検索して見つけたのが
かわいそうな名前をつけられてしまった子供一覧。


まー、親がよかれと思って付けた名前で、子供も将来納得するのだろうから「かわいそう」という言い方も行き過ぎてるかもしれないが、中には色々な意味で「かわいそう(両親のオツムの具合とかが)」なものも。
「ハム太郎」って。
公太郎」君にそういうあだ名がつくならまだしも。
他にも検索で見つけただけでも「月渚」=「ルナ」、「月姫」=「うさぎ」など、絶対読めない名前が、幼稚園や小学校にひしめいているのだ(さすがに「月姫」=「うさぎ」は色々匂い過ぎてどうかと思うんだが)。
子供の名前には、「こんな人間に育って欲しい」という親の願いとか、また生まれたときの季節や状況にちなんだり…と色々な思いが込められているものだが、
「れたすちゃん」「もやしちゃん」「のいずちゃん」「あなこんだちゃん」に一体どうなって欲しいのだろうか…
また、ゲームやアニメ・マンガ、アイドルやタレントの名前ものは、子供が成長して名前の由来を知ったらorzになる確率が高そうに思う。特に腐女子系・エロゲ・ギャルゲー系はヤバいのでは。

これらの当て字を見てもっとも「アイタ」と感じるのは、そのほとんどが「外国人風の名前」だという点にあると思う。すると親は大抵「将来、外国で活躍したり、外国人と交わる際に、相手の読みやすい名前にした方がよいと思って」と言うのだが、そうやって夢を過分に抱くご家庭のご子息に限って英語の成績が目も当てられなかっt(以下自粛)…
いや、どうしてもそういう名前を付けたければ、潔くカタカナにすればいいのに…と思うのだが…

検索していて、とあるblogのエントリーに突き当たった(リンクは差し控えます)。
その人は、自分の娘に「美海」と書いて「ちゅら」と名づけた。
役所の戸籍係は「ちゅら」とは読めず(そらそーだ、沖縄の人ならいざ知らず)、筆者はこう続ける。

「これから、ちゅらは何回も何百回も「なんて読むの?」って
 名前を聞かれるんだよね。
 覚悟はしてたけど、かわいそうだな~
 ごめんよ、ちゅら・・・
 でも、ママもパパも思い入れのある意味のある名前で
 すごく気に入ってるからね。」

何かすごいな。
「パパとママが気に入ってるから」って、フォローのつもりなのか。

しかしさらに、読者からのコメントが続く。

・ いいよ、いいよ。
 みんなと一緒の名前のほうが嫌だと思うよ。
・えっ、私、「ちゅら」以外に読めなかったけど(アリエン…)

つまり、「名前は人と違えば違うほど個性的だしかっこいいのでOK」という感覚が、若い親にはもはや普通らしいので、これからも当て字はますます凄まじくなっていく事なんだろう…まあいいんだけど…私はもう学校に戻る事もないのでいいんだけど…相方にご愁傷様です。

私の仕事の一つに、「55歳以上のシルバー世代への講習」があるのだが、受講者の名前が覚えやすくて助かる(この世代は今とは逆に、男性の名前に難しい文字を使ってたりするので読みづらいものがあるが)。「タネさん」「すみれさん」「伝次郎さん」…ああ、なんだかとっても清清しいなあと思ってしまうのだ。
あとは、いまや絶滅の危機に瀕している「○子」。
かつて「○子」なんて名前を名乗れるのは、皇族とか公家・華族のお姫様だった。
戦前・戦後にドバッと氾濫し、いまや「何か野暮ったい名前」として見られがちだが、今の「~美」「~香」系や当て字系の名前の中に置くと、なんだかゆかしくて風雅で高尚な名前に見えて、はっきり言って目立つ。清楚で知的な輝きさえ感じさせると思う。
今こそ「○子」の復権を!生徒名簿を見るたびにひそかにそう思っている。
「ひねり・凝り系」「当て字系」が多いのは事実だから、本当に「人とかぶらない」名前にしたいのであれば、多少古風にした方が確率が高いのでは。(まあ、「レタス」はそう簡単にかぶらないだろうけど…)

…まあ、私の本名についてないんだけど。「子」。

自分の名前はといえば、「あまりに可愛げで、無骨な自分には全然合ってない、むしろイメージが合ってないから『名前コールド負け』と思われているに違いないのがイヤだ。ひらがな表記が女性らしさを醸し出しているのも、女の子らしくない自分には辛い。むしろ漢字にして欲しかったのに」ということで、長い間嫌いだった。今はさすがにもう慣れたし、名前とイメージがどうのこうのと考えるほど自意識過剰でもなくなったが。

ちなみに、「何故ひらがなにしたの?」と両親に昔尋ねた。
「お父さんの付けたい漢字とお母さんの付けたい漢字が違っていたから、折衷案でひらがなにした」
というイージーな成り行きの産物だったらしい。
キミたち…ちょっとは譲り合えよ…

投稿者 zerodama : 15:16 | コメント (8) | トラックバック

2005年07月18日

意外なものに「たん」が!

日本中で擬人化が花盛り、OSも食物も、木炭さえも萌えキャラになるご時世だが、あのパチモンガンプラ「ガンガル」の世界にまでもその手が!

ズクたん

……ウソでした。
ごめんなさい…発見報告したかっただけなの…

投稿者 zerodama : 11:08 | コメント (3) | トラックバック

2005年07月17日

ちょっとすごい;

デンマークにも「ラシュモア山」(時事通信)

最初縮小写真だけを見て、「なんだかイカさない出来だなあ」と思ったのだが、記事見てびっくり。
レゴブロックで作ったのかよ~!

投稿者 zerodama : 01:07 | コメント (2) | トラックバック

2005年07月16日

BSちぇっく

まあ、単なる備忘録だけども。

*BSアニメ劇場
 今年はジャイアントロボとどうぶつ宝島!
 ここのところ「○休みアニメ劇場」イマイチだったけど、久々にいいんでないかい。

そして何より嬉しいのが

*ブルースブラザーズ&2000放映

(7/19・20)

 ブルースブラザーズは両方ともビデオは持っているのだが、DVDで買いなおすかどうか迷っていたところだったので朗報。最高画質で録画しちゃる~。


<追加>
BSアニメ夜話スペシャル まるごと!機動戦士ガンダム

世界的な日本アニメブームの原点ともいえる革命的アニメ作品「機動戦士ガンダム」。放送が始まった25年前から、いまなお新しいシリーズが作り続けられ、世代を超えて最も熱狂的なファンを獲得しているアニメ作品である。
この番組では、ファーストシリーズ「機動戦士ガンダム」の劇場版三部作を一挙にまるごと放送するほか、ガンダムファンのゲストが集まり、その魅力・見所をたっぷりと語りつくす。また、監督をつとめたアニメ界のカリスマ・富野由悠季がVTRで出演。創作の秘密・自作への思いをたっぷりと語る。

【司会】里匠アナウンサー
【出演】岡田斗司夫 氷川竜介 ほか

御禿がまた色々大人気ない発言をしでかしてくださることを期待~。
先日のZガンダム劇場挨拶では、開口一番
「最近はガンダムといえばシードだディスティニーだと言われていて非常にムカつきますが」
だったし。たまらん。

投稿者 zerodama : 03:34 | コメント (5) | トラックバック

2005年07月15日

アインツヴァイがないなんて

mixiには、「出身校」系のコミュニティもたくさんあるので、母校の高校で検索してみた。思った通り存在していたのだが、メンバーの世代(卒業年度)も様々。

卒業生の間で懐かしく話題になる定番が、当時既に絶滅の危機にあった「バンカラテイスト」な応援団のこと。
夏でも長ラン、チャリ通学でもゲタバキ。
隣の席で教科書を読んでいるのが「男塾」そのまんまのナイスガイ。この光景は、今の高校生が見たらシュールでしかないだろうか。

「旧制中学」の残り香を、まだ残そうとしていた世代だったと思う。
「男くさい」「豪快」「鷹揚」そして「バカ」。要素は色々あるけれど、「ドイツ語」がまた、バンカラ臭を放つ上で、縁の下でいい仕事をするのである。

効果や応援歌を歌う前、団長がかっこいいエールを切りながら
「山形~県、りつ~~ゥ!山形東高等がっ、こう 校~~~歌~~~!」
と前置きの発声の後に、
「アイ~~ン、ツヴァイ、ドラ~~~イ!」
と拍子を取って歌い始めるのだが。
なんと、私たちの数年後の卒業生によると、「自分らのころにはアインツヴァイドライはなかった」「っていうかどういう意味ですかそれは」と衝撃の発言。

エエエエ~~~
今も言ってないのかアインツヴァイドライ!
アレがない校歌応援歌なんて締まらないよチョイト!
ヤダヤダ!アインツヴァイないのヤダヤダ!
真夜中にもかかわらず、そんなことで激昂していた私だった。
くすん。

伝わってきたものをなくすのは簡単だけど、復活させる事はメチャクチャ難しいんだよね…
くすん。

投稿者 zerodama : 19:45 | コメント (2) | トラックバック

2005年07月13日

バカとアホウ

この間、何かのTVで阿波踊りを紹介するコーナーがあった。
踊り方の基本について、
右の手を出したら右の足を、左の足を出したら左の足を出す。基本的にはこれだけで、細かい型は特にないんですよ」
ということを、地元の踊り手さんが語っていた。

ん?
ん?
ちょっと待てよ?
それって、「ホワイトストーンズ2」で、いきなりバカキャラに変更された本郷の戦闘シーンを演じる上で、ヤスケンが「必死に、バカの動きとはどういうものか、どう動けば『バカ』が伝わるのか」を真剣に考えぬいた上で到達した結論と同じじゃないか?

ヤスケンの出した結論は
「バカは、右手と右足が同時に出る」
だったのだ。
すごいぞヤスケン。
おそらく、阿波踊りのことを調べたわけでもないだろうに、結果的に
「エクストラバカ」と「踊るアホウ」の基本を見事に繋げて発見していたのだ。
さすが平成の怪物。不器用ながらもちゃんとポイントを押さえている…恐ろしい子…
そんなヤスケンの活躍をもっともっと見たり聞いたりしたいので、「ヘコイダーマン」をCDか何かにまとめて売ってくれないものか、Air-Gさん。

「ヘコイダーマン」

北海道のFM局「Air-G」の番組「ゴルゴルゴ」内の企画。
ヘコイダーマンにふんした安田顕(屁を自由自在に出す事と牛乳早飲みで知られるビックリ人間)が、「屁を一回こくごとに建物(テレビ塔など)を一階だけ登れる」というルールのもとに、制限時間内に頂上を目指す…という内容らしい。
時にはTEAM-NACSの面々が応援したり、ヤスケンに変わって屁をこいたりするらしい。
噂では、最近の企画では安田父までも(屁で)参加したとか…聞きたい…

投稿者 zerodama : 02:05 | コメント (2) | トラックバック

2005年07月11日

パンを踏んだ娘

mixiで何が面白いって、人が加入しているコミュニティ(テーマ別のグループ。2chでいえば「板」のより小規模なものといえば近いか。テーマ内でさらに話題別にスレッドを立てて交流する。)がどんなのか覗き見するのが好きなのだが、きたかZさんのをピーピングしていて、「パンを踏んだ娘」コミュニティの存在を知ってピンポイントにHIT。そのまま加入した。
mixiのコミュニティはとにかく細部に渡って色々あるのだが、本当に何でもあるのだな~。久々にツボった。

「パンを踏んだ娘」は、アンデルセン原作とされる物語。
とある性格の悪い少女が、ぬかるみで靴や服が汚れるのイヤさに、届け物を言い付かったパンを地面に捨て、それを踏んで水溜りをやり過ごそうとした瞬間、神様のバチが当って地獄に落ちる…という、要は「食べ物を大事にしなさい」という教訓を授けるだけなのに行き過ぎたシチュエーションの寓話である。
内容だけでもけっこうトラウマものではあるが、多くの当時子供の心に暗くこびりついているのは、教育テレビの人形劇で放映されたからである。
当時、道徳や理科社会・音楽の時間はテレビ番組を見ての学習が盛んに取り入れられていて、幼稚園や小学校でもこの人形劇枠はよく見せられた。
確か、いつものパペット劇ではなく、影絵で構成されていた。まずこの時点でちょっと怖い。
問題は歌である。

パンを・踏んだ・娘(3音ずつ小気味よく切れるのがまたなんか怖い)
パンを 踏んだ 娘
パンを 踏んだ 罪で
地獄に~ おーちーたー

神様に 背いた インゲル
神様に 背いた インゲル
地獄に~おーちーたー

単純なのでイヤに覚えやすく、忘れたくても脳裏から消えない、短調のテーマソング。
これが、パンを踏んで沼の底にまっさかさまに落とされる(昔のアニメでよくあった、止め絵をグルグル回転させる手法)場面に被さっていたと記憶している。
Bメロの歌詞、私は「神様に背いた人間」だと思っていたのだが、調べてみると「神様に背いたインゲル(主人公の名前)」のようだ。

ストーリーの詳細は、検索して見るとこんな全容だったらしい。
放送された内容は、きょういくてれびのたまてばこBlogによればこんな感じ

どちらを参照しても、地獄に落ちて鳥に変えられたインゲルは、最後まで人間には戻れない。
なぜか私は、「最後には戻れた」と記憶の混乱を起こしていたようだ。同じ人形劇枠でやってた「杜子春」と混同したのかもしれない。
そう、多分、子供は今まで読んできた話で「改心したら元に戻ったり、何か救いが来る筈だ」と予定調和を学んでいてそれを期待していた。しかし救いのない結末に「エエエエエ~~人間に戻れないの?」と大ショックを受け、それがトラウマになるわけだ。
この作品の記憶は鮮明なつもりだったのに、脳が勝手にトラウマを薄めようとしていたのだろうか。不覚。
この救えなさは、指摘する人も多いが、「キリスト教において『パン=キリストの肉体』という不動の共通認識があるから」という点に大いに関係しているとは思う。

この話、私が子供だった時の放送を見た人としか共有できない記憶だろうと思っていたら、その後何度も再放送され、トラウマを振りまいているらしい。
しかもコミュニティの情報によると、10月にも再放送するらしい。
その映像が、果たしてあの恐怖影絵劇場なのかどうかはわからないが、とりあえずチェックはしてみよう。

日本でもよく「お米には八十八の手間が」とか「七人の神様がいるのよ」なんて言い方をして、食物の貴重さを諭すわけだが、諭すとかバチとか以前に、問答無用で地獄行き(しかも転生不可)というストロングスタイルっぷりに、ものすごく「西洋」を感じるなあ。

投稿者 zerodama : 17:47 | コメント (4) | トラックバック

2005年07月10日

ゆざこいソーラン

相方の知人が出るということで、一度覗いてみようと、遊佐の「第二回ゆざこいソーラン祭り」に行ってみた。
天気は朝からあいにくの雨。雨天は屋外ではなく町民体育館の中でやるとのこと。近くのスーパーで差し入れを買って行くと、駐車場はもう満杯。そのスーパーも駐車場を提供していたので、もう一度戻って駐車し、歩く。ちょっとの距離だったのだがビショビショに。

昨年から始まったばかりのイベントだが、老若男女取り混ぜてけっこう盛り上がっている様子。幼稚園児から小学生や高校生、エアロビママさんや、50~70歳の女性からなる神々しいグループまで様々。県内各地や隣の秋田からも参加があり、本場北海道からは稚内の強豪チームが招待されていた。さすがにものすごい迫力。
よさこい系の踊りをじっくり見るのは初めてで、大きいチームだと口上を述べるMC係がいるということも初めて知った。リングアナウンスのテンションで、演歌の花道のナレーションをやっているような独特の口調、こういうのもフォーマットなのだろう。

酒田にも祭りはあるのだが、参加単位が町内会や学校・子ども会にほぼ固定という感じ&基本的に町場の人のお祭りという印象なので、ゆざこいの、新しい祭りならではの「誰でもウェルカム感」が好ましく思えた。
友人の知っている人に、今回客演したようなセミプロ級のよさこいチームに入り、活動にどっぷりハマってしまったために家族子供がほったらかしで家庭崩壊手前になった…というケースがあるという話を以前に聞いた。これは極端な例だろうが、よさこいの魔力は一度ハマると抜けられないほど相当なものらしい。
きっと今夜は、遊佐の町で美味いビールをあおるお父さんたちがいっぱいいるに違いない。

午前中の部を最後まで見て退出(進行が押したために、13:30を軽く回っていたが)。

投稿者 zerodama : 22:15 | コメント (0) | トラックバック

2005年07月09日

その曲は!

朝食を食べながら「ウルトラマン」を流して見ていた。
食器を洗いながら、男児向けキャラクタープリント下着のCMの音に、思わず振り返って画面を凝視した。別にリトルボーイのリトルパンツとかリトルサムシングが見たかったわけではない。

CMのBGMが、あの「超光戦士シャンゼリオン」の、あの「ザ・ブレイダー」の登場の時にかかる、あの曲だったからだ。
分からない人にはさっぱり分からん話題で恐縮だが、↑の文章内に3つある「あの」のうち2つに頷いていただける方なら、きっと茶碗を取り落として割らなかった事を褒めてくださるだろう。

思わず、速水氏があのくどい笑顔で、あの昔のホストみたいな髪型で、白いランニングとブリーフ姿で駆けて来る姿(似ているので「マジレンジャー」のお兄ちゃんでも可)が脳内に駆け巡ってしまった。
はぁはぁ。
期せずして朝から体温によって分解されたノバ粘液が消滅し、その残滓がカチルダ酸に結びついて核カチルダ酸に変化してしまうところだった。梅干も食ってないのに。

久々に「ザ・ブレイダー」について検索してみたら、ありもしない「装着変身ザ・ブレイダー」をオリジナルで作っちゃった人のページを発見。情熱とテクニックに大感動。

ところで、ザ・ブレイダー変身の名物といえば、バックに流れるこのナレーション。

闇の種を食べた速水克彦の肉体は、戦士として生まれ変わった。
そして梅干しを食べることにより、その戦士としてのパワーが発現するのだ。
闇の種に含有されていたダーク・グレタミン酸は、梅干しに含まれる塩分と結合して速水克彦の血液の中を駆けめぐる。そして血液の中で練られていたチヌ第一物質が速水克彦の脂肪分によって分解され、タイロミンとデジタミンに分かれるのだ。
一方デターミントはリンパ液に結合して、カチルダ酸とノバ粘液とサルマドンとマグールトドータミンを作り出す。この際ノバ粘液は体温によって分解され、消滅するが、その残滓がカチルダ酸に結びついて核カチルダ酸に変化するのだ。
<戦闘後>
そして、核カチルダ酸とサルマドンによって生成されたカッサノ蛋白質により、
速水克彦はザ・ブレイダーであった記憶をなくすのであった。

冷静に読み返してみると、変身プロセスに対して梅干が果たす役割って「塩分」だけなので、「しょっぱければ別に何でもいいんじゃ…」ということに気付く。うかつに塩をなめたり、味噌汁に味噌を入れすぎたりしただけでウカウカと変身しちゃうんじゃないかという心配が。

ああ、また「サバじゃねえ!2」見たくなっちゃったな…

投稿者 zerodama : 11:07 | コメント (2) | トラックバック

2005年07月08日

平埜香里さんお誕生日おめでとうございます

本日はは平埜香里さん(薔薇園花江さん)のバースデイ。おめでとうございます。
これで平埜さんも私と同い年ですねケケケケケケケ
思えばサイト開設して間も無く、平埜さんがキリ番報告をしてくださらなかったら、仙台関連のステキな方々と知り合うこともなかったのだと思うと本当に感動ひとしおです。
初めて会ったときにはまだオムツしていた息子さんも今では小学生。私も破竹の勢いで老化する筈です。

時に彼女は今おめでたなのだが、息子さん(父親である水天堂さんの美貌を受け継ぐ幼子でありながら、なぜか仲代達矢も真似のできない渋い表情をよく見せる)がお腹の中のお子さんの性別を看破したらしい。

息子が私の腹に手をかざし目をつぶって、こう答えた。
「多分…男だ。」

なんでそう思うねんと聞いたら。

さらにぎゅっと目を瞑り、わしの腹をさらに回すように撫でてしぼり出すような声で、こう言った。

「ぬううううううう…!
ちんちんが見える!俺のより小さな

(平埜さんのブログ「男なんてシャボン玉」より)

わざわざ「俺のより小さな」とエクスキューズ。
フロイトが生きていたら泣いて喜ぶようなコメントだ。
何か無意識下に抑圧された思いがあるのだろうか。ティムティムに関して。

ここのところお会いしていないうちに、なんだか着実にキャラが変わっているような、というか笑いの神の着脱可能になってきているような、平埜さんの血が順調に覚醒し始めているような、頼もしい笑いをありがとうございます。
見た目水天堂さんで中身が平埜さん寄り…既に現人神と言っていいでしょう。
にぼしさんの娘さんといい、まわりに神童多すぎです。

投稿者 zerodama : 01:58 | コメント (2) | トラックバック

2005年07月06日

車が直った(ハズ)

夕方、仕事帰りに修理屋さんへ。
水漏れの原因が判明した。
右側ドアの下部(ちょうどリアとフロントの間、シートベルトの根っこの近くあたり)に、リアの電装関係(パワーウィンドウ系?)のコードがあり、それが車体側の穴の中におさまっている。
このコードの周辺に、水などが伝っても車体側の穴の中に流れるように、テーピングとシーリングが施してあったのが、劣化もしくは破損してしまっていたために、本来伝っていくはずの雨水がフロアにガシガシ流れてきたらしい。
しばらくはコレで様子を見ることに。
吹雪の日など、ドアを開閉する時に「ガバッ」と吹っ飛ばされるように全開されてしまうことがあったので、そういうことも原因だったのかもしれない。
経費は、検査&シリコンシーリング関係だけだったので、4000円いかずに済んだ。

いつもこの手の修理にはグズグズしてしまう私が、たまたま仕事中だったので帰りに持ち込んでみたのだが、たとえ癌がこの箇所でなかったにせよ、放置していたら将来的に電装関係に悪影響を及ぼしていただろうから、やはりハッキリしてもらってよかった。

とはいえ、フロアの水気はなかなか簡単に乾いてくれない。
ファブリーズしてもダメなほどにカビたり腐ったりしてしまう前に、天気のいい日に風通しをしたいのだが…1日2日はまだ雨が続きそうで鬱。

投稿者 zerodama : 11:29 | コメント (0) | トラックバック

2005年07月04日

恋人も濡れる車内

朝、仕事場の駐車場(屋内)に着き、靴をパンプスに履き替える。
そのとき、パンプスがやけに湿っているなあとは思ったのだが、雨だったし、乗り降りする時に少し水がかかったのだろうくらいにしか思わなかった。

講座を終えて4時前に車に戻る。
すると、運転席すぐ後ろのリア席フロアーのカーペットが、水溜りができるほどずぶずぶに濡れていた。よく見ると、リアと繋がっている運転席のフロアもかなり濡れている。
確認したが、窓が開いていたわけではない(濡れているのはフロアだけで、シートは全然濡れていない)。そもそも半日以上屋内に置いておいた訳だから、不注意で窓開けの線はないだろう。
といって、シャーシの底に穴が開いているとも考えにくい。そうであれば、貯まった水は下に落ちていくだろうし、下のコンクリートも濡れていない。
水を触ると、少なくともオイルではなく、臭いもしない。おそらく雨水だろう。
カーペットをめくってみると、絞れるほどの水の量。

私の頭で考えられるのは、バイザーやドアのゴムパッキン部分から車外に逃げていく筈の雨水が、どこかの破損によって中に流れてきた、もしくは、冷却水か何かの液がどこかから漏れたかの二つくらい。走ってみる分には、特に機関部に異音・異変は感じないようだ。
帰りしなに、いつも車検を頼んでいるコバックさんに寄って相談してみる。
例えば、トランクルーム方向からの水漏れで同じような奨励になる事がままあるそうだ。
女性店員さんが気持ちのよい対応をしてくれて、話も早かった。
20分ほど目に付くところを点検していただいたが、特定できる原因はなし。
普通に走る分には問題な誘うと判断してもらったので、明日の夕方にもう一度車を持ち込み、明後日本格的に調査することにだんどってくれた。代車の予約も済ませる。

修理はとりあえずプロに見てもらうことにしたのだが、今そこにある水をどうにかしないと、大雨が続くこの毎日では、あっという間にフロアカーペットがさびてしまう。
雨に濡れながら、半泣きになってカーペットをめくれるだけめくり、新聞紙を入れて吸い込ませては取り出し…を繰り返す。
思えばこの車も9年目、そろそろあちこちガタが来まくってもおかしくないところではある。
大きなメンテにならなければいいのだが…精神的にも金銭的にも、車の不調というのは大きく凹んでしまう。

同車種・同症状がないかどうかWebで検索してみると、数件出てくる。
検索結果を見る限りでは、ドア周りに原因のあるものが多そうだ。

投稿者 zerodama : 01:04 | コメント (0) | トラックバック

2005年07月03日

どこかで何か混ざる

先日書いた「クロ高、クロマティから訴えられる」関連のエントリーで、バードチーフさんからマッチポンプ説を教えてもらい、それはなんだかすごくありそうな話でヤダなあと思う。

ところで、まことにお恥ずかしい話なのだが、「マッチポンプ」という言葉の意味を、

人間ポンプの人が、自分でマッチに火をつけて、火がついたまま飲み込み、自分の胃で消す
→作為的な自己完結・自作自演(定義A)

だと思っていた時期がある。

いや、本当は

自分でマッチに火をつけて自分でポンプを使って消す

ことだから、大筋にあまり違いはないのだけど、「ポンプ」という言葉が出た時点で、何の疑問もなく「人間ポンプ」が、イメージの中にゆるぎなく挿入されているのが我ながら…

もっと恥ずかしい事を告白すると、上記の定義に至る前にもう一段階あって、

胃の中にうまく落とし込んだためにマッチがそのまま燃え続けて、口から煙をポワポワ出して拍手喝采の人間ポンプの人

という絵が強烈に頭の中にイメージされたために(理由は聞かないこと)、

自分で自分を痛めつけかねない危険な行動(定義B)

を意味すると思っていた時期が、わりと長くあった。

しかも、「時期があった」とかすまして描いているが、定義Aの時期がわりと近年まで続いていた恥を、墓場まで持っていくつもりがうっかり書いてしまう始末。
思い込みって怖いですね。ハロの顔認識とか。
(ハロの顔の件については、過去日記の2/4参照…恥の多い人生を生きてきました。

投稿者 zerodama : 11:45 | コメント (0) | トラックバック

2005年07月01日

タイムマシンに土下座でお願い

・・・昔好きだった事実を抹消したい漫画・・・」(2ch少女漫画板過去スレ)

「漫画」そのものの話よりも、「その頃あまりにも痛いハマり方をしていた自分を語る」スレになっている。意外と出てくる漫画はボーダーレス。けっこう古いスレだが、「少女漫画情報館」内の2ちゃんねる少女漫画用語辞典」の「痛神様」の項目を読んで興味を持って読んでみた。

【痛神様】(いたがみさま)
 少女漫画板の「昔好きだった事実を抹消したい漫画」と801板の「~消えない過去の過ち~in801板」が主な生誕地。二つとも良スレである。
 「痛神様」の称号を得るには、少々強烈な痛い過去を告白するという試練が必要。告白内容は様々で、キャラ萌えの果てに起きる同人活動や卒業文集で萌えキャラのイラスト掲載などなど、電波を飛ばしまくった行動およびその姿をイパーン人に惜しみなくさらけ出していた事の恥ずかしさについて切々と語るのが主。が、内容は恥ずかしいといったレベルではないのがスレ住人の苦悩を深くする。
 「タイムマシーンを使ってあの時の自分に説教したい」「当時の自分を知っている人全ての記憶を消し去りたい」「同窓会に出られないよ…」と胸を熱くするコメント多数。そのあまりの痛さに荒らしさえも荒らす気を失せてしまう素敵な仕上がりになっているのが801スレである。
 また、痛話を他人事と思って油断していると落とし穴に遭遇するのがここの特徴。落とし穴とはただ一つ、様々な痛い告白と自分の封印した過去とが共鳴し
『自 分 の 痛 い 過 去 も 思 い 出 す』

という絶叫したくなるような体験のこと。
 ある意味ホラーである。

ええ…私も…いろいろと思い出し…あぁもうなんというか…所々でクレイモアをガッツンガッツンと…それはもうリバーダンスのごとくにね…踏んだ踏んだハハハハ(乾いた笑い)

卒業文集などの、一見無難な「尊敬する人」「将来の夢」「10年後の自分予想図」とか…は…地雷なんだよね…
同窓会の時に時々文集とかアルバム持参する奴っているけど、心底殺意を覚える。特に小学生のはカンベンして…

中学生になって少し小遣いの額が増えると、なけなしの金でキャラクターグッズを買って、誇らしげに持って歩いたりとか…雑誌の全員プレゼント(特に少女漫画系は実用性をおびたステーショナリーグッズやバッグポーチ類などが多かった)とか…
銭がないならないで、フェルトとかプラバンで二次創作的(当時はそんな言葉もなかった)グッズやマスコットを作ったりもした。
小学生の時に作った「『ゴッドマーズ』のクラッシャー隊のエンブレムバッヂ」に至ってはあまりにも微妙すぎてただ悶絶するしかない。うは。

その手の「思い出したくないイタい記憶をはからずも呼び覚まされる」程度のものが一番きついのだが、やはり中には、「神」の名にふさわしいすごい方々もいらっしゃる。

293 名前: 花と名無しさん
昔、ローカルラジオ番組で「好きな漫画」というテーマが有り、その頃リア厨だった自分は電話を掛け
蟹缶フレーズ(注:「快感フレーズ」のこと)は感動出来ます!読むべきです!」みたいな事を
言ってしまった。そして何故か電話も繋がれ お茶の間の皆さんにモロ言ってしまった自分・・・。

302 名前: 花と名無しさん
べつにマンガに罪はないんだけど。
「中学生活で最高だったのは、大好きな人に出会えたことです。それはピッコロさんです。
と文集に書いた事実は自爆テロをして自らとともに消してしまいたい。

337 名前: 花と名無しさん
「聖闘士星矢」の一輝と本気でケコーンできると信じていた消防時代。
彼の心を癒してあげたい、と本気で思ってた。
それをまた級友(非アニヲタ)に熱く語っていた。
小学校卒業文集だけでなく、中学入学時の「新入生の言葉」という
記念文集にまでその思いの丈をぶつけていた。(明らかに浮いてる)
厨3の時に初めて男子に告白されたが、「私には一輝がいるから」と断った。

343 名前: 花と名無しさん
そんな337には負けるが、
消防時代モサッコだった私は、ONEに影響されまくりで、
「しょうらいの夢は?」と言う文集のアンケートで、
「愛になりたい・・・」とか書いてた。
ちなみに拓実くんが好きでたまらなく、
図工の時間に彫刻刀で『拓実』と机に彫って、
担任に談話室みたいな所で、小1時間叱られた記憶が・・・
あの頃は、モサッコの愛の深さだと思っていたが、
今できるならあの頃の自分に会って、穴に埋めたい・・

439:名前: 花と名無しさん
消防の頃、ドラゴンボールが大好きで大好きで、悟空と同じ胴着を親に作ってもらい、それを着て学校に行っていた。もちろん姉は他人のフリをしていたが、私もあの頃の自分は赤の他人だと思いたい。

504 名前: 花と名無しさん
「やじきた学園道中記」にハマっていた女子高時代。
寮に入っていたので、手当たり次第に布教。
新しいクラスでの自己紹介の時、好きなタイプは
「きたさんみたいな人(はあと)」と言い切る。
自分、女なのにな・・・

あと、寮で同じ部屋の子たちと、テープにセリフを吹き込んだり。
みんな女ばっかりなのに、ちゃんと男のキャラも演じてた。

ぎゃー。怖くて聞き返せないよー!


むかし、友人の家にあった、同人女の皆さんが自分たちでセリフを吹き込んだキャプテン翼のパロディドラマアルバム(CDですらないのが泣けるだろう)を聞かされた記憶を思い出す。脳にジンマシンが走るかのような感覚で、事実ほとんど内容を覚えていない。
友人がなんでそんなブツを買ったのかは永遠の謎。

512 名前: 花と名無しさん
セイントセイヤで一つ。
氷河様と紫龍クンとどちらがかっこいいかで論争になり、その内塾帰りの
河原で掴み合いの喧嘩をした小6 秋。
 胸に引っ掻き傷が残ってるよママン。「氷河様があんたなんか相手にするわけないじゃない!」と絶叫したのは私だ。
ある意味いい思い出かもなぁ

514 名前: 花と名無しさん
キャプテンつばか。
中2の時、テニス部でペアを組んでた子と、 私たちは「○○中、ゴールデンペア!」とのたまい、 試合中でも、「翼くん!お願い!」「ナイスレシーブ、岬くん!」とやってた。こんなんでも、市の大会で優勝しますた。

589 名前: 花と名無しさん
銀河英雄伝説のヤンウェンリーなどの演説を引用しまくった倫理のレポートを厨房時代に夏休みの宿題として提出した過去。

674 名前: 花と名無しさん
「闇のパープルアイ」
自分で、痣探して勝手になりきってた・・・!
友達に最近味覚が変わって、肉しか食べられないとか深刻に相談してた。
怒ったら、目が紫っぽくなるってクラスの皆に言いふらしてた・・・
過去よ消えろぉぉぉ!!

679 名前: 花と名無しさん

消防時代の文集:「夢:将来は西友(注:声優)になりたいでつ」
まぁここらへんは善し。

厨房時代の弁論:「テーマ:西友について」
たしか、「キャラの声はおーでしょんとかで決めることもあるみたいだけど
      人気のある西友さんに役がまわることが多いのがどうかと思う
みたいな主張書いてた。
しかも班代表に選ばれてクラスの前で読まされたypppppppp
あとに思えば、班代表はアニヲタに対する嫌がらせだったのかもしれんな。

733 名前: 花と名無しさん
ガイシュツですが、キャプテン翼。
岬くんが好きで好きで・・・その挙句・・・

1.キャラクター人気投票には100枚ハガキ送った。
2.作者に「岬くんには彼女を作らないで下さい」という手紙を出した。
3.クラスメートの男子から年賀状で告られた。
  「岬くんにラブってます」という返事(岬くんのイラスト付)を出したら、卒業まで口をきいてもらえなかった。

個人的には、この>>821さんがTPO・パブリック性・証拠物件の保存性の高さからしても超一級の神だと思う。

821 名前: 花と名無しさん
あのっ。私も仮眠グアウトしていいでつか?
厨房の時、姉の披露宴で、カラオケを歌うように言われたので
当時狂っていたアニメのコスプレでそのアニメの主題歌を歌ってしまいました!

ねーちゃんごめんね・・・・・・・・・・。
当時はイタイなんて思わなかったんだよーう。
そして、義兄の親戚にも配られてしまった、 あの披露宴のビデオを一本残らず燃やしてしまいたい!!!


846 名前: 花と名無しさん 投稿日: 02/11/13 11:04 ID:???
そんな私は、銀河英雄伝説のヤンがあぼーんしたとき、自分も死のうと本気で思った。
小説の最終巻を読み終えたらその足で自決しようと決め、小説が出るのをひたすら待った。
その間、せめてフレデリカに子供ができてれば救いになるのに・・と近所の神社に裸足でお百度参りもした。
なぜ死ぬのをやめたのかは忘れたけど(おそらくヤンへの熱がさめたと思われる)
当時小学生だったのだが、病んでいると我ながら思う。笑えない。

896 名前: 花と名無しさん

「私、○○先生(既婚)のこと好きになっちゃったんだ・・・誰にも言わないでね」
と秘密を打ち明けてくれたKちゃん
分かるよ・・・その気持ち。私も幽遊白書の飛影が好きなんだ・・・
と返した私とその後も変わらず仲良くしてくれてありがとう。
上のセリフ直後はちょっと引きつってたけど。

938 名前: 花と名無しさん
厨房の頃とある漫画の某キャラを好きになり そのキャラへの愛を綴った詩をノート二冊分書いた。
アニメが曲者でそのキャラが氏んだ時は小一時間は泣き一ヵ月は食事が喉を通らず5キロ痩せた。
その後摂食障害になり治るのに4年かかった…

更に死者のために祈る追悼ミサなるものにたまたまその年逝った祖父の名前を書いて出席して心の中でキャラの冥福を祈った。
漫画も間もなく終わったが原作ではそのキャラは氏ななかった。

挙げている漫画自体、「今読むと全然オソマツ」「最初のうちはよかったが、段々話(もしくは作者)が変質・ヘタレ・デンパ・イタタになってしまったので評価うなぎ下がり」という例が多いのだが、さらにそれを「他人に布教しようとする」というのも多く、またイタいものだ。

これらの「神」に共通する点を、>>840がこうまとめている。

840 名前: 花と名無しさん 投稿日: 02/11/13 08:06 ID:???
>>828
なるほど。神の法則がわかった。
「オタク友達」「同好の志」「同人仲間」「漫研仲間」「コミケ」
などの中だけで、オタク行動をやってたというカミングアウトなら
「神じゃない、全然たいしたことない」だけど
オタクとは無縁の人達の前でオタク行動をやった人が、このスレ的に「神!」なんだ。

しかもそのオタク行動が、文集や寄書きやビデオなど、
のち残るものに載ってるとなお神!


しかしこの方↓は別の意味で神。

855 名前: 花と名無しさん
告白します。
厨房当時、CLAMPの某陰陽師物が流行ってたとき、自分には 特別な霊能力があると思い込んでました
しまいには親戚のおばちゃんがハマってしまった手かざし宗教に興味を持ち、お年玉を注ぎ込んで講習を受け、親に内緒で入信。
祝詞を覚えて学校の友達に霊能者気取りで手かざしし、
部室に霊がいると言い放って皆の前で大声で祝詞を唱えだす始末。


この手のイタタ記憶は、オタクならずとも多くの人が一つか二つ傷を抱えてると思う。男子は男子で、また違った方向の過去があると思うが、小中学校の頃はどうしても女子が心身ともに早熟で、同性に対しても異性に対しても、「私はみんなみたいなガキとは違う」といういわれのないアドバンテージ感を持ち、おそらくそれが一番濃厚に出る時期ゆえに、過去も強烈であったりするのだろう。

投稿者 zerodama : 21:03 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月28日

社長はご遠慮ください

今日ローカルニュースで初めて知って味噌汁吹きそうになった。

雑記帳:
スリッパ卓球大会 山形・河北町で開催 (MSN-Mainichi INTERACTIVE)

 ◇スリッパ生産量日本一の山形県河北町で26日、「第2回世界スリッパ卓球大会」が開かれた。町で作られた競技専用スリッパを使った熱戦が繰り広げられた。

 ◇昨年は「スリッパ卓球は世界中でここだけ」との意味で“世界”を冠にしたが、今年は初めて中国やブラジルの留学生も参加。名実ともに世界大会となった。


何もかもが初耳だった。
しかも「世界大会」ですよ。「世界」。一回目の定義がものすごく強引だけども。

写真を見ると分かるのだが、一応普通のスリッパではなく、卓球ラケットの形を模して、握りやすいようなフォルムにはしてある。
でも、ラバーや板がはられているでもなく、あくまでも材質はスリッパのそれ。
それがスリッパアイデンティティ。

放映されたニュースに写った競技要項によれば、「原則として、卓球の技術に長けた人以外に出場資格を与える」というものすごくファジーな出場制限がある。
卓球の達人(入賞歴がある人など?)はこの大会に出れないのだ。
上手な人からカットだドライブだかけられたら、一般の人が楽しめないからだろう。

「スリッパ卓球世界大会」…まるで島本和彦の「卓球社長」の世界がそのまま実現したかのような話だが、この規定ではあいにくと水島社長の出場は難しいようだ。残念。

投稿者 zerodama : 00:25 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月23日

世界のスペランカー

横浜ベイスターズの打線の要・多村仁は、交流戦でも好成績を収め、「巨人以外知らん」という層にも十分に存在をアピールした。
そんな多村だが、2ch野球関係板ではもっぱら「スペランカー」と言えば多村、多村といえばスペランカーと言うほどにその呼び名が定着している。
その原因は、シーズンの随所随所でよくケガや体調不良に見舞われることにある。
だが、「しょっちゅうケガ」というなら、例えば清原などもそうだ。しかし「地蔵」「銭泥棒」とは呼ばれても、「スペランカー」と呼ばれるのは多村一人。
それは、
多村の魂・ケガの原因が、野球(試合や練習)以外にある
・通常想像もつかない因果関係でケガに至る

というパターンがあまりにも多いからだ。
それでこそ、「コウモリにフンかけられて死亡」「ちょっとした段差に飛び降りただけで死亡」というスペランカーに結びつく。

多村に関する過去ログなどをまとめた「スペランカー過去ログ」を読むと全体が見えるのだが、中でも

・ポスター撮影中にジャンプして右足関節捻挫(2004/2/27)

などは白眉だ。

他にも

キャッチボールでぎっくり腰、登録抹消(2004/5/3)
・ファン感謝イベントの握手会で左掌の炎症、その後2日連続スタメン落ち(2004/9/19)
 元旦寒川神社に初詣に行き家族の健康などを祈願するが、自分が風邪をひいてしまう(2005年三が日)
⇒沖縄で野球教室を開き肩に野球バックを掛けたまま何百人にサインした結果、左肩が内出血(2005/2/11)

なども捨てがたい。
野球板では、「スペ体質」、「多村がケガ・病気になる=『スペる』」などの専門用語も生まれている。
「シーズンオフだからといって、絶対に『筋肉王国』とかには出させちゃいけない」
は全員の統一見解だ。

今年になって、高校球児時代の

さらにさかのぼれば高3の夏、横浜高の五番バッターとして県大会優勝を
果たした多村は、胴上げに加わろうとセンターから走っていく途中、
足がつってしまい、
歓喜の輪に間に合わなかった。

みんなが校歌を歌っているのに、僕だけマウンドのところでうずくまって
いるんです。しかもそれが、しっかりVTRに残ってる
(笑)。今度こそ
あの輪に入りたい、優勝したときにフィールドに立っていたいですよ」

というエピソードは、誰もを「スペは一日にしてならず」とうならせた。

そんな多村、今度はぎっくり腰。

 横浜の多村がぎっくり腰で欠場した。20日に自宅で靴を履こうとした際に痛めた。昨季もぎっくり腰で戦列を離れたが、升永チーフトレーナーは「1週間で戻ってきた去年よりは軽いと思う。4、5日後に出られるのでは」と見通しを話した。(共同)

しかも「自宅で靴を履こうとした際」…やっぱりグラウンド外ですか。
そんな「ファンをやきもきさせるのは天下一品の子悪魔ぶり」と「どうにかしてあげたい虚弱体質」が、心をとらえて離さない。
早く良くなってください。

ただし多村の場合、グラウンドの内外に関わらず怪我はしょっちゅうするのだが、不思議とシーズン全部を棒に振るような大けがはあまりしない。ゆえにそこそこの数字を残し、「ああ、ケガさえなかったらどんなすごい成績を…」と(毎日)歎息させる(しかしほとんどの人は、「スペらない多村は多村ではない」ということを悟っている)。
本人もその辺の事を踏まえてか踏まえずか、あるいは天然でそうなのかは分からないが、シーズンオフの契約更改になるといきなり銭ゲバ(黒多村)に変貌する事でも知られている。

さて、多村関連スレの中にあったレスなのだが、メジャーリーグにも、味わい深いスペ物件の数々が散見されているのをまとめたものがあった。


監督 ロジャー・クレイグ (ジャイアンツ)
             ブラ・ストラップで手を切った(何をしていたのかは...)
 キャッチャー ミッキー・テトルトン (タイガース)
             靴ひもが絡まって...
 1B ライアン・クレスコ (ブレーブス)
             ランチ・トレイを持ち上げようとしたところ 肉離れ
 2B ブレット・バーバリー (マーリンズ)
             チリ・ジュースが目に入ってその日は欠場
 3B ウェイド・ボッグス  (R-Sox)
             カウボーイブーツを履こうとしたところコロンと...
 SS レイ・クウィノンス (マリナーズ)
             代打に出そうとしたところすでにクラブハウスに引き上げていた
 OF ケビン・ミッチェル (メッツ・ジャイアンツ)
             カップケーキで食あたり?試合途中で我慢できず
 OF ケン・グリフィJr (マリナーズ)
             プロテクトカップにあそこが挟まって...欠場。
 OF オディベ・マクダネル  (レンジャーズ)
             自宅でバターを塗ろうとして手を切ってしまった。
 DH グレナレン・ヒル (ブルージェイズ)
             雲に襲われる夢を見て思わずテーブルのグラスで手を切った
<控え>
 テリー・ハーパー (ブレーブス)
           友人宅訪問時、ハイタッチしようとして肩を...
 リッキー・ヘンダーソン(ブルージェイズ)
           霜やけ (八月のこと...)
 マーク・スミス  (オリオールズ)
           故障したエアコンを蹴ったことによりケガ
 ホセ・カーデナル (カブス)
           まばたきできなくなった?
 ジョージ・ブレット(ロイヤルズ)
           TVを見ようとキッチンから走ってきたところイスにつまずいた
 ビンス・コールマン(カージナルス)
            グランドの雨天カバーに巻きこれワールドシリーズ欠場

<ピッチャー>

 ジョン・スモルツ (ブレーブス)  服を着たままアイロンがけ 火傷
 トム・グラビン  (ブレーブス)  機内食にあたった?
 ノーラン・ライアン(アストロズ)  コヨーテにかまれ先発回避
 カルロス・ペレス (エキスポズ)
            チームバスに乗り込もうとしてぶつかり鼻を骨折
 ドク・グッデン  (メッツ)
            クラブハウスでゴルフクラブにつまずいたチームメイトにぶつかり欠場
 スティーブ・スパークス (ブリュワーズ)
            電話帳を裂いて見せようとして肩を痛める
 チャーリー・ハフ (レンジャーズ)
            花(pinky)を摘もうとして小指(Pinky)を骨折
 リッキー・ボ-ンズ(マーリンズ)
            チャンネルを変えようとして転びDL入り
 グレッグ・ハリス (レンジャーズ)
            ひまわりの種を投げようとして失敗、手首ケガ
 ジェイソン・イスリングハウゼン (アスレチックス)
            箱を開けようとしてパンチを食らわしたところ手をケガ

やっぱりアメリカはでっかいなあ…(特にコヨーテ)
でも、これだけの人数の延べスペ件数を一人で稼いじゃってる多村はやっぱりスペランカー・オブ・スペランカーズだと思う。
とりあえず、誰か残機を増やしてやって。

投稿者 zerodama : 16:31 | コメント (0) | トラックバック

ディスプレイが到着

昨日、発送完了のメールが来た。
結局、後から発送し直したブラックベゼルのディスプレイについては、ごくごく通常の発送(発送が3日後、翌日着荷)で、コレに対しての不満はなにもない。
結果的には、ホワイトをキャンセルして正解だったようだ。
ホワイトのほうの問題は、「商品確保できないという状況が、個人アカウントの発注ステータスには反映されたが、肝心のショップデータベースに反映されるまでに異様に時間がかかった」ということになるのかな、整理すると。

というわけで、イーヤマの「ProLite E383S」が到着。現在使っている息も絶え絶えのディスプレイを外し、ついでに周辺を軽く掃除してセッティング。
同じ15インチでも、ベゼルが小さいとふた回りくらいコンパクトに感じる。
今まで使っていた15インチのスペースには、今のデザインなら17インチのディスプレイが置けるのだ。17インチも視野に入れればよかったかな…

ドット欠けは発見できず(ラッキー)。
ディスプレイ本体とスタンドの接合部がちょっとチープ?まあ普通に使う分には支障のない安定だが、ちょっと掴むとグラグラするかも。
これまでバックライトへたりまくりのディスプレイだったので、あまりの明度の高さに目がビックリ。これが本当の色合いだったんだねママン…
眩しいのは苦手なので、エコモード2にしてちょうどいいくらい。
一応スピーカー内臓なのだが、まあオマケ程度のものなので、オーディオラインは繋がず、従来のスピーカーを使う。Amazonのショップに並んでいるのがスピーカー付きしかなかったので…スピーカーナシもあればそっちにしていた。
という感じで、製品に関しては今のところ満足。

それにしてもディスプレイとかドライブとか、パーツの世界ではよくあるのだが、「ベゼルの色で価格が違う(ホワイト系よりブラック系が少し高い)」のは、やはり生産台数の違いなのだろうか?原材料費は同じのはずなのだが…色違いで価格も違うというのは、パーツだけだよなあ。
なんか、単なる慣習じゃないかって気もするのだが。

投稿者 zerodama : 12:34 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月21日

オンライン書店を探す

Amazonに対する心証がものすごく悪くなってしまったので、同様のサービスを得られるオンライン書店を探索する。
本のみちしるべ--オンライン書店の比較」というサイトがとても役に立った。

比較する基準は、

1:送料
オンライン書店が出始めの頃はけっこう送料を取られたが、今はどこでも1500円をラインにして、それ以上は無料(あるいはコンビニ・書店などに取りに行けば無料)というのが主流のようだ。してみると、Amazonの存在は大きかったんだなと思う。
大手の業者では、ほぼ差はないといっていいようだ。

2:取り扱い点数
実際比較する上では、1よりも上位に来るかもしれない重要事項。
特に小さめの出版社やマニアックな本を扱っているかどうかが鍵になる。
「欲しい本がすぐ買える状態になるかどうか」ということも含むので、実際には「データベースへの反映の早さ」も関わってくる。

今回買いたい本は「ゲッターロボ全書」。おそらく出たばかり。
Amazon、セブンアンドワイ、e-honでは検索で出る。
bk-1、楽天ブックスでは出なかった。
本当はこの両者のどちらかにしようと思ったのだが。
bk-1ではポイントが付くのが魅力(楽天でもポイントは付くが、楽天ブックス以外のショップの利用に限られる)。

3:発注から手元に届くまでの期間

4:配送業者
細かいことではあるが…できれば悪評高い佐川以外で…(Amazonのメール便は確か佐川だったなあ)

あとは、キャンペーンやディスカウントがあるか、できればソフトも扱ってるほうがいいなあ…等など。

あまりソフトバンク系が好きではないのだが、今回はセブンアンドワイに発注してみた。
本当は色々試してみればいいのだろうけど…あちこちに個人情報ばら撒くのもちょっと抵抗があるんだよなー。

<Amazonに発注したディスプレイのその後>
実は、最初に発注したディスプレイのベゼルはホワイト。
システムにあわせるならブラック系なのだが、注文時欠品表示だったのでこだわらないことにした。
一度キャンセルして再発注する時、ブラックが注文可能になっていたのでそっちを選んだ。
今日の夕方サイトを確認してみると、
ブラックは「2~3日で発送」だが、ホワイトは「現在入手待ち。入手次第発送する」という説明に変わっていた。ようやく実情に合う表示になったようだ。オンラインショップで、この情報更新に2日を要したというのは遅い部類ではないかと思うが、まあ私のような憤慨する羽目になる人が少しでも減ったのだろうからいいか。
ブラックの発送通知はまだ。

投稿者 zerodama : 23:34 | コメント (2) | トラックバック

2005年06月20日

Amazonに怒り心頭な件

「本当に欲しいものは、Amazonに注文してはいけない」

という、いまや半分格言と化した言葉がある。
住んでいるところが田舎+好きなアーティストがちょっとマイナーという要素が重なって、なかなか地元の店に欲しいものが並んでいない現状。ゆえにこれまで、送料の安さやたまの割引に惹かれて、何年もAmazonを利用してきた。
注文したものが仕入れ不可になったことも2度ほどあるが、いずれも発売から時間がたっていた製品でダメモトの注文だったので、さほど気にはならなかった。
書籍・ソフト含めて何十万も金を落としてきた。この間、「思ったよりも早く着いた!」ということはあったが大きな不満も無く、ここまでやってきた。
だから、さっきの格言を聞いたこともあったが、気にせずに信頼してきた。
でもその信頼はこれまでのようだ。

Amazonの不手際、対応の悪さ、誠意のなさについてまとめた「Amazon.co.jpには、心の底から欲しいものは注文しないほうがいいのです!」というページがある。
この管理人や、BBSに集う方々と同じ事態が、とうとう私にもやってきた。

以前から調子の悪い液晶ディスプレイ、ついに年貢の納め時が来たらしく、最近状態がひどくなってきて、特に黒地に白い文字の、小さいサイズのテキストが満足に読めないような有様。
目にも悪いし、寿命と納得して、新しいディスプレイを買うべく探す。

<6/3>
送料・価格などを色々付き合わせてみて、Amazonで某社製のディスプレイを購入する事に決定。注文し、注文受理のメールが来る。

このとき、製品の発送予想は「1~2週間」という見込みが表示されていた。入荷までちょっと時間がかかりそうだが、そのときは画面の状態がさほどひどくはなかったし、許容範囲だと納得しての注文。

<6/4~6/16>
早く発送されないかと楽しみにしながら、時折「商品の発送状況」を確認する。
発送予定は「6/11~6/18」となっていた。

<6/17~6/18>

製品ページを確認すると、前は「1~2週間後」だった発送予定が「2,3日後」に変わっている。
製品の調達が着いたのだろうと喜ばしく思い、6/18の発送を待つ。結局この日は発送が無かったが、2~3日のうちだろうと思い、翌日以降を楽しみにする。

<6/19>
ステイタスからすると、今日か明日あたりに発送かな~♪と思い、発送状況をチェック。
そこには発送予定が

「7/17~8/4」

と、信じられないほど夏真っ盛りな日付に変更されていた。目を疑う。
では、製品の調達のめどが立たなくなったのか?と考え、もう一度製品ページを見てみると、そこには

「発送予定:2~3日後」

の文字が。

はい?????
どーゆーこと????

OK、冷静になって状況をまとめてみよう。この情報を元に考えると、

6/19に申し込んだ人→「6/23ころには着荷」
6/3に申し込んだ私→「7月か8月に着荷」

えーとえーと。ワケがわからない。
商品が入荷したならば、当然「先に注文した人間に発送」になるのが筋なのでは?
発送予定が「6/22~23」になるならまだ分かる。
なぜ1ヶ月以上先延ばしにされる???
これに納得できる人などいないだろう。

ヘルプデスクに、オーダー状況のページと、これまでの状況、製品ページの発送予定情報と、納期一方的延期の齟齬、還元プログラムの期限が7/4までとなっているが、発送がそれ以降になっても還元は付くのか?などについて問い合わせる。

4時間後くらいにメールが来る。結論から言うと、見事なテンプレだ。

Amazon.co.jpをご利用いただき、ありがとうございます。

誠に申し訳ございませんがご注文いただいた以下の商品がまだ確保
できておりません。
(以下商品情報)

このメールを受け取った事は以前にもある。
(「発送までに4~6週間」というステイタスの商品は、この事態になりやすいので、Amazonで買い物をする時は、「4~6週間」は「入手困難、ダメモトで」という意味だと思っている)
ほうほう確保できませんでしたかそうですか。
でも、未だにショップでは、「2~3日後に発送」というステイタスで販売してるんだけど?
しかも、同カテゴリの商品の中では「売れ線」になってるんだけど?
「確保できない」商品をなぜそのままの状態で並べておく?「在庫切れ」「4週間以上」ならまだしもだ。

当サイトの規約により、商品の代金は発送時に請求させていただくため、
現時点でこの商品に関するお客様への請求は行われていません。他のご注
文商品がある場合は、入荷済みのものから発送させていただきますが、発
送回数が増える事による追加の配送料および手数料のご請求はございませ
んのでご安心下さい。

お客様のご注文についての最新情報をご覧になるときや、発送が遅れている
商品の注文をキャンセルするときは、Amazon.co.jpサイトの「アカウント
サービス」(http://www.amazon.co.jp/your-account)にアクセス
してください。Amazon.co.jpサイトの各ページの右上にあるリンクをクリック
して「アカウントサービス」に移動することもできます。

今回の発送の遅れにより、ご迷惑をおかけしたことを深くお詫びいたします。

Amazon.co.jpでは、商品の価格と在庫情報の把握に細心の注意を払っており
ますが、仕入先の在庫状況の変化を、Amazon.co.jpサイトにすべて反映でき
ない場合もあります。価格や在庫状況が正確に把握できていなかったため、
お客様にご迷惑をおかけしたことを重ねてお詫び申し上げます。

この辺は全てテンプレで、問い合わせの答えにはほとんどなっていない。
現在の状況は「仕入先の在庫状況の変化を、Amazon.co.jpサイトにすべて反映でき
ない場合もあります。」という一文で片付けるつもりのようだが、それなら「指摘されたら即刻直さないと、同じような問い合わせがいっぱい来る」ことになるだろうに、午後になっても製品ページはそのまま。

もう呆れた&入荷の見込みが無いと判断したので、とりあえずキャンセルする。

その後、もう一度メール。雛形っぽい感じはするが、今度はとりあえず人が書いているかという雰囲気はある。
しかし、いまだ(このエントリーを書いている6/20昼)に、製品ページは「2~3日後に発送予定」のままで、修正は加えられておらず、結局「製品が調達できるのかどうか」の真偽は不明なまま。

ためしに、もう一度同商品を注文してみる。
「商品の調達のめどが立たない」というメールではなく、通常通りに「注文を受け付けました」「2~3日後の発送になります」というオートリプライメールが来る。その後も「入手できません」というお知らせはきていない。
コレで本当にすぐ発送されたら、「調達できません」というメールは何だったのか?ということになる。
とりあえず事の成り行きを意地悪く観察してみようと思う。

これまで順調に商品が手に入っていたのは単なる僥倖だったのだろうか。頻繁に利用していただけにションボリである。これからは、送料や割引でアドバンテージがなければ、他のネットショップを利用しよう、という気分になっている。
人相手の商売で、それまでちゃんと仕事していても、一度誠意のない対応をすると、築き上げたものがいっぺんでパーになるのだよなあ。
こうしたAmazonのダメっぷりは、一説によると、今年に入ってから特にひどいらしい。
(常連になればなるほど発送を後回しにされるという説まである)
被害者の方の話を読むと、本であったりソフトであったり様々で、全ジャンルでこのようなことは起こっているようなので、ジャンルに関係はないと思うのだが…とりあえず、今後はエレクトロニクス関係はやっぱり専門店で購入する事にしよう…

これはAmazonの規約をよく読むと書いてあること(だからグダグダ言うなと言われればそれまでか?)だが、

「サイトで客が注文の手続きをし、確認メールが送られてきても、それは『この商品を買いたい』という顧客の意向を受け付けただけで、注文確定ではなく、『商品の確保』の保証ではない」

ここがポイントなわけだ。

(これは商品注文後に来る注文確認メール内の文面)
Amazon.co.jp に商品をご注文いただいた場合、本メールは、当サイトがご注文を受領したことを確認するものにすぎません。当サイトから商品が発送されたことをお知らせするメールをお送りするまで、お客様との間に当該商品のご購入についての契約は成立いたしません。

言ってみれば、「店頭で整理券を配った」状態に似ているだろうか。
整理券と違うのは、(例えば、電化製品店の数量限定商品を買うために並び、整理券をもらった場合)あらかじめ「数量限定で、必ずしも買えるわけではない」ということの相互理解が最初からあることかな。Amazonのサイトの商品ページ情報は、「買えますよー、発送できますよー」ということを示してあるので。
(民法上は、「買います」「売ります」の意思表示がなされれば売買契約は成立する筈なのだが…)
Amazon論法で行くと、商品の確保の保証はない、だから「先に注文した者から商品が発送されるわけではない」ということになるのか?
しかも、「商品確保できませんでした」という通知が、待たせに待たせた揚句、または「問い合わせなければ答えもしない」のだ。

上記でリンクしたAmazon被害レポートに、呆れた一節があった。

 メールではラチがあかないので電話で直接問い合わせてみました。
 しかし全く同じ回答で、予約を確約するものではないという返事でした。
  最後に「じゃあ確実に欲しい商品はamazonでは予約するなということですね」と言うと「そういうことになってしまいますね」という返答をされました・・・。(担当:S氏)

「予約確定」でない以上、「できないかもしれない」ことを「できる」と言ってしまえば、法的に偽りを言った事になる。だからそう答えるしかなかったのかもしれないが…
「物を売って商売している人間」としてはかなり致命的なことを言っちゃったんじゃないかねえ。

ところでディスプレイだが、注文をキャンセルしたら、なぜか状態が少し持ち直した。
家電製品が、「買い換える」と決めたらいきなり調子が悪くなったりすることはよくあるが…おまえは五十嵐先生(「柔道部物語」)んちの軽自動車か…

長々となったが、まとめると

・製品が入手できなかった、というのはありうることだし別にいい
・しかし、web製品ページで「2~3日で発送」と状況が良くなっている製品で、いきなり発送予定時期が1ヶ月も延ばされるのは納得が行かない以前に不可解すぎる
・製品ページの情報は改善される兆しが無い
・あまつさえ、「2~3日で届けられる」というアナウンスで注文できてしまった

こうして考えると、「商品が入手できません」というのは、「本当に入手できない時だけでなく、発注漏れ・処理忘れで商品確保してませんでした。テヘ。」というミスの時にも使われるんじゃないか、という気がしてきた。
注文したディスプレイが今後どういう処理をされるのか、続きはまた数日後に書く予定。

参考リンク:「『月は東に日は西に』予約に関するAmazon.co.jpの対応について

投稿者 zerodama : 11:16 | コメント (2) | トラックバック

男と女のアニメ声

相方がこの間若手同僚の飲み会に参加し、カラオケで歌ったところ、同僚の女の子から

「アニメ声なんですねえ~。」

と言われ、初めてのコメントだったので、「俺の声のどの変がアニメ声なんだろう?」と頭をひねったという。
話を聞いて私も頭を抱えた。
長年一緒に暮らしているが、「この人の声(歌)がアニメっぽい」と思った事は一度もない。
どのへんを指してその人が「アニメっぽい」と言ったのか、30年間アニメばっかり見てきた私もわからない。

それ以前に、「男のアニメ声」って、確たる定義がわからない。

これが女性であれば、「アニメ声」というのは、まあ例をあげればかないみかみたいな、いわゆる「キンキンでブリブリで少(幼?)女っぽい」な声を指すことが多いのだが、「男のアニメ声」というのの例が、スパッと挙がってこない。「声優っぽい」というのも、少しは具体的だがやっぱりコレといった例が出ない。
(ピンポイントな例だが、元劇団「SHOW-KING」の芳賀本名さんのお声なんかは「声優系」だといえるかもしれない…って、芳賀さんは実際にラジオドラマのお仕事もしていらっしゃるので、「っぽい」とか「系」とか言うのも失礼なのだが)

恐らくは、「なんか変な、芝居がかった歌い方」ってことを言いたかったのかなー。謎だ。

投稿者 zerodama : 10:53 | コメント (2) | トラックバック

2005年06月19日

父の日

▼朝起きて、「エウレカ7」を寝床で見る。相方もちょっと起きつつあったので、コレを機に引き込んで一緒に見れるようになるかな、と思ったのだが、相変わらずメカにしか興味の無い男は、

「ロボは?メカはいつ出るの?」

としか言わない。まったくいい年(しかも今日で一つ年を重ねる)の男が、二口目にはロボロボロボロボメカメカメカメカと。
しかもあいにくと今日は「完全人間ドラマの日」だったので、ニルバーシュ出撃とか全然せず。
囲い込み失敗。

▼昨日買ったDVDレコーダーを接続する。昨日に引き続いて部屋を片付け、AVラックを引き出して掃除、配線の付け替えプランを組みなおし、買い足し必要なコードやプラグ類をチェック。並行して、物置状態になっていた冷蔵庫付近のスペースを片付け、本を整理するためのラックを組んで設置する。汗ダラダラ。こうなると外でラーメンを食べる気にもなれず、交代でシャワーを浴びながらざるそばを作ってすする。
その後ヤマダに行き、アンテナ回りの分配機や分波機(けっこう高い)…、アンテナコード、3品コード、AVセレクタなどを購入。
総額で軽く10000円を越えたのだがポイント付かず。
いつの間にか、「総額ではなく、一点10000円以上でないとポイントが付かない」ことになったのだそうだ。
えーーーーーー;
ちまい物でポイントが貯まっていくのが楽しかったのに~~~。
こうなるとヤマダにこだわる必要もなくなるかな、と思うが、デンコードーもOAシステムプラザもこの前酒田から撤退したし…orz…イナカに住んでるのがそんなに悪いとや~…

▼このデッキ、電子番組表がネット経由だけでなく、アンテナを経由して受信できる「ADAMS」というシステムの両方が使えるので、ADAMSのほうで試してみる。便利なのだが、受信に数分~十数分と、多少時間がかかるのが最初は面倒くさいかも。一日2回、設定した時間で更新する。
HDDレコーダー特有の機能が色々あるので、しばらくはマニュアルを手元において勉強せねば。

▼夜、前日義父が釣ってきて腹抜きだけはしておいたアジを調理する。塩焼きか何かでイージーにしようと思っていたら、義父が「から揚げにしてあんかけ食いたい」と言うので、三枚におろしてから揚げにしてあんかけに…手間が倍増。
今日は一応「父の日兼、私と相方の誕生祝い」でもあるはずなのだが…
ケーキより、「今日はお兄ちゃんたち台所に立たなくていいよ」って言ってくれるほうがよっぽどプレゼントってもんだぜ。目から汗が。
ちなみに義父は、今日もアジをたくさん釣ってきたので、食後にやっぱりさばいて処理&洗い物も私らの役目。

なんか今日は朝から晩まで働いてばっかりだったなー。

▼実家の父には、水彩紙(モンバルキャンソン)のスケッチブックを発送。日にち的に余裕のない手配だったが、無事着いたらしく何より。学生時代絵をやっていた父は、現役中はいそしむ余裕もなかったのだが(それでも家族旅行先でスケッチをしたり、小さい頃絵を教わったりした)、数年前から教室に通って水彩画を楽しんでいる。
ここ数年、父の日には新鮮なイカを送っていたのだが、今年は画材にしようと決めていた。
だが筆や絵の具だとお気に入りのものがあるだろう。「何が欲しいか」聞けばいいのだが、サプライズがなさすぎるのもつまらない。
というわけで、「あればあったで使うだろう」と水彩紙にした。それでもワトソンかコットマンか…と悩んだのだが。
F8のサイズを選んだら、「ちょうど8号の水彩画用紙を買おうと思っていたところなんだ」と喜んでもらえた。よかった~。

投稿者 zerodama : 23:55 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月18日

色々買い物

食事の後、ヤマダ電機へ。色々眺めて考えた結果、念願のHDDレコーダーを買う。
東芝のRD-XS46(W録画・WEPG・アナログBSつき)を購入。現品だったので箱なし、ちょっと汚れあり。展示していた分耐久性にしわ寄せがこないかとちょっと躊躇したが、まあ勉強してもらったしいいことにしよう…
設置・配線の前に周囲を片付けないといかんので、セットアップは明日に。どれほど散らかってるかバレバレ。

ポータブルデジタルオーディオプレイヤーを色々見ていて、「トランペットが欲しいダウンタウンの黒人少年」状態になってしまう。誕生日プレゼントということで、SHARPのMP-A200を買ってもらった。
512MBであればipodのが安いのだが、FMトランスミッター付きで、どちらの車中でも楽しめるというポイントに惹かれた。ICレコーダーにもなるし。使う機会があるか分からないが、相方の仕事にも活用できそうなので。なんというか、ものすごくSHARPっぽい製品だなあと思った。
でもレッドは取り寄せなので、残念ながら1週間待ち。

今度は相方のプレゼントを買いに某紳士服店へ。スラックスかサンダルでも、と思ったのだが、成り行きでスーツを見立ててしまった。会員優待価格で随分お徳ではあったが。すっからかん。
レジに並んでいた男の人(多分私たちと同年代)の人の声が、安田大サーカスのマッチョソプラノ・クロちゃんにそっくりで、お直し伝票を書いている間、意識はそっちに釘付け、噴出さないようにするので精一杯だった。対応していた店員さんも、明らかに肩が笑いに耐えて震えまくっていた。

夕食はキーマカレーにナン。
このナンは、給食用の学校冷凍食材なのだが、妹に買ってきてもらったもの。
自然解凍後、オーブントースターで軽く温めて食べる。表面がさっくり、中身が程よくもちふわで美味い。ナンだけ食ってもいける。今の学校給食って本当に贅沢だよな~。
話を聞くと、年齢・学年にあわせて、60・80・100・120gの規格が用意されているのがいかにも学校給食に合わせた細かさ。今回は100gのものだが、大きさはけっこうある。

投稿者 zerodama : 23:28 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月17日

ニャンパラリ

銀座のフンドシで父に感謝、若い女性に断然人気 (読売新聞) - goo ニュース

゜゜  (д;)


 19日の父の日を前にふんどしの売れ行きが好調だ。三越銀座店(東京都中央区銀座)では確認出来るだけでも十数年前からふんどしを販売。月数枚程度の売り上げだったが、2か月前テレビ番組で「クラシックパンツ」と紹介されてから1200~1300枚が売れ、現在は父の日商戦の目玉アイテムともなっている。

 価格は1枚500円から2500円。「面白半分もあるでしょうが金額も安価。若い女性がプレゼント用に購入していきます」と売り場担当の内田美奈子さん(34)。
に並ぶ。

まあそういう「ネタプレゼント」に走るのは若い女性だろうけど…
「お父さんに」みたいな素振りで買って、彼氏とかに穿かせたり自分が穿いたりしてて遊んでる(色々と)のかもしれないねえ。
穿いたり穿かせたりして楽しみたいふんどし好きゲイの方々も銀座へGO。

あと、何気に売り場担当店員さんの名前が気になった。

投稿者 zerodama : 15:51 | コメント (2) | トラックバック

バトンについて

先日のMusicalBatonをムリヤリ渡された皆様、お忙しい中お返事や対応いただきましてありがとうございます。多謝。

最初「5曲って少なすぎ!」と思い、書いたはいいが、ああQueenもVOWWOWもPINKも吹奏楽も入ってないよママン…と悶絶。しかし意外に、「でもこれでいいのかも」と納得する気持ちもあり。
意外だったのは、最初もっとクラシックでも何でも「ガンガン系」が揃うと思っていたのに、実際連ねてみると驚くほど
「メロディ聴くだけで脳内麻薬がダプダプ出てきて泣けるほど綺麗」「全体的に切なさ多め」で、「私って実はセンチメンタル野郎だったのか??」と気付かされた。
そうしてみると、「5曲」という曲数は絶妙なのかもしれない。

それにしても、ぽちさんが日記で書いてらっしゃるこれ、答える前より答えてからの方がいろいろと思い出すなぁ。」というのに、全面的に同意。

企画としては、日記がmixi(とか、ソーシャル系)のみという人にバトンを渡しづらい(登録してない人には見えないので)というのが難点だと思う。

投稿者 zerodama : 13:35 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月16日

ビデオ詰まる

自室で使っているビデオデッキ、この前から内蔵BSチューナーがいかれてしまったため、BSの番組を録画したい時だけ、階下の応接間のデッキ(そうとう古い)を使っている。
今日の「チャングム」を録画しようと思って、先週撮ったテープを早送りしようとしたところ、「グチャ」と変な音がした。
やば、テープ噛んだ?と思ってイジェクトボタンを押すが時既に遅く出てこない。
その後数時間格闘するが、もう巻き戻しも早送りも出来ず、イジェクトされない。
他にも偽親の使っている茶の間にBSはあるのだが、なんか頼みづらくて、結局録画せず、一人寂しく「チャングム」を見た。しくしく。

これを機に潔くHDDレコーダーを購入するか。
ROやるようになってTV視聴時間がものすごく減ったとはいえ、やっぱりBSが自室で写らないと不便なので。

というか「チャングム」を通常地上波で1話から放送キボンヌ。

投稿者 zerodama : 23:41 | コメント (5) | トラックバック

2005年06月14日

混ぜるな危険

ITmediaニュース:SNS「mixi」が支える恋――オタクとキャリアの物語

「モテ系キャリアが、モテないオタクと恋をした」

というキャッチフレーズが冠された本・「59番目のプロポーズ」に関する記事。
「バリキャリ≠オタク」ではないのは、当たり前のこと。
だがこのフレーズだと、どうしても、この「モテ系キャリア」は「モテないオタク」と対比されることで、「非オタク」という印象を受ける。で、その格差で読者の興味を引こうというフレーズなのだろう。

しかしこの記事を読んでみると、実は単にオタク同士の恋愛であることが容易に明らかになる。

だいたい、ハンドルネームが「アルテイシア」という時点でオタクだし。

バーで2人を結んだのはアムロの着ボイス。アルテイシアさんの携帯が、「間違いない! メールだ」と静寂を破った時、冒頭のように(注:「--アムロか?」)声をかけられた。

ぶは、恥ずかしくないかその着ボイスは…
私でも入れられないが。PCにすら。

 59番さんのガンダム知識は、ガンダム好きを自認するアルテイシアさんを超えていた。「マクベの鉱山のおかげでジオンはあそこまで強くなったんですよ」「ランバラルの奥さんのハモンが、昔はマクベの女だったって知ってます?」――そんな会話は、とにかく楽しかった。

三十路の男女がバーでのデートでその会話って一体…
私が周りの客だったら、さっきの「メールだ!間違いない」「アムロか?」のやりとりを聞いただけでドッ引き、というか「敬礼出たよ!」的な気分になって店を変えるかもしれん。私のようなオタクですらそう思うぞ。
せめて居酒屋かカラオケボックスでやって欲しい。

 それが恋のようなものに変わったのは、酔った勢いで誘ったコンパ。二次会のカラオケで「哀戦士」「シャアが来る!」を、59番さんとデュエットした。酔っ払ったアルテイシアさん、「『めぐりあい宇宙』の最後のセリフをあれほど完璧に言ってくれた男の人って初めてかも……」と「ちょっとぽーっとなった」。


先生!会話の内容や行動がまるっきりどオタクです!
この人は本当にモテ系だったんスか?という疑問がよぎる。
(58人から告られたというのがモテの根拠らしいが、58人と別れたってのもスゴイ話で。まさか58人が58人「付き合ってみたらなんかオタク」というのに気付いて離れていったわけでもないだろうけど)
いや、「オタク≠非モテ」という定義は成り立つわけではないが。
(見た目が良くておしゃれを楽しめてもてるオタクだってたくさんいる)
しかしなあ。

要するに、無自覚的「隠れオタク(こんな着ボイス入れてる時点でちっとも隠れてねえ気もするが)」だった女性が、これまでは興味の無かったオタク男性と交際してみたら、自分よりも「よりオタク」である彼の前では自然体でオタク成分を開放できて楽しい、ということに気付いた、というわけか。
もっとまとめてしまうと、巷によくある「オタク同士がくっついた」だけかと。

売る側は、キャリアとオタクのミスマッチを押し出して「電車男」の柳の下のドジョウを狙っているのだろうというのが露骨に見えるわけだが…
とりあえず記事を読んだだけでかなりの氷点下な気分に…
もっと言えば、この人の「自分泥酔」しか伝わってこない。

「キャリアはオタクと相性がいい」とか、誤解を招く発言はオタクにもキャリアにも迷惑だと思う。
「オタクがオタクと相性がいい」だけなんだってば。
この人の話だと、「キャリア=隠れオタク因子がある」ってことになってしまいそうな決め付けだし。混ぜるな危険。

アルテイシア氏は、自分を隠れオタクと自覚はしているようだが、

 「『なんだったけ、あのハモンさんが乗っていたやつ?』ときいて『キュイ』って答えてくれる人は、頼もしいし、信用できますよね

とか言っちゃったり書いちゃったりできる人は、やっぱりちっとも隠れてないというかどオタクだろ。
「よね」とか言われても。

<追記>
冷静に思い出してみると、キュイに乗ったのはランバ・ラルとクランプ他であって、ハモンさんは乗ってないよな。ギャロップとマゼラトップだったはず。
そんなウソを語る男・記憶があやふやな男は信用できないぞ。
ついでに言えば、ハモンさんは元マ・クベの女じゃなくてギレンの女だったし、そっちは小説版の話だったよな。
小説版を混合していいんであれば、冒険王版だって混同していいってことになっちゃうし、そしたらマ・クベがゾックで宇宙に出撃だ。区別して語ろうね。

あらー、そうすると、こんな小っ恥ずかしい間違いが堂々と本になって書店に並んじゃうわけか。他人事なのにものすごく恥ずかしいぞ。

<追記の追記>
mixiでアルテイシア氏の日記をちょっと読んでみた。そちらには「ギレンの女」と書いてあり、「マ・クベの女」は記事ライターの誤記と思われる。
でもキュイじゃないから。

投稿者 zerodama : 02:09 | コメント (5) | トラックバック

2005年06月13日

入試問題

Sankei Web 私立中入試算数 問題文に問題あり あり得ぬ設定多数

中学校の算数の入試問題についての記事だが、全体的にちょっと難癖というか、揚げ足取りに走っている気が。
確かに、「現実的に作れない」6角形の問題はどうかと思うが、そこまで「科学的に正しくない」「ありえない状況」と目くじらを立てるのもどうだろう。

というか、食塩水の問題について、
塩は百グラムの水に最大二八・二グラムしか溶けないにもかかわらず、食塩水の濃度を30%以上と設定している問題があり、中には40%以上と設定している部分もあった。」

これはおそらく、塩化ナトリウムが100℃の水に対する飽和溶解度「28.2」を元にしている記述だと思うのだが…そう、小学生でも気付く間違いだ。
濃度は「溶質/溶媒」ではなく「溶質/(溶媒+溶質)」で求められるわけだから、「100gの水に28.2gの塩化ナトリウムが溶けているから28.2%」にはなりえないので、明らかな記者の間違い(まさか記事中に出ている教授が間違えたわけではないだろう)。
この条件で飽和した時に解けている食塩の量は、
X/(X+100)=0.282
∴X≒39.3(g)
となるわけだが(28.2g溶けている場合は濃度22%)。
これが家庭に配られたか。恥ずかしい話ですな。私みたいな文系でも流石に突っ込めるんだけども。
単なる「%」と「g」の書き間違いかもしれないが、校正スタッフも誰も気付かなかったのかと。
これでは「記者たちもそれを責められない状況が生じている。」ような気がするがなあ。

まあ、通常の状況では「30%、40%の食塩水」はありえないのは確かなので、問題作成側も「とある物質(溶質)Aが」とかにしておけばよかったんだろうけど。
理数系に弱いのでえらそうな事はいえないのだが、数学って抽象概念を相手にするのがメインだと思うので、こういう揚げ足とりを細かくやるのもどうなんだろ、と思う。

問題文をもっと明確にし、分かりづらい表現を排除すべきと言う主張には賛成。

例えば、Web記事には取り上げられていないが、紙面にはこういう問題もあった。

<問題>
5人で釣りに行き、一番多く釣った人は22匹で、一番少なかった人は10匹だった。
5人が釣った魚の平均はどれか。

<選択肢>
A:26.2匹
B:22.0匹
C:20.8匹
D:16.6匹(正解)
E:12.4匹

これについての

正解は13匹から19匹までの間であり、これだけでは小数点以下までは特定できない

というツッコミも難癖くさいと思う(その範囲の選択肢が一つしかないわけだから)のだが、これについても「平均としてあり得る数」「平均値としてふさわしいもの」というような表現にしてあげればよりベターかな、とは思う。

これとは毛色が違うが、むしろ就職試験・公務員試験などの「判断推理」系の問題でよくある、「現実的にありえなくはないが、その状況って常識的にどうなのよ」的な設定のほうがツッコミがいがあると思う。

例えば、わりと定番の

毎分20Lを排水する水槽の栓を開き、毎分26Lで注水した場合、80L水が貯まるには何分かかるか」
    (→いいから栓をしろ、何そのムダ水。

とか、

「一日に44分進む時計がある。時刻併せをしてから10日後にこの時計を見ると、○○時××分をさしていた。このときの本当の時刻を求めよ」
     (→いいから修理に出すか新しいのを買え

とか。
まあ、「疑問を抱く前に正しい計算を行える頭の切り替え(+与えられた情況に疑問を持っても、言われた事をやれ)」こそが組織の社会人に最重要な事と言われれば、それはそうなのだろうけど。

投稿者 zerodama : 16:19 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月10日

レジ袋その2

レジ袋、07年にも有料化 法整備で促進 環境省方針 (朝日新聞) - goo ニュース

レジ袋については先日もエントリーを書いたのだが、今回は「環境省は、来年の通常国会に提出する容器包装リサイクル法(容リ法)改正案に盛り込む方針で、早ければ07年春にも実施したい考え」と、より具体的に話が進んでいる。
現在、袋持参が今ひとつ定着しないのは「メンドウ」「つい忘れた」というのも大きいが、今のシステム下のメリット(スタンプで景品とか、ポイント加算とか)が今ひとつ具体的に感じられない所にあるのかもしれない。

「レジ袋を有料化する」

のではなく、

「レジ袋持参の人に10円なりキャッシュバック」

にすれば、袋持参も増え、客足にも響かないんじゃないか(うまくすれば集客にもなるんじゃないか)と思ったり。
配布レジ袋はこれまでどおり無料にし、その費用は価格なりに上乗せ。
今までずっとやってきていることだから、さほど変わらないんじゃないかと思うが。
いかにも朝三暮四的な小手先対応だが、朝三暮四的なものを抜きにして語れる消費者心理もないと思う。要は、袋持参する客が増え、レジ袋ゴミ問題が軽減されればいいわけだから。

まあどっちにしても、景気に氷水ぶっかける(買い物する際に、「袋の容量以上は買えない」「袋が一つしかないから、店のはしごがしづらい」という抑制がかかる、ましてコンビニは…)&万引き犯+万引きと間違えられるリスクが増えるだけ、何でもいいから税収増やしたいだけなんだろ、って気はする。

投稿者 zerodama : 15:37 | コメント (0) | トラックバック

靖国啓蒙アニメ

ちょっと気になる事があって、靖国神社のサイトにまた行ってみた。

靖国神社崇敬奉賛会という後援組織のページから、「崇敬奉賛会だより」一覧に飛ぶと、行事報告などが連ねられている。
見てみると、勉強会などのほかに、意外に「こどもイベント」が多いことに気付く。
ひなまつりとか七夕とか色々あるのだが、中身はほとんど同じ
「参拝・映画・クイズラリー&その他」という感じだ。
特に違和感をもたらすのが、恐らくはそうそう新規メンバーがいるものでもないだろうこの手の子供集会で、同じ映画が毎回毎回毎回上映され、子供がソレを毎回毎回見せられていると言うことだ。こうもリピートされると「洗脳じみてないか」という気すらしてくるのだが。

そのアニメ映画こそ、靖国啓蒙アニメ「ポッポちゃんの靖国まいり」。
(http://www.yasukuni.jp/~sukei/popo2.wmv)
靖国が「シンボルです」と言い張っている白鳩(神社内厩舎で飼育されている600匹の白鳩は、貴重な白い伝書鳩らしい)のポッポちゃんが、靖国の概要とか境内とかをレクチャーするという内容。

・サイトでもそうだが、神社のおこりについて、「なんと!120年も前の明治二年!」と大げさに言っているが、それって神社としては相当新しい部類だよな。
・本殿への参拝(申し込めば誰でも出来るらしい)について、「総理大臣(特に名前は特定せず)もここで参拝するんだよ~」って、オイオイ、「○○総理もここで参拝をしたんだ」とかならいざ知らず、「靖国参拝が総理大臣の当然の勤め」みたいな言い方するんじゃありませんよ;油断ならんハトだな。
・これもサイト同様だが、「こうした英霊の皆さんのおかげで、今の平和があるんだね!」って…
 アメリカが「ピカ落としてあげたから戦争が解決に向かった」とか言う(言ってるわけだが)くらいにナニな話だと思うんだよなあ。
 太平洋戦争で若くして死んだ兵士や一般市民は一体誰のせいで死んだのかと。
 そもそも戦争がなければ、「御柱」にならずに、今でも生きていられた人が一杯いたわけだが。
 この言い方って「戦争で人がたくさん死んだから今平和」ってことではないのか。
 死んだ人は生贄か何かですか。
 倫理以前に、論理的脈絡が破たんしてるような気がしてならない。御霊信仰とか、慰霊の意識が理解できないわけではないが、この二つがどうしても繋がらないんだけどもなあ。

まあとにかく、こんな感じのアニメが毎回流されているそうですよ奥さん。

 他にも、セミナーや勉強会の後の「参加者の声(アンケート)」などもUpされているのだが、

『低年齢層の凶悪犯罪の元凶も、英霊を尊ばないこと、戦後の誤った歴史教育のせい』

 とかなんとか、ツッコミきれない文章が満載すぎて笑えないっす。

何の根拠も無く「韓国や中国では(靖国参拝について)理解をいただけてると思う」とか平然と言っちゃう人たちの思考回路を知りたい向きにはいいかもしれん。

投稿者 zerodama : 14:09 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月09日

疑問

ゆうべふと思ったのだが。


熊の子見ていたかくれんぼ お尻を出した子一等賞

なぜかくれんぼなのに「お尻を出した子一等賞」なのか。
わからない

真相をご存知の方は是非ご教授ください。

口ずさみながら、このフレーズの「てにをは」を変えると、凄い事になるのに気が付いた。
下品なので書かないが。
ためしにぐぐってみたら2件ヒットした。
ちょっと悔しい。

投稿者 zerodama : 19:51 | コメント (0) | トラックバック

mixiたん

ビスケたんとかびんちょうタンとか、知っている方にはおなじみ、知らない人には「ナニソレ?」な擬人化キャラは世間やWebに溢れているわけだが、「mixi」にも「mixiたん」という擬人化キャラがある。
んで、そのフィギュアが製作され、8月号の「ネットランナー」に付録として付いてくるとのこと。

ここだけなら「よくある話」なのだが、エントリーにとりあげたのは他でもなく、そのデザインした絵師さんというのが、たけのこさんだからなのだ。(参考:たけのこさんのイラスト
ご自分の描いた絵がフィギュア化されて、しかも全国に!っていうのは本当にすごいことだ。
たけのこさんおめでとうございます!

というわけで、日頃「ネトラン」があまり好きではない私だが、この号は買うことにしたのだった。

投稿者 zerodama : 07:40 | コメント (3) | トラックバック

2005年06月08日

サドン・インパクト

「オールアメリカン」という、パーティーやコスプレ用のコスチュームを扱うお店のwebサイトなのだが、
このページの、「スパイダーマン」の写真の破壊力がシミジミながらも強烈。キツイっす。
写真をクリックするとさらに詳細な写真や商品紹介があるのだが、そこにある「おひかえなすって」ポーズのスパイダーマンもいい味出しすぎ。

投稿者 zerodama : 22:25 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月07日

あさひのぼるRESPECT

数年前、カーラジオから流れてきたギター漫談に、心を射抜かれた事がある。
それを歌っていた人こそ、シンガーソングライターにしてギター漫談のあさひのぼる氏だ。
どんなネタかというのは、サイトで試聴できるのでそちらで見ていただくとして、基本は

1:ネタ→「そうだろうみんな!」と力強く観客を煽る
2:   →観客「そうだそうだ!」と力強く応える
3:     →次のネタへ

という流れなのだが、2と3の間の、何事も無かったかのような切り替えの絶妙な間がたまらんのだ。

TV露出もさほど多いとは言えず、知人に言っても「ああ、あの人ね」となかなか返ってこない。面白いのに。
時々気になって検索してみた。
ところがラジオの悲しさ、どんな字が分からず、「朝日のぼる」で検索しても、単に朝日が昇る場面の写真・学校の校歌(例「朝日のぼる○○山に 集いしわれら××健児~」みたいな)ばかりで、ほとんど出てこない(あとは満☆画太郎が「クイックジャパン」に描いてた「左翼ボクサー 朝日のぼる」とか)。
今日ふと「しかしそんなに知名度が低い筈はない」と思い立って、色々字を変えて検索してみたところ、総ひらがなの「あさひのぼる」が正しく、これで検索したら公式サイトも画像も出てきたのだった。ああよかった。
数年間出てこなかった宿便が出たような爽快な気分。プロフィールのお気に入り芸人さんのところも直しておかなければ。

投稿者 zerodama : 14:08 | コメント (5) | トラックバック

2005年06月06日

「いかる」と「おこる」

漢字にすれば同じ「怒る」だが、「いかる」と言う時と「おこる」と言う時で、けっこうニュアンスが違う。

*「おこる」
 感情的・反射的・スケールが小さいこと・身近な事象に関して。腹を立てる、ムカッとする。
 論理的因果関係が必ずしも明確でない場合もある。
 状況により「叱る」と類義的に用いられる(「母におこられた」とは言うが「いかられた」とは言わない)。(「叱る」に比べると感情的・理不尽・非論理的というニュアンス)

*「いかる」
 観念的・論理的な脈絡で、スケールが大きい事や社会的・一般的な事象・事件に対して。
 何に対して、どういう理由で怒っているかという因果関係が自分の中で構築されている。また、それを外部に対して表明する意味合いもある。憤慨。
 響きとしては少し文語的。

思いつくままに書くとこんなところか。
と考えたきっかけはなんのことはない、ROの某マップBGMを差し替えて「テッカマン」のOPにしているのだが、2番の歌詞

「輝け太陽 おこれテッカマン」

に、聞く度ぬぐえない違和感を感じただけの話なのだった。
この手の歌詞で「いかり」「いかれ」というのはよく使うが、「おこれ」ってあんまり使わないなあ、そんで「いかれ」と比べると、何かチマいことに腹立ててるようなイメージだなあ、と思ったもので。
むしろこの流れ(「おこれテッカマン」)では、

日頃今ひとつ気が小さくで押しが弱い奴に、友人が
「そんな目に会ったら怒っていいんだよ~、人がいいのもたいがいにしとけよお前もさあ…」
と代わりに怒ってやってる
ような。
しかも、
「ラーメンの大盛り頼んだ筈なのに明らかに普通盛りで、でも言い出せなくてそのまま食っちゃって金は大盛り分払わされちゃった」
みたいな卑近なシチュエーションで

本編なら、その友人はやっぱりアンドロー梅田だと思う。

その狩場にいるとエンドレスで流れる曲なのだが、聴くたび気になったもので…
私の中でテッカマンが日に日に弱気な男になっていきます。

投稿者 zerodama : 21:14 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月03日

地震と耳鳴り

昨日、午後3時~5時くらいにかけて、左の耳の鼓膜が引きつるような、また低めの音でパルス上の震えるような耳鳴りと真空感(トンネルとか飛行機内・標高の高い場所などで感じるアレ)を感じた。

10年程前、「耳かきしながらビデオ録画セットしようとして体勢を崩し、左耳に耳掻き「ズボリ」と突き刺さる→鼓膜損傷+出血」という世にもアホな怪我をして以来、寝不足とか疲労がたまり始めた時に「キーン」となって軽く痛みを感じる事があるのだが、特にそういうわけでもない。
左側にはちょうどPCの本体タワーを置いているので、「今日に限ってファン音・駆動音と何か共鳴しているのだろうか?」とも思ったが、台所に立ってじきに治まったので、あまり気にせずにいた。
晴れてはいるが風が強く、翌日には雨の予報も出ているので、「気圧が乱れているせいだろうか?」とも考えた。

夜、とある知人のBlogを読んでいたら、その人も耳鳴りを覚えたらしく、「地震との関連(予兆)」という可能性の事を書いていた。
そういえば昨日は朝方に秋田で地震があったというし、各地で小さな地震の報道があった。
検索してみると、「地震の前に耳鳴り(おおむね片方)がする」という人はけっこう多く、関連について考察するページなども数々あるようだ。
耳鳴りと地震の時間間隔や、方角・規模との関連はまちまちで、まだ統計としてまとめるにはデータ不足のようだが、これだけ多くの人が訴えているということは何かあると考えるのは決しておかしくない。

参考リンク:
ふくちゃんの地震予知話
同サイトより「耳鳴りと地震予知

ちなみに、私の左耳が向いていたのは北東、鳥海山側。
もしもこの日起きた地震に関連があったとすると、
翌3日午前1時:青森県東方沖
くらいだが…
それにしても最近地震多くてイヤな感じ。
山形日本海側も、「いつ大地震が起こってもおかしくない」と専門家に言われているし、鳥海山が変な気を起こしませんように…

投稿者 zerodama : 10:11 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月02日

どうぶつが苦手なのに萌える奴

動物と子供、といえば、「苦手なんです」と言うとなんか「冷たい人と言われそう(by斉藤由貴)な2大アイテム。
正確には、「見てカワイイ、カッコイイと思うし心から萌えもするのだが、いざさわったり抱っこしたりするとなると腰が引ける」という苦手さだ(鳥類は昔飼っていたので平気)。
「私ってそれらが苦手なんだなあ」と実感したのは、同じく「子供と動物苦手」な大泉洋先生のリアクションを見た時だった。
「どうでしょう」や「ハナタレナックス」で見られるそのヘッピリ腰とビビリっぷり。まさしく私と同じリアクション。というわけで、

「こいつは俺だー!俺もこの通りなんだ~!」

と三船敏郎風に激しく納得したのだった。

そんな「触るの苦手」な私だが、しつこいようだが見ては萌えるのだ。
第一ポイントが鳥類だが、なかでも「ひな」には腰砕けになる。
生まれたてこそ、なんだか「ガラ」っぽくてアレだが、羽毛が乾いて目が開いて、フヨフヨのぽわぽわになるともういけない。
「鉄腕DASH」で毎年やる「鴨のひなひな」などを見た日にはもう、一人でのべつまくなし

(*´Д`)アァン

状態でもんどりうつ始末。
この間、地元の土門拳記念館(写真ミュージアム)で飼われている白鳥のひなが孵化したニュース(画像のみ)でも、写真を見て一人でアァンしていた。

先日のエントリーのコメントで、犬猫萌え画像やblogなどの紹介を色々していただいた(ありがとうございます)わけだが、その中でもやはりポイントは、

子犬・子猫などが、箱・器・かごなどにすっぽり入っちゃってる

というシチュエーションに激烈に弱いのだった。
この状況は多くの人の琴線に触れるらしく、ペットうp板でも
箱入り娘&息子スレ」という専用スレが立っている。
すっぽり好きは必見。
中には「すっぽり&おねむ」というダブルマジンガーパンチ級のブツも。
ただ、基本的に動物苦手なせいか、
「炊飯器や加湿器などの家電類や台所製品にすっぽり」
だと引いてしまう。「こういう家のメシは食べたくないなあ」と思っちゃうんだなあ。
あと、すっぽりはすっぽりでも、ギュウギュウ・あるいはビニール袋に入っちゃってるのは、萌えより先に「危ない~(窒息しちゃう)」というのが先に立って気が気でなくなってしまう。
まあ人それぞれということで。

投稿者 zerodama : 12:44 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月01日

御手洗さんの手記

asahi.com: 父親の御手洗恭二さんが手記公表 佐世保事件から1年 - 社会

昨年6月に起こった小学六年生の同級生による女児殺人事件の遺族・御手洗さん(父親)の手記。
痛みがいまだ生々しいことをうかがわせる一方で、非常に整理された記述も多く、「この一年間、どれほど辛い思いで現実と向き合い、愛娘の喪失という事実と折り合いをつけようと努力してきたのか」ということを感じずにはいられない。

御手洗さんは、加害者の少女が「なぜ」この犯行に及んだのかということを、様々な方法で追求してきたのだが、以下のような心境に至ったという。

 私は作業のある時期から「なぜ」探しをやめようと思っていました。多くの資料に描かれた彼女の姿は、審判の決定要旨にある「自らの手で被害者の命を奪ったことの重大性やその家族の悲しみを実感することができないでいる」という表現が誇張ではないことを示していました。

これ以上簡潔な文にならないのではないかというくらいに簡潔な表現だが、この着地点自体が底の深い絶望(加害者には罪・贖罪・後悔という概念自体がないという事実)であり、そこに至った瞬間の御手洗さんの絶望もまた深いものであったに違いない。

また、学校・社会・家庭に対してもさまざまな意見を述べているが、中でもマスコミへの提言は最も重要なものと感じた。

 初報や直後の続報での実名報道はやむをえないでしょう。しかし、事件が「定着」した時から実名に意味はありません。ただ、実名か匿名かを判断し責任を負うのは報道自身であり、警察など各機関による匿名はさまざまな危険をはらんでいると思います。

 また、大事件・事故の場合、初めから顔写真ありきと考えがちです。その発想には、手段はともかく入手しさえすればいいという気持ちに陥る危険性が伴います。やはり入手や掲載には遺族の了解が最低限必要です。そして、そもそも顔写真が本当に必要かどうかに疑問を持つことから始めるべきです

 娘の事件後も痛ましい事件や事故は相次いでいます。徐々にですが、報道の姿勢も変わっています。それでも、多くの遺族が報道に怒りや憤りを訴えています。このことを常に報道する側は考える必要があると思います。

報道の世界では、関係者の写真を確保する事を「ガン首を取る(おさえる)」と呼ぶらしい。
先日の脱線事故でも、報道各社が我先に被害者の「イイ」写真を求めるために遺族や親戚、友人や同級生(卒業アルバムなど)のもとに群がったという話を聞いた。その上でいかにも「いたましい」エピソードを採取できれば、「おいしいサイドストーリー」として数分の枠が一丁あがり、となるわけだ。
御手洗さんの手記からは、承諾のない顔写真流出などがあったことが明らかにうかがえる。
行方不明の状態で捜索のために情報が必要な場合以外は、被害者の顔写真・実名報道は必要ないと思うのだが、この身を切る訴えが当のマスコミにどれだけ届いているのかは疑わしいのが情けない限り。

投稿者 zerodama : 17:04 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月28日

さよならカルボナーラ

先週「臨時休業」で振られた「オーシャンズカフェ酒田店」にリベンジ。
今日はやっていた。入り口に

「やってます」

という札がかかっていたからわかりやすい。

前回オーダー間違えられて食えなかったカルボナーラを食う!食ってやるぞ~!と息巻いて行ったのだが、

あったかくなったらカルボナーラはお休みみたい……

………orz………

全米が泣いた……

いやまあ、生ハムペパロンチーニもとても美味しかったけれども。
食いたかったよぅ…カルボ…

前にengさんが言っていた「店主の独り言ノート」みたいなのがカウンター席にもあった。
あー…うん…予想通りの内容だった。
40代位の人のあんまり面白くないブログとか日記を読んじゃった感じ、まあengさんのコメントどおりの内容と印象だった。
(こってり系のカルボナーラは寒い季節に出しているとそこに書いてあった)

この店で何が気に入ったって、やっぱりお手製のジンジャーエール。やみつき。
今回も、隣のお客とオーダー間違えて持ってこられた(前回と違って「つくり間違い」ではなかったが)のはナイショ。
まあ、秋くらいになったらまた行こう……

投稿者 zerodama : 16:21 | コメント (2) | トラックバック

2005年05月27日

かわいそうな●●のはなし

中国の動物園でライオンら大量餓死 (時事通信) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20050526/050526114914.4bfyklxv.html

中国国営新華社通信によると、湖北省に開設されている私立動物園で、資金不足から十分な餌を与えられていなかったアフリカ・ライオン8頭など動物多数が餓死するいたましい事件が起きた。(写真はケニアの草原でくつろぐライオン)

さすがに死んでるライオンの写真を載せられなかったので「イメージ映像」になっている。
しかし21世紀になってもなお、「かわいそうなぞう」のような話はあるものだなと思っていたら、またも動物が死んだ話題。

【こぼれ話】人間の母乳、口に合わず=トラの赤ちゃん死ぬ―ミャンマー (時事通信) - goo ニュース

【ヤンゴン12日】ミャンマーの首都ヤンゴンの動物園で最近、ベンガルトラの母親から隔離された雌と雄の赤ちゃん2匹が人間の母乳で育てられていたが、結局、脱水症状を起こして2匹とも死亡するという悲しい結末に終わった。(写真はミャンマー女性の乳にむしゃぶりつくベンガルトラの赤ちゃん)

2匹は母親のベンガルトラ「ノアノア」が3月に3匹目の子供を殺してしまったため、母親から引き離された。生き延びるには母乳が必要だと聞いたヤンゴン動物園職員の親戚の女性(40)がこの数週間、トラに代わって自分の母乳を与えていた。

しかし現地の週刊誌「インタビュー・ジャーナル」によれば、雌の赤ちゃんは4月27日、雄は5月3日に相次いで死亡した。動物園の主任獣医キン・マウン・ウィン氏は、「人間の母乳はトラの赤ちゃんにはうまく消化できず、猛暑だったことも影響した」と指摘。「母親から授乳を受けなくなった時、2匹はまだ生後1カ月足らず。人間の母乳を肝臓が受け付けられなかった」と話している。2匹はクーラー付きの部屋に収容されたが、それでも助からなかった。

えーと。
とにかく写真を見ていただきたい。
普通、「人間の母乳を与える」といったら哺乳瓶か何かを想像するわけだが。
直接ですよ直接。
猛獣といえど乳児時代は小さいころは牙とか歯とかがないものなのか?
あまりにも思い切り良すぎるぞ授乳女性(40)。
けっこうすごい事態だと思うのだが、「こぼれ話」扱い。こぼれたか~;

投稿者 zerodama : 22:01 | コメント (2) | トラックバック

2005年05月26日

チャングム面白いっす

実家の母は、伯母の影響ですっかり韓流好きになっている。
私も何度か啓蒙を受けたりしているのだが、現代恋愛物は「やたらと交通事故で記憶喪失になってる」印象が強く、まあ見ると見てしまうものもあるのだが、いまだ積極的に見ようという気にはならないでいた。

母と一緒に夜色々話などをしていて、初めて「宮廷女官 チャングムの誓い」を見る。
先入観に反して、これはなかなか面白かった。
「宮廷女官」という響きから、「出来の悪い『大奥』みたいなもの」を勝手に想像していたのだが、わりと骨太な時代ドラマ。
実在の皇帝付き女医官をモデルに創作したストーリー。
主演女優の顔や雰囲気が知的で、今の日本ではまずTVで主演を張る事はないようなちょっと硬い感じなのがいい。(母は「壇ふみに似た趣がある」と言っていたがなるほど)男女のペタペタドロドロもほとんどないし。
主人公は最初厨房付きの女官として成長しながら活躍、その後医女になってゆくのだが、この当時の処方も、針灸・漢方薬などとともに食事で直す「薬膳」的なものが多いので、料理シーンが多いのも興味深い。
チャングムには、「母と恩人を陥れた敵に対する復讐」という根っこがあり、「人を救う医術と復讐」という相克するテーマは、多少ありきたりかもしれないが十分に魅力的だ。
多分来週も見てしまうだろう。

なにげに、主題歌のタイトルもすごいっす。(って、そんな小学生みたいな喜び方を…)

投稿者 zerodama : 23:52 | コメント (0) | トラックバック

一周忌

午後、玄機先輩のご実家に、お線香をあげにお邪魔する。

最初は、お墓にお花をあげていこうと思ったのだが、母から「それであんたは気持ちが満足するかもしれないけれど、おうちの方に『誰が来てくれたかわからない』よりは、『お水を上げに来てくれるお友達がいる』ほうが嬉しいと思うよ」と諭され、それはそうだなあと考えを替えたのだった。

近くの花屋で、仏花を誂えてもらう。
「ユリを入れて」と注文したら、色々なユリを見せてくれたので、「ちょっと珍しい種類」とお店の人が言う、薄い黄色で上品なのを選ぶ。
若い人へのものだから地味にしたくなくて、赤い色も少し添えてもらった。

あらかじめお電話差し上げるとお母さんが出てくださったのだが、妹さんも一緒だった。
昨年のお盆にお邪魔したときはお仏壇だったが、今年は居間の棚に、写真や先輩の書いた絵、つかっていたコンピュータや画材、本、お友達からのメッセージなどが整理されて飾られていた。何度もお部屋に遊びに行った私には馴染みのあるものが多かった。
ネコの置物やぬいぐるみなどもあって、いかにもネコ好きの先輩(愛猫はご実家で元気だった)らしい。
「先輩は猫が好きでしたからね…」
お茶をいただきながら、お母さんと少し話す。
入院中も、お母さんが「何か欲しいものがあったら持ってくるから」と尋ねると、いつも
「なまねこ♪」
と答えていたという。
どんな声でそう言ったかがそのまま想像できて、言葉に詰まってしまった。
一年経つのは早いですね…と語るお母さんだが、まだ気持ち的にはさぞ生々しい痛みがあることと思う。
「お盆とかお正月になると、ひょっこり帰ってきそうな気がして」
とお母さん。結局今回も泣かせてしまったが、母の言うとおり「私はずっと先輩のことを思っています」ということが伝えられて、来てよかったのだろうと思えた。

帰り際、お母さんから銀七宝のしおりをいただいた。
私のように訪れる人たちに渡してくださっているようだった。
青緑の美しい細工が施してあった。こういう色が先輩は好きだったように思う。

投稿者 zerodama : 21:55 | コメント (0) | トラックバック

古窯ヤバイ

昨日から一泊で、事実上ご招待を受ける形で、山形上山温泉「日本の宿 古窯」に行って来た。
同温泉郷でも超有名、値段のランクも上のほうなので、自分の金ではまず行けないお宿。
同行した会社の方は、「ここに来るの初めて」と言う私に、「ここに来ちゃうと他には泊まれなくなるよ~」と語ってくれたのだが、すごく納得できる一泊二日だった。
玄関に入ると、すぐにフロントではなく、控えの間で抹茶を一服。ここで日常とスイッチ切り替える感じ。
部屋の眺めもいいし、二つの大浴場も広いし綺麗だし、特に平日とあって女性客が少なく、女湯は極楽。その上オリジナル浴衣のお土産まで。
このランクの宿だと、浴衣とか丹前の素材や仕立ても違うもんなのだなあ。

んでメシ。
今回は「まぐろトロコース」を選んでくださったようなのだが、もう素晴らしすぎ。
特にご飯。部屋の後ろのほうに小さめの羽釜があり、頃合を見てお米をその場で炊いてくれる。しかも食味日本一コンテストに輝いた山形県藤島町の「鈴木さん」作のお米(ウド鈴木のお父さんだそうな)。
そういえば私、「羽釜炊き」のご飯ってこれが初めてだ。
よく「うまいご飯はおかずがいらない」と言うが、本当にそのとおりで、人生最高のご飯を食べたかもしれない。あーる君の気持ちがよく分かった。
まあこんな風に接待していただいたので、2次会は会長さんの接待に回るのも仕方なし。

宿の中のカラオケスナックで二次会だったのだが、70くらいの人はどうしてすぐに、何の曲でも踊りたがるのだろう;
歌う曲も「適当に踊れて、しかもこの年代の人が分かる曲」に絞られるので選曲が難儀。結局何歌っても踊ってるのだが。
私以外の二人のインストラクターが綺麗どころで、そちらと踊るのがあからさまに楽しそうでらしたので、こちらも喜々として歌うほうに回って平和。さすがに「ありがとうの歌」では踊れないっぽかったが。
まあ、酔っ払ったえらい様たちには時折orzなご発言やご行状がないではなかったが、いい宿にお招きいただいたので十分チャラであろう。うん。

寝た時間も遅かったのだが、5時半頃目が醒めてしまい、二度寝して朝風呂を逃すのもアレだと思い風呂へ。
ロビーで会長がタバコ吸ってて「もう朝風呂入ってきた♪」とスッキリ顔。やっぱり朝が早いお年頃。
露店とサウナで適度に酒も抜けてさっぱりしたところで朝食。
バイキングなのだが、これがまたメガスケール。
朝から「54品目」ってなんすか~。
まだあったかい「手作り豆腐」とかあるし、餅もパンも美味そうだし、目移りしまくり。信じられない充実っぷりで、死角なし。

また来たいな~。ムリだろうけど…

投稿者 zerodama : 15:35 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月25日

朝っぱらから…

午後から長距離運転するので、朝少し仮眠をしておこう…と横になったのだが、「なんか怪しい団体が人間をだまくらかして連れてきて軟禁しているマンションに足を踏み入れてしまい、私も軟禁される。あれこれ手段を講じるが、敵が巧妙すぎて連絡も出来ない。女の子にニッコリ笑いかけられつつわき腹刺される。なぜか相方が助けに来てくれて脱出するが、追っ手が迫るわ、なぜか身を隠した神社の狛犬は大変珍しいものではあったが、いきなり『フヨンフヨン』と謎の音を発しながら浮き上がって回転しはじめるわ」
というワケのわからない夢(何しろ夢なので、場面の繋がりがナンセンスなのでこれ以上詳しくは書いても意味がないのだが)を見る。マンションに同居している人間や近所の人間がみな監視者で、細かいシチュエーションで追い詰められていくのがやけにリアルで恐ろしく、夢から醒めかけに自分でも「うーーーん」とうなり続けているのが分かった。
人間、本当に「悪夢にうなされる」もんなんだなあ…

起きて、1031さんのとこのネコ写真(動物苦手な私でさえヤニさがるほどカワイイ)でも見て和もうかとしたのだが、うっかりリンクをたどって
史上最大級の鬱ゲー「狂った果実」のレビュー
を読んでしまい、ロンドンどんよりな気分に。怖いよー。

ついで、高校時代の友人のブログにて、恐ろしいパソコン筐体の写真を。
共存してはならないマークが共存している…彼女のお師匠様(ダンナさん)には結婚式に招かれた折にお会いしたのだが、思ったよりアストロ超人さんだったようだ。

投稿者 zerodama : 10:33 | コメント (5) | トラックバック

2005年05月24日

いいもの食ってるなあ

給食食材業者が持ってくるサンプルの一部を、義妹が持ち帰ってきたので、夕食メニューにプラスして試食。
どの業者も競争の中で色々新商品を出して頑張っているようで、なべてどれも美味しい。
酒田市の小学校給食は、一括センター調理ではなく、学校ごとに栄養士が献立を組み、給食室で調理員さんが作ってくれる。だから業者もそれぞれの栄養士に営業しなければならない。
実家のある山形市は、小学校~中学校までセンター調理のものを盛り分けるもの(メニューも、量を増やす形で持ち上がるだけ)だったので、話を聞いてなかなか贅沢&新鮮に感じた。

特に点心系のものが美味しかった。ニラ饅頭の皮がもちもち、それでいて焼くと表面はサクサクで、本当にヘタな店で食うより美味しい(ダメな店の点心は本当に悲惨だ)。今のお子さんは小さいころから外食する機会が多くていいもの食べているので、それにアピールするためか、メニューにも趣向を凝らし、一方では野菜や魚など敬遠されがちな食材も上手に使っていて、実によく出来ている。
義妹の話を聞いても、定期的にバイキングメニューにしたり、地産地消や伝統食・行事食など盛り込んで、羨ましいほどの充実ぶり。私たちが小学校時代に米飯給食が始まり、ソフトメンやら材料練りこみパンなどの工夫が凝らされた時期ではあったが、ずいぶん進化していると実感させられる。
一方で、料理をしない家庭や親も増えていて、「給食で初めて味噌汁の味を知った」という子もいたりするらしく、そういった児童にコンビニ弁当やスーパーの惣菜以外の味・食材を教えるという大きな役割も担っているようだ。

投稿者 zerodama : 21:30 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月20日

見たいもの見たい(古)

asahi.com: 女装して女湯に、60歳、声でばれて御用 山口県下松市 - 社会

 女装して女湯に入ったとして、山口県警は同県周南市の製缶工、西村勝彦容疑者(60)を建造物侵入容疑で現行犯逮捕した。

 同県下松市の温泉施設で、女性の洋服や下着、胸パッド、かつらを着け、化粧をした顔で女湯に。「女性の裸を見たかった」と話しているという。

 バスタオルを巻いて浴場に入ったのを見て、不審に思った女性従業員が適当な名前で呼んだ。返ってきたのは男性の声で「違います」。準備は周到だったが、女性になりきれなかった?

久々に心和むニュース。なんか30年前のベタベタなエッチ少年漫画かコントみたいな展開である。女湯に入ってきた姿、見たかったなあ~。
「女性の裸を見たかった」…混浴とかじゃ物足りなかったのだろうな。
気になるのは、このアイテムの充実ぶりからして、彼の欲望のベクトルが「裸見たい」だけでなく「女装してみたい」方向にもけっこう割り振られていたんじゃないかと思われる点。
冷静に考えてみると、女装グッズに使ったお金で、女性の裸を見せてもらったり色々してもらえるお店に一回くらいは行ける(あるいはデリバリーしてもらえる)気がするのだが、そういうニーズじゃなかったんだろうねえ。彼の中では。

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2005年05月19日

Xデー

サーヤ(うちでは「皇室のりぴー」とお呼びしております)の結婚式の日取りが、「11月15日、帝国ホテル」に決まったということが報じられる。

めでたいことにケチをつけるつもりもないし、サーヤにも1オタクとして幸せになって欲しいと思うのだが、やはり多くの人が反射的に思ったように

「今度は何が起こるんだ」「災害に備えなければ」

という考えも同時に浮上してしまった。すまんです。
スマンとか言いながら「THE戦闘糧食」とか見に行っちゃって、備える気満々です。

やはり↓のようにまとめられてしまうと、つい「備えあれば憂いなし」と思ってしまうとです。
山形県日本海側、いつ大地震が起こってもおかしくない要因ありまくりだし。

A 2004/11/14 紀宮さま 婚約内定            浅間山で中規模の噴火
A 2004/12/18 紀宮さま 延期後の予定日       高松宮妃喜久子さま死去
C 2004/12/30 紀宮さま 黒田氏のご結婚会見    26日スマトラ地震 M9.3(最近上方修正)観測史上2番目
A 2005/03/20 紀宮さま 納采の儀             福岡西方沖地震 M7.0 福岡市震度6弱
B 2005/03/29 黒田さん 都係長級に昇進        スマトラ余震 M8.5
A 2005/04/02 紀宮さま さくらの会記念行事で祝辞 九州北部余震 M4.8
A 2005/04/13 紀宮さま 春の園遊会          スマトラ・タラン山噴火(12日)、島民避難(13日)、
                                 ジャワ島タンクバン・プラフ山噴火(13日)
A 2005/04/17 黒田さん お誕生日            スマトラ島ニアス島で日本時間午前1時40分地震。M6・3
B 2005/04/18 紀宮さま お誕生日           20日九州北部余震 M5.8 福岡市震度5強。前日、東証暴落

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2005年05月18日

レジ袋

無料レジ袋の禁止案、ゴミ減量で環境省検討 (読売新聞) - goo ニュース


 同省が検討しているレジ袋削減策の中で最も厳しいのが、同法を改正して、無料配布の禁止規定を盛り込み、違反したスーパーなどに罰則を科すこと。

 ほかに、同法にレジ袋削減の努力規定を明記したうえで、小売店などの業界団体と各店が具体的な削減協定を結ぶ方式や、事業者に削減実績の報告を義務付けて結果を公表することなども検討しており、来年の通常国会への同法改正案提出を目指している。

 これに対し、全国スーパーマーケット協会は「無料配布をやめて有料化すれば、レジ袋は削減できるだろうし、経費も減る」と一定の理解を示しながらも、「客の苦情や売り上げへの影響も考えられる」と困惑。レジ袋の配布量ではスーパーを上回るコンビニ業界の場合、「コンビニはふらっと立ち寄る客が多く、買い物袋の持参を求めるのは難しい」(日本フランチャイズチェーン協会)と抵抗感はより強い。

スタンプとかポイント目当てに袋持参するようにはしているのだが、けっこう忘れてしまったり、用事のついでに買い物する事が多いので、なかなか徹底できないでいるヘタレにはなかなか厳しいニュース。
まあ現在でも、袋の分の費用が価格に上乗せされているわけだが、「一袋につき5円とか10円とか」払わされる事を考えるとやっぱりブルーになる。
車で移動する私とかは、車に袋を大量に詰めておけばいいのだが、男性はバッグを持ち歩かない人も多いし、持っていてもセカンドとか薄型アタッシュなどの小さいものだし、電車通勤の女性の人もバッグはコンパクトにしている人が多い。折り畳めるレジ袋もけっこうかさばるものだ。
それに、スーパーでの買い物は、実際に行ってみないと総量がよくわからない。葉物・根菜やボトルものなど買うと袋が増える。1個で足りない分の袋をいちいち買うのは、客もそうだが、レジの人も面倒そうな気がする。
また、ちょっと別の店に寄ろうかと考えても、「袋が無いからまた今度」となることもあろうし、店側が売上への影響を憂慮するのは十分にわかる話だ。
案とはいえ、いきなり「禁止」は唐突過ぎると思う。

まあ確かに、あのスーパー袋というのはダブつくものではあるが、ゴミを捨てる時にけっこう使ったりする。下着とか汚物(うちはばあちゃんのオムツもあるし)、刻んだ封筒やハガキなど、あまりゴミ袋越しに見られたくないものを一度入れて指定ゴミ袋に入れている。夏の時期は生ゴミを入れて口を縛り、臭い防止に使ったり、あれでけっこう使い道がある。
(注:酒田市では、プラごみ・ビニール系不燃ごみも可燃ごみと一緒に収集しているのでこういうことが可能)
一部のスーパーでは、ゴミ袋に転用できる半透明のものをレジ袋にしてくれている。
結局費用が上乗せになるのは変わらないが、実はあれが一番ありがたかったり…ゴミ袋もけっこう高いので。

投稿者 zerodama : 11:15 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月17日

ヒーロー食品

といえば、代表格は「戦隊もの→ふりかけ」「ライダー系→ソーセージ」を筆頭に、レトルトカレーとかいろいろある。
何の話をしたいのかというと、久々に日本ブレイク工業のサイトを見たところ、いろいろ見た目がリニューアルされていて、その中に「「日本ブレイク工業とふりかけ」」というページがあったのだ。

新しい解体工事を受注致しますと近隣の皆様にご挨拶に伺います。
工事が始まれば、解体作業音が発生したり、重機の稼動に伴う振動や騒音が少なからず発生する訳です。
工期の説明 工事内容等の説明を行う訳ですが、ご迷惑をお掛けする気持ちとしてふりかけを配っています。
今までタオル・洗剤等いろいろな物をご挨拶品としてきましたが、食べ物にこだわりたく、日本人の主食 お米のお供として『ふりかけ』に決定致しました。

さすがかつてみんなの心をわしづかみにした日ブ工さん。看板一つで済ませたりはしないらしい。
また、商売相手である建設会社にも
新築工事でもお手伝いする事(ダイヤモンドコア抜き・はつり工事)は沢山あります。
新築作業所に元気よく『何かお仕事ありますか?』と言ったところで工事内容は失敗工事。
担当者には 『失敗してませんか?』って言っているのと同じです。
これでは、作業所を廻っても仕事が来る訳はありません。そこで、『ふりかけ』の登場です。
現場のお弁当は、おかずのバリエーションが乏しくもう1品欲しいと思っています。
そこで、昼のお弁当のお供に、『ふりかけ』なのです。
営業が作業所にお伺いする時も『ふりかけ 切らしていませんか?』を合言葉にお伺いしますので、宜しくお願いします。

という理由で配っているとのこと。
ニチフリさんならまだしも、「ふりかけ 切らしていませんか?」と声をかけて回る解体業者営業マンは、おそらく日ブ工さんだけ。

そのふりかけ、現物見てみたいなあ…と思ったら、通販サイトで買えるようになっていたのだった。
ちなみに開発元は、ヒーローふりかけのニチフリさんではなく、永谷園さんとのこと。

投稿者 zerodama : 21:06 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月16日

穴は穴でも

例の湯沢市の住民情報他nyダダ漏れ事件関連で、笑わせてくれる展開。

湯沢市民名簿流出:市、HPに報告書を掲載

湯沢市の市民1万1255人分の名簿がインターネット上に流出した問題で、市は12日までに「個人情報流出に関する報告」をホームページ(HP)に掲載した。また、想定される2次被害を防止するため、今月15日発行の「広報ゆざわ」第3号に特集「情報化社会の落とし穴」(10ページ)を掲載し、16日に全戸配布するという。

(中略)

 特集記事は5月の「消費者月間」に合わせたもので、名簿流出で懸念される「振り込め詐欺」など、2次被害への注意を呼びかけている。市は先月27日にも、おわびの号外広報を発行したが、「流出データ回収は事実上不可能で、信頼回復にはまだまだ時間と労力を要する」としている。

「情報社会の落とし穴」て。
まるで悪いのはインターネットや社会であって、自分らもその被害者の一人であるかのようなほざきよう。
役人が率先して市民の家にでっかい風穴を開けまくって丸見え状態にして、役所がそれに気付かずに、あまつさえ「メール分類用」なんて言葉を鵜呑みにしてやらせ放題、情報は放流。その後きちんと誠意ある対応も厳正な処分もしない。
墓穴は埋めればすむが、自らがあけた穴は埋めようが無いという事を自覚していれば、こんな笑えるタイトルはつけられないと思うが…
先日の列車脱線事故の遺族の元にさえ架空請求(「故人が生前に借金・ローンを組んだものを払え」という手口)が来ている。放流されたデータなど、仕掛ける側は未調理で美味しくいただくに決まっている。湯沢市に限らず、農村部には高齢者が多く、どうしてもこういうことに防御力が弱い。「セールス電話が増えた」程度で済めばよいのだが。

は、事件に対するきちんとした対応を求める書き込みと、それを流そうとする書き込みが混在している状況だが、こんなのもあった。(文脈の不可解さ、誤字は原文ママ)

はじめまて・・・
ここの掲示板をみて驚いております。
噂は友達関連から聞いておりましたが・・・
インターネットは社会をだめにしてゆくんですね。
電話の時代はほんとうに良かった。
心が通えて・・
今、電話で会話するのが苦手な人が多いのでしょうか。
会話ができなくなったら、社会が崩壊してしまう。
今の子供達が社会人になったら、どんな社会が待ち受けて
いるのでしょう。
「戦争の時代にだけはしないでほしい」
心が戦争化してゆくインターネット・・
文化と文明を大切にする子供達に未来を
託したい (^。^)

何を言いたいのかよく分からんが、どうやら「今回の事件はインターネットが怖い世界だから起こった」ということにしたいらしい。
ソースで表示されるIPを見ると、自作自演を行っている人間と同プロバイダのようだが、断定には足りない。
視線をそらすための工作でなく、本当に普通の一市民だとしたら、盆と正月が一緒に来ているようなオメデタさとしか言いようがないな。私が湯沢市民だったら、(事件自体そうだが)恥ずかしくて見ていられない書き込みだと思う。

投稿者 zerodama : 22:32 | コメント (0) | トラックバック

安易だなあ

ネタがあまりにも浅いものばかりでツマランと思い、ずっと見てなかった「トリビアの泉」で、

「原哲夫の描いたサイボーグ009はケンシロウそっくり」

という、いっこもヒネリのないネタが取り上げられたらしい。
これ、石ノ森ふるさと記念館(石巻の萬画館のほうではない)に展示してある、漫画家45人が原則的に石ノ森キャラを描いた扇子のもので、私も以前レポートを書いたりしたのだが、開館以来、来館者のほとんどが突っ込まずにはおれないシロモノ。んで、web上にも関連の記述がたくさんある。
そんなもんで「71へえ」かいな;
しかもタイトルが直球というか当たり前すぎ。
その上最後は「いつの日か原哲夫先生の筆によるサイボーグ009が読めますように」という実にナゲヤリなコメントで締められていた…ってオイコラ。
ファンにとって009の完結問題は、20年以上も前からリアルタイムで気になり続けているデリケートな事項だというのに、軽軽しく言ってくれるなあ。

しかし自分のレポート(気が付けばもう5年も前なのか…)を久々に読み返してみたが、平ゼロにかける期待があまりにも大きいのを見て目頭がヤケドしそうに熱くなった。まさかあんな目(深海の悪魔とか悪の化石とかシリーズ構成とか主題歌とか)にあうとは、この頃は予想もしていなかったのだ。嗚呼。
それぐらいこのパイロットフィルムが良かった(本編のどの話よりも)のだ。本当なんだったら。

投稿者 zerodama : 21:53 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月13日

つまり時は止まらない石ころ

本日、故・玄機先輩の命日。
彼女のサイト「INSTANT SHANGRI-LA」は今もそのままにあり、たとえ消えたとしても、私のブックマークからは永遠に消えないだろう。
トップページの愛猫の安らかな寝顔が、彼女のそれだと思いたい。
去年の盆、ご実家の仏壇に、お花をあげに行った。「大道寺さんが来て下さったわよ」「綺麗なお花をいただいて…」と遺影に語りかける母君に、胸が詰まった。なんだか、ご両親に辛い思いをさせるために行ってしまったような気がした。
4ヶ月違いの彼女はもはや年をとらず、来月がくれば私は彼女の歳を追い越してしまう。
瑣末な事に気を使いすぎて、彼女に残されていた時間のうちに会いに行けなかったことは、私の一生の後悔であり、後悔し続ける事しかもう残されていない。
命日にお花を持っていくことはできなかったが、近日仕事で山形に行く機会ができそうなので、お寺に行ってこようと思っている。

タイトルは、彼女に聞かせたかったムーンライダーズの新譜より「ひとは人間について語る(作詞・作曲=かしぶち哲郎)」の一節より。

投稿者 zerodama : 23:55 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月12日

顧客を敵に回してどうするんだろう

数日前のニュースになってしまうが。
<資生堂>HPに「薄毛は子孫も迷惑」 抗議殺到、おわび

 問題となったのはホームページの「薄毛レポート」というコーナー。同社によると、新しい発毛促進剤「薬用アデノゲン」の発売に向け、昨年12月に30~59歳の男性1550人にネット上で意識調査をした。制作会社がまとめ、4月21日にホームページに掲載した。
 「あなたの親族の中に薄毛はいますか?」の質問については、父親(55%)、母方の祖父(28%)、父方の祖父(23%)のグラフとともに、「薄毛はあなた一人の問題ではありません。子孫も迷惑です」とのタイトルを掲載した。
 薄毛の悩みの有無を役職別にまとめたページのタイトルは「薄毛の人は部長止まり?」。薄毛に悩んでいないのは、役員では81%なのに対し、一般社員(76%)、派遣社員(74%)との調査結果を根拠に、「部長、課長、係長に薄毛の悩みが多いのに対し……偉くなるのは薄毛ではない人のようです」と説明した。
 同社には「好きで薄毛なわけでない」「薄毛で子孫に迷惑とは、どういう意味か」などの抗議が電話やメールで寄せられたため、1週間後にページを削除。商品紹介のページで「大変不愉快な思いをさせてしまった」とおわびした。

問題の広告については、こちらのまとめサイトに詳しいのだが、あまりにアホらしくて呆れてしまう。
広告としてくだらない以前に、
「薄毛は子孫に迷惑」と言われても、発毛剤の効果で毛が生えたところで、遺伝子レベルで変わるわけでなし(そんなことが可能ならエラいことで、とても薬局やドラッグストアで扱える製品ではなくなる)。この製品を使ったところで、子々孫々の不利益は何も解消されず意味がない。顔立ちに悩んで美容整形手術を受けても、手術結果が子供に遺伝するはずもないのと一緒だ。
「ハゲは何をやっても、ロングスパンで見ればダメ」と言ってしまっているのも同じで、ならば「この製品で自分1世代だけフサフサを取り戻せたところで蟷螂の斧…」となり、購入動機に結びつかないと思うのだが。
また、「上級管理職は薄毛に悩まない」というのも、「薄毛に悩まない」=「フサフサ」とは限らない。薄くても気にしていないという人も含まれる。どう見ても統計として意味をなしていないのは、中学生でも分かるだろう。
「偉くなるくらいの人は、多少ハゲでも気にしない、気にするヒマなどないのでは」「多くの会社では、役員クラスの人はシルバー世代なので、周りを見てもご同輩が多くなっているので今更悩むほど気にしないのではないか」という考え方もできる。

育毛・発毛剤のターゲットは、もうキちゃってる人・クる前に予防しようと思う人の両方だが、前者はどっちにもアピールする結果になっていない。
まして、より切実に悩み、製品を購入する確率が高い層を馬鹿にするような広告、よくプレゼンを通ったものだと思う。

美容系の広告で、こういう「●●だと××できない、他の人より損をする」という恐怖扇動型のネガティブ広告は今に始まった事ではない。男女問わず、雑誌の後ろのほうなどにひしめいている。
しかし、「包茎だとモテない!」というのとは次元の違う内容だ。
薄毛で悩む人の遺伝子情報だけでなく、親・ご先祖・子供や孫までも否定するとは余計なお世話だ。独身者や子供のない既婚者には、「あんたの子供が不幸になるから、作らないほうがいいよ」と言っているのと同じ。
広告には洒落っ気が必要だとは思うが、明らかにネガティブキャンペーンのやり過ぎであり、発想の時点でバランス感覚が欠けていたとしか思えない。
それ以前に、遺伝的要因がもたらすものは、何も薄毛だけではない。
血友病などの遺伝病は言わずもがな、低視力・低聴力なども遺伝的なものがある。
相方が定期的に悩まされる結石も、家系によるところが大きいようだ。
見た目の問題となればもうキリがない。
私も兄も身長がかなり低いほうだが、これは明らかに父から受け継いだもので、物理的・社会的に不利なことはたくさんある。また、女性では身長が高いこと、足が大きい事で悩む人もいる。
手足が短い・体毛が濃い・デブヤセ(後天的なものもあるが、遺伝的要因も指摘されている)・色黒・顔立ち・乳や性器の大小・クセ毛・剛毛・多毛…列挙に暇がなく、そのほとんどが美容・化粧業界の広告によって日々劣等感を募らされ、商品や施法を買う方向に誘導されているわけだが。
それは何も資生堂だけではない。女性週刊誌の後ろのほうのエステ・美容食品の広告を10ページも読めば、簡単に「生まれてすみません」「何?死ねばいいの?(byヤスケン)」という気分になれる。
「みっともない」「モテない」と言われればソラその通りだが、これらに一々「子孫に迷惑」「子供生むな」みたいなことまで言われたら、(断種法などに見る)前時代的な消極的優生学の押し付けってもんだと思う。「これなら子孫も安心だ」と太鼓判を押せるのは、「容姿端麗でバランスが良い体つき、ついでに頭も運動神経もおよろしい」選ばれし者だけとなったら、日本の少子化はエラいことになってしまう。大体、もし毛髪や容貌で悩む人間が断種したら、困るのは資生堂ほか化粧・美容業界だ。
第一、外見的の細かい事までいちいち親や先祖を恨んでたら(まあ…あり難い事だとは思わないけど)日常生活やってられん。
まあ要するに、「水虫の人が裸足で家の中歩き回って、家族に水虫うつす迷惑」と同じレベルでハゲを語るのはおかしいだろ(しかもホイチョイな絵で言われると余計に腹立つ)ってことで。

という私も、小学生の頃に「おとうさんについての作文」で
「頭が年々うすくなっています」とか
「アデランスのCMを見るたびに、おかあさんと『つければいいのに』といいます」と書いた鬼娘だった。
父も今ではめっきり落武者だが、母も私も、父をカッコ悪いとは思わず、仕事を勤め上げた人間として尊敬している。少なくとも、この広告に出るような目をして父を見てはいないがなあ…
50代以降の人間に「頭髪何とかすれば」とは、思わなくなるもんよ。いやホントに。

投稿者 zerodama : 20:10 | コメント (0) | トラックバック

新機能ついたよ!

湯沢市職員が仕事中にny起動してキン●マ引っかかって住民個人情報を流出させた事件についてのまとめ的続報。

(YomiuriOnline 地方版:秋田 5/11の記事だが、一日だけ表示で差し変わっているので以下引用)

 湯沢市民1万人余の個人情報などがインターネット上に流出した問題で、市は10日、strong>情報流出に関する全調査を終えたと発表した。3月中旬に問題が発覚しても本格的な調査を怠り、4月下旬になって流出元のパソコンを発見、検査の結果、2種類のウイルスに感染し、5日にわたって情報が流出していたことがようやく確認された。

 市によると、4月下旬に湯沢雄勝合併協議会の元総務班長の机の中から発見したノートパソコンを調べた結果、2種類のウイルスに感染し、2月27日、3月8、15、16、19日に情報流出していたことがわかったという。

 市民からはこれまでに約100件の苦情が寄せられたが、被害情報はないとしている。

 鈴木市長はこの日の定例会見で、「情報が流出したことは弁解して済むものではなく、重く受け止めている」と陳謝。徹底されていなかった「情報セキュリティポリシー」については「ポリシーのパンフレットを各職員に配布し、外部から講師を呼んで講習会を開くなどして徹底していきたい」と述べた。

◆全容解明には程遠く

 全容解明とは程遠い“一件落着”ではないか。
 市は個人情報流出が明らかになった4月中旬、流出元だった元総務班長が使用していたノートパソコンについて「ほかの部署で使うため初期化しており、感染ウイルスなどは特定できない」としていたはずだ。

 同月下旬になってこのパソコンは元班長の机の中から発見され、初期化されたデータを
復元して検証した結果、ウイルス感染と情報流出が把握された。
市はパソコンの所在すらつかまないまま、“虚偽説明”をしていたことにならないか。

 元班長が無断でこのパソコンにファイル交換ソフト「ウィニー」を導入した動機について、市は「メールを分類するために使用していた」という元班長の説明を鵜呑(うの)みにしていた。

 しかし、その後の調査で、実際には、音楽や映像などを入手するため個人的に使用していたことが判明。ところが市は「ウィニーを使っていたことが問題で、それ以上は調べる必要はない」といい、入手データの内容や利用方法について解明に乗り出してもいない。(以下略)
(同様のニュースはMainichi地方版にも)

えーとえーと、どこから突っ込んでいいか困るくらいだが、何よりもwinnyの用途について

「メールの分類に利用」

という機能の存在が示唆された点だろうなあ、やっぱり。
そうかそうか、あの情報放流は、壮大なスケールのCC送信であったのか。
言いくるめられるほうも言いくるめられるほうで、ニュース見てなかったのかこの上司は。
メール分類ソフトの作者を、なんで京都府警が追ってて逮捕するのよ
まあ湯沢市役所に限らず、高齢のお偉いさんは、若手・中堅にPC関連の事を全部おっつける人がまだまだ多く、「リテラシー」という言葉さえ知らないヘッポコが珍しくないとはいえ、あまりにもチョロすぎ。

◆データの初期化とウソ八百
 そもそも3月に問題が発覚した時点で、問題の主任が使用していたパソコンは重要な「証拠品」であり「現状保存」の必要は明白なのに、「4月中旬に、別で使うから初期化」って、そもそも証拠隠滅、そうでなければあまりにも脳髄パストラルに過ぎる。
 この間の流れを補完すると、この「初期化しますた」という発表の後に、掲示板で「初期化してもデータ復旧は可能」という書き込みや指摘があったらしい。
 んで4/27に「感染したPCは行方不明になった」と発表。 (・д・;)ハ?
 当然問題になる。で、翌28日に「やっぱりありました、担当者の机の引き出しに」と発表。

 何だろうこのグダグダな流れ。まるで色々やらかした生徒から話を聞きだしていて、稚拙なウソが時間の経過とともにボロボロ剥がれてくるのと全く同じだよ…

 しかも、これだけ時間がありながら、データ消去ソフト(フリーウェアだってあるのに…)を使って完全消滅させるスキルも無かったらしい。まさか「ゴミ箱空にする」とか「fdisk」でデータが綺麗サッパリ消えうせると思ってたわけではあるまいな、システム管理者なのに。

◆実際には、音楽や映像などを入手するため個人的に使用していたことが判明。ところが市は「ウィニーを使っていたことが問題で、それ以上は調べる必要はない」といい、入手データの内容や利用方法について解明に乗り出してもいない。

うはー。
記者さん、「映像」の前に「アダルト」、「入手」の前に「違法」って付けちゃって構いませんよ、こんな連中には。
そりゃ、業務的には「業務に無関係なソフトを使用していた」ことは大いに問題だが、法的には「winnyの使用そのもの」じゃなく、「音楽や映像やソフトを違法共有・入手」していたことが触れるわけなんだけども。「調べる必要がない」と調査打ち切りか。信じられん。

◆被害情報はないとしている
 諸業者が、「私ども、nyに放流されたデータを元にお電話差し上げております」とか一々言うとでも思ってるんだろうか?
 被害の規模が具体的に見えないからこそ恐ろしいのだということを、全然理解できていないようだ。

ちなみにこの件に関する市からの報告書は
http://aios.city-yuzawa.jp/yuzawahp/kouho/ryusyutu.pdf.pdf(二重拡張子になってるのはあえて突っ込まない)
なのだが、こちらの内容についても、「放流されているものとサイズが異なるのでは」というツッコミがなされているようだ。

リテラシーと情報ガイドライン、情報保護について講師を招いて講習を行ったりするらしい。
社長~、その手の仕事取って来るチャンスですよー。

掲示板(相変わらず新湯沢市には付いてなくて、旧湯沢市サイトのもの)には、雰囲気を変えようと必死などなたかが
「 No.3798 引っ越してよかった(湯沢市から・・・) - 大曲。。
 > (^○^) アタシも4月に引越しました。元は湯沢市周辺に住んでました。
 > こちらは、人々が穏やかですね。物流の移動も激しいですね。」
「No.3797 ・・忙しいよ・・ - バブル
 > 新規一転、引っ越しました。湯沢市から横手の地域周辺に引越しました。
 > 仕事の関係もありますが・・・ こちらの地域の方が、生活しやすいです。」
という二つの書き込みを、全く同じIPでやっていたり。
ご苦労様です。色々と。

投稿者 zerodama : 13:28 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月11日

イラク邦人拘束

拘束事件が報じられた斎藤氏に関しての動きはまだ無い。
自衛隊の空挺部隊出身で、その後フランス外人部隊で活躍していたというドラマチックな経歴がインパクトありすぎで、事件の進展が見られないこともあって、朝の報道番組ではどこも「外人部隊とは?」みたいなことを延々と時間をかけて流していた。
気持ちは分からんでもないが、どう見てもピント外しすぎのような気がするぞ。事件に直接関係無さ過ぎだし…あさっての方向ではしゃいでるようにしか見えない。
数々の戦場を歴戦し、現在の会社にはアドバイザー的に招かれたという。
「リアルのジェド・豪士(「パイナップルARMY」)がいたとは…」とぶったまげた。

外人部隊でも空挺隊、実力と人望を兼ね備えた人物だったとか。
フランス外人部隊の階級は、日本の自衛隊や米軍のようにポンポン上がるものではなく、その中にあってこの年齢で准尉というのはかなり凄い事らしい。
外人部隊の日本人、というといかにもフィクショナルな印象を受けるが、実際には隊員もいるし、入隊試験を受けた人の体験談などもあるようだ。

(「天漢日常」より)イラクで日本人拘束 (その3) フランス外人部隊に志願した日本人たちの話

日本語の入隊試験用紙まで準備されているのだとか。

斎藤さんの知人や友人がインタビューに答えていたのだが、一人は「外人部隊に身を投じたのはあるマンガの影響もある」と語っていた。
その漫画というのが、「裂けた旅券」。
御厨さと美かぁ…10も年上の方に言うことじゃないが…渋いですな。

とかなんとか、そういうことに興味はあるけれど、この事件は、

「現地で警備会社に雇用されていた邦人が武装組織に拉致られた」

というシンプルな構図でのみとらえるべきで、過去がどーのこーのを前面に押し出すのは何か違うんじゃないかと。

弟さんの会見の模様が放映されていた。
「国・外務省、それに国民の皆様にご迷惑とご心配をおかけして申し訳ない」と頭を下げていた。
昨年のイラク3バカの件以来、「家族はとにかく頭を低くして」がデフォルトになっているようだが、今回の件、物見遊山や一旗上げたくて素人がホンダラホダラダと行ったわけじゃなし、プロとして実力を買われて雇用関係の上でイラクに赴いて巻き込まれた事件である。ましてどこかの方々のように、政治的な要求を自分たちが口にしているわけじゃなし(政治的要求をすっ飛ばすような凶悪な組織らしいのが逆に心配だが)、「心配」はしているけども、一般国民は(費用以外の)「迷惑」は別にかけられていないと思うぞ。国や外務省が現状把握や安全確保に尽力するのは「義務」だしね。なんというかこう、「お手をあげてください」って気分になった。

弟さんのコメントは以下のようだったという。

 「(兄は)44歳で立派な大人。報道で知る限り、かなり前から特殊な任務に就いていたようだ。それが事実なら、今まで拘束された誰よりも危険性を知って、イラクの地に赴いて危険な仕事をやっていたと思う」。政府に望むことを聞かれた博信さんはこう答え、続けた。「イラク政策を変えることなく、揺らぐこともなく、兄の件とは別に主体的に(自衛隊が)イラクにいるべきかどうかを考えてほしい。いるべきだと思うなら、日本政府を支持します」と淡々と語った。
MSN-Mainichi INTERACTIVE

マスコミは恐らく、大いに取り乱したり、去年の今ごろのアノ人たちのように鼻息荒くしてくれるような展開を期待していたのだと思う。そういう下世話なツッコミや期待を完全に牽制するこのコメントは、内心の動揺はどうあれ(拘束時に既に重症と聞けば心配もひとしおだろう)切ないほど賢明だ。自衛隊の件についても、全肯定も全否定もせず、距離のとり方が絶妙だと思う。

ところで、去年の連中のうち今井某が関わっていたという団体のサイトにて、こんな文章が。
http://www.creative.co.jp/top/main2697.html

それにしても奇妙なのは、
今回はどこからも「自己責任」という言葉が聞こえてこないことだ。

先生!だから事情が全然違いますし、誰も他者に責任転嫁してないっすよ!今回は。

人間は「社会の空気」を察知して「学習する動物」であるらしく、
記者会見での斎藤さんの弟さんの言葉が、ひどく痛々しかった。

先生!誰のせいで何を学習したかわかってますか?

やっぱりなあ。相変わらず凄い、というかむしろハッピーの部類だな。彼らは。

投稿者 zerodama : 14:50 | コメント (0) | トラックバック

みちのく方言色々

通じなかった東北弁 Part5 (まちBBS東北板より)

何しろ東北6県総合の東北弁スレッドだから、30年モノの東北人である私ですら、1/4くらいはなんだか分からないのだが。
東北人たるもの、基本的に「通じる東北弁が稀」ということは重々承知しているのだが、あまりにも身についてしまい、普通に使うが故に「これは標準語だろう」と思い込んでしまう言葉がままある。そして別の県の学校なり職場なりでつい使ってしまって笑われたり、怪訝な顔をされたりするのだ。がんばって標準語を使っている中に出てしまうのでまた可笑しさ倍増。

・私が別の県で使って笑われた言葉・
★かます(かきまぜる)★
部室でコーヒー飲んでいて
「何かかますものありませんか?」

★なげる(捨てる)★
飲み終わったジュースの空き缶を
「なげていいよー」と言ったら、本当に投げ返された。

★こわい(疲れた、だるい)★
小学生の時、奈良の叔父の家に遊びに行き、お寺を歩き回って疲れ、玄関口で「あ~~、こわかった~」と連発。従姉妹がそれを聞き、「この子はお寺でどんな心霊体験をしてきたのか」と逆にビビる。

中には、他の言葉をもって変えがたいものもある。私にとっては
★がおる★
がそれだ。
「極度の疲労、バテる、体力を消耗する」という意味。
特に、炎天下で熱中症気味に体力を消耗した時、ハードワークでボロボロな時などにピッタリくる。
他の言葉では、この「ヴァー」感を表現しきれない。

スレッドで笑ったのは、

シャディの店が開店した時は、暫くの間「弟の店」と勘違いされていた。(^^;)

山形での発音は「しゃで」になる。
おそらく「舎弟」から来たもので、「弟」「年少の兄弟」の意。

ちょっとしたトリビアだと思ったのは、福島周辺で女陰を現す「べっちょ」(山形だと、濁点じゃなく半濁点になる)という言葉が

「宗門改め人別帳」で、女性は男性と別の帳面に書かれたので「別帳」

という説。以外に由緒正しいマジメな出所だったのだな。
兄の大学が郡山だったのだが、所属していた運動部では、その言葉の何たるかを知らない他県出身の1年生を、近くのスーパーとかデパートに行かせて、お店のお姉さんに「べっちょの缶詰ください!」と問い合わせて買ってこさせるという、訳のわからん儀式があったという。
毎年の事なので、お姉さんも慣れた手つきで赤貝の缶詰を出してくれるだのそうな。

これは全国あちこちにあるかもしれないが、ソレを「まんじゅう」と呼ぶ年長の人も多い。
伯父さんがそうだったので、最初に「スベスベマンジュウガニ」という名前を聞いた時には思わず赤面してしまった。

これは以前日記にも書いたのだが、山形県置賜地方(米沢市、南陽市など)の方言の破壊力も相当なものだった。
中でも、「はめる(仲間に入れる)」「はまる(仲間に加わる)」
女子高生が大声で「そっち(のグループに)にはめてー」「私もはめてけろ~」「●●ちゃんもはめてやってー」と口にする日常は、関西の人が見たらあまりにもワンダーだろう。

また、冬になると同時に、「身を切るような寒さに凍える」=「かんじる」という言葉も加わり二挺拳銃状態に。(分かりやすくするために、全体的に標準語ナイズしてます)
「昨日の夜、すごくかんじなかった?」
「かんじたかんじた~」
「毎日かんじるよね~」
「そっち(ヒーター周辺に集まっている生徒たち)にはめてもらおう」
「んだねー、はめてはめてー」
「いいよー、あと3人くらいはめれるよー」

こんなのが冬の日常だった。

投稿者 zerodama : 10:42 | コメント (2) | トラックバック

2005年05月10日

車検完了

◆予約していた車検日。酒田に来てからの車検もはや3回目。3回ともコバックに依頼。
ここは、入庫時に点検&修理・交換箇所を説明してもらえるのが気に入っている。
10時にお店に行って入庫。
店の手違いで、代車がMTで手配されていて、ATの空きが無いとのこと。
確かに私の免許はAT限定ではない(というか、取得当時にそんなありがたい限定はなかった)のだが、もう10年以上もMTを転がした事はなく、先に言ってもらって心の準備をしていたならまだしも、公道を走る自信がない。
担当の方は誠意を持って対処してくれて、「家まで送り、車も持っていきます」とのこと。
あいにく今日は歯医者の日だったので、歯医者まで送ってもらうことで手を打つ。もう少しごねれば安くなったかもしれないが、こういう時に押しが弱くていかんな私は。

去年の秋辺りから排気音が大きく、エンジンオイルの交換時期だったり、他にも調子が悪くて色々気になっている所があったので、今回は10万近くかかっても仕方ないと腹をくくっていた。だが、センターマフラー破損部を溶接処理してもらったためもあってか、あちこち交換してもらって、「下回り洗浄&塗装」を付けて、自賠責+リサイクル料込みで90000円行かずにすんだのはラッキーだった。春の講習報酬をキープしておいた分で充分ペイできた。
それにしてもリサイクル料って高い…(9080円)
夕方、家に持ってきてもらって、食事後に試運転してみた。
まるで別の車のように静かだった。今までムチャさせててすみません…
ちょっと反省して、これまでサボっていた6ヶ月・12ヶ月・18ヶ月無料点検にもマジメに行こうと思う。
車検で初めて、バックランプが切れていたことを指摘された。あ、危なかった…
次の車検では、おそらくタイミングベルトの交換が必要になるだろうから、また資金をプールしておかねば。

◆歯医者のほうも、今回で金属をかぶせて調整して終了。結局親知らずが悪さをしていたわけではないようだ。そっちは軽く削って詰めただけですんだ。ただ、着実に成長してはいる(何しろ結婚後に生えた親知らずなので、いまだ成長期)ので、いつかは抜かなければならないかもしれない。
いずれにせよ、「今日で終わりですよー」と言われるのは嬉しいものだ。
車が無いので、帰り義父に迎えにきてもらう。
車の復調と合わせて、珍しくスッキリした気分。

投稿者 zerodama : 23:13 | コメント (0) | トラックバック

これいいかも…

ポータブルCDプレーヤー カラオケマン

CDのボーカルトラックをカットして、手持ちのCDでカラオケができるプレーヤーだそうな。
結婚式の余興などで、「歌いたい曲が式場のカラオケに入っていない」時とかに重宝しそう。
あとオフとかに使えそう。キーコントロールもできるらしい。
今だと10000円切ってるのか…うーん、ちょっと欲しいかもしれない…

投稿者 zerodama : 12:03 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月09日

「友達が勝手に…」って定番だったが本当だったのだろうか?

今日もっとも目を引いたエロスパム。

Subject: 第6回ミス美少女オーデション選考衣装について


          ( ´_ゝ`) 

ミス…………
というか、まあ、あまりないよね「ミセス美少女」って(一部の美麗おさな妻除くのほか)。

ご応募ありがとうございました
早速ですが、選考衣装について説明致します。
詳しい事は、下記URLより確認下さい。
URL (略)

1)水着審査は、必ずビキニでお願い致します。
身体のラインが判りにくいワンピースは不可といたします。
ヌーブラなどのパットを着用して胸のボリュームを偽って
審査を受ける人がいますが、審査点はプラスにはなりません。
ありのままのバストボリュームで審査致します。
必ず、ブラパットははずして審査を受けて下さい。

2)帽子はヘアーチェックする関係上今回は不可といたします。

3)ヒールは8cm以内の高さの物に制限いたします。

4)普段着審査は、ブランドロゴの大きく書かれた物は
不可といたします。必ず事前チェックして下さい。
極端なミニスカートや胸元が大きく開いたセクシーな服装
は、大歓迎です。ぜひ審査員を悩殺して下さい。

今回の審査には、大物男性俳優やハリウッドスターも審査員の
一員として参加されます。
あなたのとびっきりの笑顔とセクシーさをアピールして下さい。
詳しい事は、下記URLより確認下さい。(URL略)

さらにその10行以上下に

[GW特集]エロアニメ専門で好評公開中の老舗サイト
「アニメ○○○」さんの紹介です。
URL (略…ってか、上記の部分に書いてあったURLと全く同じ。ちょっとは工夫すれ。

★主催者コメント:
常に最新の同人あにめ、業者あにめを紹介しています。
汁物、巨乳物、鬼畜物の特集を特別コーナーで見れます。
★とびっこコメント:
最近のあにめってどう考えてもリアルよりエロイ!!
巨乳なんて片方17インチブラウン管ぐらいの大きさ有るんだよ。
汁物なんて乳首から愛液が出るしあそこから母乳が出るんだってw
あにめ独特の世界観は見るだけで倒置世界の入り口に入れるね。
URL:(略)

「倒置世界」とは一体?
最近のエロアニメは、「五体倒置プレイ」とかやるところまで行き着いているんだろうか?
謎は深まるばかりだ。

投稿者 zerodama : 23:16 | コメント (0) | トラックバック

アキラの秘密

今日は相方が高校総体の代休で休み。特に出かけもせずにゆっくり起き、ラグナなどしながら一日マターリ過ごした。
ブランチに、そばを茹でて食べていたのだが、いきなりTVで始まる新番組「徳光&コロッケ 名曲の時間です」。過去の(「演歌の花道」などの)名曲の収録映像を流しつつ、当時を振り返るというTV東京の番組。キー曲では夜に放映しているのだが、地方では容赦なく午前中に放送。
午前のマッタリした時間、ざるそばの爽やかな喉ごしの後ろに流れる「時には娼婦のように」。
何だろうか、この亜空間、このひずみ。

過去の映像だけでなく、ビッグスターも現れる。
ビッグもビッグ、小林旭が登場。
その若さの秘訣を聞かれるままに語り出すアキラ。

「肉を一日500g食べる」というアキラ。
「ハーレー(1400cc)を乗り回すのが何よりのリフレッシュ」と語るアキラ。

いくつになっても、アキラは濃厚にアキラ。
そんなアキラが生ギター一本をバックに歌う「北帰行」。

ぐったりするほど腹いっぱいになったのは、多分蕎麦の量のせいだけではないと思うんだ。
そうだよねスティンガー君。

投稿者 zerodama : 20:57 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月08日

投石中国人と変わらん人たち

先日、エントリーでも少し触れたのだが、駅や車内で業務中のJR職員への嫌がらせが多いらしい。

運転士や車掌などへのいやがらせ、事故後70件

 西日本旅客鉄道労働組合(JR西労組)などによると、4月27日夜、JR東海道線の大阪駅に着いた新快速電車の運転席後方のガラスに「命」と書かれた紙が上下逆さまに張られているのが見つかった。同様の張り紙はこれまで計6回あった。

 今月6日には、大阪駅ホームで電車を見送っていた女性運転士が、男性に足をけられ、ホームから転落しそうになったという。

 このほか、▽東海道線・野洲駅で、男性駅員が「尼崎の事故でたくさん死んでいるのにJRは何をしてるんや」と言われ、顔を殴られた▽福知山線・宝塚駅で、若い車掌が乗務員室から引きずり出された▽大阪駅で、運転士がコーラの缶を投げつけられた――などが相次いでいる。

本人は「悪のJRに正義の鉄槌」というつもりなのだろうか。本当に情けない話だ。
こういう客を日夜相手にするのでは、「ダイヤ・時刻死守」が必要になってくるのも分かるような気がする。
殴られたり、蹴飛ばされたりという行為は、「嫌がらせ」の範疇ですむ事ではなく、れっきとした「暴行・傷害罪」だ。
「事故を起こしたJR西日本には、何をやってもいい」という意識の元で暴力や嫌がらせに及ぶのであれば、反日デモで破壊活動を行う中国人と何も変わっていない。JRに抗議したいのであれば、当初やメールで行えばいいし、代替できる他社路線があればそっちを使えば(企業にとって客が減る以上のダメージはない)いい話だろうに…
置き石とかする連中と並び、「結局は自分がスッキリしたいだけのバカ」が、これ以上増えませんように…

投稿者 zerodama : 21:03 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月07日

NHKこどもニュース

NHKこどもニュース」のお母さんや子供がしょっちゅう変わるのは毎年のお約束だが、今年はお父さんまでも変わった。
のみならず、ずっと案内役の声(実質ナレーション)を勤めていた肝付兼太さんも、キャラクターごと古川登志夫さんにバトンタッチしていた。

スネ夫の声も交代し、今春からはTVレギュラーアニメで声が聞こえる事がめっきり少なくなったわけで、ちょっと寂しい。
まさか声優引退というわけではないだろうけども、主管なさってる劇団21世紀FOXの活動に専念なさるのかな?

投稿者 zerodama : 13:25 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月06日

これって変物件でしょうか

山形県内でTVCMを盛んに流している「パチスロ ゲバラ」。
地元にいると、時々「これって変な物件なのか、大した事ないネタなのか」判断がつかないことが多多あるのだが、これもその一つ。

「ゲバラマンデー」とか聞こえる度に、ちょっと疼くものがないでもないのだけども…微妙…

投稿者 zerodama : 22:53 | コメント (2) | トラックバック

2005年05月05日

尾花沢にドライブ

連休唯一の相方フリー日。
大会でお疲れのところ、遠出も酷なので、尾花沢方面へドライブ。
途中、戸沢村の「ロ・スティーバレ」でランチでもと思ったが、家を早く出すぎたため、到着が11:00前。開店まで間がありすぎるので、このまま尾花沢へ直行し、現地でごはんすることに変更。

小さいころに両親に連れて行ってもらったことのある徳良湖へ。
GWの名物は、メザシ状(他に表現はないのか自分)にディスプレイされた大量の鯉のぼり。
天気が良く、この辺は桜も遅いので、花見も楽しめた。
(写真などはこちらをドゾ)

昼食は、湖畔の「ステーキハウス徳良湖」にて。
いつもは1000円台でステーキランチがあるらしいのだが、どこもそうであるように、連休中はランチなし。で、かなり割高になってしまったが、地元産の牛肉を食す。まあたまにはいいか。思えば外でステーキを食べるのは実に久々だ。
私は150gロースのセット、相方はリブロースのステーキにビーフカレー。
値段的に安いリブロースステーキのほうが美味かったような;
外でステーキを食べる度に思うのだが、ステーキを乗せる食器というのは何がベストなのだろう。
鉄板は保温には最適だが、せっかくレアを頼んだのに食ってるうちにミディアム→ウェルダンになっていくのが悲しい。陶板も、鉄板ほどではないがやはり加熱が進んでしまう。やはり、「温めた皿」がいいのかな。

昼食を終えて、相方が今まで行った事がないというので、近くの銀山温泉まで足を伸ばす。
名前のとおり、大正時代には銀鉱山があったという場所。ゆえにロケーションは「山合い」そのもの。対象レトロ感溢れる佇まいが人気のスポットだ。
川を挟んだ温泉街の通りも細く、車は入れないので、宿泊客は手前にある宿の駐車場に入れて歩いてゆく。共通の無料駐車場もあるが、行楽シーズンには入りきらない。ので、今日のような場合はみんな係の指示で路駐し、無料のシャトルバスで温泉入り口まで行き、散策を楽しむようになっていた。最初は驚いたが、これはこれで身軽でいいかもしれない。

そぞろ歩きながら写真を撮ったり、お土産屋を冷やかしたり。
結婚前に両親と来たときにはなかった足湯などもできていて、雰囲気を保ったままいい感じにリニューアルされていた。
露店で「熊肉串焼き」をかじったり(臭みは全然なし。味付けが濃い)、山菜を買ったり。家にはゆべしまんじゅうをお土産にする。

本当は一泊したかったな~。
ちょっとシーズン外した頃に、ゆっくり泊まりたいものだ。

帰りは道端の、地元のおっかさんがやってる山菜直売所で山菜と手作り唐辛子味噌を衝動買い。
ぷちドライブだったがそれなりに行楽っぽい一日で満足。
夜、撮影してきた写真をHDに移して少し整理した。
液晶画面で見て丁度いいところで露出を調整すると、開けてみるとオーバー気味の画像である事に気付く。狛犬の写真も少しとび気味だった。これからは「ちょいアンダー?」くらいのところで調整すれば丁度よさげ。
こうして少しずつクセを覚えていかないと。

*購入物(みずほ八文字屋)*
・「PALM 27『午前の光 1』」 獣木野生
・「新ワイルド7(文庫版)5・6」 望月三起也
・「失踪日記」 吾妻ひでお
・「誰も寝てはならぬ 3」 サラ・イネス
・「卓球社長」 島本和彦
・「かいしゃいんのメロディー 残業編」 大橋ツヨシ
・「プー一族 3」 大橋ツヨシ
・「先生がいっぱい 3」 安田弘之

投稿者 zerodama : 22:06 | コメント (0) | トラックバック

「半分」の意味

一部報道で誤解される新系列電車(「Norimono Land」より)

「価格半分」「寿命半分」がセンセーショナルに報道されているが、その真の意味についての正確な解説。
インパクトある言葉だけを鵜呑みにしてはいかんなあと改めて思う。

何かネタを見つけたら、とにかくJR西を叩かんかなという雰囲気がプンプンし過ぎてるが、一つ一つの事象を区切って見ていかなければならないのではないだろうか。
こういうことは、専門知識があるひとでなければ分からず、「安かろう悪かろうの車体」という言われ方をすれば、門外漢は「そりゃひどい…」とならざるを得ないので、こうした紹介記事はとても貴重だと思う。
逆に言えば、鉄道の専門家を呼んでもこういう話について話させないあたりに、露骨な方向操作も感じるわけで。

大きな事故や不手際は仕方ないが、オーバーランとか数分遅延が(特にネットニュースで)逐一流れているのを見ると、「あんまり細かくチェックしすぎても…」と感じてしまうのだが。安全運行に緊張感は不可欠だが、プレッシャーの与えすぎも良くないかと。まあ、これもまた田舎者の発想かもしれないが。

投稿者 zerodama : 20:19 | コメント (2) | トラックバック

2005年05月02日

解釈の違いが明らかに

◆「CUEジャンボリー2004」DVD、副音声見る。本編のほうは、とにかく客の「役者萌え」が凄くてヒく場面が数々あったのだが、副音声はいつものCUEの皆さんのノリで、裏話なども絡んで面白い。多忙な鈴井さんも参加しているのは意外かつ嬉しいところ。副音声を聞いてようやく「モトが取れた」気分になった。

それにしても小橋亜紀は歌が上手い。さすが元バスガイド。
ドラバラの企画の中で歌われた「飲むしょ朝まで(演歌歌手の役なので、当然ど演歌)」がまた絶品。
小橋が、しょっちゅうCUE御用達のスタイリスト"おやびん"小松氏・メイクの諸橋氏と一緒に「独身女3人で連れ立って飲んでばかりいる」というエピソードは過去に何度も語られているので、そこがこの曲の着想点になっているのは明らか。
歌詞にも

ああ しそ焼酎
同じの あと二つ

というフレーズがあり、歌詞の中でも「3人での酒飲み」が強調されている。
リーダー森崎氏は、このフレーズを聞く度に、

「小松か諸橋が死んでしまい、その葬式に駆けつけた小橋が涙をこらえて『同じのあと二つ~♪』を歌う場面をなぜか想像してしまって、泣けてしまう」

という、非常に先走ってねじれた妄想をしてしまうことを告白している。
しかしそれに対して小橋はサラっと

これは、飲み放題に行ってて「あと5分でラストオーダーですが」と言われて、慌てて(今のうちに頼めるだけ頼んでおこうと)「あ、じゃー同じのあと二つ持ってきて」って場面っしょ?

と言い放って、「じゃあこのテーブルには同じしそ焼酎が9つあるのかよ!」と作詞の大泉大先生に抱腹させる始末。さすがだ。

◆NHKは、脱線事故を定時ニュースのトップに持ってくるも、内容はほとんど「遺族の悲嘆の様子」に終始している。特に進展がないからなのだろうが、相変わらず違和感。
遺族の中には「怒りや憤りを社会に訴えたい」方も多いだろうから、そういう方がカメラを利用するのはかまわないと思う。逐一遺族を追跡(事故があると被害者の友人・知人を嗅ぎまわって写真やエピソードを収集するらしいが)するのではなく、献花台近くに「しゃべり場ブース」でも設けて最低限のスタッフを常設してれば事足りる話だと思うが。

ATS・ATCに詳しいサイト「鉄道解析ごっこ」。
今回の脱線事故に関する記事はないが、過去の事故をATS・ATC関連の面から分析している。
特に「鉄道事故史とATS・ATC概説」は労作だと思う。

投稿者 zerodama : 23:23 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月30日

白馬の貴公子

このCM、よくTVで流れているのだが、何回見てもついつい見入ってしまう。やはりマツケンはサンバもいいけど上様に限るねえ。

合成は一切無く、実際に住宅地に白馬を入れて駆け抜けて撮影したそうだ。
最近は、乗馬できる俳優さんというのも少なくなったんだろうなあ。

また、この男性の奥さんを白馬に乗せ、病院へ送り届けるバージョンもあり、女性への啓発にも力を入れています。

そっちのバージョンはまだ見てないなー。すごく見たいぞ。
ところでこのお父さん、冷静に考えるとおそらく保険証を持ってない状態で病院に拉致られたわけで。お会計が怖い…

このサイトは、ノバルティスファーマ株式会社が運営する、爪白癬啓発目的のものなのだが、「爪NET」って名前もなかなか直球でイカスと思う次第。

投稿者 zerodama : 02:15 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月29日

問われるトップハムハット卿の労務管理

尼崎脱線事故:鉄道関連の番組を相次いで延期 テレビ各局
(MSN Mainichi INTERACTIVE)

JR福知山線脱線事故を受けて、テレビ各局は25日、放送予定だった鉄道関連の番組を相次いで延期した。

 NHKは、総合テレビで同夜放送予定だった「きよしとこの夜」を来月2日に延期した。列車の歌を取り上げるコーナーがあるため。また、「列島縦断鉄道乗りつくしの旅」(BSハイビジョンとBS2で26日から30日放送予定)の延期を決めた。NHK広報局は「事故の被害者、家族に配慮した」としている。

 また、BSフジは25日から29日に放送予定だった「きかんしゃトーマス」の4話分に、列車の脱線シーンがあることなどから差し替えを決めた。

25日の事だから、配慮するのはまあ分かるとして、トーマスまでもか…
トーマス(とその仲間たち)、遅延オーバーラン脱線過剰スピード日常茶飯事だから、半分以上欠番になっちゃいそうな勢いだと思うのだが。

「事故の被害者、家族に配慮」するというならむしろ、怪我人や遺族へのインタビューとか追尾とかにも配慮すればいいのに…とも思う。
鉄道事故で身内が死んだ人に向かって「どのようなお気持ちですか」ってなあ。聞かなきゃ、言わせなきゃ分からんものでもあるまいに。

投稿者 zerodama : 12:15 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月28日

ミニ公私混同

◆ここ数日、納期の迫ったテキスト作成作業。前任スタッフから引き継いだ原稿はあるのだが、補足したり、カリキュラムを部分的に再編成したり、けっこうやることがある。アプリケーションの作業画面をキャプチャして切り張りしながら一日中。

◆Excel・Wordを使用した差込印刷がメインの内容なのだが、「次の名前と住所・勤務先を入力してみましょう」というところで、ついついサンプルに「先物取引の春川さん(ギャル川の原型キャラ。さすがに「ギャル川」とは書けん)」を使ってしまった。まあ年齢層高めの講習だから気付く人は誰もおるまい。
こんな風に、学校時代から「テストやテキストのサンプル固有名詞で遊ぶ」というのはしょっちゅうやっているので、別口のテキスト(ACCESS)では「顧客リストの名前がみんなシャンゼリオン関係」「宛名リストがホワイトストーンズのみなさん」という有様になっちゃってたりもするのだった。いつか誰か突っ込んでくれないものか。

◆相変わらず、積極的に何をするでもなく毎日除いてしまうmixi。
今日は新たに次のコミュニティに参加してみた。
・安田顕
・上野顕太郎
・杉浦茂
・狛犬
しかし、なんでもあるなあ~。コミュニティ。

◆mixiと言えば、「はぁとふる売国奴建設(田中圭一)大先生」なわけだが、日記のタイトル「東海道中ヒザゲルゲ」には大いにクるものがあった。大先生の手にかかっては、いつもこんな風に容易くツボに入られてしまう。
「ヒザゲルゲ」などというゲルゲはいないのだが、この言葉で検索すると10件HITする。うち半数以上が「東海道中」を枕につけていた。やっぱり考える人はいるんだな…

投稿者 zerodama : 23:36 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月27日

新カメラを使ってみる

歯医者の帰り、相方の新しく買ったカメラ(オリンパスC770)を借りて、桜やら狛犬やら撮り歩く。
私の使っていたのは、同じオリンパスの数年前の入門モデル・C2Zoomだが、新しく・また中位モデルの製品だけあって格段に使いやすい。
C2では、露出調整はいちいちメニュー画面を開いて調整しなければならなかったのだが、こちらは手元のボタンで増減できるのが大きい。正対している阿吽の狛犬を正面から撮ろうとすると、必ずどちらかが明るく・どちらかが逆光だったり暗かったりするから、すぐに調整できるのは助かる(何しろ動かす事のできない被写体だから)。
また、シャッターを押してからデータを収録するまでの時間(次の一枚にうつるまでの時間)も格段に短い。
レンズが常に突出しているので、キャップの着脱がちと面倒な感じだが、このレンズのおかげで光学10倍を得られているわけだし、シャッター式の、レンズが出たり入ったりする待ち時間がないわけで、慣れてしまえばなんてことはないだろう。

これから、相方が使わない時はもっぱらこれを借りて歩く事になるかも。

今日は5つほど狛犬撮影。
神社に行く先々で地元の人に会う。会ったら一応「こんにちわー」と挨拶するようにしているが、あからさまにアヤシイ人を見る目つきをされたり、また「本職のカメラの人?」と質問されたり;
とある神社では「明日からお祭りなんですよ~」と言われる。
あー、だから地元の人が準備とか掃除とか修理とかしているわけだ。納得。
本当は立ち寄りたいところがもっとあったのだが、やはり地元のお母さんたちが集まって熱心に何かしていたようなので延期。
見られていると落ち着かなくて、撮り逃しやら要らん手ブレやらしてしまうし、何よりジャマだろうし。いろいろ話を伺うという選択肢もあるが、お忙しそうなので。大抵お祭りはGWのはじめ(4/29前後)に集中しているので、今月中はおとなしくしておこう…
国道などから外れた古い集落では、神社関係以外にも看板・建造物など時代物で興味をそそられるものがあるのだが、道が狭かったりしてままならなかったのが残念。

投稿者 zerodama : 23:15 | コメント (0) | トラックバック

三行半実装

昨日、ラグナロクオンラインにて大型パッチ来る。「龍之城」と「ジャワイ」の新マップが実装。他にもいろいろ新要素が来たのだが、地味に要望のあったものの一つが「離婚システム実装」だ。
ROには昨年「結婚システム」が実装され、私と相方も「リアルでもゲームでも夫婦」という別に面白くもなんともない結婚をしてしまったのだが、それはまあいいとして。
問題は、「離婚」のシステムがなかった事だ。
結婚はしたがその後事実上別れ、お互い別の相手と結婚したいと思っても、「二夫にまみえず」状態が強制されていて、困った人もけっこういたようだ。相手がキャラを消したり、サーバーを引っ越したりというようなこともあったし。
細かい事情はここでは書かないが、おかぴーさんもその実装を待ちわびた一人だった。現在傍目から見ても網膜に悪影響を及ぼしそうなぐらいラブラブな恋人(ゲーム内を付けろよタコ助野郎⇒自分へ)がいるのだが、このシステムのせいでメインキャラ同士ではいまだ夫婦になれずにいた(サブキャラは結婚済み)。
離婚するならするで、またえらく銭がかかる(一人2M以上…結婚資金の実に2倍だ)のだが、ガマンできずに今日結婚式をする、と突然お声がかかって、お祝いも用意できないまま大聖堂に駆けつけたのだった。
お幸せに。
okapi2.jpg
ちなみにSSの中の「弁天ゆり」というプリーストが私で、「花井拳骨」というモンクが相方のキャラ。一応結婚済みの組み合わせ…なのだが、冷静に考えると名前としてはとんでもない組み合わせだと今更思う。

で、新婚旅行が結婚式のあとには付き物なのだが。
今回実装された「ジャワイ(この名前もどうかと思わんでもないが)」は、既婚者しか行けない新婚旅行地。港町イズルードからついつい移動したら、何も告知されぬまま100000zenyをふんだくられる…orz…
さらに、50000zenyでアイテムを買えば、結婚式以外には着れないウェディングドレス姿でリゾート地を歩く事ができる。毒を食らわば皿まで、折角大枚はたいて来たのだからと、相方から銭を借りてドレス姿に。
jawai1.jpg
ハートの形の島で、おかぴーさん夫妻と写真をとったり、ホテルのスイートルームのベッドで時間を過ごしたりした。
がんばれってことか
それにしてもナゼにホテルのスイートルームの中(ベッドの側)に「黒いキノコ」が生えているのだろう…新婦同士でH綱引きでもしろ、というのだろうか。しかし一本では…

投稿者 zerodama : 21:43 | コメント (0) | トラックバック

594円

トレンドマイクロのCEOが、今回の大規模不具合について、自分の役員報酬を月594円にすると謝罪

エバ・チェン社長兼最高経営責任者(CEO)は記者会見で「今回の問題を肝に銘じるため、最後の1台が正常に戻るまで自分の役員報酬を月額594円にする」と謝罪した。「594」は障害を引き起こしたファイルの番号。

「損害に対する賠償については『考えていない』」
そうなので、結局安く付くんだろうけども、パフォーマンスとしては「●割削減」とか、もしかしたら「全額返上」よりもインパクトあるのは確か。ここまでのパフォーマンスは、日本人にはちょっとできそうにないなと思った。

ところでこの不具合、外国版のウィルスバスター(製品名は違うようだが)でも起こったわけだが、他国のCEOも役員報酬を「594」にしたんだろうか、という素朴な疑問。アメリカなら594ドル・韓国なら594ウォンなのだろうか。国によってかなり額面が違ってくる。まあ心意気の問題なんだろうけども。

投稿者 zerodama : 03:02 | コメント (0) | トラックバック

JR福知山線脱線事故2

2:30現在の死者は80人に達したと報道あり。
未だ救出されていない方は10人ほど、高見運転士もその中にいると見られ、生命反応探査機には反応が見られないことから、ほぼ絶望視されている。

管理モニターの解析では、「スピードは100km/h」と推察されており、未だ決定的な原因究明には至っていないようだ。責任の所在を明らかにしたところで失われた人命が戻ってくるわけではないし、虚偽報告を始めとする不手際が運転士にあったのは明らかだろうが、最重要の情報源を失ってしまう事で見極めが難しくなるのは辛いところだ。

JR西日本の日頃の労務管理・ダイヤの乱れへの懲罰が過酷で、多大なプレッシャーがムリな運転に繋がったのではないか、という側面もクローズアップされつつある。
くしくも同じ兵庫県・尼崎運転区の乗務員の方が、「非人道的な安全教育」のもとに自殺に追い込まれた事件なども、私はこの件で初めて知った。(リンク元はJR東労組のサイトより)
また、事故の二週間ほど前に、一秒単位で遅延調査を行っていたことも報じられた。

鉄道といえばJRしかないカッペの身には、私鉄との激しい競争を勝ち抜かなければならないシビアさが想像できないだけかもしれない。事故や天候の影響で大きくダイヤが乱れても、ブーブー言うもののそれに乗るしか選択肢が無い(特に夜になってしまうとバスもとっとと終わっているし)わけだから。
この事故、まだ原因調査中の段階で「運転士が悪い」「JRの体質が悪い」と言い切ることができないが、JR西日本の体質を古くから知る人の中には、「死人に口なし」で運転手に全て責任転嫁するオチを狙っているのではと危惧する人も多いようだ。

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2005年04月26日

JR福知山線脱線事故

15時現在、死者数が73人と発表された。マンション部分に突っ込んでしまった1両目の救出作業、進めば進むほど数が増えていくことを考えると、被害の大きさに戦慄し、亡くなられた方のご冥福、怪我をされた方・マンション住人の方々の(肉体的・精神的)ご快復を祈ると共に、救助や救命医療に従事されている方に感謝せずにはいられない。
と言いながらも、関西方面の親戚の無事を確認するくらいの事しかできぬのだけれども…

昨日の「天漢日常」(毎度毎度無断引用ですが)では、関連記事と共に、2chに書き込まれた注目レスがまとめられている。現場近くに居合わせた方、実際に乗っていて無事脱出できた方、またご家族・友人が事故に巻き込まれて収容病院を探す方、残念ながら死亡の告知を受けた方…痛ましい書き込みがリアルタイムで行われていた。
特に、モバイルの伝える力はやはり大きい。現状を発信するだけでなく、多くの災害で救助や存命確認のツールとしても威力を発揮している。もちろん、虚偽の書き込みやデマ、ネットを通じて伝わるタイムラグによる情報のズレ(例えば、中越地震での不足物資情報がチェーンメール化して数日間広まったため、足りている物資が殺到したりというような事もあったようだ)などが生まれる危険もあるが、「報道しきれない(または、あえて「されない」)事実」がそのまま伝達されるという機能は貴重なものだ。
同サイトでは、中越地震の際にも、マスコミの「何しに来てるんだか分からない態度(報道ヘリの騒音・怪我人や遺族への心無いインタビュー・緊急車両、救命のジャマになるような撮影・取材の仕方・店での物資買占めなど)」について何度かまとめられていたが、今回もやはり取り上げられていた。私もTVなどで見ていて、明らかに動転している人・血を流している人に無神経なカメラを向けているのがひどく気になった。
マスコミ側の態度・対応から生じる被害者や地元住民の迷惑・不快感については、勿論当人たちから伝えられる筈もない。こうした「生の声」が伝わるようになったのも、ネットの普及以来だと思う。「臨場感」「数字」の前には、結局その声は黙殺されて、何年経っても配慮の無い取材が続けられている。視聴者側も「生々しい映像よりも良識ある対応」を発信側に求める意識改革が必要になってきたのではないだろうか。結局は「それがウケる」「視聴者はそれを求めている」という事実があるうちは何も変わらないだろう。

事故の原因は、「運転手の過失・もしくはそれ以外の要因によるスピード出しすぎ」「置石が原因」などの要素が断片的に出されるだけで、まだ決定的なものは無い。
5両目から速度などを記録した管理モニターが無傷で回収」されたという情報もあるので、迅速かつ正確な解析が待たれる。

現在生死不明である23歳の運転士、過去にもオーバーランで訓告があったというのは知っていたが、その他の件も含めて過去に3回注意や処分を受けていたらしい。
また、「車掌と示し合わせ、実際は40mのオーバーランを8mと虚偽報告していた」という件も。
年齢と勤務経験から考えて、高卒でJRに入った人だと思われる。高卒JR就職はかなりの難関。狭き門をくぐり抜けて、一生懸命日々の業務に励んでいる人がほとんどだと思う。JR全体が世間の厳しい目に晒されている今、一刻も早く正確な原因が究明されますように。

航空機といい鉄道といい、最近の日本の旅客業での「あってはならない不始末」が多すぎる。JALの件では「競争で運賃を上げられない今、効率化を求めるあまりに視野狭窄になった」ことがクローズアップされた。消費者側にも「安さだけを要求する」風潮を見直さなければならない時期が来たのかも。考えるだに難しい事だが……

投稿者 zerodama : 15:32 | コメント (0) | トラックバック

行ったことのある店がアゲられた

偽ブランドのバッグ販売容疑(asahi.com 山形版)

アルファベットのLとVの文字を組み合わせた、ルイヴィトンそっくりのロゴをつけたバッグ1個を2万円で売り、商標権を侵害した疑い。本物は6~7万円ほどの価格という。

「V」じゃなくて、「B」だったら(しかもヴィトンでなくてヴァレンチノだったら)買ってやっても良かったのに…
と思ってしまう人間はきっとどうでしょう好き。

それはさておき、

大宮四丁目の飲食店って、わりと地元誌などに取り上げられていた台湾系飲茶料理の店のことらしい。まちBBSでも、「さほど常連でもないのに知人が購入を持ちかけられた」というレスがあった。
この店、興味があって一度足を運んだのだが、「もう二度と行かなくていいなあ」という感想を持ったので、記憶から消えかかっていた。
ランチメニューを頼んだのだが、その中に「もち米シューマイ」があった。普通はタネの周りで蒸された米のモチモチ感を楽しむわけだが、この米が「普通のうるち米?」ってくらいにモチっ気0、しかもちゃんとくっついてない。饅頭だったか餃子だかも、噛んでみると中が冷たいという有様で、さすがに中国茶は美味かったが、全体的に「味以前に最低限の仕事をしてない;」とゲンナリ来る体験だった。
仙台にいた頃通った「香菜」のようなコストパフォーマンスを求めるつもりは無かったけれど、量も少なく、雰囲気だけのカッコツケ店だなあ、まあ女性にはウケるかもなあ…と自分らの中で評価した。
アチラ製の偽ブランド物、まあ現実的には、観光旅行などで行った折にそうと知って買ってくる人もいるだろうけど、一度だけとはいえそこの店で食った客としては「んな副業より、あたりまえの調理をちゃんとしなさいよ」ってところだ。

それにしても県警担当者のコメント

女性同士が会えば、頭の先からつま先まで見て、相手の持ち物をほめる。

って、単なる「女性の行動を評したもの」であって、事件とあんまり関係ないように思えるのは私だけか。

投稿者 zerodama : 14:54 | コメント (2) | トラックバック

2005年04月25日

バスター騒動に思う

土日休みの会社などは週明けに被害が出るかもしれない、ということで、TVや新聞でウィルスバスターの事件が繰り返し報道されているわけなのだが、「ではどうすればいいのか」という対策について、せいぜいトレンドマイクロ社のサポート電話番号を流すくらいの処置しかなされていないのがちょっと気になった。
確かに、不手際はトレンドマイクロ社にあったわけで、復旧手順まで報道してやる義務はどこにもない。しかし、月曜日にサポート回線が大混雑し、対策を知りたくてもままならない状況になりそうなのも容易に想像がつきそうなもので。
この規模、この被害、しかも「正しい使い方をしていたユーザーが大変な目にあった」ということで、「災害」に近い状態だと思うのだ。地震などの災害が起こったら、「どう行動するべきか」をニュースでは必ず添えてくれるわけだから、この場合ももう少し具体的に説明してもいいんじゃないかと。
CPUが100%占有状態になってシステムダウンに近い状況になれば、ネットでトレンドマイクロ社のサイトを見るのは不可能(今は携帯端末があるので大分楽だとは思うが)。で、提示された手段のとおり

・正常な状態のPCから、トレンドマイクロ提供の修復ツールをダウンロード、FDかUSBメモリなどに入れる
・PCをセーフモードで起動し、ツールを走らせる
・再起動
・焦ってデータを初期化したりせず、まず該当ソフトを入れているか、OSがXPSP2かどうかをチェックし、該当していれば上記作業を行う

でOKなので、この程度の事はテロップなり何なりで流せないかなあと思う(セーフモードがわからないライトユーザーも多いので、その説明も要るかな)。大した手間ではないと思うのだが。
「ウチがそこまでやる義理は無い」と言われればソレまでだが、長い目で見れば「あの番組は具体的なことを教えてくれた」というのは高評価に繋がるんじゃなかろうか。
現実的には、「今日は何万件の苦情・問い合わせがトレンドマイクロ社に…」というニュースの数字データを取るという目的もあるんだろうけど。

それにしても、これまでは「ウィルス対策ソフトは必ずインストールし、期限切れにも注意しましょう(特にシルバー向け講習ではバンドル版とか体験版と製品版の期限の違いなどを把握している受講者はほとんどいないし、その位の人にはこういう講習はお呼びでないだろう)」と講座などで呼びかけてきたが、これからはこのバスター事件について質問されたり、説明しなければならない場面も増えそうだ。

投稿者 zerodama : 09:07 | コメント (0) | トラックバック

取捨選択

中国の歴史教科書が書かないこと(CNN.co.jpより)

報道番組でも紹介されている内容だが、よくまとまっているので。
「何を強調するか」よりも「何を書かないか(何をなかったことにしたいのか)」ということのほうが、より主体の意図を良く伝える…という意味の文章をどこかで読んだことがあるのだが、まさにソレだと思う。
こーゆー教科書を使ってる国民から「教科書問題」とか言われてもなー。
腹立つを通り越して、むしろ「それは、もしかしてギャグで言ってるのか?」という気分にすらなってくる。

投稿者 zerodama : 02:02 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月24日

ちょっとだけ花見

◆「ウィルスバスター、発表元がチェック怠り障害」(ASAHI.com)

 同社によると、不具合を起こしたパターンファイルは、フィリピンにあるウイルス解析などの拠点から、23日午前7時半(日本時間)ごろ世界に同時配布された。しかし、配布前に義務づけていたテストの一部が行われず、不具合に気付かないまま配布されたという。

ハードが壊れたかと疑う人も多く、メーカーのヘルプデスクも悲鳴を上げていたらしい。
土日休みの会社は、週明けの明日に障害が出る恐れもある、とのこと。
「チェック作業を怠り」とは、どう言い訳しようもないなあ…

◆昼下がり、ぷちドライブがてら数分車を止める程度だが、丁度見ごろの桜を探しに行く。
河川敷など、まだ場所によっては見ごろには早いところも多かったので、来週あたりまでは楽しめそうだ。
これは東泉町の桜並木から。向こうに見えるのは鳥海山。
2005sakura.jpg
家の桜も満開で、義父がささやかなライトアップのための電灯を設置してくれた。(しかし相方は「さむぃ」と3分で家に入ったが)

◆相方とヤマダ電機で彼用のデジカメ購入。学校の様子などを撮るらしい。今は3万円台くらいで買えるデジカメの性能も随分良くなっている。今使っている2メガピクセルのデジカメ、Web加工用には全然支障は無いが、神社撮影で細かいところのズームとなると、光学3倍ではどうしてもきついので、時々貸してもらうことになりそうだ。

◆生食用のホタルイカを、夕食時に刺身で。他にブリの白子と真子の酒蒸し・ツボダイの焼き物・フキノトウ味噌など。酒(菊之露サザンバレルのロック)が美味い…

投稿者 zerodama : 20:48 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月23日

恐るべし!「花引き」ショック

トレンドマイクロ社「ウィルスバスター」の不具合で、JRをはじめ、各団体のPCがえらく大変な目にあったとのこと。私の使用しているPCはXPではなかったのだが、この時間帯やたらに重かったのは単なる偶然なのだろうか。昨日の「5分おきくらいにアップデート地獄」もあったし、パターンファイルがどうもおかしいことになってるようだ。しばらくはリアルタイムアップデートを切って手動にしたほうがいいのかもしれない。
いずれにせよ、これで次期バージョンのバスターのシェアがウナギ下がりになる事は容易に予想できるわけで、シマンテックは今ごろウハウハ(死語)なんだろうかなあ。

◆昨日の昼にAmazonに注文した本とCDが、午前中(9時頃)にメール便で届く。小口だったのもあるだろうが、Amazonの「24時間中に発送」、なかなか凄いな。

というわけで
*「鬼堂龍太郎 その生き様」1 田中圭一
  集英社 ヤングジャンプコミックス・BJ
   (探す時は、版型大きいので注意)

待ち焦がれた一冊なのに、「なんとなくインパクトが…」と思ってしまったのは、私が単に田中圭一の作風に慣れてしまったせいなのか、それとも先日の、あのえいこーら漫画「花引き」を読んで以来、何を見てもえらくフツーにしか見えなくなってしまったせいなのか。
おそらく後者。恐らくしばらくはこの状態が続く。
小池先生…あンたはなンて作品を出しちゃったんだ…恐ろしや…

それにしても、この作品ができたいきさつ自体、ネタなのか本当なのか、巻頭の「この作品はフィクション」という断り書きがどの部分までかかってるのか判然としないのだが…誰なんですか「古賀たけひこ」さん…
どうも「神罰」の「艦長はネット好き」を思い出してしまって、「ネタなのかなー」となってしまうんだけども。

まあアレだ、「オリモノシートがいくつあっても足りねえぜ!」って、唯一にして無二の褒め言葉だよなあ(読めば分かります)。
何か一つ(「花引き」の後だからというのでなく)物足りないと感じる、その源は、起爆剤がギャル川専務とロベスピエール大越しかいなくて、主人公である鬼堂龍太郎が「常識的ツッコミ役」に徹している事かもしれない。
こういうキャラ置きは、古くは「マカロニほうれん荘」のそうじなんかもそうなんだけども、こと田中圭一作品に関しては、主人公自らが飛距離を出す構造のほうがずっとパワフルだと思う(「ピースケの大冒険」がどこか小粒な印象を与える(アレはアレで好きだけど)のもその辺にあるかも)
あとは、「正体不明の営業社員」がちょっとどっちつかずかなー。でも意味も無くプルプル小刻みに震えてるのはケロタンチックでよし。
表紙ももうちょっと凝って欲しかったところ。もっと元宮元宮しててもいいと思ったんだが、そこは集英社的な配慮だろうか。「神罰」と比べるのは酷かもしれないが、あの(いろんな意味で)神がかったデザインワークを見た後だと、どうしても「もうちょっとやってほしかったねえ」という感じになる。
とかなんとか言いつつもすみません、私けっこう好きなんだ。…「お歯黒ーー!」が…

*(CD)「ヨロコビ」 ジ・エキセントリックオペラ
  TOI TOI TOI

先日、カーラジオで偶然に曲を聞いて、興味を持ったグループのCDを買ってみた。
「第九」「亡き王女のためのパヴァーヌ」などのクラシックの名曲を、テクノポップ調のリズムに乗せたコーラスワークで聞かせるのが売り。くつろぎたい時にいいかもしれない。我ながら珍しく軽い音楽を購入。

投稿者 zerodama : 19:46 | コメント (0) | トラックバック

靖国サイトが独特な件

中国が反感を持つのはまだしも、口まで出してくるのは内政干渉だと分かっていながらも、私が靖国参拝に否定的な考えを持つのは、ひとえに靖国、というか招魂系の神社というものが、神社として非常にいびつなものだと思うからだ。(この件については追記に)
で、小泉首相がなんとかフォローの発言をした側から、国会議員が靖国参拝してるんである。
まあこればっかりは春の例大祭だから、「日程ずらせ」と言えることでもないが、空気を読んでもよかったんじゃないかと思う。今回はやめて秋にするとか。
まあ当然中国が面白く思うはずはなく、靖国サイトはDDOS攻撃を受けたのだろうか、と思っていたら、やっぱり落ちてる時間が若干あったようだ。もっとも昨年あたりから恒常的に攻撃を受けているということは、サイトにも書いてあった。今は問題なく見れるようだ。

しかしさすがに独特な神社は、サイトの記事も独特だ。
最新情報でいきなり目を引くのが

奉納プロレス

だったりするあたり、いきなりかましてくれる。
まあQ&Aの内容が、見た目はソフトだがやっぱりキナ臭いあたりは置いといて、

今月の遺書

などというコンテンツが読めるのはこの神社のサイトだけ!
やっぱりサイトまでも、もともと特別なオンリーワンらしい。

狛犬を追いかけて、200以上の神社を巡り、狛犬以外の物件もウォッチしてきた。日本の「神社」「神さま」というものが相当に「何でもアリ」であることは分かっているつもりだ。どこにでもある「薬師神社」なんて、名前からして相当トンデモないけれど、特に疑問をもつ人がいないほど定着している、なんてのが一例。また、境内に慰霊碑・鎮魂碑が建ててあることも珍しくない。それには違和感を感じない。土地の人の慰霊・祈り・風化させまいという気持ちを感じるからだ。ただ、そうした神社には全て本来の祭神がいる。それは天照大神であったり八幡神であったりしつつも、結局は大部分が共同体や豊作・繁栄の神という漠然としたものでしかないのだが、その漠然性によって様々な信仰や祈り・希望と鎮魂といった精神的な営みを一つの緩やかなものにまとめることが可能になっている、と思う。
招魂系神社は、明治維新以降の「国のために殉じた人々の英霊」が祭神である。だからもう、何百万柱ってことになっている。
「人は死ぬと仏」という考えは、仏教本来の思想から言えば大いにナニな理論なのだが、気持ち的に悪くない着陸点であり、同時に寺を大いに潤すシステムの大本でもあったりして、日本の葬式宗教が生まれ、日本人の生活と意識の中に定着した。かてて加えて、神と仏がもうとんでもなくごっちゃになっているわけなので、「死んだ人の霊=神」という図式を抵抗無く受け入れられる人も多いのは頷ける。
まあこれは私の感情でしかないのだが、「辛い思いをして亡くなられた人を、死んだ後まで『神』として、国を守るために働かされるんじゃしんどかろうよ、家に返して楽に眠らせてやればいいじゃないの」と思うのだ。死後は靖国に祀って欲しいと望んだ人ならいいけれど、「勝手に神さまとかすんなよ」って人間も中にはいたんじゃなかろうか。外地で亡くなった方の中には、遺品という形ですら帰れなかった人も多いのに、霊魂まで勝手に持っていかれちゃなあ、と思うのである。仰々しい社殿より、ちまい墓石・しょぼい仏壇でも、家族や想う人のもとが一番ふさわしいし、その人のことを語り告ぐ妻子や親戚も死んだら、もっと漠然とした「ご先祖」という存在になって、それでも子孫からは漠然と大切にされる。そういう形が日本人の精神生活としては自然ではないか、と思うからだ。
まあそんな理由で、招魂系の神社は嫌いなんである(狛犬はけっこう面白いものがあるのだが)。

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2005年04月22日

黄砂の季節

◆今年もこの鬱陶しい季節がやってきた。朝車を出そうとすると、ガラスも車体も黄砂で汚れている。ここ毎年の事だし、海沿いの地域に住んでいる以上仕方のないことだが、この黄砂の増加も中国が大きく関わっていると思うと、今年はなんだかいつもより腹が立つような。
花粉もあいまって、布団もろくに干せず、車は洗っても洗っても汚れる(ので、つい放置してしまう…)状況がまた始まる。黄砂が来ると、外出時になんだか目が重い感じになるのは気のせいだろうか。アイボンでも買うか…

◆歯医者の帰りにブックバーンにて2冊購入。

*「女の子ものがたり」 西原理恵子(小学館)

*神仏のかたち3 「不動明王」 (学研)
  明王系の本は一つ持っているのだが、カラー写真と収録数が多かったので、ついつい。

本来の目的である「鬼堂龍太郎」はやっぱり置いてなかったので、もう面倒くさくなってAmazonに注文した。

◆昼前に帰宅。ウィルスバスターの自動アップデート・インストールが始まると、マシンが一時的にかなり重くなるのだが、1時頃まで5分おきくらいにアップデートが何度も何度もされるため、ブラウズにすらストレスを覚える始末。とりあえず2chのネットワークセキュリティ板のバスタースレを見ると、うちだけでなく、ユーザーみんなにお見舞いされているようなのでまずは安堵。山田風太郎とか読む。

◆明日からまた週末なのだが、反日デモは果たしてどうなるのか。中国当局は沈静を呼びかけているし、ネット扇動も収まりつつあるようだが、そうなったらなったで、日本人への様々な(ソフト面ハード面両方の)ハラスメントが草の根レベルになっていくだけのような気がする。それはそれで始末の悪い事には間違いないだろう。例の「料理にゴキブリ混ぜられた」件もどうやらネタではなかったようだし…
ところで中国の人たちは、日本が公式に17回も謝罪を行い、日中国交回復時の共産党政府が賠償請求権を放棄したということを知っているのだろうか、とふと思う。
というか、一連の反日デモ報道の折に、この歴史的事実を併せて伝えている番組ってなかなかないということに気付く。日本の若い世代もきっちり押さえておくべき事項だと思うのだが。  

・参考リンク・
反日アミューズメント 中国人民抗日戦争記念館

私の実家の父も、現役の頃は日中友好関連で何度か中国に出張した事があったのだが、結局は「揺らぐ日中友好」も何も、相互の「日中友好」などというものはハナから無く、こちらからの片思い&思い込みであったのだから、揺らぎようも何もないということかな、と思うと何とも言えず寒い気分になる。私自身、中国の歴史を大学での専攻で選んだ身なのでひとしおそう思う(研究室で出会った中国・韓国から留学されていた先輩方はみんな見識が高くて人間的にも素敵な方たちだったけれど)。
「日本など比べ物にならないほど古くから、高度な文明・政治システム・文化を生み出してきた人々の末裔が今やこんなにも愚民化したのか」という溜息と共に、しかし同時に、それと同じだけ長い間中華思想が息づいている国の民だということも思う。「自分as至高」であって、他とは優劣を比べる対象にすらならない、理解の対象にならない、という感覚。これが「思想」とか「理念」というようなよそよそしい言葉でなく、もはやDNAに組み込まれている。
こういう民族に長いこと憎悪され続けてきた事を知らぬわけでもないのに、毎年毎年靖国に行っちゃう奴もなあ。挑発でなければあまりに考えなしとしか言いようがない。「立場上、やりたくても押さえなきゃいかんことがある」のは大人なら誰しも同じのはずなのだが(もっとも別の立場上、遺族会にいい顔しなければならんというのもあるわけだけども)。

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2005年04月21日

ネタだと言ってよ第2弾

毎日ニュースを見るだに鬱になる反日運動関連。毎日読んでいる「天漢日常」で色々まとめられるものを読む。当局の対応の裏にある背景(例えば、上海で小手先の賠償策が出たのは、同地で開催されるアジアモーターショーへの危惧だとか、ODAの件とかいろいろ)なども示唆されたり、また現地に住んでいる邦人のBlogやコメントなどもまとめられていて分かりやすい。
今日同サイトで読んだ文章、これはヤフー掲示板の書き込みらしいのだが、
中国旅行はしばらくオススメできない 刻みゴキブリ入りの料理を食べさせられた在華南日本人駐在員の経験」(飲食中の人にはオススメできないっす)
もうホントになあ、ネタであってほしいんだけど、真に迫ってるんだよなあ…
料理といえば、各地中華街に住む華僑の人たちとかは、今回のことをどう思ってるんだろう。
各方面で叫ばれている通り、5.4がヤバいのは確実だし、キャンセル料を払うハメになっても今旅行するのは文字通り自殺行為だと思う。行ったところで、おそらくホテルにこもりっきりになるか、観光に行けたとしてももうビクビクし通しでどうしようもないだろう。
旅行ならば回避すれば済むことだが、現地でとんでもない不安と不便に精神を蝕まれながら暮らさなければならない駐在員の方・留学生の方たちは本当に辛い日々を送っていると思う。正直、死人やレイプがいつ起こってもおかしくないような状態に思える。どうか不幸な犠牲者が出ませんようにと祈るほかは無い。
多くの日本人が中国観光を取りやめ、本来落ちるべき金が落ちなくなるわけだが、中国経済にとっては些少なんだろうなあ。

中国について思うところは色々あるけれど、こうした動きがエスカレートすればするほど小手先のごまかしが効かなくなり、国際的にもその酷さが伝わりつつある(現にびびって小手先で色々やり始めているようだが)。少しずつ報道が広がっているようだが、どのくらい伝わっているのか…
確実に言える事は、こっちが何もしなくてもあっちがみっともないことやり放題なのだから、日本人のほうから同じような行為をすることはない、ということだ。大方が右翼団体の行動のようだが、中国関連の施設や店にイヤガラセ・破壊活動をしたところで、相手と同程度に見られるだけ損ということに何故気付かないのだろう。腹立つ気持ちはわかるけど。
現に、被害の規模が全然違うのに、相手は鬼の首を取ったように「破壊活動の謝罪と賠償を」とかふんぞり返っている。
通常の犯罪と同様に、物を壊したり人を傷つける奴はふん捕まえる、損害賠償はちゃんと負わせる。悪い奴はフツーに罰して、激昂のあまり反社会的な行動に出るものは諌め・ダメなものはダメと言う。これが「法治国家」であり、日本人はそれが普通の感覚として生活できる、ということを示せばそれでいい筈だ。相手の無法さ・民度の低さがますます際立つ。日本の地で私たちができることはそれしかないと思うのだ。

それにしても、FFに続き、ROまでもDDOS攻撃に遭ったとのこと。道理で昨日やたらと鯖は落ちるわ、復帰しようとしたらパッチサーバーには繋がらないわで閉口したわけだ。こうやってちょっとでも私らがイヤな思いをすれば、彼らは楽しいのかなあ…楽しいんだろうな…
ROは日本発のゲームでもないし、管理会社も孫系列なんだけど、そんなことは関係なくて、より多くのユーザーにイヤガラセできればそれでいいんだろう。

投稿者 zerodama : 00:01 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月19日

似てる人たち

久々に「100×100しりとり劇場」を更新。
常々思っていたのだが、やはり「1・2のアッホ!」のカントクと、「ALICE12」(「RAISE」にも「砂の薔薇」にも出てるけど)のアーノルド・モーガン機長はなんか似てると再確認した次第。

あと、私の中では「サハラ 女外人部隊」のスージーと「エロイカより愛をこめて」のジェイムズ君の印象が微妙にかぶっている。イマイチ分かりづらい(特に前者)上に、かぶり具合も本当に微妙なので、同意者はいなくていい。

投稿者 zerodama : 23:53 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月17日

おかぴーさん発光す

昨日夜、おかぴーさんの発光式に誘われる。
ROで、キャラがLv99になるとオーラを発し、今年実装された「転生上位職」として生まれ変わる事が出来る。高レベルになってくるととんでもない必要経験値を課されるこのゲームでLv99を達成するのはなかなか大変なことで、仲間内でその偉業を称えてパーティーをしたりする。これが「オーラ式」「発光式」と呼ばれるものだ。
昨年の5月、おかぴーさんに「ROけっこう面白いよ」と電話で話し、他ならぬ誘ったのはこの私だった。
以後、彼女は私など足元にも及ばぬハマリっぷりを見せ、もっぱらソロや相方との固定ペアばかりしている私とは違い、さまざまなギルドと交流し、臨時公平にも行き、RO内で結婚した相手とラブラブ生活だったりと、目一杯楽しんでいる。最近お留守なのもあったが、メインキャラですら80台中盤の私はもうおいてかれまくりである。

発光式の目玉は「皆に発光する瞬間を見守ってもらう」ことなので、ダンジョン内でもいいのだけど、今回はモンスター召喚アイテムを使い、ひたすらにおかぴーさんにボコってもらってLv99に到達してもらうという趣向のようだ。一人二本ずつ「古木の枝」というアイテムを使う(「折る」と表現する)のだが、わりとザコなのばかり出て、「一巡してもオーラ吹かないのでは」と危惧されたが、無事に発光。おめでとうございます。
転生は、ダンナさんがオーラになるのを待って、一緒にするそうな。式でもノロケまくりで当てられっぱなし…イーナー…
下の写真は、発光後にみんなで撮った記念SS。青い矢印で示している女プリーストが、私のキャラ「弁天 ゆり」。こんな名前だが、別に弁天様召喚はできないし、ヘソも出してない。
okapi.jpg

投稿者 zerodama : 16:49 | コメント (0) | トラックバック

mixiをやってみる

平埜さんからお誘いを受けてmixiにエントリーしてみる。
mixiの名前とシステム、熱烈にはまってる人もいる事については聞いたことがあったのだが、「マメさと積極性が必要っぽいな」という第一印象が強く、「人見知りでズボラで受身な私などには」と思っていたのだが、誘っていただけるとはとても嬉しいものだ。
今のところはプロフィールを書いて日記をこのblogにし、平埜さんのお仲間に入れていただいたくらいで、コミュニティを探したり登録したりはまだやっていない。
きっと平埜さんは、相変わらずご近所のリアル友人がいないわたしの湿気た生活を案じてくださったに違いない。友達とはげにありがたきものであることよ。

投稿者 zerodama : 12:22 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月16日

そもそもアレは「ばあちゃんの家」なんだけど

「サツキとメイの家」についてのお詫び

名古屋万博の「サツキとメイの家」の予約方式が、これまでのローソンロッピー端末限定から、ハガキ応募型になったという告知文。
原因として
・ロッピーに予約客が殺到して、端末がダウンしたり、ローソンに長蛇の列ができて業務に支障をきたしたため。また、そうした行列にもかかわらず予約できない人が多かった事。
なお、記事によれば

 「サツキとメイの家」の予約券は無料です。万博のルールで、入場料以外の料金を取ってはいけないことになっているからです。したがって、実は、 LAWSONとしては、この予約を引き受けるということは、身銭を切ることになり大変なコスト負担となります。システムのプログラムにかかる経費や告知の経費は全てLAWSON側の負担です。また、チケット発行の通信料・紙代もLAWSONの店舗負担なのです。

ということで、ローソンの持ち出し負担分も大きく、チケットに広告を入れたり、ローソン専売グッズを会場で売ることでペイしてもらう、という線で赤を消化するように合意していたらしい。

・チケットゲッターやヤフオクで予約券が高騰してしまう事態を招いたため
特に、他のオークション主催者は「予約券が出されたら削除」に応じてくれたのに、ヤフーだけは対応してくれなかったということで恨み節。まああそこは、関連企業のMMOについてもRMTやBOT垢販売に一役も二役も買いまくりで、モラル状況下げまくってるところだから、この程度の申し出には対応しないだろうなあ~。
ハガキ応募形式になったところで、人気があれば結局ヤフオクには出るだろうけど。

しかし素朴な話、「トトロの村や森に行ってみたい」と思いこそすれ、「あの家に行きたい」ってそんなに思うものかな~。
これは私がイナカ育ちのイナカ住まいで、今でも叔母の家に行けば土間があって屋根裏があって、ほぼあのまんまの家にいつでも会えること(過疎な地域では、同じように年季の入った農家の家屋が無人でたたずんでいたりもする)、ちょっと車で走ればいまだにトトロが出てきそうな森に行けるからそう思うのかもしれないが。
あの映画で魅力的なのは、未舗装の道路を駆け抜けたり、夏の田んぼを駆け抜ける風、護岸されていない川、あの頃の空気そのものではないだろうか。「あの村の、あの森の空気の中に身を置いてみたい」とは思っても、あまり「あの家に行きたい」という気にはなかなかなれない。まして家の中で麦茶飲んだりねっころがったリ、スイカ食ったりできるわけでもなし。
逆に、アレが人気…ということを考えると、やっぱり名古屋万博って魅力ある展示少ないのかもなー、と思っちゃうのだけど。
「家」として見た場合、「トトロ」の草壁家にはあまり魅力を感じないが、ミミちゃんの家には並んででも行ってみたい。そしてちっちゃいパンダとあのベッドでねんねするのだ。家さえ出来れば、あとは回りに竹やぶあればバッチリだし。

さらに記事によれば、ジブリ側では、今回の件のフォローとして

「サツキとメイの家」を新しくもう一軒建てて、万博終了後もなんとか皆さんに見ていただける機会をつくれないかということです。


 場所や時期は検討中ですが、期間限定ではなく恒久的にみなさんに見ていただこうという考えで、予約方法なども慎重に検討する考えです。詳細は、もうしばらくお待ちください。

ということを考えているらしい。
なんか、今回のフォローというよりは、単に新しい呼び物って気もするが、この段階での発表って、万博での展示価値が相当下がるような…「遠目から外側だけでも見れる」っていうのも売りの一つの筈なので。

投稿者 zerodama : 09:15 | コメント (2) | トラックバック

2005年04月15日

電波に乗せにくいウィルス名ではあるが

湯沢市Winnyバカ職員の件について。
この事件をWebで一番早く報じたのは毎日で、昼前くらいには朝日・読売・産経からもニュースが出た。
出揃ってみると、気になるのがタイトルで、たとえば朝日では

asahi.com: PCがウイルス感染か、市民1万人分の情報流失 秋田 - 社会
http://www.asahi.com/national/update/0415/TKY200504150170.html?ref=rss

というタイトルになっていて、読売もこんなニュアンス。勿論間違いではないのだが、「ウィルス」という言葉の日常性が仇になって、年齢問わずライトユーズ層(インターネット見ること出来ます、excel一応触れます、というレベルの方々)には、「インフルエンザにかかったようなもの」「まあかかったんじゃしょうがないね」「不可抗力」「直せばいいじゃない(という感覚があるのはまだマシなほうだけど)」という感覚を生じさせてしまっているのも事実。
つまり、単に「ウィルスに感染してデータが流出」という書き方(特に記事内)だと、「この公務員もウィルスの被害者」という印象を与えてしまいかねないのがイカンと思うのだ。そら確かにこのウィルスの名前は文字でも書きづらいし、ましてTVやラジオで女性キャスターに読ませりゃセクハラみたいなもんだけど、メールやブラウジングで一般的に感染するブツではない。nyを動かしていなければ感染せず、またバラ撒きもできないものだということはハッキリ報じたほうがいいと思う(「複数のワームが見られるので特定できない」という記事文もあるが、少なくとも仁義なきほうが悪さしたのは間違いないようだし)。
乱暴な例えをすれば、「カゼひいちゃった」のと「風俗行って梅毒もらってきた」くらいの違いがあるわけで。(もっとも梅毒は今では治せる病気だから、取り返しの付かなさは比べ物にならないが…)

(注:母子感染や血液・唾液などを介したもらい感染は勿論除外して考えてます)
そうするとマスコミや警察はすぐに「Winnyは悪い違法ソフト」ってことで片付けたくなるのだよな。P2Pの技術自体は違法でも何でもなく、何を交換・アップロードしてたかが違法性の鍵ということには、半ば意図的に触れないことが多い。この容疑者の場合、検索語句やアプリを共有していた時点でOutなわけだが。
それ以前に、「職場のPCに勝手に仕事に関係ないソフト入れるなよ」ってごくごく当たり前で根本的なことが遵守されてなかったことを問題にするべきであって。

さて、問題の流出だが、続報によれば3月18日に「情報が漏れてる」という書き込みがあったのが最初らしい。
「容疑者の名前.ドキュメント」でぐぐると、4/1に2ちゃんねるの書き込みがヒットするようなので、流出はかなりの機関・かなりの規模に及んでいるようだ。
流出との関連は未確定だが、湯沢市では某氏選挙事務所から各戸への電話があって、「名簿や個人情報が漏れているのでは」という疑いの声が上がっていたようだ。
朝に見た湯沢市掲示板でも

昨日、某選挙事務所から「基本姿勢は誠実・清潔・情報公開」と書かれた葉書が夫と私の連名あてに届きました。昨年、湯沢市に引っ越してきたばかりで電話帳や住宅地図などには住所、氏名は乗っていません。夫と私の連名というのが余計に気味が悪いです。まさかとは思いますが、情報源が住○基○台○ではないかと疑ってしまいます。

という3月下旬の書き込みがあった(「情報公開」の意味が…)し、秋田の地方紙「魁新報」などでも取り上げられている。情報ソースがこのファイルかどうかは別にしても、それに持ってきて事件発覚。なんともはや。

BBSがあるということで、旧湯沢市のサイトばかりがクローズアップされがちなのだが、合併後の新湯沢市のサイトでのエクスキューズが未だ無いこと、また、容疑者(イベントで事例報告をするくらいの位置にいたようだ)の直接の所属先である「湯沢雄勝合併協議会」のサイトもご同様であることも見逃せないと思う。
特に後者は、サイト内の「ご意見」のページ(BBSかメールフォームかは不明)、それに(容疑者の名前が記載されているであろう)事務局名簿類のpdfファイルだけを削除している。合併が終わったから不要としたのかどうかはわからないが、こういう対応もどうかと…
情報が流出し、取り返しがつかないことをしたのは事実なのだから、少なくとも湯沢市民には速やかにキッチリ詫びを入れるのが、モラル以前に当然のことのはずだ。

<追記>
17時過ぎ頃、湯沢市Webサイト(旧でなく新のほう)に市長の詫び文が掲載され、旧サイトの掲示板が閉鎖された模様。こんな夕方でなくもっと早く対応していればよかったのに。
「金曜の夕方に対応して、土日きっちり休もうって魂胆だな」って、そりゃ言われるよ…

投稿者 zerodama : 17:25 | コメント (0) | トラックバック

バカですか?

秋田県湯沢市職員、公用パソコンでWinnyやって新種ウィルス感染・住民情報流出

。担当職員が公用パソコンでファイル交換ソフト「ウィニー」を使用し、新種ウイルスに感染したことが原因とみられ、大量の個人情報が漏れた事態を重視した同市は今月11日付でこの職員を訓告処分にした。


 同市によると、旧湯沢市、旧稲川町、旧雄勝町、旧皆瀬村の4市町村が03年7月に設置した湯沢雄勝合併協議会にあったパソコンから、市民のプライバシー情報や、合併関連の内部文書が漏れたらしい。

公用パソコンでnyするか…あまりにバカ……
これはいくらなんでもイタすぎる。
大抵の公務のネットワークでは通信ログをとってるものなんだけど、チェックしてなかったんだろうか。
そもそも、アプリケーション単位で許可・禁則くらいしてるもんかと思うのだが。もしかして犯人がシステム管理者か、それに近い立場(コンピューターに詳しいので、PC関連アレコレ任されたり押し付けられたりする職員はどこにでもいるもので)だったのかも。
全市民のデータではないことが不幸中の幸いとはいえ、これほどの不始末をした職員を「訓告」ってのは明らかに変だろ~。こういうところできちんと処分しないから、公務員全体が変な目で見られるですよ。
湯沢市のサイトにアクセスしてみたら、さっそく掲示板がニュー速住人によって荒らされていた。昼頃にはアクセスできなくなるかもしれん。

何しろ、1万人の情報だけでなく、使用者の情報も一緒にタレ流したわけなので、湯沢市掲示板を見たら、別に知りたくもないのにお漏らし公務員の役職と名前までもうバッチリ貼ってあった。流出ファイル名と検索ワードも一緒に。
それによると、感染したウィルスは「仁義なきキンタマ」というらしい。nyのことは全然分からないので調べてみると、まとめサイトがあった。比較的最近のものらしいが、すでにトレンドマイクロとマカフィーなどでは3月下旬に対応済みとの事。アップデートをサボっていたか、もしくは検知されて気付いたのかは知らないが…
朝の時点で感染ファイル名の書き込み(=つまりは実名晒しでもある)が数件。
8時過ぎごろもう一度見てみると、晒し関連の書き込みについては削除した旨の管理者書き込みがあったのだが…

BBS.gif

いや~、申し訳ないが茶ー吹くところだった。
必ずしも、実名を出せば正しくて誠意ある態度だとは言わないし、管理者としてもこうとしか書きようがないだろうとは思う(無言で削除すればさらに状況は悪化するだろう)が、これだけ大量の市民データを流出させた事件への対応で「個人が特定できる書き込みのため、削除しました」ってのがな~…
誰が迷惑って、一番は勿論データばら撒かれた湯沢市の人々。んで次に、真面目に仕事してるのに白い目で見られる湯沢市職員、広い目で見ると秋田県職員や公務員全体なわけで。一人のバカのせいでじっぱひとからげに、しかもかなりいつまでもバカアホ給料泥棒扱いされがちなのはどの組織でも一緒。公務員ならさらに風当たりひどくなるのは当たり前(まして合併関連には時間も手間も金もかかっている)。ここまで救えないバカなら個人名公表してお詫びしたほうがよっぽど市職員のためじゃないかと思うが。まあ実際には今冷や汗垂らして上層部が対応策を検討していて、その結果待ちなのだろうけど。
要するに、「BBS処理するよりも先に、詫びの文面の一つでも入れて更新しろ」ってことだと思う。これは湯沢市民の方々のほうが強く思ってるんじゃないかと。もう報道されちゃった&コトが大きすぎる以上、遅れれば遅れるほどダメージが広がるってもんだと思うのだが。
しかし湯沢市、3月に合併したばかりだというのにこの体たらく。組み入れられたばかりの稲川町・雄勝町・皆瀬村の職員の心中いかばかりか。

以下は流出ファイルと検索語句他のデータらしい。いや~、真っ黒くろすけ…
訓告だ懲戒免職だという以前に逮捕だろ、これは。

流出したファイル
ファイルの総数:10916 個のファイル 1,232,351,959 バイト
851 個のディレクトリ

Winnyで検索していた単語一覧
飯島直子 黒木瞳 三浦理恵子 白石ひとみ 川島なお美 飯島愛 
小林ひとみ 裏DVD 個人撮影 fanta dream D-mode 洋物 映画 
日活 シネマ エースをねらえ!2 DVD avi サイボーグ Winny2 
レジェンズ 妻MAP ゴージャス 団地妻 Tiger Gorilla アプリ GBA 
釣りバカ日誌 シンフォレスト シリアル アプリ 素材辞典 SEED DESTINY 
NARUTO テニスの ごくせん 劇場版 救命病棟 アルバム 2005.01 
アルバム 2005.02 アルバム 2005.03 アルバム 2004.12 ネクサス 
PV 一太郎 悲劇 三浦理恵子 Gorilla 

(アプリ)[Dev] Microsoft Visual Studio .NET Enterprise Architect DVD Japanese (WinRAR-SFX).rar

しっかりとアプリやっちゃってるもんな~。あと「洋物」だの「個人撮影」だの。あ~あ。
SEED関係まで入っちゃってるのがもう…
Visual Studio.NETを持っている・使っている(その形態が大問題だけど)のであれば、地方公務員としては高いPCスキルの持ち主といえるだろうし、役職がそれなりであるのと、「小林ひとみ」が混じってるあたりからして40代前半くらい?…って、プロファイルしてどーする。

投稿者 zerodama : 07:15 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月14日

お薬様様

歯医者から出された消炎剤と化膿止めの抗生物質を飲み、朝起きたら大分辛さが治まっていた。
そのかわり、37度代の微熱が続く。副作用かもしれないが、「抗生物質が一生懸命炎症と戦ってくれてるからだろう」と考える事にする。カゼの熱ではないので汗も出ず、手足がいつまでも熱っぽい。
こういう「あー、今私の免疫機構がんばってるよ~」な時にいつも頭によぎるのは、学研ひみつシリーズ(旧版)の「からだのひみつ」で、ばい菌と戦い、その身を犠牲にして朽ちてゆく白血球君たちの健気な姿である。
胃が空っぽでは強い薬が飲めないので、全体的に相当やられてはいるが、メシは三食しっかりと食らうのだった。

投稿者 zerodama : 23:20 | コメント (0) | トラックバック

仮名で迷惑

とある身内が給食指導職員として小学校に勤めている。
献立を作ったり、学校内で栄養指導するだけでなく、子供たちの体験学習の企画に関わったり同伴して、作物のこと、食文化の事などを知ってもらう「食育」の指導も、重要な仕事の一つだ。
今年配布された某社の教科書に、彼女がかつて関わった体験学習のことをとりあげたスペースがあり、説明と写真だけでなく、彼女のコメントも掲載された。それはそれで大いに記念になることなんだけど、問題は「●●さんのお話」というように名前が出ていて、その名前が本当の名字と違っている。例えば「本当は『志田』なのだが、『戸田』と表記されている」というくらいの違い。
当然、職員室でも教室でも、「あ、うちの先生が出てる!でも、名前が違うよ?」の声が上がる。実際子供たちからも「どうして違う名前で載ってるの?」と質問されまくったそうだ。
職員室でも
*単なる誤植(もしくは原稿の段階で間違っていたか)
*個人情報保護のために仮名にしたのかも
という二説が上がったらしい。
実は数年前に、実名で出た先生がえらい美人だったため、全国からファンレターやら問い合わせやらが殺到して本人が困り果ててしまったということがあったそうで(まあ、それ以上の迷惑行為もあったのかもしれない)、「実名はヤバいなあ」という反省点が出たそうなのだ。
勤務先の管理職が、教科書会社の営業の人に問い合わせたところ、やはり後者だったらしい。
彼女だけでなく、教師や現場の人のインタビューコメントなど、全てにおいて、「本来の名前とちょっと似たような響き(無意味な配慮だと思うが…)の仮名を使う」ことにしたのだとか。

私はその現物を見ていないので、教科書のどこかに「プライバシーに配慮して全て仮名です」みたいな説明があるのかないのかはまだ分からないけれど、なんだか「アサッテ方向の気の使い方、トラブルを避けたいがために欺瞞的な手段に陥っているのではないか」と、メシ食いながら家族で話したりした。
仮名なら仮名で、「Sさん」とか「阿部さん(仮名)」みたいに書けばいいだろう(何かの再現フィルムみたいだが…)し、あるいは人の名前を出す度に、欄外などに「配慮して仮名にしています」と書けば、中学年以上くらいなら十分理解できるだろう。そもそも別に、そんなワケ分からん仮名を使うくらいなら、名前を出す必要がハナからないのだ。
実際、この件ではいちいち声かけられて面倒しか被ってない身内も、「こんな風に出されるんだったら、単に『給食の先生のおはなし』ってだけ書いてくれればよかったのに;アタシャ迷惑だよ」と困っている。もっともだ。
どちらにしても、「仮名にする、もしくは名前自体出さない…のどちらがいいですか?」と、本人(もしくは所属先の校長なりなんなり)に一つ一つ問い合わせて、合意を得るのが筋であり、もっとも妥当な方法だと思うのだが。「配慮」のピントが全然合ってない。

何が迷惑かって、特に女性の場合、「名字が違ってる」ってことで、「結婚したの?」「離婚したのかしら」という下衆の勘繰りを発生させてしまうのが一番の大迷惑(特にイナカはそういうのが大好きだから…)なのだ。
まあ、この手のクレームが全国から上がっているだろうから、次年度にはもうちょっと改善されるんじゃないかと思うのだが。文科省もサザエさんの家族構成を勝手に手直しするとか、くだらん検定に血道をあげる前に、こういう基本的な事を徹底させるほうが先なんじゃなかろうか。

投稿者 zerodama : 18:07 | コメント (2) | トラックバック

寝れないんだよ(壇ノ浦のアレ風に)

結局、歯痛でろくすっぽ眠れず。
11時に予約していたので、「これは処置後に昼飯食べるの辛そうだな」と、軽くパンをかじってから出かける。
レントゲンを見せてもらうと、やはりそれはそれはご立派な親知らずだった。
先生の話によれば、「これも抜くことになると思うけど、今炎症を起こしてる隣の歯の根っこに神経残っているので、そちらの根を除いて直して、炎症治しましょう。かなりひどいので」とのこと。
根っこがかなり深いところにあり、また他の患者さんもいたりするので、途中で麻酔追加してもらいながら、一時間以上手間をかけさせてしまう。いつもは処置後の幹部は一時ふさぐのだが、「中の空気などによって炎症が進む可能性もあるので、今日は空けたままにしておく」とのこと。処置の終わり際が最高に痛く、もう一本麻酔を打って貰い、痛み止めを飲むものの激痛。当然顔も腫れてきていて、左側が頬・鼻・こめかみに至るまで「全部歯ぐき」になったような感覚。
とっとと家に帰りたかったが、「今日の夕食はまともに食えないかも」とスーパーに寄り、フラフラしながらお粥や液体カロリーメイト・ウィダーインゼリーを買いこんで流動食大作戦に備える。
痛み止めが効いて少し楽にはなったが辛く、豆乳一本飲んでもらってきた抗生物質と化膿止めを飲む。寝るつもりだったがあまり休めなかった。
リクエストのままに夕食の天ぷらと唐揚げを作る。痛みをこらえつつ、食べられないであろう好物を作る悲しさよ。とか言いつつ、腹はきちんと減ったので、お粥+おかずを刻んだものを添えて、ほとんど噛まずに流し込む。
現在、冷やしながら耐えているが、冷却パッドがすぐに温まること温まること…

投稿者 zerodama : 00:21 | コメント (2) | トラックバック

2005年04月13日

まさかなー

もう酒井順子に関して書くということもないだろうと思ったのだけども。
色々調べていて、この人が去年「枕草子REMIX」という本を出していたことを知った。
「枕草子を、『現代語訳』の枠を超えて現代の感覚で新解釈し、清少納言の視点の鋭さ、作品の面白さを分かりやすく紹介する」という内容。書評などを読むと、こちらは特に否定的な意見もなく、おおむね好評のようだ。
まあ、「自分の感覚で『ものづくし』を書く」なんてのは、教室現場でも定番の試みだったりするんだけども、こういうものの面白さは着眼点なので、辛口な酒井氏大活躍ということらしい。
「1000歳違いの清少納言と架空の対談」を書いたり、「原文も少し付けて、『声に出して読みたいブーム』も押さえてみました」だったりと、さすがに売り方は上手いんである。

んで、何についてかというと、例によって読んだわけでもないので、内容についてではない。
書評をいくつか読んでみると、当時と今の結婚制度の違いがあまり伝わっておらず、「清少納言は、10代に一度結婚して離婚、その後小金持ちのオッサンと生活力のために再婚した、キャリア派だけどショボショボな部分もあった」という風に、読者に今の感覚のままで誤読を誘ってるかもな…という、「なんだかペラそう」という感想も抱くが、そこではなくて。

この本に関するサンスポ.comの記事で、酒井氏の発言(もしくは記述?)が引かれているのだが、以下の部分である。

「清少納言も子はいないし、一種の負け犬。やっぱり仲間ですね」と笑う。

オイオイちょっと待って~~。
ってこれ、いくらなんでも酒井順子本人が言ったり書いたりしたんではないよな、と思いたい。
記者が間違って聞き取ったか何かだと思いたい。
清少納言は、二回の結婚でそれぞれの相手に子をもうけている。

ちょっと調べればすぐ出てくることで、枕草子について書こうという人間が、そこを押さえずに書くというのは、まずありえないからだ。(最初の夫との間に男子一人(二人説もある)、二回目の夫との間に女子(子馬命婦ではないかと言われている)一人)。)
「自分で育てたわけではなかった」というのを言いたかったわけでもないと思う。子どもは多くの場合母の実家で育てるのが普通だった(逆に、乳母を仕事場である宮中に連れてきているのも珍しくなかったという)し。なんだろうなー。
これについては、何かの間違いなんじゃないかと思いたいのだ。
そこまで言うなら本屋に行って立ち読みしてくればよいのだが、今日は歯痛がエラいことで、それどころではなかったのだ。

それについてもこの記事、いかにも「無理やり『負け犬』に関連付けて売ろう」というのがアリアリで、筆者もそれにウマウマと乗っかってしまってるのがイタいかなあ、と感じた。清少納言にシンパシー抱くのは勝手だが、本来筆者自身の生き方を指した「負け犬」の基準を、自らがこういう単純なラベリングに安易に使っている辺りがなあ。
「無名草子」なんかに、「年取って没落し、ボロ家に一人住まいのヨボヨボ婆さんになった清少納言」というエピソードがあるのだが、実際は「晩年は不幸だった」というのも定かではないらしい。
「若い頃は美しく、また高い知性で名声を博したが、それも年を取ってしまえばみんなただの老人、やがて白骨になる。人生は無常…」という、当時の説話とか随筆とかによくある、仏教的無常観な落としどころの一つという説が有力だ(「卒塔婆小町」なんかはその最たる例か)。
もっともこれは、「独居老婆」という、子供のいない女性が逃れる事の出来ない将来ビジョンの一つである事は間違いないので、「負け犬」イメージに直結しがちではあるけれど。

それにしても、「源氏物語」しかり「枕草子」しかり、何年か一度に必ず、様々なメディアで「今風に料理」という試みがなされるのは、やはり原典の魅力というものなのだろう。
「枕草子」で私が推したいのはやはり、橋本治の労作「桃尻語訳 枕草子」だ。実際に生徒にもよく勧めた。
本文の文体が、「1980年代の若い女の子」のソレなので、今となっては読みにくい…というか、サムい部分もある。また、あえて逐語訳(「春はあけぼの(が最高にイイ!)」というように言葉を補わず、「春って曙よ!」と、原典そのままの語数で訳す)している読みづらさも否めない。
しかし、全文訳という快挙と、何より注釈。注釈の充実と分かりやすさは素晴らしい。生徒には「本文がキツかったら、注釈だけ読んでけ」という薦め方をしたこともある。当時の風俗や宮中の位置、清少納言と中宮定子の実情など、「枕草子」だけでなく平安文学のあちらこちらに出て来るものについて大いに分かる。
「特に主語がなくていきなり敬語表現になったら、それは基本的に帝の言葉や行動なんだけど、この本では中宮さま・もしくはそのご家族だと思ってもらってイイ」なんて、古典解読の基本を伝授してたりもする。高校生が持ってると何気に便利な事が多いのだ。

投稿者 zerodama : 23:41 | コメント (0) | トラックバック

負け犬についてその後も考えてみた

先日はERAなんて大げさに例えてみたが、「(他人から自分に対するネガティブ評価を)言われる前に自分で言う」のは、欠点を抱えた人間が日常的に行う悲しき自衛手段であり、私も毎日のように言ったり書いたりしているわけだが、欠点まみれの人間ならともかく、既に輝かしい実績も収入もある筆者が言うのってどうなのかねえ。と思うんである。

これは多分、筆者がよりこの本をセンセーショナルにするために、意図的に選んだ言葉なのだろうけども、「私は」でなく「私は」という表現を選んでいる。これが結局は、「ひっかかり」の最たるものではないかと思う。
「筆者が自分をどう宣言しようとも勝手だけど、他の人間の分まで宣言すんなよ」というのが、「大迷惑」の源にある。
自分とその生き方を語る言葉は、人の数だけあるはずなのに、勝手に「負け犬」に収束されてしまうという不快感と理不尽さ。
加えて、多少の誤用を含んで定着してしまったせいで、自分の言葉で自分を語っても、他人から(心中で)「そうはいっても負け犬の…」という言葉に片付けられかねないこと(あるいは、そう思われているのではないかといういらん不安をかき立てること)。
だからこそここまで話題になれたのだろうが、あまりにも乱暴で無頓着、故意であればあまりにも悪意的な言葉の選択だなあ、と思わずにはいられない。「イジワル」ってのがこの人の作風の一つらしいが、文章として個別化と一般化がいまいち上手く行ってない印象を受ける。「辛口」の範疇にとどめるならばもう一声良識が必要だし、「毒」と呼ぶには潔さが足りないのではないか。


「負け犬にならないための10か条」が示されているが、これらが示すものは「いかにも男好きがするように作為した、媚を含んだ、"余分な"社会的主体性を感じさせない態度」であり、また裏を返せば「そういう態度を選択しない私たちは、負け犬かもしれないけどカッコイイ女」という、ザラザラした自意識にも繋がっていると思う。

裏を取っていくとこんな感じになるのだろうか。
 〈1〉不倫をしない
     枠にとらわれずに恋愛を楽しみ、時に不倫という形になってもあと腐れなく謳歌する
 〈2〉「…っすよ」と言わない
 〈3〉腕を組まない

     このへんは、「媚を売って『女らしく』を狙うより、サッパリとさばけた態度」で自然体に生きる、ということだろうか。
 〈4〉女性誌を読む
     女性誌を読まない…で、どんな雑誌を読むのかまではわからないが、恐らく「近代麻雀」とか「月刊GUN」とかを指してはいないんだろうな。時事的、社会的なもの、あるいは専門誌などだろう。社会性を持ち、知的で話題が豊富、という意味合いか。
 〈5〉ナチュラルストッキングを愛用する
     生足、もしくはセクシーな網タイツなどを愛用。網タイツ好きな殿方はけっこう多かろうと思うが、「セクシーだけどちょっと一癖ありそう」という印象があるのは分かる気がする。メイクもそうだが、「ナチュラル」というのは男好きするキーワードの一つであるのは間違いない。そうした「好感度ナチュラル」に前ならえするのではなく、自分のポリシーで装いを選ぶということなのだろう。
 〈6〉一人旅はしない
     一人旅ができる。他人を頼らなくても一人できちんと計画し、管理して行動できる。これが海外であれば、語学力や豊富な知識を備えている事も指すだろう。
 〈7〉同性に嫌われることを恐れない
     同性から好かれる。ざっくばらんで裏表がない。気取らない。異性に媚を売るよりも、同性への義理などを大事にし、わが道を行く。
 〈8〉苗字で呼ばれないようにする
     確かにモテる女性は下の名前で呼ばれることが多い気がする。
     職場などでは、マスコット的に媚を売るタイプではなく、男性と対等に仕事が出来て自我が確立されているタイプ。サバサバしているが故に恋愛対象になりにくい、もしくはスキがなくてガードが固そう、どこか気がおけてしまうタイプ?
 〈9〉「大丈夫」って言わない
     安易に人に頼らず、責任を持って事を成し遂げる。実力に自負があるとともに、甘えベタでもある。
 〈10〉長期的視野で物事を考える
     一瞬一瞬を大事にして楽しむ。もしくは結婚に特化したビジョンについてか。「人生の保険」的な意味合いで結婚を狙い、それを恋愛に結びつける事はしないというニュアンス。

こうしてみると、これらのパーソナリティは総じて魅力的、「できる系の女」のイメージだ。
「こういう女は(結婚相手として)男に選ばれるのが難しい」「非モテにつながりやすい」という10か条でもあるわけだが(確かに一部共感できるものもあるが)、こうした魅力が男性に通じない、ってもんでもあるまいと思う。むしろ筆者の男性観が単純で古いんじゃないかな、とも感じるのだが。

最初に書いたように、実際にこの本を読んでるわけでもないので、この辺でやめとく事にする;

投稿者 zerodama : 02:52 | コメント (2) | トラックバック

2005年04月12日

歯痛

◆一昨日の夜あたりから、左上奥から2番目の歯が痛い。
最初はちょっと歯茎が腫れただけかと思っていたら、痛みがエスカレートこそすれ、ちっとも収まらない。
一番奥は親知らず。考えたくなかったが、親知らずが育ってきてこの歯を押し付けている痛み、という線が濃厚。明日歯医者に予約は入れたが、激しく気がふさぐ。
数年前、下の親知らずを抜いたのだが、あまりに立派なブツだったため、「抜く」というよりも、ノミとトンカチを動員し、ケミカルアンカー脳天に響け状態の土木大工事だった。骨まで響く大ショックと、歯がかち割られる嫌な感覚と傷みを今でも鮮烈に覚えている。アレをまた繰り返すかと思うと…
とりあえず、冷却シートを貼り、市販の鎮痛剤を飲んで耐える。
クシャミをした瞬間に、奥歯を「ガチッ」と噛み合せてしまい、あまりの激痛に数分間悶絶。ヤバイなあ…
◆最近はラグナロクオンラインがとんとご無沙汰で、2日に1回くらい相方と2時間程度ペア狩りをする程度だったのだが、今日のメンテから一週間、経験値が1.5倍になるイベントをしているので、ソレに釣られて、また何よりも「何かに集中してるほうが傷みが和らぐような気がする」ので、3時間ほどプレイする。
ROは、管理会社が相変わらずひどすぎ、BOTやDQNプレイヤーが横行していて、2月に「転生」パッチは来たものの、レベル99までの必要経験値があまりに多すぎ…などの要因が重なって、私の中のモチベーションがウナギ下がりだった。年明けに、ギルドの中で大きなトラブルがあって、それに疲れてしまったのも大きいのだが、まあしばらくはまだ引退しないでマッタリやっていく予定。
◆東京あたりは桜が満開だが、家の桜はまだ蕾が青白い。それでも蕾が出てきて安心した。
昨年の台風で、特にわたしのすんでいる辺りの水田や果樹園は、ちょうど満潮時に暴風に見舞われたせいで塩害がひどく、さらに低温被害もあったために農作物の被害が凄まじかった。畑や田んぼだけでなく、ありとあらゆる植物がその影響を受けた。
桜や街路樹は、一夜にして葉が茶色に変色して枯れ落ちた。
低温のあとに小春日和になったら、今度は家の桜が数輪狂い咲いた。市内でも各所で同じことがあったようだ。これは、気温が回復したのを、「春が来た」と木が勘違いして起こったらしい。樹木の「体内カレンダー」が相当狂わされたのだ。
こんなことがあると、次の年には花が咲かなかったり芽吹かなかったりすることが珍しくないそうで心配していたのだが、とりあえず蕾が例年通り出てきたのはとても嬉しい事だ。

投稿者 zerodama : 23:14 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月11日

読んでもないのに負け犬について考えてみた

どんなに美人で仕事ができても、30代以上・未婚・子ナシは「女の負け犬」なのです。

ってことらしいのだ。

「負け犬の遠吠え」(酒井純子・著)がエラく売れて、「負け犬」という言葉が変に定着しちゃってから随分経つのだが、今までこの本について興味を持ったことはなかった。
のだが、Feliceさんのサイト「MagMell」の日記で、「負け犬」とそれを取りあげたサイトの文章に関する記述を見ているうちに、色々な事を考えて、「MagMell」の掲示板に取り留めないことをつい書いてしまった。

「多くの人の心に"引っかかり"を与える」というのは、売れるモノの条件の一つだ。
ネーミングに、ネガティブな言葉・毒、つまりは「トゲ」をうまい具合に織り込めば、まさに具合のいい釣り針のようなもので、より多くの対象に強い引っ掛かりを与える事ができる。
この本は、それに大成功をおさめることができた。本人が書いた内容よりもより悪意的で煽り色の強いニュアンスで、社会にも定着した。
いつもであれば、「読んでみて書く」のだけど、私は以前から、こういう「人生モノ」「処世モノ」系の本には金を落とす気がしない。見た目のハッタリだけで、結局は自己賞賛・自己愛の産物というパターンが多く、興味が湧かないのだ。女性向けであれば特にそうで、この本についてもやっぱり定価を払う気にはなれない。2年後にブックオフの50円コーナーに山積みになってる姿がついつい目に浮んでしまう。
幸い、「負け犬」という扇情的な言葉によって、多くの人が、これを聞いて「何か考える」「何か一言書きたくなる」状態になり、検索すれば「負け犬」に関するコラムや考察、ブログのエントリーは星の数ほど出てくる。(で、結局私もそうなってるわけだ。)
その煽りの度合いは、Amazon内のこの本のページに書かれたカスタマーズレビューが、実に411件にも及んでいることで証明されているだろう。
おかげさまで、内容が大体わかるというものだ。ああありがたい。とっかかり方が横着で誠に僭越だが、あまたのレビューなどを読んで、主にその構造・論法に関して思ったことを書き連ねていく。

まず、私のように「負け犬の遠吠え」の本文(以下『原著』と記す)を読んでない人間が抑えておくべきことは
●作者の酒井純子自身が30代独身子無しであること=つまり既婚者が未婚者を見下している構造ではない、ということ。
●つまり、「負け犬」とは、あくまで著者が著者自身を定義して言う言葉であり。

この勝負、どちらかが折れないと永遠に決着がつかないであろうし、それはあまり良いことではなのではないか……と考え、私共負け犬はこの度、負けを認めることにいたしました。

と本文にあるように、あえて自分で「負け犬」宣言する事で、くだらない「くたばれ専業主婦」あたりで一気に不毛さを増した「既婚vs未婚・キャリアor主婦の優劣論争」や、価値観の押し付けから身をかわして、自分の人生を自由に楽しもう…という、実はすごくありきたりな結論に着地している(「共」という言葉で変に一般化ニュアンスを与えているのは問題かと思うが…)。
●そもそも基本的に「筆者の感じてる事を述べた辛口エッセイ」であって、社会論とか、何かに継承を鳴らすとか啓蒙するとかという重い存在ではなく、価値観を大上段に押し付けているのでもない。

というあたりだろう。

なぜ多くの人間(主に女性)が、この本(この言葉)についてそれぞれに考えてしまうのか、一言言ってやりたくなるのか。それは多分、「負け犬」の定義である「30代・独身・子無し」という条件がすべて精神的・抽象的ではなくて「現実の現象」「状態」であり、「誰もが絶対どちらかに属している」という1点にあると思う。
30歳以上か、それ以下か。
未婚か既婚か。
子供がいるかいないか。
実はこれらも、「バツイチ」「未婚シングルマザー」「子供と死別」などの、マージナルな層を若干含んでいるのだが、「現在の状況」だけで考えてみると、必ずどちらかに当てはまる。
「金持ち」「幸せ」「充実」というような、これまで多用された言葉はどうしても抽象的で、「自分はどっちでもないかな」「まあフツーじゃないかな」という「中間層(つまり、その本やタイトルに対してハナから関心を持たない客層)」を生じさせていた。「負け犬定義」にはその「あいだ」が無い。
そこで、「私も負け犬?」「じゃあ私って勝ち犬?そう言われてもなぁ…」のどちらかになり、両者心の中にひっかかりが生まれる。これはマーケティング面では非常に優秀な戦略といえるのではないか。
#ところで、私のような「30代既婚子無し」はどっちに分類されるのだろう?社会的には「より深刻な役立たず」ではあるだろうけど。

先ほども書いたが、要は、他人や硬直した社会通念からあれこれお節介を言われてイヤな思いをする前に、「ハイハイ私は負け犬なんでございますよ、だからそんなにいじめないで、負け犬なりに楽しく生きていきますから構わないでくださいね」と「私は」華麗にスルーしますよ、という宣言である。
「自虐」の有効活用なわけだが、むしろ「自虐」という言葉より、(すごくレンジの狭い比喩でナンだが)、装甲で言えばERA(爆発反応装甲)のようなものだなあ、と最初に思った。
装甲の外側に、計算された量の爆薬ユニットを付けておき、敵からの攻撃を受けたときに爆発するようにしておくものだ。ものすごくオオザッパに言えば、その「適度な爆発」によって、主装甲板や戦車本体へのダメージやトラブルを最小限に抑えるという構造を持つ。
「私は負け犬」という一見自虐的な文が、リアクティブアーマーの働きをしているのではないか、と思ったのだ。

この本の最大の罪は、明解な定義のインパクトの強さにより、結局は「筆者の生き方」を示していた筈なのに、「負け犬」という言葉が一人歩きして、「筆者の巻き添えを食らって、30代独身子無しが負け犬レッテル貼りをされ、しかもそれがかなり人口に膾炙してしまった。ヘタすりゃ親類のガキまで使ってる」という大迷惑にある。
いみじくも、Wikipediaの「爆発反応装甲」の項にはこんなことも書き添えられている。

あまり知られていないが、爆発反応装甲は構造上、作動時に大量の金属破片を周囲に撒き散らすので随伴歩兵が全滅するというあまり嬉しくない特性を持つ。そのため、西側ではあまり用いられていない。

…そこまで似んでも。

さて、つまりはこの本は「現状の社会にちょっと皮肉をかませつつ、一見敗北宣言に見せかけた、自分謳歌の勝利宣言」という性格を持っているわけだ。境遇はかなり違うが、なんか似たような考え方をする人物に一人心当たりがある。
それは魯迅の代表作・「阿Q正伝」の主人公・阿Qさんの「精神的勝利法」だ。
最期に読んでから随分時間が経っているのでちょっと自信が無かったもんだから、本棚から出して読んでみた。
皆にバカにされ、常に虐待されながらもプライドの高い阿Qの実践する精神的勝利法とは、どんなに殴られても
「倅にやられたようなものだ、近頃世の中がへんてこで…」
と思うようにして、精神の満足を得るというもの。ここは「負け犬」本論にはあまり関わりが無いが、以下の部分なんかは妙にマッチしていて興味深い。

(阿Qをからかう遊び人連中)

「阿Q、これは倅が親を殴るんじゃないぞ。人間様が畜生を殴るんだぞ。自分で言ってみろ。人間様が畜生を殴るんだと。」

阿Qは、両手で辮髪の根元をおさえ、首をねじ曲げる。

虫けらを殴るんさ。これでいいだろ?---おいら、虫けらさ---もう放してくれ!

たとい虫けらであろうと、遊び人たちは放してくれない。相変わらず近くの土塀に五、六回コツンコツンやり、これで阿Qも参ったろうと思って、満足して意気揚揚と引きあげる。ところが阿Qのほうも、ものの十秒とたたずに、やはり満足して意気揚揚と引き上げる。われこそ自分を軽蔑できる第一人者なりとかれは考えるのだ。「自分を軽蔑できる」だけを除けば、残るは「第一人者」だ。

以上、岩波文庫版「阿Q正伝・狂人日記」(竹内好 訳)より

特に後半を読むと、筆者の論法に対して感じる、微妙な「イヤらしさ」の源に通じるものがなんとなく見えてくる。
「負け犬の遠吠え」の具体的な言葉として、もっともふさわしいセリフはどんなものだろうか。それは多分「今回は引き下がるけど、本当は自分は負けてないんだ!」という、池乃めだか大先生の決めギャグを思わせるソレだと思う。負けを認められない人間こそが最も負け犬臭いのだ。
筆者はそこで「私は少なくとも、負けを認めることができる潔い人間」という保険を張っている。捨て身に見せかけて実はそれ自体が保険。それはあんまり潔くない。
しかも、負け犬の定義の枕に「どんなに美人で仕事ができても」と付けたり、本編で取り上げる「負け犬」の多くが「学歴もそれなりにあって仕事ができて自分の外見にも金かけることができる」「優雅な都会のキャリアウーマン」であったり…ということを考えると、結局はこれって「自分は小奇麗で小金もあって仕事もできる人間」「それでいて潔さもある、深い考え方を持つ人間」という優越感・自己愛の産物なんじゃないか?と思ってしまうのだ。だからなんだか、単純に「自虐」と呼ぶには気が進まない。
で、そこで「これってエッセイなんだよな」と思い出す。自分語りに終始するのも当然なのだ。
自己愛と自分語りのついでで、赤の他人から気軽に「負け犬」呼ばわりされるハメになった人間には、いよいよもって大迷惑の度合いが募るわけだが。

およそ品のある人なら人前では使わないであろう「負け犬」という言葉。その響きの汚さとインパクト、そしてマスコミや出版社などが(おそらくは意図的に)「該当者全般に一般化した使い方」で面白おかしく煽るために誤用し、一人歩きして定着したわけだが、これもまた
「あらゆる場面が、勝ちか負けか、で分ければ大抵はどちらかに属する」ものだ。
「負け」という言葉を使った段階で「勝ち」が、「勝ち」ということを思った時点で「では何が負けか」という概念が同時に生まれる。外見・財政・環境・仕事…全てがそうだ。
「Aよりも3cm背が高い分、俺が勝ち」と思った時点で、「でも俺より5cm背が高いBには負け」ということになる。住まいがアパートかマンションか一戸建てか、年収がどうだとか、乗ってる車、服やバッグ、果ては子供の成績やら進学先やら。きりが無い。
意識し始めた瞬間に、結局「絶対の勝者」にはなれないことが決定される。
こういう「差の意識」から開放されることが仏教思想の地平の一つなのだが、現実の世界はそうもいかない。
考えなくても、周りが勝手に、ありがた迷惑なランク付けやレッテル貼りをしてくれる。「自分は自分、勝ち負けなんか気にしない」と思った時点で、「勝ち負けを気にしてる連中と自分」という優劣構造・そして優越感が生まれている。精神的に本当に自由になるということは、実に難しい。不可能なのかもしれない。
「『負け犬』宣言する事で少しだけ自由になるくらいしかやりようのない、社会の不自由さ」をも、筆者は深刻な書き方でなく示しているのだろう。

それだけ色々な意味がこめられたであろう「負け犬」だが、今や闊歩しまくっているもんで、例えば未婚の人が
「私もそろそろ負け犬突入しちゃう~」「負け犬人生謳歌してますから」
なんて言い方をする。
もっともこの場合は、「作者の自分語りに付き合ってそんな言葉使いなさんな」で笑って話もできるけれども、子持ち既婚者の一部が「じゃあ私は勝ち犬」と短絡的に考えて、他人を平気で「負け犬」呼ばわりするのは実にヒく。
多くの既婚女性は、そんなことを機にする暇などないほど忙しく、むしろ「勝ち犬とか言われても…」と戸惑う人が多いんだけれども、なんだかそういう無神経な層、がジワジワと増えてきてるような気がする。そこが気味悪く、作者の意図はどうあれ、「罪」の一つには違いない。
「負け」という言葉を使うことで、「勝ち」をも示し、「勝ち」の概念も同時に一人歩きしたというべきか。
ことに「言わないけれど書きはする」、Webで見る既婚者の文の隅っこからちょこっと滲み出しちゃってるような、そんな場面にひっかかりを覚えることがあるのだが、これについてはFeliceさんの掲示板のレスがかなり明解で、膝を打つ思いだった。

独身同士で「負け犬だよねー」と言うことはあっても、既婚者がわざわざ独身者に「あなたは負け犬なんだねー」とは言わないでしょう。

相当親しくないかぎり、それは立ち入ったこととして会話に出てこないのが普通だと思います。

それだけに、ウェブでは一部の方の本音が読めて面白く、今回は

「独身という生き方が目障りだと思う既婚者って、確かにいるんだなあ」

とわかりました。

ところで、原著について検索していると、「負け犬にならないための10カ条」というのがよく出て来るのだが、正直あまり面白くない。
「『~っすよ』と言わない」「ナチュラルストッキングをはく」あたりが「読者にドキッとしてもらうポイント」なんだろうけども、どうせならもっと細かいポイントを攻めてもらわんと、ドキッともクスリともできない。
これは逆に「こうすれば男性に好かれる・結婚できる」というマニュアルでもある。
「この程度の浅いことで男はコロッと行く」という意味で、男の単純さをバカにしてるところを笑うべきなのだろうけど、項目も浅くてなあ。そういうところで「ピリッとした深み」を披露するのがエッセイの醍醐味だと思うんだが。

結局は、作者自身の生き方語りと心得て、誤用されているのを間に受けて憤るのも自虐するのも、増長するのもアホらしーですよ、ってとこなのかな。これまたものすごく陳腐だけども。
Amazonの大量のレビュー(それだけで軽く一冊が編めるほどの量だ)の内容はそれぞれで、「この本をキッカケに、これだけの人間が自分の考えとか生き方に思いを馳せ、考えをまとめて賛否両論を表現するに至った」ことはとても興味深い。女性だけでなく男性のコメントも多いので、読んでいるうちに「本編よりも読みごたえがあって面白いんじゃなかろーか」とすら思う。いやほんとに。

投稿者 zerodama : 13:34 | コメント (0) | トラックバック

mixiをやってみる

平埜香里さんからお誘いを受けて、mixiに登録してみた。
一応プロフィールを書いて、数名のお仲間に入れていただいて、日記としてこのblogを登録したくらいで、コミュニティを探したり参加したりはまだやっていない。
mixiの名前と概要くらいは聞いたことがあったのだが、第一印象は「マメで積極的でないと勤まらなさそう」なイメージだった。自分のようなズボラで(Webでもなお)人見知りで受身な人間にはムリだろうと思っていたのだが、誘ってくださる人がいたことは素直に嬉しい。きっと私が相変わらずリアルで近所に友達いないことを平埜さんが案じてくださったに違いない。ありがたいねぇ~。

投稿者 zerodama : 11:52 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月09日

特撮DVD付き食玩

*伝説のヒーローたち(メディアファクトリー)
http://www.densetsunohero.com/

TVサイズのOP・EDしか入ってないようならイラネよなあ、と思ったら、OPだけでなく、変身シーン、必殺技ダイジェストや名場面など含めて20分くらいの映像が入るらしい。
ラインナップは以下のとおり。

『月光仮面』『シルバー仮面』『トリプルファイター』『レインボーマン』『アイアンキング』『魔人ハンターミツルギ』『流星人間ゾーン』『スーパーロボット レッドバロン』『スーパーロボット マッハバロン』
これにシークレット1種だそうな。なんだろう?
個人的にはコンドールマンがいいなー。というか、何をおいてもコンドールマンを見てみたいので。

投稿者 zerodama : 02:09 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月08日

ネタだと言ってよバーニィ

天漢日常」で読んだ、2ちゃんねる冠婚葬祭板・
私は見た!不幸な結婚式 12スレッド(現在Dat落ち)からの話題。

*「あなたには幸せになって貰いたい 容貌を理由に、実の妹の結婚式への出席を拒否された兄の物語
(詳細はリンク先にて)
「ネタなんじゃないのぉ?」と眉にツバを塗る前に、「どうかネタであってくれ~」と祈りたくなるほどひどい&お兄さんいい人過ぎて泣ける話である。


該当スレッドは現在Dat落ちで、続行スレが立っているのだが、これがまたきっつい話題が色々と。
>>9さんの、あまりにもお粗末&事後処理がもっと誠意ナシな式場の話は、可哀想で読んでられないほどだ。
また、これも「ネタであってほしい」というくらいに悲惨な話が紹介されていた。

元々は「オズマール」掲示板に掲載されたネタで、かいつまんで言うと、「実は新郎のことを密かに好きだった新郎側の女友達を招待したら、凄まじい妨害をされまくった」ということなのだが、その行動が1つや2つでなく恐怖の大コンボ。
実際のスレはこちら(レスがいっぱい付いているので、スレ主の投稿だけを読んでいくと経過がよくわかります)。

○白のロングドレスに白のショールという服装で来た

 (鞄や靴も白で、ティアラまで付けていました)



○ブーケトスの際、ブーケを地面に落とされた

 (友人たちの方に向かって投げたのですが、彼女が走ってブーケの下に行き、ブーケが彼女の手に触れた途端に 手を引っ込めたので、ブーケが地面に落ちました)



○私の招待客のスピーチの途中で野次

 (話の途中で「話長いんだけど!超おなかすいた~! 気利かせて早く終わらせてよ~」と大声で言いました)



○私の席(彼の隣)を独占

 (「彼と写真を撮りたいからどいて」と言われどいた所、写真を撮り終わってからも席を立ってくれず、お色直しの退場まで私は横で立ちっぱなしでした。もちろん私も担当者の方も何度も席を離れてくれるようお願いしましたが、「まだ話してる」の一点張りでした)



○ドレスに飲み物をこぼされた

 (「乾杯しよう」と言われたのでしたところ、グラスを落とし、ドレスに飲み物がかかってしまいました)



○食事にケチをつける

 (食事の途中に「なんかしょぼいよね~」「虫みたいのが入ってる~(もちろん入っていませんでした)」 「なんかこれ腐った臭いがしない?」「肉食べたらおなか痛くなった~」などと大声で言っていました)



○ウェディングケーキを倒された

 (ケーキ入刀のときに彼女がカメラを持って走ってきたのですが、そのままケーキの台にぶつかってきたためケーキが倒れ、ケーキ入刀ができなくなりました)



○私の友人の余興の途中で野次

 (友人が歌を歌ってくれたのですが、曲がかかると「ありがちなつまんない歌~」歌の途中で「今音外した」「もっと練習してこいよ~」「カラオケじゃねーんだよ」などと叫んでいました。友人は泣いてしまいました)



○母への手紙を読んでいる最中に野次

 (手紙を読んでいる途中で私が泣いてしまい、言葉につまってしまったのですが、「自分が書いた手紙で泣くなんてありえなくない?自分に酔いすぎ~」「泣けばかわいいとでも思ってんじゃないの?」と言われました)



○携帯の着信音が何度も鳴る

 (携帯を切っていなかったようで、何度も着信音が鳴り、その度に電話に出たりメールを打ったりしていました)

3つめあたりで訳もなく土下座したくなるほど、読むだけでいたたまれなくなる詳細。あまりにも怖すぎる。高砂占拠って、もはやテロだよなあ。二つ目あたりでツマミ出さない式場もどうなんだろう、とは誰でも思うのだが、彼女いわく「新郎の友達だからということで気を使った」らしい。その気持ちもわからんでもない。
この記事は去年のものなのだが、その後このお二人が平和な日々を過ごされていますように、と祈らずにはいられない。

このスレを読むと、女性招待客の年齢層・客層にもよるけど、「ブーケトス」というイベントのはた迷惑さがしみじみと分かったり…

日本では、単純計算で40秒に1組が結婚しているらしい。どんなに入念に準備しても、スタッフがヘッポコだったり、業者がDQNだったり、ドアホな招待客が一人いれば、式の空気を凍りつかせるには充分すぎるほどだ。自分たちの結婚式を振り返ると、特にヒネリのない田舎の結婚式、忙しく走り回っていた記憶しか残っていないけれど、「フツーの式」を事故なくできたということは運が良かったのかもしれない。

投稿者 zerodama : 19:47 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月06日

久々にM@D

サイトのほう、
ゲッターどうでしょう
エリア88カ所

を新設更新。いずれもどうでしょう系のネタ。

かじめ以来こういうものを作るのも実に久々で、まあどれもオソマツなブツではあるのだが、小ネタが色々沸いてきて、ものすごく久しぶり、それこそ大観音高校苦竹98)以来にワクワクしながら作業ができた気がする(更新自体、先日まで相当放置していたわけなのだが)。

◆今日の夕食はスパゲティに決め打ちで買い物していたのだが、義父が手ごろなフキノトウを摘んできてくれたので、天ぷらとフキノトウ味噌も作って添える…という統一性のないテーブルに。フキノトウメニューは酒の肴。サザンバレルを、今日は暖かかったのでロックにして一杯だけ。

投稿者 zerodama : 23:52 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月04日

真夜中の弥次さん喜多さん

映画「真夜中の弥次さん喜多さん」は、喜多さん(中村七之助)の「オヤジの晴れ舞台直前に大暴れ」の一件で、予想以上の宣伝効果を生じてしまい、本来あまり取り上げられなさそうな朝のワイドショー時間帯にも何度となく登場してしまったのだった。
登場したのを見たら、「金髪でマゲ」の七之助があまりにも喜多さんそのものでぶったまげたのだった。
んで、コメンテーターが訳知り顔に
「今回の映画では、弥次さん喜多さんがなんと同性愛者だったり、という驚きのアレンジ」とか言ってるのを聞いて、もう呆れ返ってしまったのだった。


あのー……その設定は、原作そのままデスカラ……


「弥次喜多」といえば、一休さんとかフリテンくんレベルのずっこけ珍道中という認識がほとんどなのかもしれないが、それはよっぽど低学年向けのリライト版の内容であって、喜多さん(原作では「北さん」がスタンダード)は、男やもめの弥次さんのところに居候している、元男娼あがりという設定。
旅に出るのも家賃を踏み倒してのことで、行く先々で宿に泊まるわけだけども、当時の宿場には、「飯盛り女」と呼ばれる娼婦(厨房係という名目で雇われていて、実際に給仕にも当たる)が宿ごとにいるわけなので、つまりは泊まるたびに酒とご当地の肴と女を食い歩く、という旅なのだ。
「売春ツァー」と呼べなくもない(むしろそのもの)が、当時の旅はそんなもんだったらしい。ちょっと見栄えのいい女を見ると、弥次さんやら馬子やらがすぐに「あー、ぶっちめたい(レイープしたい、というような意味)」と呟く。性風俗が実におおらかだった時代なのだ。
北さんは弥次さんとデキてるのだが、宿宿でそれぞれに女を買ったりコナかけたりする描写もあるので、ホモセクシャルというよりは、もっとおおらかな形のバイセクシャルと言っていい。
それでも弥次さんにヤキモチを焼くようなシーンもある。夜に弥次さんの部屋に来るように手付を交わした飯盛り女に、北さんが「弥次さんは病気持ちだぜ」とウソを吹き込んで袖にさせる、なんて場面では、なかなか北さんがオトメで可愛い。
このシーンの前では、北さんが水風呂の底を踏み抜いてしまう一騒動があって、弁償として二朱を払わされるのだが、それに対して弥次さんが

「考えようによっちゃ、二朱でお釜を抜けるなんて安いもんだ。芳町の男娼街で一人買ったら、二朱ぐらいじゃすまねえもんな」

とシャレのめす場面があったり…まあこんな風に何を見ても何がおこってもすぐにチ●コだマ●●だと見立てては笑い飛ばす、そんな作品だ。中学生の頃、原作にかなり忠実なダイジェスト版を読んで度肝を抜かれたものだが、反面、主人公の二人や馬子や籠かきといった連中に至るまで、狂歌や連句・果ては狂詩などをサラサラと読んでしまう辺りに、徘徊文化の膾炙が垣間見えたりして面白い。

まあいずれにしろ、弥次さん北さんが恋人=斬新なアレンジ、なんてカメラの前で言っちゃうのは実に恥ずかしい話だねえ、ということで。

投稿者 zerodama : 20:32 | コメント (0) | トラックバック

愛地球博弁当騒動

プレオープン当初から問題になっていた「弁当持込禁止」規定。
「没収ってどうよ」「中のレストランや販売飲食物がクソ高い」「中の業者優遇(まあ実際はココなんだけども)にしてもひどいんじゃないか」などと、実際に行った人の体験談や、一方デマなども入り乱れて大問題になっていた。

色々なBlogエントリーや記事などを読んでみると、反応も様々で、中にはエキサイトのあまり思考停止の域に達してしまったものなどもいくつか見受けられた(特に子持ちの女性のBlogに目立っていたような感じがするが、小さい子供は地球上でもっとも「待つことのできない」生物だから、弁当や菓子など、期限をなだめるアイテムに関しては切実なんだろうなとも思う。)。
#家族の弁当開きが楽しい、という他にも、待ち時間を節約してパビリオンを楽しみたいとか、色々な考えのもとに「弁当」なのだろうとは思う。普段目にする小中学生のお母様方は、「この日は給食がないのでお弁当を持たせてください」なんて言った日には、大多数の型が煮しめた番茶みたいなしっぶい顔と反応をなさるので、「本当にそんなに弁当作りたいのだろうか?」と思ったりしてしまうのは私の悪い癖だ。

とりあえず箇条書きで、分かった事や思ったことをまとめてみる。

◆会場内の飲食物の値段について

これについては、「HINALOG」の「会場内の飲食物リスト」「飲食物が高い・デマに注意」が非常に分かりやすく、詳しい。
結論から言うと、「コーラが\600~、うどんが\1500」という「ボッタクリ情報」には、相当の割合でデマ・もしくは誤謬・一部だけを取り上げて一般化した情報が混じっているらしい、ということだ。
会場内の自販機・コンビニでは、市販と同じ値段(\120~150)でドリンク類が売られているし、高い店もあるが、普通の(市街地の)飲食店の相場とさほど乖離のないメニューも多い。勿論店によって高い安いはあるので、あとは行く人が事前に調べるか、見比べて購入・飲食すればよいわけだ。これはどこに行くにしたって同じかと。
(うどん\1500は、「うなどん\1500」の見間違いだとか)
セットメニューで\1000程度とか、コーヒー一杯\500とか、まあ外で飲み食いすればそんなもんかなあ、と私は思うのだが…
スキー場のレストラン(スキー場や山の場合は、食い物よりも、飲物がいまだに平気で\200~だし)とか、まして海の家の粉っぽいカレーとかぬるいラーメンに至っては(衛生面含めて)そんな次元じゃない。
この話を聞いたとき、単純に「お祭りなんだからそのくらい金落としてやればいいんじゃないか~」と思ったのだが、要するに「選択肢が極端に限られている中」だから、普段のレジャー相場なら許容できるものに対して怒りが集中しているのだろう。

◆弁当持込許可と、その品目
実に笑える経過だった。
弁当の件について多くのクレームが入ったわけだが、協会はそのクレームの多さではなく、首相の「弁当くらいいいんじゃない」という鶴の一声で弁当持込禁止はあっさり撤回された。某神社参拝の件では一個も空気読めない小泉首相だが、こういうことに関しては実に機敏な動きを見せたのだった。だからって主催者までその機敏さはどうなんだ。
むしろ、「首相だろうが天皇だろうが、食中毒のリスクを回避して安全確保に努めます」と初志を貫いたほうが、小手先と詭弁であっても「本気でやってます」ってことだけは伝わったのかもしれない。
それが、今朝の情報番組では、協会のエライさんがニコニコして
「私たちの視線では気付かなかった、よい事(本当にこう言ってた)を(「客が」、ではなく「首相が」)指摘してくださってありがたいです
とか言ってるんだものなあ。救えなさ全開。

で、結果は「手作りの弁当・おにぎりは許可。ただし保温や保冷対策をしっかりとして、生ものを入れないように」「会場外で買ったコンビニやスーパーなどの弁当・おにぎりは不許可」「アレルギーや食事療法のためのものは、診断書不要で持ち込みOK」。
これもよく分からない。
衛生面で言えば、自作弁当よりも、作製環境が整っていて(少なくとも後からのチェックがちゃんと入れられるし、給食業者は規定に従って製造物を保管し、万一の場合に提出できるようにしている)、製造日時や消費期限が明確な店売り弁当のほうが、リスク管理に対しては断然優れている筈だ。特にコンビニの弁当やおにぎり類は、消費期限までは何が何でも傷まないように、そりゃもういろいろなものが入っていることが多いわけだし。
片や自家製の弁当は、「前日買ってきた惣菜を詰める」「前日に詰めて冷蔵庫に入れておく」なんてことが日常茶飯事(人によるけど)。どう考えても趣旨に合わない。こういうロコツな足掻きがまた印象を悪くするという事が分からないんだろうか。分かってないんだろうなあ。

衛生問題をクリア、というか「食中毒が起こったときに、何が原因かハッキリさせる」だけならば、例えば

・自作弁当を持ち込む場合には、証明するカードなどを発行する
 Webでダウンロード・印刷できるようにしておき、入場時に提示すれば、いちいち弁当の中身をチェックしなくてもいいので通行もスムーズだし、アレルギーなどの特記事項も書き込んでおけば楽ではないだろうか。

・外で買った弁当を持ち込むときは、製品のシール(製造業者や日時・原料等が印刷されている)、なければレシート(どこで何時に購入したかが明確になる)を保管しておく。

・中での飲食も、レシートを保管する。

・これらのカードやレシートは3日間くらい保管しておき、体調の異常が現れたときにはすぐに参照できるようにする。持ち込み食品が原因であれば無論自己責任で対処。

こんな対策はどうだろう。万が一食中毒が発生しても、原因究明が楽でいいんじゃないかと思うのだが。
責任の所在が明確になる事で、出店者側もより衛生管理のチェックを厳しくするかもしれん。

むしろ、弁当を開ける場所を確保し(緑をテーマにしてる割にはこの辺がお粗末なわけだが)、「自作だろうが店売りだろうが、ゴミは徹底して持ち帰らせる、もしくは徹底して分別させる」というような「環境教育」をしたほうがよっぽど有意義かと。

現在の持込可・不可のボーダーラインは、結局
「タッパーなどに入っていて手作りっぽいか、店売りの包装がかかっているか」という、見た目の問題でしかない。
私が近郊の弁当屋なら、100均とかの安いタッパーに、通常売ってる品目(しかも生ものを避けて)を、いかにも手作りっぽく詰めて「これなら持ち込める!」って売り文句で販売したいところだ。容器&不可価値で700円くらい………中で食うのとあんま変わらんけど…

◆「TDLも弁当持込禁止じゃね?」
私もこれ、最初に思ったのだが、調べてみると、現在はゲート外側に「ピクニックエリア」が設けられているんですなあ(東京ディズニーリゾートFAQより)。ちなみにユニバーサルスタジオも同様。

◆ペットボトル持込不可について
これはしかたないんじゃないかと。スポーツの国際試合など、とにかくテロのターゲットになりそうなイベントでは、全面的に持ち込み不可の流れになっている。(もっともサッカーの試合などは、テロ対策のほかに、ターフに投げ込まないようにという意味合いが強い)
情報番組などでは「ペットボトルで何が持ち込めるって言うんですか?」と言ってたコメンテーターもいたが、かなりの平和ボケと言わざるを得ない。ガソリン入れて火炎瓶も作れるし、ポリカーボネイトの耐薬品性が強くない事を利用して色々できる。詳しくは書かないけども。
9.11後のアルカイダテロ予告の直後辺りは、「危機管理」「セキュリティ」の意識が高まっていたように感じたのだが、ちょっと「喉元過ぎれば」になりつつあるような。サリン事件の記憶も随分薄まってしまったようだ。
ただ、「じゃあ水筒はどうなのよ」ってことになる。
水筒は不透明・強度もあるし、気まずい液体・固体を持ち込むには最適だ(遠足に持っていくような水筒の中に核爆弾…なんてネタが「砂の薔薇」とか「ピースメーカー」にありましたなあ)。テロ対策というのなら水筒も(というか、水筒こそ)シャットアウトすべきなのに、ここでも結局馬脚を現しちゃってる(「飲物は中で買ってね」という本音)のがなんとも…
で、今の時期はまだいいが、GW~夏になったら、脱水症状で客がバタバタ倒れるんじゃないか、ということを、食中毒より先に心配して、水飲み場を増設すべきじゃないかと思うんだが。そんで100円くらいでリターナブルのスタイナーボトルでも売って、水汲み放題とか。ボトルはスターバックスのマグのように、何度でも洗って持ち込みOK(リピーターに優しい)とか。
持ち込みOKなのは紙パックの飲料とのこと。一度抜いて詰め替える、というのが比較的難しいからかな?

◆モリゾーとキッコロ
アンチ派には「キモイ」「緑のムックじゃん」ともっぱらこきおろされてるようで。ありきたりのファンシー路線よりはいいかもしれないが、すぐに忘れそう。つくば科学万博の「コスモ星丸」、名古屋デザイン博の「デポちゃん(イモ虫とか●●虫とか呼ばれて嫌う人も多かったけど私は好きだった)」のような単純明快さはないが。
デザインを見て、なぜか無条件に「ああ、久保キリコのデザインか」と思ってしまったのだが、アランジアロンゾデザインだと知って驚いた。

◆愛地球博
長々と書いては来たが、会場に足を運ぶということはないと思う。
単純に、遠さと行楽シーズンに夫婦で出かける時間が取れないというだけなのだが、山形~名古屋間を移動しても行ってみようかな、と思わせる魅力が、今のところ感じられない。行けばそれなりに楽しめるのだろうし、「実際(いろんな意味で)どうなってんのかなあ」という興味はあるのだけど。
愛知の隣県だったら行ってみたかも。今のところはそんなレベルだ。
主催者である協会の理念のなさとか、「環境」を謳っている割には会場造成・その後の利用にオソマツさが満載な点とかは、オープン以前にも報じられていたし、今回の対応を見ても興ざめする事のほうが多い。
古生物に興味があるなら、国立科学博物館に行ったほうが確実に楽しめそうだし。
義父や、実家の両親は行く予定があるらしい。「万博」の集客力はまだ健在なのだから、「エラい人から言われたら朝令暮改」ではなく、これからも開催日程は長いのだから、「改むるに憚ることなし」でやっていけば、まだまだ盛り上がる余地はあるんだろうけど…「主催者の反応を見る限りムリ」って絶望感が漂いだしてるのが一番の問題だよなあ。
実際に肌で感じた事はないのだが、この件を考えるにつけ、「'70大阪万博」は見事だったよなあ、とつくづく思う。日本全体が上り調子だったこともあるだろうが、「そこにある」だけで見事な昂揚感をプロデュースした「太陽の塔」にはじまり、三波晴夫大先生の超名曲「世界の国からこんにちは」で問答無用のハッピーをお見舞いされる。各種博覧会やオリンピックをはじめとするスポーツ大会でも、「イメージソング」が発表されるが、大抵はふやけたタイアップばかり。アレに匹敵するテーマソングはもう生まれないんだろうか?

全体に「『官』の悪しき感覚」「だからお役所は」という批判を受けがちなんだが、イマドキの「官」は、こんなにロコツで横暴なことしてたらとても勤まらん。「いい時期に引退なさった、古き悪しきエラい人の感覚」と言うのがより正確な気がする。

投稿者 zerodama : 13:32 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月02日

まぼろしTシャツ

◆「まぼろしチャンネル」のショップ部門・「まぼろし洋品店」で展開しているTシャツがなかなかそそる。

一番食指を動かされるのはやはり「幻影商標」シリーズ、特に「熊の胆」Tシャツだが、「ベンケーシー」柄もなかなか捨てがたい…

「ベンケーシー」といえば、この番組で着用されていた事から、浅いスタンドカラータイプの医務衣を「ベンケーシー(型)」と呼ぶらしい。(先日、大泉洋先生が「いいとも」で言っていたので始めて知った)

◆選抜高校野球にて、羽黒が勝利。山形県民が長年待ち焦がれた初のベスト4進出。大快挙。
「とはいえ外人部隊ばっかりジャン」という声もあるが、これまでの私立出場校のほとんどが今までもそうだったのだから、やっぱり快挙。
天正少年使節団みたいな名前の片山マウリシオ君は(p)、日系ブラジル三世。羽黒高校には他にも、サッカー部などにけっこういろんな国から留学生が来ている。
ピンチになった時の、闘志むき出しの力強い投球・全力のフィールディングに、久々にグッと来るものがあった。魂のこもった、腕の振りのいい投球に、「彼なら男球を投げられるのではないか、いやむしろ今の画そうだったのかもしれん」と目を見張ったのだった。

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2005年04月01日

1925年のウシコサン

usukosan.jpg

これ、正月に買った「ニッポンのかわいい絵葉書 明治・大正・昭和」(林宏樹・編/グラフィック社)の中の一枚なのだが、一目見てその奇妙さが心に引っかかってしょうがないのだ。
大正14年のものとキャプションがあり、「駄菓子屋で子供向けに売られていたもの」なのだが、タンバリンを持ったナイスバディの牛面人身の半妖が軽やかに踊っている図柄の下に、「オドレオドレウシコサン」。

誰なんだよ「ウシコサン」。
もう何もかもが謎。
デザイナーは何を考えて描いたのか。
版元も、何を考えてOK出しちゃったのか。
果たしてこれを購入した子供が本当に居たのだろうか。
居たからこそこうしてコレクションとして残っているのか、それとも問屋の在庫が出てきたものなのか、もはや計り知ることもできない。ただひたすらに、「シュール」の一言では片付けられない、「恐らく企画~販売の段階で、どこかで誰かがヒロポンでもやってたに違いない」と確信させてしまう存在感がたまらない。

ところでこの本、開くたびにスッキリしない思いにとらわれてしまう。
それは、このハガキとは別の、慰問用の絵葉書(絵柄から見て少女向けのもの)の1ページだ。
イラストの下になぞなぞが付いている。こんな問題。

なぞゝ問答いたしませう

家の前で白犬と黒犬が遊んでいます、

所が突然一匹の犬がほい(吠え)だしました

白犬がほいたのか 黒犬がほいたのか

どちらでせう?

問題だけで答えがついていないのだが、あまりに問題がシンプルすぎて分からず、このページを見るたびにモヤモヤしてしまうのだった。
どっちなんだろう?
多分表の方に正解が書いてあるのだと思うのだが、もし書いてなかったとしたら、慰問で送られた兵士さんたちも、さぞかしモヤモヤしたんじゃないだろうか。

(答えらしきものは追記に)


この後、ちょっと検索してみたら、似たようななぞなぞについてWebに記事があった。
この問題と同一ではないのだが、

「黒犬」→二つの文字をくっつけると「黙」→だから黒犬は吠えない→ゆえに、吠えたのは白犬

というものだった。
多分これかな?
これということにしておこう。スッキリ。

ちなみに絵葉書の文は縦書きだったので、こういう発想にはなかなか到達しにくいかもしれない。

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なにアニメよ(大泉洋風に)

「テニスの王子様」アニメが最終回を迎えたんですが、その内容が凄まじかったというお話。
こちらが詳しいようです。(「HiroIro.com」より)

テニプリ本編のトンデモ加減というのは、時折むちんさんからも聞いていたんだけども、どうもその「元来のトンデモ」に「制作サイドのナゲヤリ」が加わってこんなことになっちゃったのだろうか。

キャプチャ映像を見てふと脳裏に訪れるデジャヴ。
その正体は多分、「『とんち番長』の最終回をアニメ化したらこんな感じかもしれんなあ」という、郷愁にも似た気持ちなのかもしれない。

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2005年03月31日

チャフを飲む

ここ数日、Blogのタイトルを考えながら、「チャフ」の意味や用法をを検索していた。
コーヒー豆の中央の割れ目の部分に「シルバースキン」と呼ばれる薄皮があって、これをつけたまま焙煎し、挽くと白い粉状のかすになり、これが「チャフ」と呼ばれるらしい。
コーヒーの味に深くこだわる人は、このシルバースキンを細い針などでこそげ取ってから挽く、とか、挽いてから吹き飛ばして取り除いて入れる、と聞いたことがある。雑味・濁りなどの原因になるためだ。

検索していて目が止まった記事があった。
コーヒー豆専門店を経営するオーナーさんのコラムなのだが、何とこの方、チャフの真実を確かめるために、「チャフだけで抽出液を作る、そして飲む」という実験を敢行なさったのだった。
結論から行くと、「苦くて漢方薬風の香り、飲んで飲めないことはない」ということだったそうな。
そりゃ、毒のわけはないんだけども、なかなか勇気ある方だなあ、と脱帽。

面白いのはこのコラムの第二弾で、コーヒー通の方5人に、チャフありコーヒーとチャフなしコーヒーをブラインドテストしてもらうもの。
結果、5人が全員チャフなしコーヒーを美味いと判定したわけではない、というところに興味をそそられる。
コーヒーの酸味を好む人は「チャフなし」を支持し、「苦味や奥行き」を好む人は「チャフあり」を支持したとのこと。
要するに、嗜好にもよるけれど「チャフも味のうち」になってたと言えるわけで。
乱暴に例えて言うなれば、羊肉ならラムが一般的に好まれるけれども、羊肉の癖も含めて好きな人はマトンをあえて選んだりするのに似てるのかもしれない。

んで、そちらのコーヒー豆屋「きまめや」さんのサイト
コラムが充実していて、読んでいるだけでも楽しく、「あー、コーヒー飲みて~」「たまにはレギュラーでコーヒーを入れてみようかな?」という気分にさせてくれる。

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2005年03月30日

例のスレ第2弾

成り行きとはいえ、なんでサッカーの国際試合ごとにログ保存してるのか、自分でももうわからんのだけども

日本がゴールを決める度に自分の金玉をそっと優しく撫でてやるスレ
一応保存。
結論を言うと、(スレは)ひどく盛り上がりにかけていた。
まあやる事といえば撫でるか殴るかだから、だんだん目新しさもなくなってきて当然なわけだが。
0-0が続いて72分でようやくゴール、しかもオウンゴールという流れではいたしかたなかったかもしれない。要するに、「殴らないと(敵に得点されないと)盛り上がらない」という一つの真実が明らかになったわけだ。って、何をソレっぽく書いてるんだか。

◆サイトのリンク集、ずっと手入れをしていなくて懸案事項だったのだが、デッドリンク修正と、検索しても現在の所在がわからなくなっているサイトを残念ながら削除した。
まとめて作業してみると、なんて杜撰な管理をしていたのか(それ以前に放置しすぎなのがいけなかったのだけど)と反省するばかり。
色々と追加したいサイトもあるのだが、今はまず、既存のリンクをきちんと立て直すことが先決だと思い、作業を続けた。
5年もやっているとリンクも増えていて、けっこうな時間がかかったが、ようやく少しスッキリできた。

不備のままにしてしまったリンク先の管理人の方々に、あらためてお詫びしたい。

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2005年03月27日

「需要ってなんですかー?」

◆2週間ほど前だったか、ファミマで見つけた。

「あずみキティ」
映画「あずみ2」とファミマのタイアップ企画でいろいろグッズ置いてある中、小さいながらも強烈に違和感時空を形成していたのでつい目が行ってしまったのだが。
いつもよりキリっとした目元で、あずみの凛々しさを表現しているのかもしれないが、こっちはかえって脱力だ。

全国の土産物屋やサービスエリアで、今なお増殖し続ける「ご当地キティ」(こちらが他の追随を許さない網羅っぷり)の狂いっぷりは知っていたが、あのリンゴほどしか重量の無い子猫の暴走を止める事のできる大人は、もはや今の日本には絶滅したようだ。

それにしてもこれ、あずみファンが喜んで買うとも思えないし、ネタ目的の人・もしくはキティコレクターが買うくらいしか引き取り手が想定できないのだが。売れてんのか。

◆ニュースやワイドショーを賑わし続ける「ライブドアVSフジサンケイ」の一件。
一連の流れのおかげで、日本中が一気にM&Aとか株について、結果的に随分と学習してしまったという点で、一つの啓蒙活動と言っていいかもしれない。
何しろ分かりやすい。ありがちな「マンガ●●入門」とか、「●●がわかる」という感じのガイド本なんかよりも、この「ドラマ仕立てでわかるM&A入門」は本当に分かりやすい。
何がこの分かりやすさを生んでいるかといえば、それはやっぱり(主に堀江社長の)エッジ立ちすぎなキャラクターにあることは明らか。
あの容貌・ふてぶてしさ・全盛期の千昌夫が100人束になってもかなわないであろう「金モッテンド感」。
そして、ネズミがいようが何がいようがお構いナシに、何でも大きな声で(しかもカメラの前で)言っちゃうあたりは、既に兵頭会長までも超えている。
別にそこまで作らんでもいいよ、と言いたくなるくらい「侵略者」の役作りを、頼まれもしないで作っちゃってるので、構図がこれ以上なく分かりやすくなってるのだと思う。

ところで、堀江社長はことあるごとに「インターネットがいかにイイか」を強調しているのだけど、こと現時点の映像配信・そのユーザビリティに関しては、まだまだビッグマウスの域を出ないのではないかと思うのだ。
幼児や年寄りでも、ボタン一つで番組を録画できて、後から好きなときに楽しめるTV放送と違い、ネットの映像配信はまだまだ一般化しているとは言いがたい。
パソコンの普及率・全体的なアビリティが年々上がっているのを、日々初心者と話しながら実感してはいるが、「メディアプレーヤー?動画の種類?ナニソレ?」「インターネットで動画を見たりできるのは聞いたことがあるが、難しそう」「プラグインが立ち上がると、(いろいろ費用発生しそうで)怖い」という層はまだ多い。
使い勝手は日々進化しているとはいえ、基本的に「有償・期限付き視聴」だから、大雑把に言えば「居ながら見られるレンタルビデオ」の域を出ていない。
「期間内は自由に見れますけど、(まあ普通のやり方では)ビデオ録画のようにパソコンの中に番組を保存できるわけではないんですよ」と説明すると、やっぱり多くの生徒さんは「なーんだ」という反応になる。「あとで本当に見るかどうか分からんけど、いつでも見れるように、我が物として記録できる」ということのアドバンテージは大きいのだ。

◆夜、相方が買ってきてくれた泡盛で晩酌する。これがあまりにも美味くて、泡盛はあまり量飲めない私でも、つい進んでしまった。

菊之露 サザンバレル」(菊之露酒造)(量販店で、1升1800円くらいだったそうな)

香りがよくてまろやかなので、氷とか水とかお湯とか入れるのが勿体無く、ストレートで飲んじゃったのも最近の自分としては珍しい事だ。
この酒で実感したのだが、結局私は木香が好きなんだな。
「住吉」しかり、「蘭引 鬼兜」しかり。
25°なので、酔い覚めも爽やか。いい気持ちでほろ酔いの後は、2時間もすればスパっと抜けるし。
何より価格がリーズナブルなのもよい。しばらく自腹で常備かな。

投稿者 zerodama : 22:42 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月25日

3年B組の学級編成は金八つぁんイジメだと思うなり

◆イラン戦がなかなか始まらないものだから、そんなつもりは全くなかったのに「金八先生卒業式スペシャル」なんか見ちゃったじゃないか。
 卒業証書一人ずつに授与に始まって、クラスに戻ってからの最後のホームルームで講話&一人一人に「一文字ずつの手紙」をコメントしながら渡す…って、リアル卒業式と同じ(というかそれ以上)時間かかっていた。
 森崎先生(漢字が読めないことに定評あり)だったら、「」って文字の手紙を渡すときに
 「いいかぁ~、『待』という字はぁ~!」
 とやっちゃうに違いない、そもそも森崎テンションで2時間とか耐えられないよな、とか考えながら見ていた。

◆昨夜から寒波。暴風だの、たまに雪混じったりだので、今年の冬は往生際悪い事この上ない。しかも朝起きたら台所のストーブの煙突壊れてるし……orz……

投稿者 zerodama : 23:53 | コメント (0) | トラックバック

ブルマー借りたもご存じない

エロ系スパムメールが増える一方。勿論、たいていは見ないで削除してしまう。
「セックスレスの寂しい奥様へ」
みたいな、女性向きのもないではないが、やはり大半は男性向けで、やれコスプレだ女子高生だ生XXXだ、果ては「何歳の女性が好みですか?」とか言われたところで、「無いナニは勃たぬ」ってことでゴミ箱へ消えるのだが、あまりにも凝りすぎとか間抜けだったりすると、「件名見て吹き出し・本文見て失笑」するためだけに開いてみる事もある。
今日のはけっこうなインパクトはあった。

「Re:貸したブルマー返してください」

最近、スパムのサブジェクトも凝りはじめていて、よく「Re:」が付いているのだが、こんな件名に「Re:」付けられても。

以下本文。

青色のブルマーどうだった?
実際に履くと変な気持ちになるでしょ(^___^)!

お気に入りのブルマーなので、
使った後は返してね♪

by. しずく(o^-')b

「どうだった?」「変な気持ちになるでしょ」って言われてもw
私らが小中学校の頃は、「ハーフパンツ」なんてありがたいことはなく強制ブルマー(って、これもすごい字面かもしれん)で、色も青(というか紺)だったけど、別に変な気分になった事は一度も…
色々はみ出さないように気を使うことはしょっちゅうだったけれども…
(周りの女子は、スカートの下にいつも履いていたし、自分もそうだったなあ、そう言えば)
ジャージ忘れて貸し借りする事はあったが、さすがにブルマーはなかったぞ。

ところでしずくさん、「使った後は返してね」はいいとして、洗わなくてもいいんでしょうか。

投稿者 zerodama : 15:49 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月22日

花粉来襲?

◆温かくなってスギ花粉が来たのか、朝から鼻水と涙目に悩まされる。
 もっとも未だに自分のアレルゲンを把握しておらず、スギ花粉なのか黄砂なのか粉塵なのか、はたまた単なるハウスダストなのか判然としないのだが、瞼がいつになく重かったり。
 とりあえず、長年の経験から「グァバ茶&シソの実油サプリ」で応戦してみる。
 グァバ茶は、ドラッグストアで買ったカネボウのティーバッグタイプのもの。蕃爽麗茶を買うよりは安く、苦味もおとなしい気がする。
 それにしても、甜茶といいグァバ茶といい、鼻炎の味方なお茶類というのはどうしてこうもマズいのだろう…

◆相方の転勤決まる。今度は通勤距離も近くなったし、何より共学だし、本人は満足のようなので何より。
 相方は今日泊まりの出張で、明日早朝に出立して離任式&送別会だそうな。とにかく内示出るのが遅すぎなんだってば。うちは転居が無いからまだいいけれど、引越し付きの転勤になった方なんかは本当に大変だろう。せめて彼岸の三連休前に出してくれって…

◆「神州纐纈城」を読んで以来、国枝史郎に興味が湧き、「青空文庫」で探してみる。残念ながら「纐纈城」は作業中だったが、「犬神娘」など、いくつか短編を読む。どれもこれも、読みながら石川絵に自動変換されているのが汚染度の高さを物語っている。

投稿者 zerodama : 15:08 | コメント (0)